どうもライフログガジェットは色々と使っているタケイ(@pcefancom)です。
先日から使い始めたスマートリング「RingConn Gen2」を2週間ほどしっかり使ってみました。
初日の感想は以下の記事でシェアしましたが、今回は2週間使ってみての総合レビューをお届けします。
結論から言うと、スマートリング初心者にはピッタリのガジェットでした!
サブスク不要で使えること、バッテリーが12日も持つこと、睡眠測定の精度が高いことなど、使い続けるほど良さが分かってきましたね。
それでは詳しくレビューしていきます!

注意
商品の提供は受けていますが、評価には影響しません
RingConn Gen2の特徴とスペック

「RingConn Gen2」は、香港に本社を置くRingConn社が開発した指輪型のヘルストラッカー(スマートリング)の第2世代モデルです。
睡眠とコンディション管理に特化したデバイスで、Oura Ringの競合として位置づけられています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 素材 | チタン合金+エポキシ樹脂 |
| 重量 | 2〜3g(サイズにより異なる) |
| サイズ | 幅 約6.8mm、厚み 約2.0mm |
| 防水・防塵 | IP68(水深100mで10分間の耐水性) |
| バッテリー | 最大12日間(ケース併用で最大150日) |
| センサー | 光学式心拍センサー、皮膚温度センサー、3D加速度センサー、血中酸素センサー |
| 対応OS | iOS 14.0以降、Android 8.0以降 |
| カラー | マットブラック、フューチャーシルバー、ロイヤルゴールド、ローズゴールド |
| サイズ展開 | US 6〜14号 |
| 価格 | 52,800円(税込)〜 |
| サブスク | 不要 |
特徴(1)サブスクリプション不要で全機能が使える
RingConn Gen2の最大の特徴は、サブスクリプションが不要なこと。
本体を購入すれば、追加費用なしで全ての健康管理機能を利用できます。
競合のOura Ringは月額6.99ドル(約1,000円)のサブスクが必要なので、長期間使えば使うほどRingConnの方がお得になりますね。
特徴(2)最大12日間のロングバッテリー
スマートリングの中でも驚異的なバッテリー持ちが魅力です。
1回のフル充電で最大12日間使用可能。
充電ケースと併用すれば、最大150日間の連続使用ができます。
一般的なスマートリングは3〜7日程度なので、約2倍のバッテリー持ちは本当にありがたいです。
特徴(3)睡眠時無呼吸モニタリング機能を搭載
他のスマートリングにはない独自機能として、睡眠時無呼吸モニタリングがあります。
医療機器ではないので診断の根拠にはなりませんが、「ひょっとしたら無呼吸かも」と感じた時に自宅で簡単にチェックできるのは便利ですね。
RingConn Gen2を使ってよかった点
2週間使ってみて良かった点を紹介します。
良かった点(1)サイジングキットが送られてくるのでサイズ間違いがない
RingConn Gen2を購入すると、まずサイジングキットが届きます。
6〜14号までの9サイズの試着用リングと、カラーサンプルが入っているので、実際に試しながらサイズを決められるのが良かったです。
指輪のサイズって人それぞれ違いますし、24時間つけっぱなしにするものなので、事前に確認できるのは安心感がありました。

サイズを選ぶときのコツは以下の通り:
- 利き手ではない方の指につける
- 24時間以上つけてみて違和感がないか確認
- ぴったりではなく少し緩みのあるサイズを選ぶ
私は左手の人差し指につけることにして、11号を選びました。

良かった点(2)12日間バッテリーが持つので充電ストレスがない
実際に使ってみて、バッテリー持ちは本当に優秀でした。
2週間の使用期間中、充電したのは2回だけ。
1日あたりのバッテリー消費は8〜10%程度で、10日前後は確実に持ちました。
スマートウォッチだと毎日か2日に1回は充電が必要なので、この差は大きいですね。
しかも睡眠測定がメインの機能なので、寝ている間に充電するわけにもいかない。
充電頻度が少ないのは本当にありがたかったです。

良かった点(3)睡眠時間の計測はスマートウォッチよりも正確
睡眠測定の精度が高いのも良かったです。
私はHUAWEI Watch GT5 Proも併用しているのですが、RingConn Gen2の方が体感的には正確に感じました。
具体的には:
- 入眠・起床時間の検出が正確
- レム睡眠・ノンレム睡眠の段階も細かく記録
- 15分以上の仮眠も自動検出
- 睡眠時の心拍数、SpO2、皮膚温度、呼吸率まで測定
指先の方が手首よりも血流を正確に測定できるそうで、それが精度の高さに繋がっているようです。
実際、スマートウォッチで測った時より10〜20分程度短めに計測されることが多く、より実態に近い数字が出ている印象でした。

良かった点(4)アプリの数値が見やすい
RingConnアプリのUIもなかなか良かったです。

睡眠スコア、心拍数、ストレスレベルなど、各数値がグラフで分かりやすく表示されます。
心身のバランスを四つ葉のクローバーに見立ててスコア化する「バランススコア」も面白い機能ですね。
日本語の翻訳が一部不自然なところはありますが、データを見る分には問題ありませんでした。
Google FitやAppleヘルスケアとの連携もできるので、他のアプリと統合して使いたい人にも対応しています。
良かった点(5)サブスク不要で金銭負担が少ない
繰り返しになりますが、サブスク不要なのは本当に大きなメリットです。
Oura Ringの場合:
- 本体価格 52,800円〜
- 月額サブスク 約1,000円/月
- 1年間のトータルコスト 約57,000円〜
RingConn Gen2の場合:
- 本体価格 52,800円
- サブスク 0円
- 1年間のトータルコスト 52,800円
1年使えばほぼ同額、2年目以降はRingConnの方がお得になります。
スマートリングを長く使い続けたい人には、ランニングコストがかからないのは魅力ですね。
RingConn Gen2を使って気になった点
使ってみて気になった点も正直に紹介します。
注意点(1)お風呂や洗い物のときには壊れないか気になってしまう
IP68の防水性能で水深100mにも対応とはいえ、やはりお風呂や洗い物の時は少し気になりました。
※スマホを水に濡らすことも怖いくらいですw
スペック上は問題ないはずなんですが、シャンプーや洗剤などの薬剤には弱いかもしれないし、高温多湿の環境は避けた方が良いとのこと。
結局、入浴時は外して充電するようにしました。
24時間つけっぱなしが理想ですが、お風呂の時間に充電する習慣をつければ問題ないですね。
注意点(2)電池残量はアプリで確認が必要
リング本体にディスプレイがないので、バッテリー残量はスマホアプリでしか確認できません。
これ自体は仕方ないのですが、12日もバッテリーが持つだけに
「いつの間にかバッテリー切れ」
ということがありえます。
アプリでバッテリーが一定まで減ると通知は来るのですが、たまにアプリを開いて確認する習慣をつけた方がいいですね。
週1回、決まった曜日に充電するルーティンを作るのがオススメです。
注意点(3)金色はかなりピカピカで目立つ
私はロイヤルゴールドを選んだのですが、光沢仕上げでかなりピカピカです。
正直、思っていたより目立ちます。
仕事中もつけていたら
「それ何?」
と聞かれることが何度かありました。
目立たないようにしたいなら、マットブラックを選ぶのが無難ですね。

RingConn Gen2はどんな人におすすめ?
2週間使ってみて、以下のような人にオススメだと感じました。
健康管理ガジェットに興味がある人
「自分の健康状態を数値で把握したい」という人にはピッタリです。
睡眠の質、心拍数、ストレスレベル、活動量など、日々のデータが蓄積されていくのは面白いですよ。
難しい設定なしに、つけているだけで自動計測してくれるのも初心者向けですね。
睡眠管理をしたいけどスマートウォッチを寝るときつけるのは辛い
寝る時にスマートウォッチをつけるのって結構不快と感じる人にもおすすめです。
スマートウォッチをつけたまま寝ると、寝返りを打つと邪魔になることもあります。
その点、スマートリングは2〜3gしかないので、つけていることを忘れるレベル。
睡眠測定がメインの目的なら、スマートウォッチよりもスマートリングの方が絶対に快適です。
スマートリングをサブスクなしで使いたい
「月額料金を払い続けるのはちょっと…」という人にもオススメ。
RingConn Gen2なら、一度買えばずっと使えます。
MONOQLOの2025年9月号でも
「月額無料モデルのベストバイ」
に選ばれているので、サブスクなしで選ぶならRingConnは間違いない選択肢だと思います。
RingConn Gen2レビューまとめ|スマートリングデビューにピッタリのガジェット
以上、「RingConn Gen2」の2週間使用レビューでした!
2週間使ってみて、スマートリング初心者にはピッタリのガジェットだと感じました。
サブスク不要で、バッテリーも長持ち、睡眠測定の精度も高い。
日々の生活に手間なく溶け込む使いやすさがあります。
Oura RingやGalaxy Ringと比べても、コスト・機能・使いやすさのバランスが非常に取れていると感じました。
「スマートリングに興味はあるけど、どれを選べばいいか分からない」という方は、RingConn Gen2から始めてみてはいかがでしょうか?
なお、RingConn Gen2はAmazonやビックカメラ、ヨドバシカメラなどで購入可能です。
価格は52,800円から、カラーは4色展開、サイズは6〜14号まで揃っています。

