パソコンゲームというとゲーミングデスクトップやノートパソコンが必要で、どこでも手軽にプレイというわけにはいきません。
2023年あたりからニンテンドースイッチライクな「ポータブルゲーミングPC」がでてきて、クラウドゲーミングも盛んになっており
「モバイルでパソコンゲームを遊ぼう」
という雰囲気が高まっています。
この記事では、どこでもパソコンゲームが遊べる「ポータブルゲーミングPC」を紹介します。
今回紹介するのは2024年時点で購入可能なポータブルゲーミングパソコンをオススメ順に紹介します。
項目 | 詳細 |
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型番 | RC72LA-Z1E24G1T |
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme (8コア、16スレッド、最大5.1GHz) |
GPU | AMD Radeon グラフィックス (最大8.6TFLOPS FP32) |
メモリ | 24GB LPDDR5X-7500 |
ストレージ | 1TB PCI Express Gen4 x4 SSD |
ディスプレイ | 7インチ 1920×1080 フルHD タッチパネル液晶 (120Hz) |
OS | Windows 11 Home |
ネットワーク | Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) |
インターフェース | USB Type-C x2 (USB3.2 Gen2, USB4), イヤホンジャック, microSDスロット |
バッテリー | 80Wh |
サイズ | 280.6 x 111.3 x 24.7~36.9 mm |
重量 | 約678g |
価格 | 139,800円 |
「ASUS ROG ALLY X 」は、ASUS のポータブルゲーミング パソコンです。
初代「ASUS ROG ALLY」から数えて2代目、ユーザからのフィードバックを受けて改善を施し、アドバンスドモデルとして登場しました。
2代目ということもあって、旧モデルの課題が解消され、バランスよく作り込まれています。
メモリとストレージが増量、USB-Cポートも倍増されました。
Windowsではメモリ消費が多く16GBだと使い果たしてしまうこともあります。
この点24GBなら安心です。
価格は約14万円と高めですが、2024年夏時点のベストバイといえるでしょう。
実機レビューもしてますので参考にしてみてください。
項目 | 詳細 |
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OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme (8コア、16スレッド、最大5.1GHz) |
GPU | AMD RDNA 3 グラフィックス |
メモリ | 16GB LPDDR5 |
ストレージ | 512GB PCIe 4.0 SSD |
ディスプレイ | 7インチ フルHD (1920×1080) IPS液晶 (120Hz) |
バッテリー | 40Wh |
サイズ | 280 x 111 x 21.2 mm |
重量 | 約608g |
価格 | $699 |
ネットワーク | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
インターフェース | USB Type-C、microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャック |
その他 | Xbox Game Pass 3ヶ月無料、HDハプティクス、6軸ジャイロセンサー |
「ASUS ROG ALLY 」は2023年に発売された初代モデルです。
現在型落ちになっていますが、2024年8月時点ですが10万円以下と後継モデルの3分の2程度の価格と安くなっていてコスト重視の方にはオススメです。
項目 | 詳細 |
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OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core Ultra 5 135H / Intel Core Ultra 7 155H |
GPU | Intel Arc Graphics |
メモリ | 16GB LPDDR5 6400MHz |
ストレージ | 512GB / 1TB NVMe PCIe SSD Gen4x4 |
ディスプレイ | 7インチ フルHD (1920×1200) IPS液晶 (120Hz, 100% sRGB) |
バッテリー | 53Wh (6セル) |
サイズ | 294 x 117 x 21.2 mm |
重量 | 675g |
ネットワーク | Intel Killer Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4 |
インターフェース | Thunderbolt 4, microSDカードスロット, 3.5mmオーディオジャック |
価格 | 約74,782円から |
ゲーミングパソコンメーカーのMSIが出しているポータブルゲーミングパソコンです。
注目なのがコストパフォーマンスの良さですね。
メモリやストレージ的には「ASUS ROG ALLY 」と一緒ですが、9万円以下と安く購入できます。
コンパクトでより安いモデルが欲しい方にオススメです。
項目 | 詳細 |
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OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme (8コア、16スレッド、最大5.1GHz) |
GPU | AMD Radeon RDNA 3 グラフィックス |
メモリ | 16GB LPDDR5X |
ストレージ | 512GB / 1TB PCIe Gen4 SSD |
ディスプレイ | 8.8インチ 2560×1600 IPS液晶 (144Hz) |
バッテリー | 49.2Wh |
サイズ | 298.83 x 131 x 40.7 mm |
重量 | 約854g |
ネットワーク | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
インターフェース | USB4 Type-C x2、microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャック |
特徴 | 取り外し可能なコントローラー、キックスタンド搭載 |
価格 | 約134,860円(税込) |
「Lenovo Legion Go」は、自宅の外には持ち運びしない、自宅で快適に遊びたい方にオススメです。
重さが854グラムあるので、鞄に入れて持ち運び、外で遊ぶにはいささか大変です。
ですが、ディスプレイは8.8インチと大きく、高解像度、高リフレッシュレートなので自宅で遊ぶ分には快適です。
以上、オススメのモデルを紹介しました。
失敗しない選び方と注意点も解説します。
一番重視したいのがメモリです。
メモリの量は操作の快適さに直結します。
現状は16GBか24GBの2択ですが、予算があるのなら24GBにすることをオススメします。
実際に使ってみて24GBあると重いゲーム1本ととブラウザを使っても使い果たすことはありませんでした。
今後もメモリ32GBモデルが出てくると思いますが、予算があるのならそちらを選ぶようにしましょう。
2番目に重視したいのが本体の重量(重さ)です。
ポータブルゲーミングパソコンの良さは持ち運んでどこでもプレイできること。
重すぎると外に持ち出ししたくなくなってしまいます。
許容できる重さなのかしっかり確認しましょう。
個人的には、重さの限界は700グラムかなと思います。
※その意味でLenovoのは自宅内モバイルにとどめておくのがいいです。
3番目にチェックしておきたいのが「ストレージ」です。
インストールできるゲームの数が変わってきますので、SteamやEpicのゲームをたくさん入れたいとなったときに利便性が変わってきます。
容量ですが2024年時点d根は512GBが主流、ASUSから1TB が出ている状態です。
予算があるのなら「ASUS ROG ALLY X 」が良いと思います。
バルダーズ・ゲート3(200GB超)をいれても数百GB残っているのは心強かったです。
ここからは選び方ではなく注意点です。
モバイルする時はバッテリーについても考えておきましょう。
スペック上は8時間などありますが、Windowsパソコンと同じでカタログ値の4分の1くらいの時間もてば御の字です。
特にゲームをするとあっという間にバッテリーを消費してしまいます。
コンセントあるところで遊ぶ。
ない場合には、モバイルバッテリーは必須です。
ちなみにモバイルバッテリーですが高出力なものにしておくことをオススメします。
最低限45W以上必要なので。
予算があるのなら100W以上のバッテリーにしておきましょう。
個人的にはUSB単ポートで140W出力の「UGREEN Nexode モバイルバッテリー (25000mAh・200W)」がオススメです。
通信環境にも注意です。
ポータブルゲーミングパソコンでXbox Clound GamingやGeforce Nowをプレイする場合、1時間で2GBのパケットを消費します。
スマホのテザリングだとバッテリーもあっという間に使い果たしてしまいます。
お店のWi-Fiか時前でモバイルWi-Fiを持つことをオススメします。
個人的には、縛り無しのWiMAX系が通信も早くパケット制限を気にしなくて済むのでオススメです。
レビューもしていますので、参考にしてみてください。
以上、ポータブルゲーミングパソコンのオススメと選び方についてでした。
2023年以降、いつでもどこでもモバイルでゲーミングパソコンする環境が整ってきています。
先日、「ASUS ROG ALLY X 」をレビューさせてもらったのですが、ゲーミングパソコンでも重い、バルダーズ・ゲート3が快適に遊べてビックリしました。
ゲーミングパソコンはデスクトップが王道ですが、価格も高いですし、場所もかさばります。
手軽に遊べる手段として検討することをオススメします!