
折りたたみスマホを語る上で、どうしても避けて通れないのが「画面中央の折り目」ですよね。私も実機を触るたびに「もう少し平らになればいいのになあ」と思っていましたが、ついにSamsung Displayがその決定的な解決策を公式発表しました。
その名も「Flex Titanium(フレックス・チタン)」技術です。
この新技術は、Samsungが7世代にわたって蓄積してきた折りたたみディスプレイのノウハウをすべて注ぎ込んだ、まさに集大成とも言えるものといえますね。
最大の特徴は、ディスプレイモジュールの内部に「チタン」を贅沢に使用している点です。
具体的には、2層のチタン製コンポーネントが組み込まれています。チタン合金フィルム(Titanium-alloy film)はOLEDパネルのすぐ下に配置され、従来のポリマーフィルムと比較して「約20倍の機械的剛性」を実現しています。しかも、その薄さは人間の髪の毛の約3分の1という極薄仕様です。チタンプレート(Titanium plate)はディスプレイモジュールとの強固な接着を可能にし、画面を開いたときの平坦性と安定性を極限まで高めています。

この2つのチタン層がサンドイッチされることで、画面全体の強度が大幅に向上し、折り目が視覚的にも触覚的にもほとんど気にならないレベルにまで低減されるとのことです。消費電力の削減や、ディスプレイの表現力向上にも寄与しているというから驚きですよね。
この「Flex Titanium」は、7月22日の「Galaxy Unpacked」で発表される「Galaxy Z Fold 8」および「Galaxy Z Fold 8 Ultra」に初搭載されることが確定しています。
さらに、Samsung DisplayはAppleのサプライヤーでもあるため、噂されている折りたたみiPhoneにもこの技術が使われるのではないかと海外メディアで早くも話題になっています。
👉 Samsung’s new foldable display is harder to crease and damage | The Verge