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HUAWEI WATCH FIT 5 Pro 実機レビュー|心電図も測れる!ウォーキングやサイクリングの自動検出が便利なスマートウォッチ

どうも、スマートウォッチを1ヶ月つけっぱなしにして腕が日焼けのツートンカラーになっているタケイ(@pcefancom)です。

HUAWEI WATCH FIT 5 Proをメーカーさんから提供いただいてから約1ヶ月。
ウォーキング、ジムでの縄跳び、睡眠計測、通勤中の通知チェックと、考えつく限りの使い方を片っ端から試してきました。先日公開したファーストインプレッションでは「薄型化と自動計測がいい」と書きましたが、そこからさらに使い込んで見えてきたこと、正直に気になった点も含めてまとめていきます。

先に結論を言ってしまうと、3万円台で心電図(ECG)が測れて、バッテリーが1週間以上持って、ウォーキングやサイクリングの自動検出まで付いているスマートウォッチは、2026年6月時点で他に見当たりません。

「Apple Watchっぽいスクエア型が欲しいけど予算は3〜4万円」という方には、現状ベストな選択肢だと私は思っています。

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注意

製品の提供を受けていますが、評価には影響しません

HUAWEI WATCH FIT 5 Pro の特徴とスペック、FIT 4 Proからの進化点

まずはスペックから。前モデルのFIT 4 Proと並べてみると、数字の変化は「控えめだけど確実に効く」タイプのアップデートだと分かります。

項目HUAWEI WATCH FIT 5 ProHUAWEI WATCH FIT 4 Pro
ディスプレイ1.92インチ AMOLED(480×408、PPI 328)1.82インチ AMOLED(480×408、PPI 347)
最大輝度3,000nits3,000nits
カバーガラス2.5Dサファイアガラスサファイアガラス
サイズ約44.5×40.8×9.5mm約44.5×40.0×9.3mm
重量(本体のみ)約30.4g約26g
ストレージ64GB4GB
BluetoothBT6.0BT5.2
GNSSGPS(L1+L5)/GLONASS/BeiDou(B1I+B1C+B2a)/Galileo(E1+E5a)/QZSS(L1+L5)/NavICL1+L5対応(GPS/GLONASS/BeiDou/Galileo/QZSS)
バッテリー(通常使用)最大10日間約10日間
バッテリー(AOD常時点灯)最大4日間約4日間
心電図(ECG)対応(日本医療機器承認取得)対応(日本医療機器承認取得)
転倒検知対応(NEW)非対応
ウォーキング/サイクリング自動検出対応(NEW)非対応
防水5ATM + IP6X + 40mフリーダイビング5ATM + IP6X + 40mフリーダイビング
対応OSAndroid 9.0以降 / iOS 13.0以降Android 8.0以降 / iOS 13.0以降
価格(税込)39,380円〜(フルオロエラストマー)約30,000円前後(発売時)

一番目を引くのはストレージが4GBから64GBに16倍になったところ。あとは画面が1.82インチから1.92インチへ拡大、Bluetooth 6.0への対応、転倒検知の新搭載、そしてウォーキング・サイクリングの自動検出が追加されたあたりが大きな進化ポイントです。

逆にバッテリー持ちや防水性能、心電図対応は前モデルから変わっていないので、FIT 4 Proを使っている方が「全部入れ替わった」と感じるような変化ではありません。

ただ、使ってみると画面の0.1インチ差と自動検出機能がボディブローのように効いてきます。

HUAWEI WATCH FIT 5 Pro の活用シーン

ここからは、実際にどんな場面でどう使ったかを具体的に書いていきます。

ウォーキングでの自動測定機能

一番使用頻度が高かったのが屋外ウォーキングです。私は健康のために毎日8,000歩以上歩くことを自分に課していて、ウォッチフェイスのエクササイズ画面をタップして、歩き始めと同時に計測を開始するようにしています。

GPSの精度はかなり高くて、マップへの追従もスムーズ。ここは前モデルから定評のあった部分ですが、FIT 5 ProではHUAWEIのヒマワリ型アンテナシステムが搭載されたことで、市街地での信号強度が45%アップしたそうで、実際に住宅街を歩いていても軌跡のブレが減った印象を受けました。

そして何より嬉しいのがウォーキングの自動検出。
歩き始めて数分経つとウォッチが振動して「ウォーキングを検出しました。計測を開始しますか?」と聞いてくる。計測ボタンの押し忘れが本当になくなりました。信号待ちで立ち止まると自動一時停止、歩き出すと再開する機能もついていて、ペースの記録が信号で汚れないのは地味にありがたいポイントです。

ジムでの縄跳び計測機能

私はキックボクシングのジムに通っていて、ウォーミングアップとクールダウンで毎回3分間の縄跳びを飛んでいます。FIT 5 Proにはワークアウトの計測モードとして「縄跳び」が用意されているので、飛ぶ前にタップして計測開始。

回数、時間、1分あたりの速度、消費カロリー、心拍数をしっかり記録してくれます。この精度は前モデルから変わらず高い水準で、飛んだ回数と実際のカウントがほぼ一致していました。中断回数や連続回数まで細かく出してくれるので、「今日は調子よかったな」「最後バテたな」がデータで分かるのが面白いです。

高精度な睡眠モニタリング機能

HUAWEI WATCHシリーズの睡眠計測は歴代モデルでも評判がいい機能ですが、FIT 5 Proでは最新の睡眠計測エンジンが搭載されて、精度がさらに上がりました。

深い睡眠(N3)、浅い睡眠(N1-N2)、レム睡眠、覚醒の4段階でしっかり分類してくれて、スコアも数字で出てくる。私のある日の記録だと「睡眠スコア74、総睡眠時間5時間47分、目標8時間」と出ていて、深い睡眠45分、浅い睡眠3時間35分、レム睡眠1時間27分、覚醒3回13分。体感としても「昨日は確かにあまり寝られなかったな」と合致していて、スマートリングとほぼ遜色ないレベルで計測できているなという印象です。

睡眠安定性の測定も新たに搭載されていて、単に時間だけでなく質の面からもフィードバックが返ってくるのが嬉しいポイントですね。

日常生活でのスマートウォッチ活用

スマートフォンに届いたLINEやメールの通知を手元で確認したり、着信があった際にウォッチ側でそのままBluetooth通話に出たりと、いわゆる「日常のスマートウォッチ機能」も一通り揃っています。

ウォッチフェイスの情報量が増えたおかげで、心拍数、歩数、消費カロリー、天気が一画面にまとまっていて、腕を上げるだけで必要な情報がパッと入ってきます。

0.1インチの画面拡大って数字で見ると地味ですが、実際に使うと「あ、前より見やすいな」と体感できる差です。

活動リング機能の活用

Apple Watchでおなじみの活動リングに相当する「活動記録」もしっかり搭載されています。

歩数、運動時間、消費カロリーの3つのリングが画面いっぱいにどーんと表示されるので、「今日はまだ青が足りないな」とか「赤はもうちょっとで閉じるな」とか、パッと見で進捗が分かるのがいいです。

HUAWEI WATCH FIT 5 Pro 使ってみて良かった点(メリット)

FIT 4 Proに比べて薄くて着けやすい、画面が大きくなって動作もキビキビ

実物を手に取ると、スペック表の数字以上に「薄っ」と感じるのが正直な第一印象です。タブレットがそのまま縮小したような感覚で、ワイシャツの袖口にまったく干渉しない。スーツ出勤の日でも袖の中にすっきり隠れるので、ビジネスシーンで浮くことがありません。

上がFit 5 Proで舌がFIt 4 Proです。
より拡大

試しにFitbitのスマートバンドと重ね付けしてみましたが、二つ着けていてもほとんど気にならないサイズ感でした。

ガジェットブロガー的に睡眠精度の比較をしたい場面では、この軽さはありがたいですね。

画面が1.82インチから1.92インチに広がったことで、タッチ操作のレスポンスもよくなった印象を受けます。Bluetooth 6.0に対応したことでスマホとの接続安定性も上がっていて、通知の遅延がほぼ気にならなくなりました。

バッテリー持ちは前モデルから変わっていない、1週間以上は持つ

公称値は通常使用で最大10日間、ヘビーユースで7日間。これはFIT 4 Proとほぼ同じ数字で、実測でも1週間以上は余裕で持ちました。

毎日ウォーキングの計測をして、睡眠モニタリングを常時オン、通知もガンガン受け取る使い方で、充電するのは週に1回。

Apple WatchやPixel Watchのように「毎晩充電しないと翌日もたない」というストレスがないのは、スマートウォッチを使い続けるうえで本当に大きな差です。特に睡眠計測をしたい人は就寝中もウォッチを着ける必要があるので、バッテリー持ちの良さはそのまま睡眠データの連続性に直結します。

サイクリングやウォーキングの自動計測機能がついた、信号待ちで自動停止、自転車も選べる

今回の新機能の中で一番使い勝手に効いたのが、ウォーキングとサイクリングの自動検出です。上位モデルのHUAWEI WATCH GT 6で搭載されて好評だった機能がFIT 5 Proに降りてきた形で、「計測ボタン押し忘れた」を防いでくれます。

サイクリングのほうは自転車の種類も選べるようになっていて、通勤自転車、ロードバイク、シェアバイクなどから選択可能。日本市場に合わせて電動アシスト自転車(e-bike)にも対応しているのは、ちゃんとローカライズしてるなあという印象です。

信号待ちで立ち止まると自動一時停止、動き出すと再開するのも実用的。ジョギングのペースが信号のたびに崩れるあのストレスから解放されました。

ストレージが64GBに増量で音楽も入れやすい

前モデルのFIT 4 Proはストレージが4GBでした。音楽を入れるくらいなら足りていましたが、オフラインマップを入れたりゴルフマップを入れたりとなると厳しかったんですよね。

FIT 5 Proはこれが一気に64GBまで拡大。
音楽をたっぷり詰め込んでも容量を気にしなくてよくなったのは大きな進化です。

私はジョギング中にHUAWEIのイヤーカフ型イヤホンとBluetooth接続して、ウォッチに入れた音楽をオフライン再生するスタイルで使っていますが、ストリーミングと違って音が途切れないし、スマホを家に置いたまま身軽に走れるのが快適。64GBあれば容量不足を心配する必要はまずないです。

見た目がシンプルで、どこでも着けていられる

デザインはApple Watchライクなスクエア型で、良い意味で主張が控えめ。プライベートの外出はもちろん、クライアントとの打ち合わせにスーツで行くときでもまったく違和感がありません。

スマートウォッチの中には「これ仕事には着けづらいな」と感じるデザインのモデルもありますが、FIT 5 Proはそのあたりの心配が不要。どんなシチュエーションにも溶け込むシンプルさは、毎日着けるデバイスとして地味に大事なポイントです。

HUAWEI WATCH FIT 5 Pro 使ってみて気になった点(デメリット)

実際に使ってみて気になった点も紹介します。

見た目はFIT 4 Proとそんなに変わらない

これは良い面の裏返しでもあるんですが、FIT 4 Proの時点でデザインがかなり完成されていたこともあり、FIT 5 Proになっても外見の変化はほとんどありません。

ボタンの配置は同じ、全体の形状もほぼ一緒で、ベゼルがわずかに細くなった程度の違いです。

詳しくない人が見たら、FIT 5 ProなのかFIT 4 Proなのか区別がつかないと思います。

「見た目で新しさを感じたい」という方にはちょっと物足りないかもしれません。逆に言えば、FIT 4 Proのデザインが気に入っている方にとっては安心材料ですね。

左がFit4 Pro、右がFit 5 Pro、見た目が変わらない

AndroidでインストールするときはAPKでのインストールが必要

これはFIT 5 Proに限った話ではなく、HUAWEIのスマートウォッチ全般に言えることですが、ペアリングに使う「HUAWEI Health」アプリはGoogle Playストアからインストールできません。

HUAWEIのAppGallery(アプリストア)からインストールするか、ブラウザ経由でAPKファイルを直接ダウンロードする必要があります。

手順自体はHUAWEI公式サイト( https://consumer.huawei.com/jp/support/content/ja-jp15931030/ )にきちんと案内されていて、画面の指示に従えば迷うことはないんですが、Google Playに慣れた方だと最初は「え、なんでPlayストアにないの?」とびっくりするかもしれません。

iPhoneの方はApp Storeから普通にインストールできるので、この手間はAndroidユーザー限定の注意点です。

HUAWEI WATCH FIT 5 Pro|バッテリー持ち重視、でも心電図・睡眠・ジョギングはフル機能が欲しい方向けのスマートウォッチ

以上、HUAWEI WATCH FIT 5 Proについてのレビューでした!

劇的な世代交代ではないけれど、使えば使うほど「あ、ちゃんと進化してるな」と感じる仕上がりです。薄型化と画面拡大、ウォーキング・サイクリングの自動検出、64GBストレージ。派手さはないけれど、日々の使い勝手に直結するところが丁寧にアップデートされています。価格も前モデルからほぼ据え置きで、コスパは相変わらず鬼のように高い。

スクエア型で、バッテリーが1週間以上持って、心電図も睡眠もジョギングもフルに使えるスマートウォッチ。この条件で3万円台となると、2026年6月時点ではHUAWEI WATCH FIT 5 Pro一択と言っていいと私は思っています。

HUAWEI WATCH FIT 5 Proのおすすめのユーザー

Apple Watchライクなスクエア型のスマートウォッチがほしい

丸型ウォッチよりもスクエア型が好き、Apple Watchの見た目は好きだけどiPhone縛りはイヤ、という方にはドンピシャです。チタン合金ベゼルにサファイアガラスという組み合わせで、安っぽさは全然ありません。

どうせ買うなら2026年の最新モデルが欲しい

2026年5月発売の最新モデルで、GT 6譲りの自動検出機能やBluetooth 6.0など、最新の技術がきちんと載っています。「1年前のモデルを安く買うか迷っている」という方は、数千円の差で最新機能が手に入るので、FIT 5 Proのほうが後悔しないはず。

心電図や睡眠、ストレスなどライフログ重視のスマートウォッチがほしい

日本のプログラム医療機器承認を取得した心電図(ECG)機能、24時間の心拍変動(HRV)モニタリング、睡眠安定性測定、ストレスレベル、皮膚温、血中酸素レベルと、ライフログの充実度はこの価格帯で頭ひとつ抜けています。

Android、iPhoneどちらでも使えるスマートウォッチがほしい

Android 9.0以降、iOS 13.0以降に対応しているので、スマホの機種変更でOSが変わっても使い続けられます。Apple Watchは「iPhoneでしか使えない」という制約がありますが、FIT 5 Proにはその縛りがありません。

購入予算は3万円台でも大丈夫

フルオロエラストマーベルトのホワイト/ブラックが39,380円(税込)、ナイロンベルトのオレンジが42,680円(税込)。Amazonだと実売34,000円前後まで下がっていることもあるので、3万円台で手が届きます。心電図対応のApple Watch Series 10が6万円台〜ということを考えると、コスパの良さは際立っています。

HUAWEI 公式ストア


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