どうも、ガジェットをもりもり使っているタケイ(@pcefancom)です。
ASUSから14インチの超軽量ノートPC
「ASUS Zenbook SORA 14(UX3407NA)」
が発売開始になりました。
前モデル(UX3407RA)のSnapdragon X Eliteから、新しいSnapdragon X2 Eliteにプロセッサが刷新された第2世代モデルです。約990gの軽さはそのままに、処理性能とバッテリー駆動時間が大幅にパワーアップしています。
価格は259,800円(税込)からで、本体カラーはザブリスキーベージュとアイスランドグレーの2色展開です。
今回は、Zenbook SORA 14(UX3407NA)の特徴やスペック、前モデルからの進化ポイントをまとめて紹介します。
ASUS Zenbook SORA 14(UX3407NA)の特徴
約990gの超軽量ボディは前モデルから継承
Zenbook SORA 14の最大の魅力は、やはり約990gという驚異的な軽さです。
前モデルのUX3407RA(約980g)とほぼ同じ重量を維持しつつ、中身は大幅にパワーアップしています。

ASUS独自のCeraluminum™素材を天板・キーボード面・底面のフルボディに採用しており、アルミニウムより約30%軽く、3倍の強度を実現。耐傷性・耐衝撃性・耐汚染性にも優れていて、持ち歩きの多いモバイルユーザーにはありがたい仕様です。
MIL規格(MIL-STD 810H)にも準拠しているので、堅牢性も申し分ありません。
本体サイズは幅310.7mm×奥行き213.9mm×高さ13.4〜15.9mmで、一般的な13.3インチの筐体に14インチディスプレイを搭載した設計。
コンパクトさと画面の広さを両立しています。
Snapdragon X2 Eliteで前世代から大幅パワーアップ
今回の最大の注目ポイントがプロセッサの刷新です。
前モデルのSnapdragon X Elite(X1E-78-100)から、新世代のSnapdragon X2 Elite(X2E-88-100)に変更されました。

18コアCPU、最大4.7GHz動作、NPU性能80TOPSというスペックで、前世代と比較してCPU性能が41%、GPU性能が130%、NPU性能が78%、アプリ起動速度が45%向上したとASUS公式で謳っています。GPU性能が130%向上というのは特にインパクトが大きいですね。
Snapdragonの弱点だったグラフィックス性能がどこまで改善されたのか、実際に使って確かめたいところです。
MacBook Pro(M5)との比較では、Excel作業が1.3倍、コーディングが1.24倍、Blenderの3Dレンダリングが1.48倍、ローカルAI処理が1.8倍速いとのこと。ARM系プロセッサのWindowsノートがここまで来たかという感じです。
メモリ32GBに統一されたのが嬉しい
前モデルでは、下位のUX3407QA(Snapdragon X搭載)が16GB、上位のUX3407RA(Snapdragon X Elite搭載)が32GBと、モデルによってメモリ容量が異なっていました。
今回のUX3407NAは全モデル32GB LPDDR5X-9523で統一されています。
これは地味ですが嬉しい変更点です。
16GBだとブラウザのタブを大量に開いたり、AI関連のアプリを動かしたりすると心許ない場面がありましたが、32GBあれば当面は安心です。ストレージも全モデル1TB SSD(PCIe 4.0 x4 NVMe)に統一されており、容量で悩む必要がなくなりました。

最長約33時間のバッテリー駆動
バッテリーは前モデルと同じ70Wh(3セル)ですが、Snapdragon X2 Eliteの省電力性能が向上したことで、最長約33時間という驚異的な駆動時間を実現しています。
JEITA 3.0測定では動画再生時約20時間、アイドル時約25.5時間です。
前モデルのUX3407RA(Snapdragon X Elite搭載)が約23時間だったので、プロセッサの世代が変わったことで約10時間もバッテリー持ちが伸びた計算になります。
これなら充電器を持ち歩かなくても、丸1日どころか2日くらいは余裕で使えそうですね。
14型OLED(有機EL)ディスプレイ
ディスプレイは14.0型のOLED(有機EL)で、解像度はWUXGA(1,920×1,200ドット)、リフレッシュレート60Hz、グレア仕様です。
DCI-P3 100%の広色域に対応しており、DisplayHDR True Black認証やTÜV Rheinlandのブルーライト軽減認証も取得しています。

16型モデル(UX3607OA)が3K 120Hzだったのと比べると、14型モデルは解像度・リフレッシュレートともに控えめではあります。ただ、14インチのサイズ感でWUXGAなら実用上は十分ですし、OLEDならではの鮮やかな発色と深い黒は健在です。
インターフェースと通信
インターフェースは、USB4 Type-C×2(Power Delivery・映像出力対応)、USB 3.2 Type-A(Gen2)×1、HDMI×1、オーディオコンボジャック×1という構成です。
16型モデルにあったSDカードリーダーは非搭載ですが、HDMI端子があるのは外部ディスプレイ接続時に便利ですね。
通信はWi-Fi 7(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be)とBluetooth 5.4に対応。
Qualcomm FastConnect 7800により、前世代比で最大4.8倍高速な無線接続を実現しています。

セキュリティとその他の機能
Windows Hello対応の赤外線(IR)カメラによる顔認証、Microsoft Plutonによるハードウェアセキュリティ、ASUS AIカメラによる離席自動ロック機能など、セキュリティ周りも充実。
EasyLift™ヒンジによる片手での画面開閉や、スマートジェスチャー対応の大型タッチパッドなど、使い勝手への配慮も前モデルから引き継がれています。
前モデルからの主な進化ポイント
| 項目 | 前モデル(UX3407RA) | 新モデル(UX3407NA) |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon X Elite(X1E-78-100) | Snapdragon X2 Elite(X2E-88-100・18コア) |
| NPU | 45 TOPS | 80 TOPS |
| メモリ | 32GB LPDDR5X | 32GB LPDDR5X-9523 |
| ストレージ | 512GB / 1TB | 1TB(全モデル統一) |
| バッテリー駆動時間 | 約23時間 | 約33時間 |
| 重量 | 約980g | 約990g |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
CPU性能が41%、GPU性能が130%、NPU性能が78%向上しつつ、バッテリー駆動時間が約10時間延長という、1世代の進化としてはかなり大きなアップデートです。
スペックまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | Snapdragon X2 Elite X2E-88-100(18コア/最大4.7GHz) |
| GPU | Qualcomm Adreno GPU(CPU内蔵) |
| NPU | Qualcomm Hexagon NPU(80 TOPS) |
| メモリ | 32GB LPDDR5X-9523 |
| ストレージ | 1TB SSD(PCIe 4.0 x4 NVMe) |
| ディスプレイ | 14.0型 OLED WUXGA(1,920×1,200)60Hz グレア |
| バッテリー | 70Wh(最長約33時間) |
| 重量 | 約990g |
| サイズ | 310.7×213.9×13.4〜15.9mm |
| キーボード | 84キー日本語(JIS配列)イルミネートキーボード |
| Webカメラ | 207万画素 赤外線(IR)カメラ |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be) |
| Bluetooth | 5.4 |
| インターフェース | USB4 Type-C×2、USB 3.2 Type-A×1、HDMI×1、オーディオコンボジャック×1 |
| カラー | ザブリスキーベージュ / アイスランドグレー |
価格とモデル展開
| モデル | 型番 | カラー | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Personal付属 | UX3407NA-GL32170BES | ザブリスキーベージュ | 289,800円 |
| 標準モデル | UX3407NA-GL32170BE | ザブリスキーベージュ | 259,800円 |
| Microsoft 365 Personal付属 | UX3407NA-GL32170GRS | アイスランドグレー | 289,800円 |
| 標準モデル | UX3407NA-GL32170GR | アイスランドグレー | 259,800円 |
4モデル展開で、カラー2色×Office有無2パターンの構成です。スペックは全モデル共通なので、カラーとOfficeの有無だけで選べばOKです。
なお、「ASUS Zenbook SORA新生活応援キャンペーン」が実施中で、購入&応募で10,000円相当、学生なら20,000円相当の選べるデジタルギフトがもらえます。
個人的な感想:新CPUの実力が気になる1台
前モデルのZenbook SORA(UX3407RA)を触ったことがある身としては、やはり約990gの軽さは変わらず感動モノです。
この軽さで14インチOLED搭載というのは、モバイルノートとしてひとつの到達点だなと思います。
メモリが32GBに統一されたのは個人的にかなり嬉しいポイントです。
前モデルではSnapdragon X搭載の下位モデルが16GBだったので、「16GBだとちょっと心許ないけど、32GBの上位モデルだと価格が…」と悩む場面がありました。今回は全モデル32GB+1TB SSDなので、どのモデルを選んでも安心感があります。
一番気になるのは、Snapdragon X2 Eliteが実際にどれくらいパワーアップしているかですね。
公称値ではCPU 41%、GPU 130%向上とありますが、特にGPUの130%向上は大きい。前世代のSnapdragon X Eliteではグラフィックス性能が弱めだったので、ここが改善されていれば活用シーンがぐっと広がります。
ARM系Windowsノートのアプリ互換性も着実に改善されてきているので、今後が楽しみです。
259,800円からという価格は、14インチの軽量ノートとしては妥当なラインだと思います。
990gの軽さと33時間のバッテリー駆動、Copilot+ PCとしてのAI機能を考えると、モバイルワーカーやビジネスパーソンには強くおすすめできる1台です。
まとめ
ASUS Zenbook SORA 14(UX3407NA)は、前モデルの「軽さ」という最大の武器はそのままに、Snapdragon X2 Eliteへのプロセッサ刷新でパフォーマンスとバッテリー駆動時間を大幅に進化させたモデルです。
全モデル32GB+1TBに統一されたメモリ・ストレージ構成、最長33時間のバッテリー、80TOPSのNPU性能と、死角の少ない仕上がりになっています。カラーもザブリスキーベージュとアイスランドグレーの2色から選べるので、好みに合わせやすいですね。
990gで33時間駆動のCopilot+ PC。軽さとスタミナを両立した、モバイルノートの理想形に近い1台です。