どうも、東京ゲームショウでポータブルゲーミングPCばかり触ってしまうタケイ(@pcefancom)です。
ゲームはしっかり遊びたいけれど、ゲーム専用の端末をもう1台増やすのは迷っていませんか? また、Nintendo Switch 2のように気軽に持ち出せて、必要なときはWindowsタブレットや小型ノートPCとしても使える1台が気になる人も多いはずです。
東京ゲームショウ2026のビジネスデイで、ONEXPLAYERブースに並んでいた新型「OneXPlayer 3 国内正規版」を触ってきました。着脱式コントローラー、有機EL、マグネット式キーボードを組み合わせた3in1ポータブルゲーミングPCです。実際に持って、コントローラーを外して、キーボードも付けてみると、ただの携帯ゲーム機では終わらない面白さがありました。

今回のTGSは9月17日から21日まで開催され、17日・18日がビジネスデイ、19日から21日が一般公開日です。初日はゲーミングガジェットを見たくてホール9から11を中心に回りましたが、そのなかで「これ、かなり使い方が広いな」と感じたのがOneXPlayer 3でした。
OneXPlayer 3は、携帯ゲーム機・Windowsタブレット・ミニノートPCを1台にまとめたモデル

OneXPlayer 3の軸は、左右のコントローラーを取り外せることです。装着した状態ならポータブルゲーミングPC、外せばWindowsタブレット、別売のカバーキーボードを付ければ小型ノートPCのように使えます。見た目は最初、Nintendo Switch 2っぽいなと感じました。でも触ると、Windowsを積んだ3in1 PCとして作り込んでいることが分かります。

| プロセッサー | Intel Arc G3 Extreme |
| 内蔵GPU | Intel Arc B390 |
| メモリ/ストレージ | 24GB/512GB、または32GB/1TB |
| ディスプレイ | 8.8型 AMOLED(有機EL)、1,920×1,200、最大144Hz、VRR、HDR対応 |
| バッテリー | 85Wh |
| OS | Windows 11 Home |
| 本体価格 | 24GB/512GB:298,000円、32GB/1TB:328,000円(税込) |
| 別売アクセサリー | カバーキーボード 7,800円、ワイヤレスコントローラーコネクター 8,800円 |
8.8型のAMOLEDは、1,920×1,200、最大144Hz、VRR対応です。黒がしっかり沈む有機ELと144Hzの組み合わせは、手持ちのゲーム機でも映像を重視したい人に刺さります。国内正規版の価格は24GB/512GBが298,000円、32GB/1TBが328,000円。安くはありませんが、85Whのバッテリーを積み、ゲーム以外のWindows作業まで1台に寄せたい人には、比較する価値がある構成です。
コントローラーを外すと、意外なほど普通のWindowsタブレットになる


コントローラーを外すと、中身はそのままWindows 11のタブレットです。会場で持つと、本体だけなら「ゲーム専用機を持っている感じ」がかなり薄くなります。Webを見る、動画を見る、軽く原稿を直す。そんな作業を外出先でやりたい人には、この形がいちばん現実的かもしれません。

本体は約770gですが、8.8型としては見た目より軽く感じました。もちろん、一般的な8型タブレットよりは重い。それでもコントローラー込みの携帯ゲーム機として持ったあとにタブレット状態へ変えると、用途ごとに余計な周辺機器を持たなくていい良さがはっきりします。
マグネット式キーボードを付ければ、移動中の軽作業には十分なミニノートになる

私がいちばん感心したのは、このキーボードスタイルです。カバーキーボードを本体に磁石で付けると、見た目は小さなデタッチャブルPCそのもの。メールを返す、ブラウザで調べる、クラウド上の原稿を少し直す、といった軽作業なら普通にこなせそうです。

さすがに長い原稿を書いたり、表計算を何時間もやったりするなら14型ノートPCのほうが楽です。ただ、移動中にWindows環境で最低限の作業をしたいとき、ゲーム用の端末がそのまま仕事用サブPCにもなる。この割り切り方はかなり好きですね。
専用コントローラーとコネクターで、手持ちでも卓上でも遊びやすい


さらに面白いのが、左右のコントローラーを専用コネクターへ付けて使う方法です。中央にトラックパッドがあるので、ゲーム中だけでなくWindowsの細かい操作にも役立ちそうでした。Switch 2のような一体型の気軽さを残しながら、コントローラーを外したときの遊び方も用意しているわけです。

XRグラスや外付けディスプレイと組み合わせれば、8.8型の本体を持ち運びながら大きな画面で遊ぶこともできます。ポータブルゲーミングPCを「手持ちでしか遊べないもの」と考えていると、この広がりは思った以上に新鮮でした。

ゲームランチャーの画面まで見える状態で、使い方を想像しやすかった

ブースではゲームを起動した状態だけでなく、ランチャーや設定画面も見られました。ポータブルゲーミングPCはスペックが高くても、普段使う画面や操作が分かりにくいと手が出しづらいですよね。その点、会場で実機を操作できると、自分のSteamライブラリを入れた後の姿が想像しやすいです。
まとめ:ゲーム専用機ではなく、持ち運べるWindows環境も欲しい人に刺さる
OneXPlayer 3は、ゲーム機、Windowsタブレット、ミニノートPCを全部高い水準で置き換える魔法の1台ではありません。8.8型のキーボード作業には限界がありますし、298,000円からという価格も簡単には出せません。
それでも、通勤や旅行では手持ちでゲームを遊び、ホテルではタブレットとして動画を見て、必要なら原稿やメールも直す。そんな使い方を1台へ寄せたい人には、かなり理にかなった構成です。コントローラーを外したときに「普通のWindowsタブレットとして使える」ことこそが、OneXPlayer 3の強みと改めて感じます。TGSへ行く方は、ONEXPLAYERブースでぜひ一度触ってみてください。
取材日:2026年9月18日(東京ゲームショウ ビジネスデイ)
参考:OneXPlayer 3 国内正規版発売|株式会社天空/OneXPlayer 3(Intel Arc G3 Extreme)3in1 AI PC|HIGH-BEAM