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【音声入力】Aqua Voiceレビュー|2週間使って感じた「ちょうどいいAI補正」と他ツールとの違い

どうも、最近はブログもインスタの投稿文もほぼ音声入力で書いているタケイ(@pcefancom)です。

音声入力で書いたほうが本音で語れるし、キーボードだけで全部打つのは正直スピード感がつらい。

かといってAIに丸投げで文章を作るのも違う。そんなわけでもっぱら音声入力を使っているんですが、最近使い始めて「これはいいぞ」と思っているのが「Aqua Voice」です。

Aqua Voiceはアメリカの会社が開発しているAI音声入力ツールで、しゃべった内容をAIが解析して、句読点を入れたり、文体を整えたり、箇条書きにしてくれたりします。

似たサービスとしてはTypelessやGensparkのSpeaklyがありますが、その中でもなぜAqua Voiceを気に入っているのか、2週間使ってみた率直な感想をまとめます。

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注意

ライセンスは一定期間提供いただいておりますが、評価には影響しません

Aqua Voice(アクア・ボイス)とは

Aqua Voiceは、米国のAqua Voice社が開発したリアルタイムAI音声入力ツールです。Y Combinator出身のスタートアップが手がけていて、Windows、Mac、iPhoneに対応しています。

テキストエディタ、ブラウザ、メール作成画面、ChatGPTやClaudeのプロンプト入力欄まで、今アクティブになっているアプリに直接音声をテキストとして流し込めるのが最大の特徴です。

私が特に気に入っている点を一言でいうと「AIの補正バランスが絶妙」というところ。フィラー(「えーと」「あのー」みたいなやつ)を除去して句読点も自然に入れてくれるのに、話していない単語を勝手に足したり、箇条書きに変えたりといった「過剰な編集」がほぼ起きません。しゃべった意図をそのままキレイな文章にしてくれる感覚です。

Aqua Voiceの料金プラン

料金は以下の通りです。個人利用であればProプランの年払い(月額$8)がコスパ的に一番ハマります。

プラン月額(年払い)月額(月払い)主な機能
Starter(無料)$0$01,000語まで、Aqua Engine、辞書5件
Pro$8$10無制限、Avalonモデル、辞書800件、カスタム指示
Max$24$30Pro全機能+リアルタイムモード、音声コマンド(「送信して」等)
Team(2〜9人)$12/ユーザーPro全機能+チーム管理・一括請求
Business(10人〜)要相談SSO/SAML、ゼロデータ保持、監査ログ

学生割引もあって、.eduや.ac.jpなどの学校メールで登録するとProが月額$2.40(年払い)、Maxが$7.20(年払い)と70%オフになります。学生の方はかなりお得です。

便利なところ(1)音声認識モデルを2つから選べる

Aqua Voiceでは、音声認識モデルを「Avalon」と「Whisper」の2つから選べます。他のAI音声入力ツールだとエンジンが1つ固定というケースがほとんどなので、ここは少し本格的だなと感じました。

WhisperはOpenAIが開発した汎用モデルで、日常会話の文字起こし全般に強いです。一方のAvalonはAqua Voiceが独自開発したモデルで、AIプロンプト、技術用語、コード入力に特化しています。

音声認識モデル「Avalon」と「Whisper」の比較

比較項目Avalon(Aqua Voice独自)Whisper(OpenAI)
開発元Aqua Voice(クラウド専用)OpenAI(オープンソース / API提供)
得意分野AIプロンプト、技術用語、コード、実用文章一般会話、会議文字起こし、多言語翻訳
専門用語の認識精度非常に高い(AISpeakベンチマーク:約97.3%)標準的(専門用語やコードは誤認識しやすい)
入力速度超高速リアルタイムストリーミング(50ms〜)バッチ・チャンク処理中心(モデルサイズ依存)
動作環境クラウド(端末負荷なし・常時アップデート)ローカル実行またはクラウドAPI
主な採用ツールAqua Voice各種文字起こしアプリ、SuperWhisperなど多数

正直、ブログ用途だと体感の差はそこまで大きくないんですが、Avalonだと「Kubernetes」「Supabase」のような用語もバシッと認識してくれるので、私はAvalon常用にしています。

便利なところ(2)ディープコンテキストで画面の内容を読み取ってくれる

設定の中に「ディープコンテキスト」という項目があります。

これを有効にすると、音声入力をしている画面の内容をAqua Voiceが認識して、その文脈に合った単語を文字起こしに反映してくれます。

これが本当に便利で、私がAqua Voiceを気に入っている一番の理由かもしれません。

たとえばChromebookのレビュー記事を書いているとき、画面上に「Chromebook」と表示されていれば、他の音声入力だとカタカナで「クロムブック」になりがちなところが、しっかりアルファベットで「Chromebook」と入力されます。

ある型番のパソコンのレビューなら、その型番もちゃんと正確に変換してくれる。

画面上の言葉を理解しながら変換してくれるので、ガジェットレビューを音声で書く私にはかなり相性がいい機能です。

便利なところ(3)音声ワードの置き換え機能が地味にすごい

置換機能は、特定の言葉を声に出すと自動でURLやテキストに置き換えてくれる機能です。

カスタム辞書は他のAI音声入力ツールにもありますが、この「しゃべった言葉をURLごと置き換える」というのは作業効率を一気に上げてくれます。

私の場合は「クロームブック」と発音すると「Chromebook」に変換されるように設定しています。

ほかにも「Chromebook大全」と言えば、サイトのURLを含むテキストが自動で入力されるようにもできます。毎回タイトルとURLを手入力する必要がなくなるので、ブログを書いている人にはかなり刺さる機能です。

便利なところ(4)カスタム指示でAI修正のさじ加減を自分で決められる

カスタム指示は、音声入力した結果をAIがどの程度編集するかを自分で細かくコントロールできる機能です。

しゃべった内容をそのまま羅列することも、「段落に分けてください」と指示しておけば段落に分けてくれる。

「見出しをつけてください」と書いておけば見出しも付けてくれるし、「3つ以上の項目は箇条書きにしてください」と指示すれば箇条書き化もしてくれます。

ここが私の好きなポイントで、Typelessだと自動で無条件に過剰な修正をしてしまうことがあるんですが、Aqua Voiceなら自分でバランスを決められます。

「話した通りにほぼそのまま出す」「軽く整形する」「しっかり構造化する」と、用途に応じて使い分けられるのは大きなメリットです。

便利なところ(5)システム設定が痒いところに手が届く

設定画面を見ると、細かいところまで行き届いているのがわかります。フローティングバーの表示/非表示、バックグラウンドオーディオのミュート、クリップボード履歴を回避する設定、プライバシーモード(音声データをサーバーに保存しない)など、ユーザーのプライバシーへの配慮もしっかりしています。

入力モードも「常にインスタント」「ハンズフリー時のみリアルタイム」「常にリアルタイム」の3パターンがあり、Push-to-Talk(キーを押している間だけ入力)とハンズフリーで挙動を切り替えられます。

おすすめ設定は「ハンズフリー時のみリアルタイム」で、Push-to-Talkではインスタント(最速)、ハンズフリーではリアルタイム(話している途中から文字が表示される)という組み合わせです。

便利なところ(6)辞書機能で固有名詞の認識精度を底上げ

辞書にカスタムワードを登録しておくと、AIの認識精度が上がります。Proプランなら800件まで登録可能。

私は「Genspark」「Speakly」など、普通の音声認識だと間違えやすい固有名詞を登録しています。

ガジェット名やサービス名を大量に扱うブロガーにとっては、この辞書機能の存在がかなり大きいです。

惜しいところ:Android版とChrome拡張がない

iPhone版(iOS)はリリース済みですが、Android版は2026年8月時点で存在しません。

デスクトップはMacとWindowsに対応していますが、Chrome拡張機能がないのでChromebookでは使えないのも痛い。

私はスマホで音声入力する場面もかなり多いので、Android版がないのは正直つらいです。

PixelでAqua Voiceが使えるようになったら、活用の幅がもう一段広がるのに、と思っています。

今後の対応に期待したいところです。

Aqua Voice・Typeless・Speaklyの料金比較

同じカテゴリのAI音声入力ツール3つを並べてみました。

比較項目Aqua Voice(Pro)Typeless(Pro)Speakly(Plus)
月額(年払い)$8$12$19.99
月額(月払い)$10$30$24.99
年額換算(年払い)$96$144$239.88
無料プラン1,000語まで週8,000語週4,000語
独自音声モデルあり(Avalon)なしなし
カスタム指示ありなしあり
Windows対応ありありあり
Mac対応ありありあり
iPhone対応ありありあり
Android対応なしありあり
Chrome拡張なしなしなし

年払いの月額で比べると、Aqua Voice Proの$8が最安です。

Typelessは$12、SpeaklyのPlusプランは$19.99なので、コスト面ではAqua Voiceが頭一つ抜けています。無料プランの語数はTypelessの週8,000語が一番太っ腹ですが、有料で本格運用するならAqua Voiceのコスパが光ります。

Android対応という点ではTypelessとSpeaklyに軍配が上がるので、Androidスマホメインの人はそこが選択の分かれ目になるかもしれません。

まとめ:Aqua Voiceは「価格と機能のバランスが一番いい」AI音声入力ツール

使い始めてまだ2週間ですが、Aqua Voiceは自分の中で「メインの音声入力ツール」の座にすっかり収まりました。

気に入っている理由を整理すると、音声認識モデルを自分で選べること、ディープコンテキストで画面の言葉を拾って変換精度を上げてくれること、カスタム指示でAI修正の度合いを自分で決められること、そして年払い月額$8という価格の手頃さ。このバランスは、TypelessやSpeaklyにはないAqua Voiceだけの強みだと感じています。

唯一の弱点はAndroid版とChrome拡張がない点。ここが解消されれば、もう完全に死角なしです。

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