どうも、スマートリングを毎日つけっぱなしにしているタケイ(@pcefancom)です。
以前、RingConn Gen 2をレビューしましたが、今回はその廉価版にあたる「RingConn Gen 2 Air」を使ってみました。

正直な話、Gen 2を使っていた身としては「Airでどこまで削られるのか」が気になるところだったんですが、結論から言うと、多くの人にはAirで十分だと感じました。
価格差は18,000円。この差がどこに出るのか、実際に使い比べた上で使い勝手、良かった点をレビューします!
RingConn Gen 2 と Gen 2 Air のスペック比較
まずは両者のスペックを並べてみます。
| 項目 | Gen 2 | Gen 2 Air |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 52,800円 | 34,800円 |
| 素材 | 航空グレードチタン | プレミアムステンレススチール |
| 重量 | 約2〜3g | 約2.5〜4g |
| バッテリー | 最大12日間 | 最大10日間 |
| 充電方式 | バッテリー内蔵充電ケース | 有線充電ドック |
| 睡眠時無呼吸モニタリング | 対応 | 非対応 |
| 心拍数モニタリング | 24時間対応 | 24時間対応 |
| SpO2(血中酸素) | 24時間対応 | 24時間対応 |
| HRV(心拍変動) | 24時間対応 | 24時間対応 |
| 皮膚温度 | 24時間対応 | 24時間対応 |
| 呼吸数 | 24時間対応 | 24時間対応 |
| 月経管理 | 対応 | 対応 |
| ストレス管理 | 対応 | 対応 |
| 健康アラート | 対応 | 対応 |
| 防水 | IP68(100m) | IP68(100m) |
| カラー | 4色 | 2色 |
| サブスク | 不要 | 不要 |
こうして並べると、日常のヘルスモニタリング機能はほぼ同じだと分かります。心拍数、SpO2、HRV、皮膚温度、呼吸数、ストレス管理、月経管理と、24時間365日のモニタリング項目に差はありません。
違いが出るのは「素材」「バッテリー」「充電方式」「睡眠時無呼吸モニタリングの有無」「カラー展開」の5点だけといった具合です。
RingConn Gen 2 Airで計測できること
「廉価版」と聞くと計測項目が削られているんじゃないかと心配になりますが、実際にAirを使ってみるとデータが充実しています。
私のアプリ画面を見せながら、計測できる項目を紹介していきます。
(1)心身のバランス(ホーム画面の総合スコア)
アプリを開くとまず目に入るのが「心身のバランス」という総合スコア。
私の4月5日のデータだと、総合スコアが74で「今日も健康まっしぐら!」と表示されていました。睡眠69、ストレスレベル74、バイタルサイン94、アクティビティ79という4つのスコアが花びらのようなグラフで一覧表示される仕組みです。朝起きてアプリを開くだけで「今日の体調はどうか」がパッと分かるのがいいですね。

(2)睡眠データ
Airでも睡眠の計測はかなり細かいです。睡眠スコア(この日は69で「良好」判定)、睡眠時間、睡眠効率が表示され、さらに掘り下げると睡眠ステージの詳細が見られます。

具体的には、覚醒・レム睡眠・浅いノンレム(コア)睡眠・深いノンレム睡眠の4段階を時系列グラフで表示。
私のデータだと1:32〜8:34までの睡眠が記録されていて、合計睡眠時間は5時間57分、ベッドにいた時間は7時間3分、睡眠効率は84%(正常範囲内)でした。

目標8時間に対して約2時間足りないと「睡眠目標ギャップ」としてしっかり指摘してくれます。
睡眠時間が5時間57分は「低」判定。「長期的な睡眠不足は、情緒不安定や不安、うつ症状を引き起こし…」と改善のヒントも出してくれるので、ちょっとドキッとしますね。
正直、もうちょっと早く寝ないとダメだなあと反省しました。

睡眠時の心拍数も記録されていて、平均57回/分、直近7晩の平均も57回/分。
心拍変動(HRV)は平均47ミリ秒で直近7晩の平均44ミリ秒。酸素飽和度は平均95%で直近7晩平均96%。ここまで細かく取れて、無呼吸モニタリング以外はGen 2と遜色ないデータ量です。

「主観的睡眠スコア」という項目もあって、自分の体感での睡眠の質を入力できるようになっているのも面白いです。客観データと主観のギャップを見比べられるのは健康管理としてなかなか理に適っています。
(3)アクティビティ
歩数・消費カロリー・アクティブ時間の3つが基本。この日は5,198歩、737kcal、1時間8分間のアクティブ時間で、アクティビティスコアは79でした。
目標6,000歩に対して5,198歩なので、あともうちょっとだったですね。

面白いのが「アクティビティのまとめ」で、先週平均との比較が自動で表示されるところ。
4月5日時点で5,114歩に対して、3月23〜29日の平均が1,157歩。先週比で3,957歩増加という結果で、前の週がいかにサボっていたかが一目瞭然です。

1日のカロリーは基礎代謝1,632kcalと消費カロリー737kcalの合計で2,369kcal。アクティブ強度の内訳も見られて、非活動46%(7時間18分)、低強度47%(7時間28分)、中強度7%(1時間8分)、高強度0%。デスクワーク中心の日だとこんなものですね。

運動モードとしてアウトドアウォーキング、アウトドアランニング、室内ランニングなどが用意されていて、手動で運動記録を開始することもできます。ただ、心肺フィットネス(最大酸素摂取量の推定)を使うには屋外ウォーキングかランニングを1.61km以上、10分以上行う必要があるので、この日は「運動記録はまだありません。さあ、体を動かしましょう!」と煽られていました。
(4)ストレス管理
1日のストレスを時間帯別に計測してくれます。4月5日は1日の平均ストレスが50で「正常」判定。
HRV(心拍変動)をベースに算出していて、1日の平均HRVは51ミリ秒、過去30日間の平均HRVが45ミリ秒でした。
時間帯別では夜明け29、午前46、午後65、夜58。やっぱり午後の仕事中がいちばんストレス高めです。
ストレス比率の内訳も出ていて、リラックス19%(4時間30分)、正常44%(10時間30分)、中33%(8時間)、高4%(1時間)。高ストレスが1時間あったのはちょっと気になるところ。

睡眠中のストレスも計測されていて、睡眠前42(良好)、睡眠中30(良好)と、寝ている間はちゃんとリラックスできているようでした。先週平均と比較してストレス値が4点増加しているという「ストレスのまとめ」も表示されるので、傾向の把握に役立ちます。

(5)バイタルサイン
心拍数、酸素飽和度(SpO2)、心拍変動(HRV)、皮膚温度、呼吸率の5項目を24時間モニタリング。これがAirの「廉価版とは思えない」ポイントですね。

この日のデータだと、心拍数は69回/分で96%が正常範囲。大きな変動が0回、小さな変動が7回で安定していました。酸素飽和度は当日平均96%で正常範囲(91〜100%)。皮膚温度は平均35.72℃で基準温度35.5℃に対して温度差0.22℃、正常範囲。呼吸率は平均15.0回/分で範囲13.8〜16.0、直近7日平均14.8回/分。

バイタルサインの画面では、心拍数・SpO2・HRV・皮膚温度・呼吸率がアイコンで並んでいて、それぞれの正常・異常がドットで一目で分かるようになっています。血中酸素は安静時のみモニタリング可能という制約はありますが、日常の健康チェックとしては十分すぎるデータ量です。

こうしてみると、Airで計測できない項目は「睡眠時無呼吸モニタリング」だけ。それ以外の睡眠、アクティビティ、ストレス、バイタルサインはGen 2と同等のデータが取得できます。34,800円でこの情報量は正直かなり強い。
Gen 2 Air のいい点
実際にAirを使ってみて「これで34,800円はかなり強いな」と思ったポイントを挙げます。
(1)18,000円安いのに、ヘルスモニタリング機能はGen 2とほぼ同等
ここが一番デカいですね。
上で見てきた通り、睡眠の質、心拍数、SpO2、HRV、皮膚温度、呼吸数と、日々のライフログを取るのに必要な機能は全部入り。スマートリングに求める機能の9割はAirでカバーできるので、「とりあえずスマートリングを試したい」という人には必要十分ではないのかな?とは思いました。
同じくサブスク不要のSOXAI RING 2が39,980円、Galaxy Ringが63,690円であることを考えると、34,800円というのはかなり攻めた価格設定ですね。

(2)バッテリー10日間は実用上まったく困らない
Gen 2の最大12日間に対してAirは最大10日間。
スペック上は2日短いですが、実際に使ってみると10日間あれば週1回の充電すら必要ない。
「あ、そろそろ充電するか」くらいの感覚で、バッテリー切れの心配をしたことは一度もなかったですね。
(3)健康アラート機能がAirにも搭載
頭痛の前兆、生体情報の異常、脱水リスクなどをアラートで通知してくれる「健康アラート」機能。
これはGen 2とAirの両方に搭載されている。
廉価版だからといってこの機能が省かれなかったのは好印象です。
(4)サブスクなしで全機能が使える
Oura Ringだと月額約980円のサブスクが必要で、年間約12,000円のランニングコストがかかります。
3年使えば36,000円…本体価格に迫る金額。RingConn Gen 2 Airは34,800円の買い切りで、アプリの全機能が無料。
ここはRingConnシリーズ共通の強みですが、Airの価格帯でこれが実現しているのは大きいですね。
(5)装着感の良さは指輪型ならでは
重量は2.5〜4g(サイズによる)ととっても軽いです。
正直、つけていることを忘れます。スマートウォッチやスマートバンドを寝るときにつけるのが苦手な人には、この装着感の軽さは本当にありがたい。私自身、寝るときにバンドを外してしまうタイプだったので、スマートリングに変えてから睡眠データを安定して取れるようになりました。
(6)100m防水でシャワーも水泳もOK
IP68規格で100m防水対応。ここもGen 2と同じです。
シャワーはもちろん、プールや海でもそのまま使えます。
「充電のとき以外は外す必要がない」というのは、ライフログを取る上で地味に大事なポイントですね。
(7)アプリのUIが見やすい
スクリーンショットを見てもらえば分かる通り、ダークカラーベースの画面に各項目がカード型で並ぶレイアウトで、どこに何の情報があるか迷いません。
先週比較のまとめや改善のヒントも自動で出してくれるので、データを見て「で、何をすればいいの?」とならないのが地味にありがたいですね。
Gen 2 Air の注意点
一方で「ここはGen 2と違うぞ」「買う前に知っておいた方がいいぞ」という点も正直に書いておきます。
(1)睡眠時無呼吸モニタリングは非対応
Gen 2との最大の違いがここ。
睡眠中の無呼吸回数をモニタリングする機能はAirには搭載されていません。
いびきが気になる人、パートナーから「寝てるとき呼吸止まってない?」と言われたことがある人は、Gen 2を選んだ方がいいですね。
ただし、RingConnの無呼吸モニタリングは医療機器ではないので、あくまで「傾向を把握する参考値」。病院での検査に代わるものではないので、その点は割り引いて考える必要があります。

(2)充電方式が有線ドックになる
Gen 2にはバッテリー内蔵の充電ケースが付属していて、AirPodsのようにケースに入れるだけで充電できます。

一方、Airは有線の充電ドックにUSB-Cケーブルを接続して充電する方式です。

旅行や出張が多い人だと、ケーブルと充電ドックを持ち歩く必要があるのはちょっと面倒かもしれません。
ただ、10日間バッテリーが持つので、1泊2日〜3泊4日程度なら充電器を持っていく必要すらないのが救いです。
(3)素材はステンレスなので、チタンよりは重い、つや消しも無し
Gen 2は航空グレードのチタン合金で2〜3g、Airはプレミアムステンレススチールで2.5〜4g。差は最大で1〜2g程度。
正直、体感では違いが分かりにくいレベルですが、「少しでも軽い方がいい」というこだわり派にはGen 2に分があります。
またカラー展開もゴールドとシルバーのみです。
結構キラキラしています。

つや消しタイプがほしいかたはGen2にしておきましょう。
まとめ|睡眠時無呼吸モニタリングが必要なければAirがオススメ!
以上、RingConn Gen 2 Airのレビューでした!
使って見て本当にコストパフォーマンスのいいスマートリングと実感しました。
どちらを買った方が良いのか?ですが、
睡眠時無呼吸モニタリングが欲しい人、充電ケースの利便性にこだわる人、チタン素材の質感が好きな人には、Gen2がオススメです。
要は「お金をかけてでも全部入りが欲しい」というタイプですね。
Airを買った方がいい人は、それ以外の全員。
初めてスマートリングを試す人、コスパ重視の人、睡眠データと日々のバイタルが取れれば十分という人。正直、大半の人はこっちで事足りると思います。
18,000円の差額でGen 2が買えるのも事実ですが、その18,000円分の価値が自分にあるかどうかを冷静に考えると、多くの人にとってはAirの方がまずは安心して買うことができると思います。
スマートリング市場は今後もどんどん広がっていくので、まずAirで「指輪で健康管理」という体験に慣れておいて、次の世代が出たときにアップグレードするというのも賢い戦略です。
34,800円でサブスク不要、24時間ライフログが取れるので、スマートリングデビューの1台目として、RingConn Gen 2 Airはオススメです!
ぜひチェックしてみてください!
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