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SOUNDPEATS (サウンドピーツ) Clip1実機レビュー|1万円以下のイヤーカフベストバイ!音質は2万円以上モデルに引けを取らない神コスパモデル

どうも、イヤーカフ型イヤホンは色々と使い比べているタケイ(@pcefancom)です。

今回はSOUNDPEATS(サウンドピーツ)のイヤーカフ型イヤホン「Clip1(クリップ・ワン)」を実機レビューします。

これまでSOUNDPEATSのイヤーカフはUUとCCを使ってきましたが、Clip1はその2機種を確実に超えてきたなと感じる仕上がりです。
音質・音量ともに明らかにアップしていて、特に低音の力強さはイヤーカフとは思えないレベル。カフェや電車の中でもしっかり音楽が聞こえるのには驚きました。

定価9,980円でLDAC対応、Dolby Audio対応、12mmドライバー搭載と、1万円以下でここまで詰め込んでいるのは正直すごいです。

実際にマクドナルド、サイゼリヤ、山手線、有楽町線と、いろいろな場所で使い込んでみたので、良かった点と気になった点を率直にレビューしていきます!

使ってすぐの第一印象はこちらです。

👉 【使ってみた】SOUNDPEATS (サウンドピーツ) Clip1 音質と音量が大幅向上!道路でも聞こえてすごい、タッチ操作もしやすくてナイス! - タケイノート

SOUNDPEATS (サウンドピーツ) Clip1の特徴とスペック(該当本文)

SOUNDPEATS Clip1は、2025年8月に発売されたイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンです。

「VGP2025 SUMMER」でコスパ大賞と金賞をダブル受賞しており、価格と性能のバランスが高く評価されています。

最大の特徴はチタンPVDコーティングされたφ12mmデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載していること。
独自のDynamicEQ Proアルゴリズムと組み合わせることで、イヤーカフ型でありながら迫力のある低音を実現しています。

さらにLDACとDolby Audioの両方に対応しているのもポイントで、0.6mm超薄型のニッケルチタン合金を使ったN-Flex Arch構造で装着感も良好です。独自のAeroVoice風切り音低減技術も搭載されており、屋外でもクリアに使えるよう設計されています。

スペックは以下のとおりです。

項目スペック
製品名SOUNDPEATS Clip1(サウンドピーツ・クリップ・ワン)
タイプイヤーカフ型(オープンイヤー)
ドライバー12mm デュアルマグネットダイナミックドライバー(チタンPVDコーティング)
対応コーデックSBC / AAC / LDAC
ハイレゾ認証取得済み
Dolby Audio対応(ミュージックモード・ムービーモード)
DynamicEQ Pro対応
再生周波数帯域20Hz〜40kHz
Bluetooth5.4
再生時間イヤホン単体:約8時間 / ケース併用:最大約40時間
急速充電対応(10分充電で約2時間再生)
充電時間イヤホン:約1時間 / ケース:約2時間
重量片耳約5g / ケース込み約55.5g
サイズ(片側)28.45×22.32×28.03mm
サイズ(ケース)71.5×49×35mm
防水IPX5
充電端子USB Type-C
マルチポイント対応(LDAC使用時は不可)
左右自動識別AutoSense対応
装着検出対応
落下検知対応予定(ファームウェア更新で対応)
風切り音低減AeroVoice搭載
通話ノイズキャンセリングAI ENC対応
ゲームモード対応
本体操作タッチセンサー(Sロゴ部・ドライバー部・軸部の3箇所)
専用アプリPeatsAudio対応
参考価格9,980円(税込)

UUイヤーカフが10.8mmドライバーでLDAC非対応だったことを考えると、ドライバーのサイズアップとコーデック対応の充実はかなり大きな進化です。

イヤホン単体の再生時間はUUと同じ8時間ですが、ケース込みではUUの30時間に対してClip1は40時間と大幅にアップ。Dolby AudioやDynamicEQ Proといった音質強化機能の追加も含めて、総合力で一段上のモデルに仕上がっています。

SOUNDPEATS (サウンドピーツ) Clip1とほかシリーズとの比較

SOUNDPEATSのイヤーカフシリーズは、CC、UU、Clip1の3モデルが出ています。なおCCは2025年7月にLDAC対応・Bluetooth 6.0へのバージョンアップが行われているので、ここでは最新の新モデル(現行品)のスペックで比較します。

項目SOUNDPEATS CC(現行モデル)SOUNDPEATS UUSOUNDPEATS Clip1
発売日2024年11月(2025年7月にLDAC対応版へ更新)2025年2月2025年8月
価格7,580円6,180円9,980円
ドライバー12mm デュアルマグネット10.8mm デュアルマグネット12mm デュアルマグネット(チタンPVDコーティング)
対応コーデックSBC / AAC / LDAC【修正】SBC / AACSBC / AAC / LDAC
ハイレゾ認証ありなしあり
Dolby Audioなしなし対応
DynamicEQ Proなしなし対応
Bluetooth6.05.45.4
再生時間(単体)6時間8時間8時間
再生時間(ケース込み)24時間30時間40時間
重量(片耳)約5g約4.75g約5g
風切り音低減なしAeroVoice搭載AeroVoice搭載
装着検出なしなし対応
ゲームモード対応(0.06秒)対応対応
マルチポイント対応対応対応
ワイヤレス充電非対応非対応非対応

こうして並べてみると、CCも2025年7月のアップデートでLDAC対応・ハイレゾ認証取得とかなり進化していて、コーデック面ではClip1と同等になりました。
Bluetooth 6.0への対応はCCが唯一です。

一方、Clip1はDolby Audio対応、DynamicEQ Pro搭載、再生時間の長さ(ケース込み40時間)、装着検出、チタンPVDコーティングドライバーといった点で差別化されています。

UUはAeroVoice搭載で風切り音対策もされており、再生時間も単体8時間・ケース込み30時間と優秀。
価格が6,180円と最も安いのが魅力です。

「コーデック重視×低予算ならCC」「コスパ最優先ならUU」「音質・機能・バッテリーを総合的に求めるならClip1」という使い分けもナイスです。

SOUNDPEATS (サウンドピーツ) Clip1の良かった点

実際に使ってみて良かった点を率直にまとめました!

良かった点(1)音質がいい!低音もUUやCCから向上している

これまでSOUNDPEATSのイヤーカフはUUとCCを使ってきました。

👉 SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホンを実機レビュー|2万円以上の音質!神コスパなイヤホン

👉 SOUNDPEATS UUイヤーカフ実機レビュー|5千円前後はすごい!ながら聞きに十分な音質の神コスパイヤホン

その2機種と実際に聴き比べてみて、Clip1は音量と音質、ともに明確にアップしているなと感じました。

特に低音がしっかり強くなっています。イヤーカフ型にありがちな「低音がスカスカで物足りない」という感じがほとんどありません。

12mmドライバーのチタンPVDコーティングとDynamicEQ Proの効果は大きいですね。

静かなコワーキングスペースで使ってみたら音質の良さを実感しました

LDACで接続すると情報量がさらにグッと増えて、音の密度が変わります。Androidスマホをお使いの方はぜひLDACを試してほしいです。CCやUUではLDACに対応していなかったので、ここは大きな差ですね。

2万円以上するHUAWEI FreeClipやBose Ultra Open Earbudsと聴き比べても、正直「大きな差はないかも」と思える仕上がりです。

価格差を考えたらコスパは圧倒的。1万円以下でこの音質は本当にすごいなあと感じました。

良かった点(2)カフェや道路脇でも音楽が聞こえる

イヤーカフ型イヤホンの弱点は「うるさい場所だと音楽が聞こえなくなること」ですが、Clip1はその点がかなり改善されています。

音量がアップしているのに加えて、AeroVoice風切り音低減技術が搭載されたことで、騒がしい場所でもしっかり音楽が聞こえるようになっています。

実際にいろいろな場所で試してみましたが、いろいろな場所で快適でした。

マクドナルドでは、周りの話し声やBGMがある中でもしっかり音楽が聞こえましたし、

サイゼリヤでも同様で、食器の音やざわめきの中でも問題なし。
山手線の走行中、有楽町線(東京メトロ)の中でも試しましたが、音量を8割くらいにすればしっかり聞こえました。

マクドナルドでも快適でした!
道路で使ってもクリアに聞こえました。ここは改善点ですね。

UUやCCだと電車の中では音楽がほぼ聞こえなくなることもあったので、これは明確な進化です。

12mmドライバーによる音量の底上げと風切り音対策の両方が効いている印象ですね。

もちろんカナル型のように完全に外音を遮断するわけではありませんが、イヤーカフ型でここまで聞こえるのは正直驚きでした。

良かった点(3)タッチ操作もしやすい、曲送り・ストップも精度高くできる

地味にうれしいのがタッチ操作の改善です。

Clip1はSロゴ部、ドライバー部、軸部の3箇所にタッチセンサーを搭載しています。

反応するエリアが広いので、耳の裏をタップするだけで曲操作がしっかりできるのはナイスですね。

以前のモデルだと「操作しようとしてイヤホンがズレる」「タッチしたのに反応しない」ということがありましたが、Clip1ではそういったストレスがほとんどなくなりました。

タッチ操作の感度が向上しているのを実感します。

2回タッチで再生/一時停止、3回タッチで曲送りと、操作体系もシンプルで覚えやすいです。PeatsAudioアプリからタッチ操作のカスタマイズもできるので、自分好みに設定できるのもポイントです。

なお、シングルタップは誤操作防止のため現在は無効化されています。

実際に使ってみて、ダブルタップからの操作で十分快適なので問題ないと思います。

良かった点(4)アプリの初期設定が簡単、PEATS AUDIOになってより楽になった

イヤホンを使い始めるときの操作も楽でいいですね。

PeatsAudioアプリをダウンロードしてスマホとBluetooth接続すれば、すぐに使えるようになります。
面倒な設定は一切なくて、ペアリングもスムーズでした。

アプリ上ではEQ調整、ゲームモードの切り替え、Dolby Audioのオン/オフ、DynamicEQ Proのオン/オフ、タッチセンサーのカスタマイズ、音声ガイダンスの言語切り替えなど、一通りの設定が可能です。

SOUNDPEATS製品を複数使っている方なら、同じアプリで管理できるのも便利です。EQのプリセットも豊富で、音楽ジャンルやシーンに応じて切り替えやすいのがいいですね。

アプリが使いやすのはナイスです!

良かった点(5)半日使ってもバッテリーが切れない、着実に向上している

バッテリー持ちの改善も良かったです。

朝9時から昼休みまでぶっ通しで使ってみましたが、バッテリーが切れることはありませんでした。

公称スペック通り、AACで使えばイヤホン単体で約8時間は余裕で持つ印象です。

CCだとスペック上は単体6時間で、実際には使い込むと3〜4時間あたりでバッテリーが心もとなくなることもありました。UUは単体8時間と公称スペック上はClip1と同じですが、使い込んでいるとバッテリーが切れることもあり、Clip1ではケース込みで40時間とトータルの安心感が段違いです。充電を忘れがちな人でも1週間くらいは余裕で使い回せるでしょう。

急速充電にも対応していて、10分の充電で約2時間再生できるのもありがたいですね。朝の準備中にサッとケースに入れておくだけで午前中は乗り切れます。

バッテリー周りは着実に進化しているので、長時間のながら聴き派には安心材料になるはずです。

SOUNDPEATS (サウンドピーツ) Clip1の気になった点

使ってみて、人によっては気になるな、という点もまとめました。

気になった点(1)ケースが大きい、ポケットが膨らむ

ケースはズボンのポケットに入れると膨らみます。

ちょっと大きめなのには気になりました。

スマホと並べても結構厚みがあると行った感じですね。

ケースに結構厚みがある

ケースのサイズは71.5×49×35mmで、AirPodsのケースに慣れている方だと「ちょっとでかいなあ」と感じるはず。重さは約55.5gとそこまで重くはないものの、存在感がかなりあります。

なので、普段からズボンのポケットにイヤホンケースを入れて運用している人は注意が必要ですね。カバンに入れて持ち運ぶスタイルなら全く問題ありませんが、ポケット派の方には少し不便に感じるかもしれません。

気になった点(2)ワイヤレス充電には非対応

充電がUSB Type-Cの有線のみで、ワイヤレス充電に非対応なのも惜しいポイントです。

デスクにワイヤレス充電器を置いている方にとっては、わざわざケーブルを挿す手間がちょっと面倒に感じるかもしれません。

HUAWEI FreeClipなど2万円以上のモデルではワイヤレス充電に対応しているものもあるので、ここは価格なりのトレードオフだなと感じます。

とはいえ、1万円以下のイヤーカフ型でワイヤレス充電に対応しているモデルはほぼないので、この価格帯では妥当かなとも思います。急速充電で10分チャージ→2時間再生ができるので、充電の手間自体はそこまで大きくありません。

SOUNDPEATS (サウンドピーツ) Clip1がおすすめな人

今回のモデルがどんな人におすすめか?も紹介します!

おすすめな人(1)1万円以下で音質のいいイヤーカフイヤホンが欲しい

Clip1の最大の魅力はコストパフォーマンスの高さです。

定価9,980円で12mmドライバー、LDAC、Dolby Audio、8時間再生と、2〜3万円台のイヤーカフにも引けを取らないスペックが詰め込まれています。Amazonのセールやクーポンを使えば7,000円台で買えることもあるので、1万円以下のイヤーカフとしては現時点でベストバイだと思います。

「イヤーカフは気になるけど、2万円以上はちょっと手が出ない」「初めてのイヤーカフだから、まずは手頃な価格で試したい」「でも安かろう悪かろうはイヤ」

そんな方にピッタリです。

1万円以下は大きいです

おすすめな人(2)イヤホンはタッチ操作がしやすい方がいい

3箇所のタッチセンサーによる操作性の良さは、Clip1の隠れた魅力です。

耳の裏をサッとタッチするだけで再生/停止、曲送り、音量調整ができるので、スマホをポケットから取り出す回数がグッと減ります。
アプリからカスタマイズもできるので、自分好みの操作体系に変えられるのもいいですね。

タッチ操作の反応が悪いイヤホンにストレスを感じている方には、一度試してほしいモデルです。

おすすめな人(3)アプリでの管理がしやすいイヤホンがほしい

PeatsAudioアプリの使い勝手は良好です。

EQ調整、Dolby AudioやDynamicEQ Proの切り替え、ゲームモード、タッチ操作のカスタマイズと、必要な設定がひと通りアプリから操作できます。UIもわかりやすくて、初めてでも迷いにくい作りになっています。

SOUNDPEATSの他のイヤホンも同じアプリで管理できるので、複数モデルを使い分けている方にも便利ですね。

おすすめでない人|イヤホンをポケットに入れて持ち運ぶことが多い

逆におすすめしにくいのは、イヤホンのケースをズボンのポケットに入れて持ち運ぶスタイルの方です。

先述のとおりケースがやや大きめなので、ポケットに入れると膨らみます。

カバンに入れる派の方なら問題ありませんが、ポケット運用がメインの方はケースサイズを事前にチェックしておくことをおすすめします。

SOUNDPEATS (サウンドピーツ) Clip1レビューまとめ|1万円以下のイヤーカフのベストバイ!初めての人なら間違いなくおすすめ

以上、SOUNDPEATS Clip1の実機レビューでした!

1万円以下のイヤーカフとしてはベストバイと感じました。

LDAC対応、Dolby Audio対応、12mmドライバー搭載、8時間再生、タッチ操作の改善、AeroVoice風切り音低減と、イヤーカフ型イヤホンに求められる機能がひと通りそろっているのはすごい!

実際にUUとCCから乗り換えて使ってみて、音質・音量・バッテリー・操作性のすべてが着実に進化しているのを実感しました。特に低音の向上と騒がしい場所での聞こえやすさは、日常使いでの満足度をかなり上げてくれましたね。

Bose Ultra Open Earbudsが約39,600円、HUAWEI FreeClipが約2万円前後であることを考えると、定価9,980円のClip1はコスパが圧倒的です。「1万円以下でイヤーカフのベストバイは?」と聞かれたら、迷わずClip1をおすすめします。

初めてのイヤーカフイヤホンとしてはもちろん、UUやCCからのステップアップにも最適。

ちょっとでも気になっている方はぜひチェックしてみてください!

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