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【SOUNDPEATS Mini Pro HS レビュー】8千円以下でノイキャン、ゲーム用低遅延モード、ハイレゾに対応したワイヤレスイヤホン

2023年4月9日

どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。

SOUNDPEATS Mini Pro HS 」は、8千円以下でANC、ゲーム用低遅延モード、ハイレゾに対応した「ワイヤレスイヤホン」です。

スマホで音楽やゲームを楽しむのは当たり前、もはや必須アイテムですが、

  • ノイキャンがほしい
  • ゲームでも使いたい
  • でも、AirPods Pro(Apple)やPixel Buds Pro(Google)は高すぎる。

と迷っている方も多いと思います。

SOUNDPEATS Mini Pro HS 」はそんな方にぴったりのワイヤレスイヤホンです。

今回、リアルに2週間使ってみて感じた

  • 良かった点と注意点
  • 有名なモデル(AirPods Pro、Pixel Buds Pro)と比べてどうだったのか?
  • こんな人におすすめ

な点をレビューします。

ぜひ購入の参考にしてみてください!

SOUNDPEATS Mini Pro HS の特徴

「SoundPeats(サウンドピーツ)」は2010年に設立されたオーディオ専門の中国のメーカーです。

日本では2020年ころに本格的に進出。
1万円以下の高コスパワイヤレスイヤホンを展開しています。
2023年までに10モデルあまりを発売。
日本でも高コスパ大賞やVGAのデザイン対象を受賞し、評価されています。

その中でも「SOUNDPEATS Mini Pro HS 」はカナル型の上位モデルに位置づけされていて、

価格が1万円以下ながら

  • ハイレゾ、高音質(LDAC)に対応
  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応
  • 細かいカスタマイズが可能なイコライザー(EQ)を搭載
  • 片耳に3つずつ、ノイズキャンセリングマイク搭載
  • 10mmのドライバーを搭載

とコストパフォーマンスに優れたワイヤレスイヤホンです。

特に優れているのが、8千円以下ながらハイレゾに対応かつアクティブノイズキャンセリングを搭載しているところですね。

2万円以上する高級モデルに搭載されるような機能を1万円以下で実現しているのはすごいです。

SOUNDPEATS Mini Pro HS の外観、スペックレビュー

スペックは以下のようになっています。

製品名 SOUNDPEATS Mini Pro HS
装着方法 カナル型
対応コーデック AAC,SBC,LDAC
ノイズキャンセリング あり、40db
フィードフォワードとフィードバックを組み合わせたハイブリッド方式
Bluetooth 5.2
ドライバ 10mmダイナミックドライバー
ゲーム用低遅延 あり
マイク あり
ワイヤレス充電 なし
充電端子 USB-C
使用可能な時間 最大再生時間:約8時間(ANC OFF)約6時間(ANC ON)
約28時間(ANC OFF)約21時間(ANC ON)
イヤホン本体 充電時間:1.5時間
マルチポイント なし
材質 プラスチック
重さ 約4.97g(イヤホン/片側) 約37.5g(充電ケース+イヤホン両側)
価格 7,980円

それぞれどんなスペックか感想を含めて紹介します。

外箱:コンパクトで見やすい

MINI PRO HS

外箱は比較的コンパクトです。
正方形に近くむだに大きくはありません。
箱の裏側には機能も書いてあり、分かりやすいパッケージだと思います。

装着方法:カナル型で外れにくい

MINI PRO HS

装着方法はカナル型になっています。
ホールド感は良好。
首を振ったりジョギングしたくらいでは外れません。

で急にポロッと取れることは少ない形になっているなと感じました。

対応コーデック:LDACに対応、1万円以下なのにすごい

コーデックは、高音質のLDACにも対応しています。
1万円以下で対応しているのは、なかなかレア。
OTOTOYなどの高音質マーケットであるmp3ファイルを聴く時などに重宝できそうですね。

ノイズキャンセリング:40dbまでに対応、効果はAirPod Pro並

ノイズキャンセルの旧モデルからパワーアップ。
40dbまでに対応しました。
強さでいったらAirPods Proなみ、強力な体験を味わえます。

ドライバー:10mmに対応

ドライバーも10mmと大型になっています。
触ってみるとわかるのですが、Pixel buds Proよりも小さいコンパクトなサイズ。
それでいて10mmというのは、さすがオーディオメーカーだけあるなと感じました。

ゲーム用低遅延:ゲームの遅延もなし

特徴的なのがゲーム用モードです。
ワイヤレスイヤホンはどうしても遅延が大きくて、アクションよりも音がワンテンポ遅れてしまいます。
このモードを使うと遅延もほぼ解消。

アクションゲームをやるときに重宝するつくりになっています。

マイク:片耳に3つ、WEB会議・音声入力に問題なし

民生用ですが、マイクについてかなり考慮されています。
片耳に3つずつマイクを搭載。
ノイズキャンセリングもついているなど抜かりもなし。
Web会議をやった限りでは、品質に問題はありませんでした。

ワイヤレス充電:未対応、USB-Cのみ

SOUNDPEATS Mini Pro HS

充電はUSB-C

充電についてはケースに付いている。USBケーブルのみの対応となっています。
ワイヤレス充電には対応していません。
ここは数万円するモデルに比べての妥協点になりますね。

使用可能な時間:8時間とまずまず

競合のワイヤレスイヤホンと同じぐらいの時間で使えます。

  • 最大再生時間:約8時間(ANC OFF)約6時間(ANC ON)
  • 約28時間(ANC OFF)約21時間(ANC ON)

なスペックに不便を感じることはないでしょう。

マルチポイント:未対応

また、マルチポイントにも未対応です。
マルチポイントとはm二つのガジェットに同時に接続、アクティブな方に自動的に切り替わる機能です。
マルチポイントには対応していないので、複数台で併用する時には自動で切り替わりません。

スマホ設定のBluetooth設定でオン・オフするか、両耳を長押ししてペアリングしなおす必要があります。

材質:プラスチック

材質はプラスチックとなっています。
この辺は価格相応といったところでしょうか?
3万円以上するようなモデルよりは少しチープな感じがします。

重さ:ケース込みで37グラム

重さはケースゴミで37gイヤホン単体であれば5g程度となっています。
材質はプラスチックな分、ケースを含めても相当軽い方では?だと思います。

少なくともPixel Buds Pro、AirPods Proよりは軽かったです。

価格:破格、実質7千円前後

最後に価格です。

23年4月時点で大体7000円前後となっていました。
定価は7,980円ですが、よくクーポン配布、セールが行われています。

破格なレベルだと思います。

SOUNDPEATS Mini Pro HS  使い方(スマホの場合)

step
1
アプリをダウンロードする

このアプリでは、イコライザーやファームウェアのアップデート可能です。
以下のリンクからゲットできます。

step
2
スマホでBluetooth接続する

スマホでBluetoosh接続します。
ケースにボタンはなく開くだけでスマホで認識できます。

認識されない場合には、両耳を長押し10秒してみてください。
ペアリングモードに変わって認識できるはずです。

step
3
ファームウェアをアップデート

ここから設定です。
初めてのときはファームウェアをアップデートしておきましょう。

step
4
ANCやイコライザーをセット

アップデートがおわったら、イコライザーで好みの音に変えていきます。
プリセットも豊富なので、好みのものを選んでから微調整するのがいいでしょう。

 

イコライザーはプリセットが豊富

step
4
スマホやChromebookにつなげる

あとはスマホやChromebookにつなげていけばOKです。

繋げ方ですが、スマホもChromebookも

  1. Bluetoothの画面を開く
  2. 検索に出てきた「SOUNDPEATS Mini Pro HS 」をクリック

すれば使い始められます。

繋げられない場合は、10秒長押しすればペアリングモードになるので繋げられるはずです。

SOUNDPEATS Mini Pro HS 良かった点(メリット)

一週間、じっくりPixel 6 ProとiPhone XSとChromebookに繋いで使ってみました。
使い方ですが、

  • YouTube Musicを聴く
  • ゲームモードを有効化してプロスピで遊ぶ
  • You Tubeで映像鑑賞する
  • 音声入力用のマイクとして使う
  • ZoomやMeetでビデオ会議でマイクとして使う
  • ニンテンドースイッチ用のイヤホンに使う

で使ってみました。
その上で良かった点を紹介します。

(1)ノイズキャンセリング(ANC)が優秀

良かった点はとにかくノイズキャンセリングが優秀だったことです。
さすがに40dbまで対応していると、さすが。
周りの音がほとんどかき消されます。

電車で使ってみたら、ほぼ地下鉄のうるさいレール音を消してくれましたし、聞こえても電車内の放送くらいでした。
圧迫感はないですし、ノイズキャンセリングで不満満を持つことはないでしょう。

(2)ゲームモードが便利!スイッチも音ずれしない

ゲームモードが搭載されていてこれが便利でした。
特にスマホでアクションのゲーム、スイッチで全般ゲームをやっているときに助かりました。
おそらくバッテリーに影響はあるのでしょうけど、音ズレがとんとありませんでした。

イヤホンをスイッチで使うとき遅延が嫌でワイヤレスを避けることが多いと思います。
ゲームモードは十分ありだなと感じました。

(3)イコライザーのモードが豊富

そして音質、イコライザーが豊富なのもいいですね。
アプリ経由での設定になりますが、低音、重低音を始めとして色々なモードにできます。
ここまでイコライザーのプリセットが豊富なイヤホンもなかなかありません。

この辺は「さすがオーディオ専門メーカだ!」と感じました。

ちなみにお気に入りは「低音強調」ですね。

音楽を聴くと大迫力です!

SOUNDPEATS Mini Pro HS 注意点

使っていて、ここは改善してほしいな、どうやってもできない点があったので注意点として紹介します。

(1)曲戻りができない

イヤホンのタップで、なぜか曲の戻しはできません。
音量調査、曲の送りはできますが、戻しは設定自体がありません。

例えば、

・聴いていた曲を巻き戻して聴きたい
・次の曲から前の曲から戻りたい

となった場合、スマホで操作するしかありません。
繰り返しよく聞く場合には注意しておきましょう。

(2)ワイヤレス充電には非対応

充電するにはかならず本体ケース裏にUSB-Cケーブルを繋げる必要があります。

ワイヤレス充電に慣れていると不便に感じるかもしれないので注意が必要です。
※普段からケーブルで充電していたら問題ありません。

ぜひ、次のモデルではワイヤレス充電にたいおうしてほしいところですね。

比較 (1)AirPods Proと比べてどうなのか

AirPods ProとMini Pro HS

ワイヤレスイヤホンを買うに当たって、
「AppleやGoogleのフラグシップモデルとどれくらい違いがあるのか?」
「違いは許容できるレベルなのか?」
迷っている方は多いと思います。

そのへん、比較もしてみましたので紹介します。

(1)ノイキャンには差を感じない

AirPods Proとそんなに差は感じませんでした。

2万円以上の価格差は明らかにないですね。
聞こえないレベルではかなり差があるのかもしれませんが、商事違いがわかりませんでした。
日常で使う分には問題ないでしょう。

ノイズキャンセリング重視なら十分ありです。

(2)耳に収まるデザインがいい

耳にスポット収まるデザインがいいですね。
イヤホンをはめているとき耳からなにか垂れるのが嫌なとき重宝しました。
ぎゅっと押し込めるので安定性も高いです。

(3)音楽の操作は複雑

ただ、操作系はまだまだこなれていないかな?という印象です。
ボリュームの上げ下げ、曲送り、停止、設定、すべてボタンを押す操作で行います。
違いは秒数の差な作りなのでなれるまでしっくりきません。
操作は複雑さを感じましたね。

(4)差額を考えたら全然あり!大健闘しています

とはいえ、差額を考えたら「全然あり」だなと感じました。
AirPod Proはもはや4万円近いです。
その4分の1以下のかかくですからね。
3万円近い価格の差は全く感じませんでした。

比較(2) Pixel Buds Proと比べてどうなのか?

次にPixel Buds Proです。
Pixel 6 Proで2台を同時接続しながら使ってみました。

(1)ノイキャンはPixel Buds Proより優秀

ノイズキャンセリングはPixel Buds Proよりも良かったです。

外から聞こえてくる量が明らかに小さい。
※もともとPixel Buds Proが控えめに設計しているからかもしれません。

ノイズキャンセリング性能はつくづく素晴らしいと思います。

(2)遅延モードのおかげでゲームも快適

ゲームプレイも快適でした。

遅延が限りなく少ないので、スマホでプロ野球スピリッツも遅延なし。
スイッチも一緒で、ファミコンとゲームボーイだけしてみましたが快適でした。

ゲーム目的で使う分にはPixel Buds Proよりも向いていますね。

(3)接続するときは、両耳10秒押しが必要

ただ、Androidの場合でも接続性は悪かったです。
接続するときはBluetoothで認識させなければなりませんし、うまく行かな場合には「両耳10秒押し」でペアリングする必要があります。

Fast Pairにも対応していないので開けて自動的に接続することもなし。
この辺は妥協点といえるでしょう。

(4)Pixel Buds Proよりも高コスパ

Pixel Buds Proも考えてみると価格はほぼ2万円します。

半分以下と考えると、十分すぎるパフォーマンスを実現していますね。
空間オーディオも使えますし。
Fast Pairを諦められるなら、コスパは十分といえるでしょう。

SOUNDPEATS Mini Pro HS こんな人にオススメ

以上、レビューでした。
最後にこのイヤホンはどんな人が買ったらいいのかを紹介します。

こんな方におすすめ

  • 予算重視、ワイヤレスイヤホンが初めての人
  • ゲーム用にワイヤレスイヤホンがほしい
  • 充電はワイヤレスにこだわらない

(1)予算重視、ワイヤレスイヤホンが初めての人

予算重視の方には何よりオススメですね。
価格にして7千円前後で、2万円以上のモデルと同等の機能が手に入ります。

特にワイヤレスイヤホンは初めて、1万円レベルから始めたい人にはぴったりだと思います。

(2)ゲーム用にワイヤレスイヤホンがほしい

ゲーム用にワイヤレスイヤホンがほしい方にもオススメです。

ゲームモードはスイッチやスマホゲームに便利。
これは「AirPods Pro」や「Pixel Buds Pro」にもない機能です。

ゲーム重視な方にぴったりですね。

(3)充電はワイヤレスにこだわらない

あとはワイヤレス充電にこだわらない方にもオススメです。

使うこんでいくと、
・充電はワイヤレスが標準
になっている方も多いと思いますが、ケーブルで充電するのは全然問題がない方には全然オススメできます。

機能は素晴らしいので高コスパなイヤホンになると思います。

まとめ:8千円以下でノイキャン・ゲームが楽しめるワイヤレスイヤホン

以上、「「SOUNDPEATS Mini Pro HS 」レビューでした!
2週間近く使ってみて、価格からは考えられない機能にびっくりしました。

本格的なノイズキャンセリングが7千円レベルから使えてしまうなんて、良い世の中になりました。

子供にも使わせてみたところ、スイッチでフォートナイト、スプラトゥーン3、マリオカートにぴったりだったそうで気に入ってもくれました。

当分は子供用として使わせてみようと思います。
※価格的にも子供向けにもいいですよね。1万円以下は親にとっても大きいです。

ちなみに購入ですが、直販サイト、Amazonの他に、ビックカメラ、ヨドバシカメラで売られています。
値段はAmazonが総じて一番安かったです。
買う際にはまずAmazonからチェックしてみてください。

たけいまこと

名前:タケイマコト 埼玉県在住のサラリーマン。Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。 他メディアにも寄稿しています。 ■寄稿記事 2万円〜のPC「Chromebook」を15台買ったマニアが、選び方とおすすめモデルを徹底解説 | bizSPA!フレッシュ WindowsやMacより「Chromebookがテレワーク最強」な理由(タケイ マコト) | マネー現代 ライターとしてIT・ガジェット系記事も執筆中です! 武井誠 | BIGLOBEハンジョー ■レビュー、原稿依頼 レビュー依頼やご質問は以下にお願いします。 ツイッター お問い合わせフォーム

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たけいまこと

名前:タケイマコト 埼玉県在住のサラリーマン。Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。 他メディアにも寄稿しています。 ■寄稿記事 2万円〜のPC「Chromebook」を15台買ったマニアが、選び方とおすすめモデルを徹底解説 | bizSPA!フレッシュ WindowsやMacより「Chromebookがテレワーク最強」な理由(タケイ マコト) | マネー現代 ライターとしてIT・ガジェット系記事も執筆中です! 武井誠 | BIGLOBEハンジョー ■レビュー、原稿依頼 レビュー依頼やご質問は以下にお願いします。 ツイッター お問い合わせフォーム

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