どうもパソコンが大好きなのタケイ(@pcefancom)です。
今回はパソコンレビュー。
持ち運べるノートパソコン
「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel)」
の実機レビューをお送りします。
項目 | 仕様 |
---|---|
製品名 | ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel) |
ディスプレイ | 14.0型 2.8K OLED (2880x1800) / 14.0型 WUXGA IPS液晶 (1920x1200) |
CPU | インテル Core Ultra 7 258V / 256V / 226V (Lunar Lake) |
メモリ | 16GB または 32GB オンボード(最大32GB) |
ストレージ | M.2 SSD: 512GB / 1TB / 2TB |
GPU | インテル Arc グラフィックス内蔵 |
OS | Windows 11 Home/Pro 64bit |
無線 | Wi-Fi 7対応 (IEEE802.11 be/ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth、5G Sub6(選択可) |
バッテリー | 57Wh、最大約16.6時間(動画再生時) |
重量 | 約986g(OLEDパネル) |
インターフェース | USB4 (Thunderbolt 4) x2、USB 3.2 Gen1 x2、HDMI、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
カメラ | 8MP+IRカメラ/MIPI(FHD+IR)、人感検知付き |
その他特徴 | Copilot+ PC対応、Dolby Atmos/Voice、指紋センサー、約16.95mmの薄型筐体、プライバシーシャッター、Blackカラー |
価格(例) | 約299,970円〜319,880円(構成により異なる) |
【備考】仕様・価格は構成や時期によって変動します。
こちらのモデルは、ThinkPadの中でもコンパクト・軽量なのが特徴で持ち運びを重視したモデルです。
今回はカバンにパソコンを入れて持ち運び。
主にブラウジング、ブログ更新、画像、映像編集、ゲームにと使ってみました。
実際に使ってみてよかった点、注意点をレビューします!
モバイルパソコンとしての購入するかどうかの参考になったらうれしいです!
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel) 実機レビュー|良かった点(メリット)
まずは実際に良かった点から紹介していきます!
ココがおすすめ
- よかった点(1)1kgで軽い!持ち運びが楽!
- よかった点(2)画面が超きれい!OLED(有機EL)でノングレアは素晴らしい
- よかった点(3)ディスプレイは片手で開けられる!しかも開けやすい!
- よかった点(4)動作がきびきび!全体的に動作が軽い!ベンチマークスコアも上々
- よかった点(5)画像、動画編集もいける!小さいのにパワフル
よかった点(1)1kgで軽い!持ち運びが楽!
使ってみて、第一印象で良かったのが
「軽さ」
でした。
材質がカーボンだけあって本当に軽いです。
手に持ったときに重さを感じませんでしたし、片手でも余裕で持ち運びできました。
資料を片手にパソコンを開いたまま移動するときでも腕が辛くならない重さでしたね。
14インチという大きさで1kgを切ると、いい意味でアンバランスに感じられるので数字以上の軽さを感じました。
スペック値としては986グラムなので、Windowsパソコンの中で最軽量というわけではありません。
それでも、ThinkPadの頑丈ボディで1kgというのはインパクトがありました。
よかった点(2)画面が超きれい!OLED(有機EL)でノングレアは素晴らしい
二つ目に良かったのが「画面のキレイさ」です。
OLED(有機EL)かつノングレアというのは最強の組み合わせではないでしょうか。
色味がいいし、映り込みは少ないし、斜めから見ても見た目が変わらないのは素晴らしかったです。
YouTubeをみても発色はキレイなのに映り込みがない、画像編集していても再現性が高いのに自分の顔が映り込みせずストレスなく使える。
ディスプレイ周りは使っていて快適さしか感じませんでした。
ディスプレイのキレイさは、ThinkPadのなかでもトップレベルだと思います。
よかった点(3)ディスプレイを片手で開けられる!しかも開けやすい
私がノートパソコンで重視しているのが、ディスプレイを片手で開けられること。
「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel)」は、開けやすくて良かったですね。
以下は実際にディスプレイを片手で開いている様子。
ThinkPad AuraEdition
画面を片手で開けられる pic.twitter.com/5RXT22KnST— タケイマコト (@pcefancom) August 15, 2025
キーボードとディスプレイの重量バランスがいいのでしょう。
親指だけで開けても、キーボードが全く宙に浮かず安心して開けられました。
またカメラが突起になっていて親指を引っかけやすくなっているのもよ買ったです。
よかった点(4)動作がきびきび!全体的に動作が軽い!ベンチマークスコアも上々
肝心のパソコン動作が快適なのも良かったです。
スペックとしても
- CPUがインテル Core Ultra 7 258V
- メモリが32GB
- グラフィックボードもインテル Arc
なのであらゆる動作が快適でした。
感覚値でしかないのですが、Word、Excel、PowerPointで突っかかりを感じませんでしたし、Chromeブラウザでタブを30枚開いてWEB会議をしてももたつきを感じることはなし。
全体的に動作がとにかく軽くて快適に使えました。
ノートパソコンって急に重くなったり、デスクトップに比べて散漫な操作感を覚えることが多いのですが、エアフローもしっかりしているのは本当にキビキビ動いてくれました。
以下にファイナルファンタジーのベンチマークスコアも紹介しておきます。
実際の評価として
- 高品質でやや重い
- 標準品質で普通
の評価になるのも納得という感じでしたね。
だいたい、オフィス用途のパソコンは「動作困難」になるのが普通なところ「普通」評価になったのはさすがでした。
よかった点(5)画像、動画編集もいける!小さいのにパワフル
借りる前は、
「オフィス用途で快適に使えればOK」
「画像、動画編集はきついだろうなあ」
と思っていたのですが、いい意味で期待を裏切られました。
実際にAI画像編集ツール「Luminar NEO」と動画編集ソフト「Wondershare Filmora 14」を使ってみたのですが、快適に使えてビックリでした。
「Luminar NEO」では、
- デスクトップアプリを起動
- スマホで撮影した写真の読込
- プリセットを使ってAI画像補正
- 写真の書きだし
をやってみたのですが、アプリも10秒程度で起動で読込もあっという間。
画像補正も写真の書き出しもNPUがしっかり動いてくれるようにアプリが最適化されているおかげかスムーズに動いてくれました。
3年前に買った第11世代のIntel Core i7モデルだと、起動に1分かかるし、画像補正で止まることもあっただけに、余計に快適に感じましたね。
映像編集も同様で「Wondershare Filmora 14」を使ってみたのですが、快適に使えました。
実際に
- 4K映像を5つ読込み
- 映像をならべてカット
- タイトル、字幕、エフェクトをかける
- 4k映像でエクスポート
してみましたが、画像のとおりCPUとメモリにも余裕があり、画像のシークなどでカクつくことはなし。
10分の動画なら7分程度で変換も出来ました。
14インチ、1kgな小さなパソコンでも4Kな映像編集ができてしまうは。。。
時代の進化を感じた次第です。
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel) 実機レビュー|注意点
次にイマイチだった点も紹介します。
ココに注意
- 注意点(1)キーボードのストロークは浅め、ペチペチ系で好みは分かれそう
- 注意点(2)SDカードスロットがついていない
注意点(1)キーボードのストロークは浅め、ペチペチ系で好みは分かれそう
キーボードのストロークについては好みが分かれると思いました。
ストロークは「これでもか!」と言うくらいに浅いです。
押した感覚でいくと、ツールバーがあるころのMacbook Proに近い感じですね。
いわゆるペチペチなキーボードです。
ずっとMacbookProを使っている方なら問題無いですが、レッツノートやDynabook、Realforceのような2ミリ以上ある深いストロークが好きな方は違和感を覚えると思います。
キーストロークが浅いのには注意してください。
正直、私はストロークは1.5mmあってほしかったです。
注意点(2)SDカードスロットがついていない
あとはインターフェースにSDカードスロットがついていないのにも注意が必要です。
ThinkPadシリーズはビジネス向けモデルだけあってにSDカードスロットはついていません。
※一部、クリエイティ向けはあり
カメラで撮影した写真や映像のデータを読み込む場合、直接は取り込めずUSBハブが必要になる点、注意してください。
SDカードスロットがどうしても必要な場合には、「ThinkPad P16」シリーズをオススメします。
こちらはクリエイターパソコンなのでSDカードスロットが搭載されています。
以上、実際に使って観て良かった点と注意点でした!
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel) |買うべきおすすめのユーザ
「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel)」は、はどんな人にオススメなのか?を考えてみてました。
こんな方におすすめ
- 有機EL(OLED)なノートパソコンが欲しい
- ノートパソコンは軽さが命と考えている
- ThinkPadが好き!トラックポイントは至高
こんな人にオススメ(1)有機EL(OLED)なノートパソコンが欲しい
まずオススメなのが「有機EL(OLED)なノートパソコン」が欲しい方です。
ThinkPadには色々なモデルがありますが、「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel)」の良さは、名前にあるとおりAuraなディスプレイにあります。
有機EL(OLED)かつノングレアである点が、このモデルの意義なので「有機EL(OLED)なノートパソコンが欲しい」と思っている方にぜひ選んで欲しいですね。
逆に有機EL(OLED)にこだわらなければ安いモデルがありますし、このモデルを選ぶ必要はありません。
1度体験すると、従来のディスプレイに戻れなくなる美しさがあります。
ぜひ未体験で予算に余裕がある方には是非手に取っていただきたいなと思います。
こんな人にオススメ(2)ノートパソコンは軽さが命と考えている
ノートパソコンは「軽さが命」と考えている方にもオススメです。
ThinkPadの中でも1kgは相当軽いです。
片手で楽々持てる重さは本当に魅力。
カバンにいれても肩の負担になりませんし。
軽量さを重視するのなら「ThinkPad X1 Carbon」が断然オススメです。
以前に1kg切りのNanoなモデルがありましたがすでにディスコンとなりました。
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これ以上軽いThinkPadはないので、選択肢としてもこれ一択な状態です。
こんな人にオススメ(3)ThinkPadが好き!トラックポイントは至高
これから「ThinkPad」を選ぶ方は、キーボードとトラックポイントがあるからこそな方も多いと思います。
最近はトラックポイントの無いモデルも出てきましたが
「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel)」
にはしっかりと健在です。
ノートパソコンには
- トラックポイントが無ければダメ
- 物理マウスボタンがトラックパッドについているのは絶対
- スクロールもトラックパッドかトラックポイントじゃなきゃイヤ
というニーズにもしっかりと応えてくれています。
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel) はどこで買える?|直販サイトがオススメ
「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel)」はどこで買えるか?ですが、
基本的には「Lenovo直販サイトでの購入」となります。
ビジネス向けモデルなので、Amazonや家電量販店では販売していません。
※都心の大型家電量販店にいけば展示はあります。
なので購入は直販サイトで見積もりするようにしましょう。
ちなみに価格ですが
実質価格で「25万~40万円程度」
となっています。
購入するのなら、メモリが32GBのプレミアムモデルをオススメします。
ストレージも1TBありますし、価格と使い勝手のバランスが一番撮れていると思います。
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel) レビューまとめ|持ち運び用に最高のWindowsノートパソコン
以上、「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel)」の実機レビューでした!
今回二週間お借りして、使いましたが「軽さ」と「ディスプレイのキレイさ」が印象に強く残りました。
ThinkPad=頑丈だけど重い、ディスプレイもオフィスメインで美しさは控えめ
という印象でしたが、どちらも覆してきていていい意味で期待を裏切ってくれました。
ディスプレイサイズも14インチありますし、オールマイティに使えるのもいいところです。
ThinkPadを買うのなら、まずベースになるモデルになると思います。
ぜひこれからWindows10の買い替えとして、Windows11を検討している方はチェックしてみてください!
長い間、快適に使えるはずです。
項目 | 仕様 |
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製品名 | ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel) |
ディスプレイ | 14.0型 2.8K OLED (2880x1800) / 14.0型 WUXGA IPS液晶 (1920x1200) |
CPU | インテル Core Ultra 7 258V / 256V / 226V (Lunar Lake) |
メモリ | 16GB または 32GB オンボード(最大32GB) |
ストレージ | M.2 SSD: 512GB / 1TB / 2TB |
GPU | インテル Arc グラフィックス内蔵 |
OS | Windows 11 Home/Pro 64bit |
無線 | Wi-Fi 7対応 (IEEE802.11 be/ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth、5G Sub6(選択可) |
バッテリー | 57Wh、最大約16.6時間(動画再生時) |
重量 | 約986g(OLEDパネル) |
インターフェース | USB4 (Thunderbolt 4) x2、USB 3.2 Gen1 x2、HDMI、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
カメラ | 8MP+IRカメラ/MIPI(FHD+IR)、人感検知付き |
その他特徴 | Copilot+ PC対応、Dolby Atmos/Voice、指紋センサー、約16.95mmの薄型筐体、プライバシーシャッター、Blackカラー |
価格(例) | 約299,970円〜319,880円(構成により異なる) |
【備考】仕様・価格は構成や時期によって変動します。