どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
GIGAスクール構想に向けて普及が進む「Chromebook(クロームブック)」。
聞いたことがあるけど「どんなパソコンかいまいちわからない」という方も多いと思います。
そこで、2016年からプライベートも仕事もChromebook使いしている「タケイ(@pcefancom)」が、
- Chromebookとはなにか?その特徴
- Windows・Macとの違い
を紹介します。
Chromebookとは「Chrome OS」を搭載したノートパソコン
Chromebook(クロームブック)とはGoogleが作成したパソコン用OS「Chrome OS」を搭載した「ノートパソコン」のことをいいます。
2009年に開発が開始され、製品は2011年にSamsungとAcerから初めて販売されました。2014年には日本にも上陸。2019年から家電量販店での取り扱いが増加、GIGAスクール構想の追い風もあり急速普及が進んでいるパソコンです。
Windows、Macと大きく異なるのは搭載しているアプリが「ブラウザだけ」ということ。ネット利用に特化した作りになっています。
ブラウザは「Chromeブラウザ」が搭載されており、使用感はWindows、Macのそれと全く一緒です。
また、デスクトップタイプには「Chromebox」というのがあります。こちらは同じ「Chrome OS」を搭載しています。
「Chromebook」が「MacBook Air」なら、「Chromebox」は「Mac mini」といったところです。

Chromebookとは?/st-minihukidashi]
- 「Chrome OS」を搭載した「ノートパソコン」
- 「Chrome OS」はGoogleが作ったオリジナルOS
- 「Chromeブラウザ」のみを搭載
- ネットワーク利用に特化したパソコン
Chromebookの特徴とは?
次にChromebookの特徴について紹介します。大きなところでは以下のような特徴があります。
作業は基本的に「Chromeブラウザ」で実行
Chromebookは基本的にほとんどの作業を「ブラウザ」で実行する仕組みになっています。
「ネット検索」「ショッピング」「文章作成」「エンタメ(動画、書籍)」「画像、映像編集」といったような作業もブラウザで行います。
ランチャーも用意されていますが、中身はショートカットです。
WindowsやMacは「専門アプリ」をインストールして使いますが、Chromebookは「WEBアプリ」が基本。
この違いは大きな特徴といえるでしょう。
端末に情報が残らない、データはすべて「Googleドライブ」に保存
端末に情報が残らない、データはすべて「Googleドライブ」に保存されるのも大きな特徴です。
これまでのパソコンだと「デスクトップの情報」や「アプリ」は端末に保存されるのが普通でした。
しかしChromebookは逆。端末には情報が残りません。ドキュメントやメールのデータ、ブラウザの履歴なども含めて全てクラウド側に保存されるようになっています。
パソコンにあるデータが端末ではなく
「クラウドにある」
というのはこれまでのパソコンと異なるところです。
どの端末からアクセスしても同じ環境
「デスクトップ環境も含めてデータは全てクラウド側に保存」されるため、どの端末からアクセスしても同じ環境になるのも大きな特徴です。
例えばWindowsやMac。同じ「Appleアカウント」「マイクロソフトアカウント」でログインしても端末が違えば環境は全く異なります。
しかしChromebookは全く逆。同じ「Googleアカウント」でログインすれば同じデスクトップ環境が再現されます。
いわば「クラウドにあるデスクトップにアクセスするだけの箱」といえます。
この概念の違いはこれまでのパソコンと大きく異なるところです。

「Chromebook」ネットに特化、動作が軽快なノートパソコン
以上、「Chromebook」についての紹介でした!
一言でいうとネットに特化、動作が軽快なノートパソコンです。
すべての作業をネットとブラウザを使って解決、データもすべてクラウドに保存。高速なネットが当たり前になったからこそ生まれた「これからの時代にあったパソコン」ともいえます。
日本では長らくマイナーな存在でしたが、GIGAスクールを迎えて一気に普及が進んでいます。
身近になってきたChromebook、これまで知らなかった方も、ぜひ一度手にとって見てください!
