どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
Chromebookシェアについての話題をお送りします。
「GeekWire」の調査によると2020年コロナ禍によるパソコン需要のなか、Chrome OSのシェアが成長。
最終的にmacOSを抜いて14.4%のシェアを獲得したとのことです。
Chromebooks outsold Macs worldwide in 2020, cutting into Windows market share - GeekWire
https://www.geekwire.com/2021/chromebooks-outsold-macs-worldwide-2020-cutting-windows-market-share/
Chrome OSのシェアは14.7%、Windowsについで2位に
調査によると、2020年第1四半期には、AppleとGoogleがツートップ。Windowsが87.5%の市場シェアを獲得している状態でしたが、そこから「macOS」と「Chrome OS」が躍進。
macOSは5.8%から7.7%のシェアを伸ばしましたが、「Chrome OS」はそれを超える成長を果たしています。
2020年の第1四半期は「5.3%」のシェアだったのが、第2四半期は逆転。「10%」のシェアとなり最終的には「14.4%」にまでなりました。
Windows・Chrome OS・macOSのシェア比較
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | |
Windows | 87.5% | 81.7% | 78.9% | 76.7% |
Chrome OS | 5.3% | 10.0% | 11.5% | 14.4% |
macOS | 5.8% | 7.6% | 8.4% | 7.7% |
前年比との違い
前年比の内訳は次のとお(IDCの数には、デスクトップ、ラップトップ、およびワークステーションが含まれます)。
- Windows:2019年の85.4%から2020年の80.5%に4.9ポイント減少
- Chrome OS:2019年の6.4%から2020年の10.8%に4.4ポイント上昇
- macOS:2019年の6.7%から2020年の7.5%に0.8ポイント上昇
特徴的なのが「macOS」「Chrome OS」はともに成長している一方で、WIndowsのシェアが純減していることですね。
この辺ユーザのモバイルフレンドリーな端末へのシフトが鮮明に見て取れます。
Chromebookの成長はコロナが大きく影響
このChromebookの大きな成長には「コロナ禍」が大きく影響したとのことです。
COVID-19の発生による在宅勤務と遠隔教育の増加により、企業と消費者の両方からPCの需要が高まりました。
アメリカでも「Chrome OS」の成功は主に米国の学校に限られていましたが、状況は変化。
そのなかでよりコストが安価なChromebookに注目が集まり、米国のPC市場の小さいながらもセクションを超えて需要が拡大したようです。
参考
Chromebooks outsold Macs worldwide in 2020, cutting into Windows market share - GeekWire
https://www.geekwire.com/2021/chromebooks-outsold-macs-worldwide-2020-cutting-windows-market-share/
Chrome OSの「macOS超え」は意外
2020年Chrome OS(Chromebook)のシェアが通年でmacOSを上回ったというニュースをお送りしました。
Chromebook愛好者ですが、正直この結果は意外でした。
日本では伸びてきたといっても教育分野だけでのお話。ビジネスでは存在自体を知らない人もまだまだいる状態です。
体感では全然そう感じませんでしたが、世界レベルで見ると状況は違うようですね。
(※確かにアメリカでは量販店意外でもスーパーに普通に売っていた)
こういった最新の動向は、思い込みによらずどんどん追いかけていこうと思います!