どうもイヤーカフイヤホンが大好きなタケイ(@pcefancom)です。
SOUNDPEATS初のイヤーカフイヤホン
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」
をレビューします!
2024年11月に発売、数千円で2万円以上するモデルと同じ音質で話題になったモデルです。
今回2週間じっくり使ってみて感じて良かった点(メリット)、注意点、買うべきユーザなどおすすめどころをレビューします!
製品は提供をいただいていますが、評価には関係しません
SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン|特徴とスペック
- 耳を塞がないイヤーカフ型で、アクセサリー感覚で装着可能
- 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー搭載
- 左右の区別なく充電ケースに収納可能
- 専用アプリ「PeatsAudio」でEQ調整が可能
- ムービーモード搭載で立体音響を実現
- ゲームモードで低遅延(0.06秒)を実現
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」は、2024年11月25日に発売された革新的なイヤーカフ型イヤホンです。
特徴的なのが、耳を塞がないイヤーカフ型の外観になっていること。
耳への圧迫感がゼロに近く、サングラスやメガネ、マスクと干渉せずに装着でき、長時間でも快適に音楽を楽しめるようになっています。
12mmデュアルマグネット大口径ダイナミックドライバーを搭載し、シングよりパワフルで繊細なサウンドを実現ているのがポイントです。
スペックは以下のとおりです。
特徴 | ・Bluetooth 5.4対応 ・極めて快適な素材(シリコン) ・最適なフィット感 ・耳に挟むイヤーカフ型デザイン ・耳を塞がない構造 ・片側約5gの軽量設計 ・急速充電対応 ・左右気にせず収納 ・12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー搭載 ・ダイナミックEQ対応 ・ムービーモード(3Dオーディオ) ・独自の音漏れ防止技術 ・0.06秒低遅延ゲームモード ・AI ENC通話ノイズキャンセリング ・マルチポイント接続対応 |
タイプ | ワイヤレス |
形式 | イヤーカフ型 |
本体操作 | タッチ |
素材 | 肌に触れる部分すべてシリコン製 ニッケルチタン形状記憶合金(ワイヤー部分) |
ドライバー方式 | 12mm デュアルマグネットダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz—20KHz |
対応コーデック | AAC、SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.4 |
最大持続時間(単体) ※AAC、60%音量、正常モード。 ダイナミックEQ OFF、ムービーモード OFF |
6時間 |
最大持続時間(ケース込み) ※AAC、60%音量、正常モード。 ダイナミックEQ OFF、ムービーモード OFF |
24時間 |
重量 (片側) | 約5g |
重量 (充電ケース込み) | 約47.34g |
サイズ (片側) | 31.34×14.69×29.05mm |
サイズ (充電ケース) | 72.21×24.15×45.53mm |
充電時間 (イヤホン) | 約32分 |
充電時間 (充電ケース) | 約106分 |
充電コネクタ | USB Type-C |
内蔵マイク | 片側1基 |
急速充電 | 対応 |
イヤホンを探す機能【NEW!】 | 対応 |
左右気にせず収納 | 対応 |
ダイナミックEQ | 対応 |
ムービーモード(3Dオーディオ) | 対応 |
通話用(ENC)ノイズキャンセリング | 対応(AI駆使) |
マルチポイント | 対応 |
ゲームモード | 対応(0.06s) |
専用アプリ
※アプリとイヤホンのファームウェアバージョンを最新バージョンに更新してください |
対応 |
●Google Play「PeatsAudio」 ●App Store「PeatsAudio」 |
|
防水性能 | IPX5 |
受賞履歴 | 「VGP 2025」コスパ大賞 「VGP 2025」金賞 |
付属品 | SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン本体*1 充電ケース*1 Type-C充電ケーブル*1 日本語取扱説明書*1 アプリガイドカード*1 |
リセット方法 | ①両方のイヤホンを充電ケースに入れ、蓋を開けます。 ②充電ケースのリセットボタンを10秒間長押しします。赤と白のランプが交互に点滅します。 ③デバイスの登録を解除します。 ④完了です。 |
通常価格 | 7280円 |
発売日 | 2024年11月25日 00:00 |
良かったところ(メリット)
ココがおすすめ
- 音質がいい!2万円以上のモデルと遜色なし
- Peats Audioアプリでイコライザー設定もOK
- 音楽、Audible、Voicy、スタエフのながら聴きにピッタリ
- イヤホンに左右の区別がない
- マルチポイントで2台同時接続が可能、切り替えもスムーズ
- ゲームモード対応がすごい!スマホゲームも快適
- 周りの環境音、声もしっかり聞こえる
- メガネ、マスクと干渉しないで使える
- 競合と比べても安い!6千円台は価格がバグっている
(1)音質がいい!2万円以上のモデルと遜色なし
使ってみて一番ビックリしたのが「音質の良さ」です。
「定価で7千円台なら音質もそれなりだろうなあ」
と思っていたら、いい意味で裏切られました。
感じ方は人それぞれですが、
「2万円以上するHUAWEIやBoseのイヤーカフイヤホンに匹敵する」
と感じましたね。
ドライバサイズが12mmと大きいおかげで、低音もしっかり聞かせてくれますし、安いモデルにありがちな音割れのようなものもありませんでした。
音域が広いのは率直にメリットですね。
ブラインドをして聴き比べをしたら、2万円以上するイヤホンとの違いがわからないかもと思ってしまいました(笑)
(2)Peats Audioアプリでイコライザー設定もOK
価格が数千円にもかかわらず、イコライザーも細かくカスマイズできるのも素晴らしかったです。
イコライザーのカスタマイズに対応していないイヤホンも多いなか、「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」は同社のイコライザー設定アプリ「Peats Audio」にガッツリ対応。
プリセットも多いですし、環境音に応じて設定を変えられるアダプティブEQなども対応。
高機能な作りになっています。

イコライザーアプリが使える、しかも種類が豊富
音楽を聴くときは低音を強くにしたり、BGM的に流すときはSOUNDPEATSクラシックにしたり、Audibleを聴くときは低温を弱くしたりと使い分けています。
数千円のイヤホンでもイコライザーをカスタマイズできるのは素晴らしいと思います。
(3)音楽、Audible、Voicy、スタエフのながら聴きにピッタリ
音質がいいので「ながら聴き」系の体験がどれもすこぶる快適でした。
- 事務作業中にYouTubeMusicで音楽を聴く
- 散歩をしながらAudibleで小説を聴く
- 毎朝、寝る前にVoicy、スタエフを聴く
といった使い方をしてみましたが、音質と音量があるので、「聴く」用途であれば「SOUNDPEATS CC 」で十分かもしれません。
耳にもつけやすいので、ながら聴きにピッタリです。
(4)イヤホンに左右の区別がない
ハードウェア面での使い勝手ですが、地味に良かったのが
「イヤホンに左右の区別がない」
ことです。
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」は、左右対称になっているので、それぞれどっちの耳にもつけられます。
この
「どっちの耳にもつけられる」
というのが改定ポイントですね。
片耳だけつけたいときサクッと取れますし、ケースにしまうときもどちらに置いてもOKなのは便利です。
(5)マルチポイントで2台同時接続が可能、切り替えもスムーズ
低価格でもしっかりマルチポイントにも対応してくれいるのもメリットと感じました。
実際に、Pixel 9 ProとChromebookの組み合わせでマルチポイントしてみましたが、
電源をいれる
↓
Pixel 9 ProとChromebook同時に接続
↓
Pixel 9 Proで音楽再生
↓
Pixel 9 Proの音楽がイヤホンで聞こえる
↓
Chromebookで音楽再生
↓
Chromebookで音楽が聞こえる
と接続、切り替えもスムーズでした。
機種によっては切り替えがスムーズでないこともありますが、「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」はすこぶる快適でした。。
2台利用する方にはすごくフィットすると思います。
(6)ゲームモード対応!遅延無しでスマホゲームも快適
スマホゲームで音に遅延が快適なのも良かったです。
Peats Audioアプリではゲームモード、ムービーモードが用意されており、低遅延での転送にも対応しています。
実際にツムツムなどのゲームで遊んでみましたが、遅延がほとんどなくゲームプレイも快適でした。
バッテリー消費は大きくなりますが、数時間はぶっ通しで使えるので、非常に実用的です。
低遅延モードが搭載されているイヤーカフイヤホンはこれまでになかったので、この点はすごく貴重だと思いました。
(7)周りの環境音、人の声もしっかり聞こえる
周りの環境音や人の声がしっかり聞こえるのもメリットです。
イヤーカフなので当たり前の機能ではありますが、作りがいいのかボリュームを最大にしても、周りの音がしっかり聞こえるのも良かったですね。
密着しすぎるとイヤーカフとはいえど周りの音が聞こえづらくなるものですが、
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」
ではしっかり聞こえました。
ながら聴きイヤホンではつけながらでも、周りの音がしっかり聞こえるのは大事ですが、この点、合格点と感じました。
(8)メガネやマスクと干渉しないで使える
メガネやマスクと干渉しないで使えるのもメリットです。
イヤーカフイヤホンの最大のメリットともいえますね。
耳の裏にひっかけない形で使うので、メガネのつるやマスクのヒモと一切干渉しません。
耳にかけるタイプのオープンイヤーだとメガネやマスクが邪魔になりますがそういった不便さもありません。
普段からメガネを使っている方にはイヤーカフの形状はメリットだと思います。
(9)競合と比べても安い!6千円台は価格がバグっている
最後に価格ですね。
定価「7,280円」というのは、音質から考えれたら本当に安いです。
※セールになればもっと安い
1万5千円していても全然OKな完成度なのに実勢価格は6千円台。
色々メリットを紹介してきましたが、コストパフォーマンスの良さは最大のメリットだと思います。
以下は競合製品との比較表ですが、半額以下でもドライバーが大型で重量も軽いのは素晴らしいですね。
項目 | SOUNDPEATS CC | HUAWEI FreeClip |
---|---|---|
価格 | 7,280円 | 25,000円 |
ドライバー | 12mmデュアルマグネット | 10.8mmデュアルマグネット |
再生時間 | 6時間(ケース込み24時間) | 8時間(ケース込み36時間) |
充電時間 | イヤホン:32分 ケース:106分 |
イヤホン:40分 ケース:60分[9] |
防水性能 | IPX5 | IP54[6] |
重量 | イヤホン:約5g ケース込み:約47.34g |
イヤホン:5.6g ケース込み:約44.5g |
コーデック | SBC/AAC | SBC/AAC/L2HC[3] |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 対応(最大2W) |
特徴的な機能 | ・ダイナミックEQ ・ムービーモード ・ゲームモード ・マルチポイント接続 ・左右自動識別 |
・ジェスチャーコントロール ・マルチポイント接続 ・左右自動識別 |
バッテリー容量 | イヤホン:35mAh ケース:350mAh |
イヤホン:55mAh ケース:510mAh[9] |
コーデックは最低限、ワイヤレス充電がついていない、防水性能が劣るなどありますが、価格差を考えればコストパフォーマンスは高いといえます。
注意点|2万円以上のモデルと違うところ
とはいえ、価格差がわかるところもあります。
注意点(高額モデルとの違い)も紹介します。
ココに注意
- ワイヤレス充電には未対応
- 音漏れはする
- 周りがうるさい場所では音が聞こえなくなる
(1)ワイヤレス充電には未対応
一つはワイヤレス充電に未対応なことですね。
USB-Cでの充電が必須です。
高額なモデルだともはや標準とも言えるワイヤレス充電は省かれています。
数千円のイヤホンでワイヤレス充電がついたらびっくりですし、高速充電には対応しています。
※10分の充電で2時間の再生が可能
充電速度は早いですが、ケーブルは必須なこと注意してください。
(2)音漏れはする
音漏れも高価格モデルほどには抑えられていない印象です。
高価格のモデルだと音漏れ防止するような機構がついていて、音漏れしにくくなっていますが、「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」にはついていません。
HUAWEI FreeClipユーザが同じ感覚で使うと、音漏れを指摘されるかもしれません。
※実際、私は家族に音漏れの指摘をされました。
とはいえボリュームを80%とか大音量にしないと音漏れはしない感じです。
静かな場所、すぐ近くに人がいるような場所では注意したほうが良いでしょう。
※図書館の読書コーナーなど。
(3)周りがうるさい場所では音が聞こえなくなる
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」よりも、イヤーカフイヤホンというジャンル全体の話ですが、周りがうるさい場所では、音が聞こえにくくなる点には注意が必要です。
例えば
- 走行中の地下鉄の電車の中
- 車がたくさん走っている大通り沿い
- クレーンゲームがたくさんあるアミューズメントショップ
では、音量を最大にしても聞こえなくなることも多かったです。
使える場所は選ぶ点には注意しておいてください。
買うべきおすすめのユーザ
最後にどんな人におすすめか?
買うべきおすすめのユーザを紹介します。
こんな方におすすめ
- ながら聴きで快適に使えるイヤホンを探している
- 耳が蒸れたりかゆくならないイヤホンがほしい
- メガネやマスクと干渉しないイヤホンがほしい
- 予算は1万円以内に抑えたい
(1)ながら聴きで快適に使えるイヤホンを探している
イヤーカフイヤホンの良いところは、長時間つけていても
- 耳が痛くならない
- 耳が蒸れないし
- 痒くならない
と快適に使えるところです。
まさに仕事や家事をしながら長時間ながら聴き、例えば音楽や音声配信(スタエフ)やオーディブルを楽しむスタイルが最もあうと思います。
個人的にも1日中つけていても苦にならないので、BGMだったりAudibleや音声を配信をながら聴きで楽しんでいます。
ながら聴きで快適に使えるイヤホンを探している人には、特におすすめしたいですね。
(2)耳が蒸れたり痒くならないイヤホンがほしい
あとはカナル型イヤホンを使っていて、耳が蒸れたり痒くなってしまっていて不快。
でもイヤホンは使いたくて、耳が蒸れたり痒くならないのが欲しい方にものすごくおすすめです。
イヤーカフは耳にかけるだけなので、耳の中が不快になることが一切ありません。
暖房の満員電車でも使ってみましたが「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」ら痒くなりませんでした。
快適に使いたい方にもおすすめです。
(3)メガネやマスクと干渉しないイヤホンがほしい
イヤホンをつけているときに
「メガネやマスクと干渉するのがイヤ」と
と感じている人にもおすすめです。
イヤホンを外すとき、「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」ならメガネやマスクを気にしないで済みます。
これまでオープンイヤーを使っていて、メガネやマスクとの干渉がネックだった方には思いっきりフィットすると思います、。
(4)予算は1万円以内に抑えたい
あとかイヤーカフイヤホンは欲しいけど、
- 価格が2万円以上は手が出ない
- 初めてのイヤーカフイヤホンなので手頃な価格で試したい
- でもしっかり実用的でないとイヤ
という方にめちゃくちゃおすすめです。
定価1万円以下で買えるイヤーカフとしては音質が一番いいと思います。

繰り返しですが、定価7,280円は安いです。
予算をできる限り1万円以内に抑えたい方にぜひおすすめです!
まとめ|神コスパ!イヤーカフデビューに超おすすめ!
以上、「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」の実機レビューでした!
1週間じっくり使い込んでみて、価格以上のポテンシャルは間違いなく感じました。
音質だけでいえば2万円以上のイヤーカフと一緒です。
イヤーカフイヤホンはこれまで高級機ばかりでしたが、「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」は数千円から手軽に、でも本格的に音楽を楽しめます!
Amazonで購入できますので、ちょっとでも興味がある方はチェックしてみてください!
本当におすすめです!