どうも骨伝導イヤホンが大好きなタケイ(@pcefancom)です。
耳をふさがない骨伝導イヤホンの定番メーカである「Shokz」。
ノイズキャンセリングブームマイクを搭載、Web会議や音声通話の快適さに特化したシリーズが「Open Comm」です。
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」は2代目にあたります。
使って二週間、ファーストレビューとして、どんなところが良かったのか?
リアルに使って感じて良かったことを紹介します!
本レビューに今回、Shokzの日本代理店「フォーカルポイント」様より商品を提供いただいてますが、自由に書かせて頂いてます。
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」とは?
SHOKZ(ショックス)は骨伝導イヤホンのパイオニアともいえる会社です。
アメリカ・ニューヨークで誕生し、創業以来、全世界に向けて骨伝導イヤホンを販売。
その中でも「OpenComm 」シリーズはビジネス向けのモデルと位置づけられています。
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」の特徴
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」の以下のような特徴を持っています。
ココがポイント
- ノイズキャンセリングブームマイク)を搭載
- マイクにミュートボタンが追加
- USBドングル(Loop 110)接続に対応
- Zoom認定を取得
- Shokz Connectでファームウェアを管理可能
(1)ノイズキャンセリングブームマイクを搭載
Open Commシリーズで特徴的なのがマイクです。
ノイズキャンセリングブームマイクがついており、マイクを限りなく口に近づけられるようになっています。
ウェブ会議での聞こえやすさは口とマイクの距離が大事。
その距離を限りなく短くすることができます。
(2)マイクにミュートボタンが追加
マイクの使い勝手の良さも「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」の特徴です。
初代モデルにはなかった「ミュートボタン」を追加。
ZoomやMeetのマイクボタンを押さずとも、マイクのボタンだけでマイクのオンオフができるようになっています。
(3)USBドングル(Loop 110)接続に対応
さらにパソコンで使うのに便利な仕組みがUSBドングル(Loop 110)です。
あらかじめイヤホンとのペアリングが済ませてあるので、USBドングル(Loop 110)をパソコンに挿しさえすれば、Bluetooth設定なしに使えるようになります。
Bluetoothだと相性が悪くて接続ができない、つながっても使えるまでに時間がかかることがありますが、そういった相性問題もありません。
常に安定して利用可能です。
(4)Zoom認定を取得
また、ビジネス向けモデルで嬉しい「Zoom認定」も取得しています。
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」はZoomソフトウェアとシームレスに統合されているため、本体のボタンでZoomの機能を制御することもできます。
(5)Shokz Connectでファームウェアを管理可能
また、管理アプリも新しく作成されました。
Windows、Mac向けに「Shokz Connect」をリリース。
アプリ経由で本体とUSBドングル(Loop 110)のフェームウェアのアップデートが可能になりました。
ビジネス向けでパソコンとセットで使うことが多い「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」ならでは。
アップデート管理がとても楽になっています。
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」スペック、初代との比較
スペックは以下の通りです。
進化ポイントが分かるように、旧モデルと比較しました。
主な違いは以下のとおり。
- マイクのミュートボタンの有無
- マイクの位置
- 重量
ハードとしては基本的には初代を流用しており、骨伝導技術、バッテリーやBluetoothの規格などは変わりません。
特徴的な進化ポイントはマイクですね。
ミュートがついたのは大きいです。
モデル名 | Shokz OpenComm2 UC (USB-C) | Shokz OpenComm |
---|---|---|
発売日 | 2023年9月1日 | 2020年12月14日 |
価格 | 27,880円 | 22,880円 |
骨伝導技術 | 第7世代 | 第7世代 |
バッテリー時間 | 16時間 | 16時間 |
充電時間 | 1時間 | 1時間 |
待機時間 | 14日 | 14日 |
防水&防塵規格 | IP55 | IP55 |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 | Bluetooth 5.1 |
マイク | ノイズキャンセリングブームマイク | ノイズキャンセリングブームマイク |
マイクミュート | あり | なし |
マイクの位置 | 右 | 左 |
マルチペアリング | あり | あり |
対応プロファイル コーデック |
A2DP、AVRCP、HSP、HFP | A2DP、AVRCP、HSP、HFP |
多機能ボタン | あり | あり |
重量 | 35g | 33g |
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」をリアルに使って感じた良かった点
二週間、リアルに使ってみて感じたメリットです。
今までも「Open Comm」の初代は使っていたので、切り替えての利用です。
実際に在宅勤務で1日中つけておいて
その中で感じた良かった点を紹介します。
ココがおすすめ
- USBドングル(Loop 110)のおかげで接続ストレスがゼロ
- マイクのミュートボタンがWEB会議で快適
- マイクが口に近いので相手に音がよく聞こえる
- 音声入力用のマイクとしても便利
- 環境でのBGMイヤホン声をかけられるとしても便利
- 1日中つけていても耳が蒸れない
- ファームウェア管理アプリ(Shokz Connect)でアップデートも楽
(1)USBドングル(Loop 110)のおかげで接続ストレスがゼロ
使ってみて良かったのが「USBドングル(Loop 110)」です。
USBポートに繋げれば、すぐイヤホンを使いはじめられるのが本当に便利でした。
Bluetoothで接続する場合、どうしてもスイッチを入れてパソコン側で確認とワンクッション入ってしまいます。
「USBドングル(Loop 110)」であれば、ポートに挿した瞬間にOS側ですぐ認識。
余計な手間がかかりません。
BluetoothだとOSが原因なのか急につながらなくなったり、切れたりするのがストレスですが、ドングルであればゼロ。
接続に対して気を揉まなくて済む、ストレスがゼロになったのが、まず良かったことですね。
(2)マイクのミュートボタンがWEB会議で快適
そしてマイクのミュートボタンも便利でした。
い「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」だと、マイクの先にミュートボタンがついていますが、これが非常に使いやすい。
WEB会議では、普段はミュートしておいて、必要に応じてマイクをオンにしますが、いちいち画面のボタンを押すのはおっくうです。
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」ならマイクの先のボタンを押すだけでOK。
本体側でオン/オフできるので面倒くささが1つ消えました。
地味な改良ですが、使い勝手はかなり上がっていると感じました。
(3)マイクが口に近いので相手に音がよく聞こえる
あとはマイクの位置でですね。
これも口に近い位置にあるのが良かったです。
WEB会議だと声のクリアさが命ですが、物理的な距離が近いので特に工夫せずともクリアに声を届けられました。
前モデルと品質は変わりませんが、ビジネス用だけあって、他メーカ製に比べると明らかにクリア。
音声入力品質の高さはさすが「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」でした。
(4)音声入力用のマイクとしても便利!
音声入力用のマイクとしても便利でした。
音声入力は口とマイクの近さが命ですが、物理的に近いので、ボソボソしゃべってもしっかりと聞き取ってくれます。
しかも耳をふさがないので1日中つけていても苦にならないのもいいところ。
どこにいても、常に快適な音声入力の環境ができあがりました。
ワイヤレスイヤホンでも良いのですが、ふとした瞬間にぽろっと落ちてしまいます。
この点、「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」なら落ちる心配もありません。
音声入力をやっている人には本当に便利だと思います。
(5)声をかけられる環境でのBGMイヤホンとしても便利
仕事やパソコンでの作業中、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンをしていて不便なのが「声をかけられても気がつかない問題」です。
耳が塞がっていて、最近はノイズキャンセリング性能もいいので外部の音を完全にシャットダウン。
声をかけられても全く気がつかないこともしばしばです。
この点、「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」は耳をふさがないので、声かけにもすぐ気がつけます。
かといって音質が悪いわけではなくBGMなら十分実用レベルです。
オフィスでも在宅勤務でも声をかけられることは多いと思いますが、それでもイヤホンを使いたい、そんな時に本当に便利でした。
(6)1日中つけていても耳が蒸れない
あと改めて便利で良いなと思ったのが1日使っても耳の中が蒸れて不快にならないことですね。
耳の周りにあてるので、不快感が全くのゼロというわけにはいきませんが、ワイヤレスイヤホンに比べると十分快適です。
イヤホンやヘッドホンの装着しすぎで外耳炎になってしまったので、耳をふさがない骨伝導イヤホンには本当に助けられています。
(7)ファームウェア管理アプリ(Shokz Connect)でアップデートも楽
あと、管理面が楽なのも良かったです。
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」はビジネス向けと言うこともあってか、管理アプリ(Shokz Connect)がWindowsとMacで動くようになっています。
Shokz Connectをインストールしておけば、接続したときにファームウェアのアップデートを行えます。
画面も徹底してシンプルでわかりやすい。
管理のしやすさも考慮されているのはさすがだなと思いました。
買ってまだアプリを入れていない方はダウンロードしておきましょう。
「Shokz Connect」は以下のリンクからダウンロードできます。
まとめ:耳の蒸れが悩み、ウェブ会議が多いビジネスパーソンにおすすめ!
以上、一週間使ってみてリアルに感じた「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」の便利なポイントの紹介でした。
USBドングルで通信が安定、ZoomやMeetに便利なマイクミュートボタンありと、使い勝手はよかったですね。
何より耳をふさがないので1日つけていられる快適さがナイスでした。
あと、周りからの声に気がつけるのも本当にメリットですね。
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」なら声をかけられても安心、すぐに分かります。
声に気がつかず無反応、イヤな思いをさせることは確実に減りました。
WEB会議が多くてイヤホンをつけ必要があるけど、つけすぎで耳の蒸れも悩みなビジネスパーソンにはこれ以上無いイヤホンだと思います
ぜひ耳をふさがないイヤホンを使ってみたい方は、チェックしてください!
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」を買う方法
なお、「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」は執筆時点(2023/12/21)で、以下のサイトで購入できます。
(1)Shokz 公式サイトストアで買う
Shokzでは日本でも公式サイトをオープンしています。
購入後30日間の返品補償があり、何しろ公式なので個人で購入するなら安心、おすすめです。
(2)フォーカルポイントダイレクトで買う
国内代理店である「フォーカルポイント」の直販サイトでも購入できます。
自社で「フォーカルポイントダイレクト」というサイトを運営されており、直接購入できます。
代理店なので購入にあたってサポートも受けられますし、法人でまとめ買いする際にも便利です。
保証を重視するなら「フォーカルポイントダイレクト」もオススメです。
(3)Amazonや楽天で買う
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」はAmazonや楽天でも購入可能です。
価格は直販サイトと一緒です。
購入するならいつも使っているサイトがいい、Amazonギフト券、楽天ポイントを持っている方にオススメです。
(4)量販店で買う
「Shokz OpenComm2 UC (USB-C)」は、量販店で実機展示、販売もされています。
実物を確認してから購入したい方は量販店もオススメです。
ビックカメラやヨドバシなど大きめの量販店に行けばShokzコーナーがありますので、じっくり触って確かめられます。
```html
```