2013年10月4日、CEATEC2013に行ってきました。
そこで、ゲーム的に惹かれたのがドコモのブースで展示されていた「ドラゴンクエストX」。
Androidタブレットでできるドラゴンクエストですが出来の良さに非常にびっくりしました。
ドコモタブレットで提供されるドラゴンクエストは、クライアント側の処理は入力のみ、サーバ側で全て演算処理を行い出力はストリーミングで配信といういわゆる「クラウドゲーム」の形態をとっています。
私は、見ただけでの印象だと、映像カクカク、入力がワンテンポ遅れるなど遅延があったりするのでは?と懐疑的な所もあったのですが、実際に触ってみると想像以上に快適!
何が快適って遅延が一切がないことです。普通にPCやwiiで触れる画面と遜色なかったです。
回線の帯域さえしっかりしていれば(推奨5M)、問題ないようです。
このへん、どういう技術なのかわかりませんが、技術的にはゲームであってもシンクライアント的な方式による提供が問題がないところまで来ているのだなと実感しました。
で、同時に実感したのがクラウドゲームの将来性の高さですね。
これからの時代はクラウド形態でのゲームが主流になるのではないかと感じています。
素人考えですが、
技術環境的にはおそらく、
- サーバ能力もクライアント側の入力をリアルタイムで演算できるところまできた
- 回線帯域もブロードバンドでクライアントにストリーミングで返せる環境が整った
ゲームを提供する企業としても
- 月額課金などストック収入による長期的安定収入を見込める
- 端末のスペックを考える必要が無い
- 開発環境もハードに縛られない
- 過去の資産を活用できる。
- ソフトのメンテナンスも容易になる
など提供側にとっては良いことだらけだと思うからです。
ユーザにとっても、
- 専用のハードを買う必要がない。
- ハード故障やリプレースから解放される
とメリットがあると思います。
※ひかりTVゲームの画面。STBでもPS3ライクなゲームができる。
現役世代はソフトが手元にないことに対する抵抗感はあるので、クライアント型は当分残ると思いますが、クラウド型がネイティブなゲーム世代なんかはそんな抵抗感もなくなるでしょう。
アドビしかり映像コンテンツ、音楽もオンデマンド配信が主流になっているように、ゲームもクラウドでが主流に予感がひしひししますし、そうなって欲しいです。
そうすれば、再びリッチゲームが隙間時間の主役として、ネイティブだのブラウザだのガチャだのちんまいスマホゲームにとって変わることができると思います。
私としては、
ファミコン、メガドライブ、PCエンジンの全タイトルが月額1000円で遊び放題!!
ってなってほしいです(笑)
このへん、おっさんゲーマー世代な方はクラウド型ゲームへの嗜好はどうなんでしょうね~?
なじまないとかの意見の方が多数派かな?気になるところではあります。
ここまで書いていて、クラウドゲームのこれまでとこれからが木になったので、
後で、自分なりにクラウドゲームの現状まとめておこうと思います(笑)
こうご期待!!?