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HP ProBook 4 G2i 16 AI PC実機レビュー|テンキー付きで画面の大きさが魅力のノートパソコン

はじめに

※この記事は、日本HPから製品をお借りしてレビューしています。アフィリエイト広告(PR)を含みます。

白い壁の前で開いたHP ProBook 4 G2i 16 AI PC
HP ProBook 4 G2i 16 AI PC(実機)

どうも、最近EliteBookやProBookなど、HPのビジネス向けパソコンをたくさんレビューしているタケイ(@pcefancom)です。

今回は、HPからお借りしたこのパソコンを実際に1週間使ってみました。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PCは、16インチの大画面を備えながら長時間のバッテリー駆動を実現した、事務やオフィス作業にぴったりの1台です。16インチの別モデルとの違いや、使って感じた良かった点、気になった点を率直にお伝えします。

今回レビューするのは、先進のAI機能に対応したCopilot+ PC(マイクロソフトが定めるAI向けPCの規格)モデルの「HP ProBook 4 G2i 16 AI PC」(型番D8YQ3PA/D8YQ4PAなど)です。名前の似た「HP ProBook 4 G2i 16」とは別のモデルになります。購入する際は、製品名に「AI PC」が付いていることと型番をしっかり確認してください。

結論|HP ProBook 4 G2i 16 AI PCはこんな人におすすめ

HP ProBook 4 G2i 16 AI PCを実際に使ってみて、おすすめできる人とおすすめしない人を整理しました。

おすすめできる人

  • 16インチの大画面とバッテリー持ちの良さを重視する人
  • インテル製CPUを搭載したCopilot+ PCが欲しい人
  • 20Gbpsの高速USB-C端子やテンキーを活用したい人
  • Officeソフトやブラウザ、Web会議などの事務作業が中心の人

おすすめしない人

  • ノートPCを外へ頻繁に持ち歩きたい人
  • 専用グラフィックスが必要なゲームや本格的な動画編集を行いたい人

本体重量が約1.885kgあるため、基本的にはデスクに据え置いて使うスタイルに向いています。専用のグラフィックスボードは非搭載ですが、OfficeソフトやWeb会議を中心とした事務用・オフィス作業用であれば快適に動作します。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC|スペックと特徴

HP ProBook 4 G2i 16 AI PCは、日本HPのビジネス向けノートPC「ProBook 4」シリーズに属する16型モデルです。

CPUにはインテル Core Ultra 5 プロセッサー 325(Core Ultra シリーズ3)を搭載しています。AI処理専用プロセッサであるNPUの性能は最大47 TOPS(1秒間に47兆回の演算処理)です。マイクロソフトがCopilot+ PCの要件としている「40 TOPS以上のNPU」を満たしています。

バッテリー駆動時間は最大17時間30分(MobileMark 30)と公表されており、ProBook 4 G2シリーズの3機種の中で最も長い数字です。発売日は公式ページに記載がなく、ウインタブの報道では2026年6月20日となっています。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PCと同じ16型ProBook 4の製品画像(正面)
16型のProBook 4 G2(画像:日本HP)
項目HP ProBook 4 G2i 16 AI PC
OSWindows 11 Pro
CPUインテル Core Ultra 5 プロセッサー 325(Core Ultra シリーズ3)
NPU最大47 TOPS
グラフィックスインテル グラフィックス(CPU内蔵)
メモリ16GB(16GB×1)※完売のDJ9H5PA/DJ9H4PAは8GB×2。スロット数は公式未記載
ストレージ256GB/512GB SSD(M.2 PCIe NVMe)
画面16.0型 WUXGA(1,920×1,200)、16:10、非光沢 ※輝度は公式未記載
無線Wi-Fi 6E(インテル AX211)+Bluetooth 5.3、HP Extended Range Wireless LAN
カメラ5MP Webカメラ(視野角88度)+IRカメラ(Windows Hello)、プライバシーシャッター
バッテリー56Wh(3セル)、最大17時間30分(MobileMark 30)、約1000回の充放電サイクルを設計寿命とする高耐久バッテリー
サイズ約359.4×251.0×21.4mm
重さ約1.885kg〜
キーボードキーピッチ18.7mm、キーストローク1.5mm、Copilotキー、テンキー付き
セキュリティ指紋認証リーダー(標準)、IRカメラ、HP Sure Start/Sure Sense/Sure Run/Sure Recover/Sure Click
耐久性MIL-STD 810H試験
発売日公式ページに記載がなく、ウインタブの報道では2026年6月20日

MIL-STD 810H(米国防総省の調達基準にもとづく耐久試験)もクリアしていて、ビジネス向けらしい作りです。

直販のモデルと価格

価格は2026年10月19日時点のHP Directplusのダイレクト価格(税込)です。

型番CPU/メモリ/SSD直販価格(税込、10/19時点)
D8YQ3PACore Ultra 5 325/16GB(16GB×1)/256GB248,150円
D8YQ4PACore Ultra 5 325/16GB(16GB×1)/512GB258,150円
DJ9H5PA/DJ9H4PA(スタンダードモデル)Core Ultra 5/16GB(8GB×2)/256GB・512GB公式ページでは完売表示

256GBと512GBの価格差は1万円です。

名前の似たHP ProBook 4 G2i 16(Copilot+ PCではない)との違い

日本HPには、名前がよく似た「HP ProBook 4 G2i 16」という別モデルもあります。こちらはCPUがインテル Core シリーズ3で、Copilot+ PCではありません。公式ページで確認できる主な違いをまとめました。

項目ProBook 4 G2i 16 AI PC(この記事)ProBook 4 G2i 16
CPUCore Ultra 5 325Core 5 320/330、Core 7 350/360
NPU・Copilot+ PC最大47 TOPS、Copilot+ PCCopilot+ PCではない
無線LANWi-Fi 6EWi-Fi 7(インテル BE211など)
USB-C20Gbps(USB PD、DisplayPort 1.4)×220Gbps(USB PD 3.1、DisplayPort 2.1)×2
重さ約1.885kg〜約1.85kg〜
バッテリー駆動時間最大17時間30分後日公開
直販価格(10/19時点)248,150円〜228,150円〜(在庫限定)
公式ページのURL/probook_4_g2i_16_ai//probook_4_g2i_16/

価格差は約2万円ありますが、AI処理を行うNPU性能や長時間のバッテリー駆動を求めるなら、Core Ultraを積んだAI PCモデルが適しています。購入する際は、製品名に「AI PC」が付いているか、型番がD8YQ3PAまたはD8YQ4PAになっているかを必ず確認してください。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC|外観と端子(USB-C 20Gbps)

本体サイズは約359.4×251.0×21.4mmで、公称の重さは約1.885kgからです。同じ16型のG2a 16 AI PC(約1.89kg、厚さ19.9〜20.4mm)と比べると、重さはほぼ同等で、厚さは約1mm厚くなっています。

片手で持ったHP ProBook 4 G2i 16 AI PCの天板
天板。片手で持つとずっしりきます(公称 約1.885kg〜)

端子の一覧

位置端子
右側面USB Type-A 5Gbps(Powered)、有線LAN(RJ45、ギガビット)、ナノセキュリティロック ケーブル用スロット(約2.5×6mm)
左側面HDMI 2.1、USB Type-A 5Gbps(Powered)、USB Type-C 20Gbps(USB Power Delivery、DisplayPort 1.4)×2、ヘッドホン/マイクコンボジャック
正面(画面の上)マイク、5MP Webカメラ、IRカメラ(Windows Hello対応)、プライバシーシャッター

端子の並びはAMD版のG2a 16 AI PCと同じですが、USB-Cの転送速度が20Gbpsとなっており、G2a(10Gbps)の2倍の速さを備えています。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PCの左側面(HDMI、USB-A、USB-C×2、ヘッドホン端子)
左側面:HDMI 2.1、USB-A、USB-C 20Gbps×2、ヘッドホン/マイク端子(画像:日本HP)
HP ProBook 4 G2i 16 AI PCの右側面(USB-A、有線LAN、セキュリティロック用スロット)
右側面:USB-A、有線LAN、セキュリティロック用スロット(画像:日本HP)

インターフェースはとても充実していて実用的でした。外部モニターへの接続も、HDMIとUSB-Cのどちらを使っても問題なく映像が出力できます。USBの転送速度も十分に速く、USBハブをつないで試してみた際も、ファイルの転送がとてもスムーズに行えました。ノートパソコンとして考えた場合、日々の実務に必要十分な端子が揃っています。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC|画面とキーボード(テンキー付き)

画面は16.0型のWUXGA(1,920×1,200)、縦横比16:10の非光沢パネルです。映り込みが少ないパネルです。なお、輝度や色域は公式ページに書かれていません。

キーボードはキーピッチ18.7mm、キーストローク1.5mmで、Copilotキーを備えたテンキー付きです。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PCのテンキー付きキーボード(Enterキー周り)
Enterキー周りもしっかりサイズが取られたテンキー付きキーボード

キーボードはとても使いやすい仕上がりです。テンキーがあるのでしっかり使いやすいですし、カーソルキーなどの印字も大きくて見やすい設計になっています。キーの配置やサイズ感のバランスが良く、打ちにくさを感じることはありませんでした。

キーストロークは浅めですが、他のモデルと同様に静音タイプのため、タイピング音が静かで周囲に気兼ねなく作業できます。特にエンターキー周りのキーサイズがしっかりと確保されている点は好印象でした。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC|性能はオフィスやウェブ会議には十分

本機の性能は、オフィス作業やWeb会議をこなすには必要十分な実力を備えています。

実際にPowerPointやExcelなどのファイルを複数開きながら、カメラをオンにしてWeb会議を行い、さらにブラウザで調べ物をするような作業を試してみました。そうした場面でも動作が重くなったり、固まったりすることはありません。

冷却ファンの音もそれほど大きくなりませんでした。メインターゲットである事務やオフィス作業であれば、ストレスなく快適に使えます。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC|バッテリー持ち(公式値17時間30分と実測)

バッテリーは56Wh(3セル)で、公式の駆動時間は最大17時間30分(MobileMark 30)です。同じ容量のAMD版(G2a 16 AI PC)は最大14時間30分なので、公式値では3時間長くなっています。

実際に使ったときの結果は、次のとおりです。

条件結果
テストの方法(動画再生/作業、画面の明るさ、電源モード)動画再生、時々Web会議なら10時間以上持つ
100%から使えた時間約12時間
1時間あたりの減り方10%いくかいかないか
満充電までの時間約3時間

バッテリー持ちは素晴らしいです。10時間以上しっかり持つため、丸1日の仕事で充電器を持ち歩く必要がないくらいに使えます。

据え置きメインのため電源につないだまま使う場面が多いパソコンだとは思いますが、半日の外出や展示会などで終日使う際でも、充電器なしで十分に使えます。電源につながずに使っても、動画再生や時々のWeb会議であれば10時間以上しっかり稼働してくれました。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC|セキュリティ機能は高い

指紋認証リーダーとIRカメラ(顔認証)を標準搭載しており、Windows Helloによる素早いサインインに対応しています。加えて、BIOSを保護するHP Sure Startや、不審なWebサイトを隔離して閲覧できるHP Sure Clickなど、HP独自の高度なセキュリティ機能が備わっています。

ProBookもEliteBookと同じように、HP Wolf Securityやセキュリティブラウザが搭載されています。

特にセキュリティブラウザのHP Sure Clickを使うと、銀行などの取引や、最近多い情報流出が気になる場面でも安心して使えます。HP Sure StartやHP Sure Clickといったセキュリティ機能は、仕事でパソコンを使ううえでとてもありがたい機能です。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC|使って感じた良かった点

1週間実際に使ってみて良かった点を紹介します。

良かった点(1)テンキーが付いていてExcelで使うには便利

何より便利だと感じたのは、このパソコンの特色であるテンキーが付いていて、Excelなどで快適に使える点です。

表計算やオフィス系の作業など、仕事で数字を入力する場面は頻繁にあります。そんなとき、打ちやすいテンキーがあると仕事がしっかり捗ります。キーボード上段の数字キーより、テンキーのほうが素早く打てます。数字を扱う実務が多い方にとって、テンキーがある点はかなりの強みになります。

良かった点(2)画面が大きいので目が疲れない

画面が大きいので純粋に目が疲れないという点も魅力的なポイントです。

16インチの大画面かつ細いベゼル(画面の枠)で作られているため、フルHDでも文字が大きく見えます。Windowsの設定で文字サイズを変更することもできますが、画面自体が広いため、13インチや14インチの小型ノートPCと比べると目の疲れにくさは段違いでした。光沢のないノングレア液晶なので照明の映り込みも少なく、16インチだからこその大きなメリットだと実感しています。

良かった点(3)キーレイアウトも打ちやすい

キーの配列が自然で、しっかり打ちやすいレイアウトになっている点も良かったです。

一部の海外モデルでは、エンターキーがやたらと小さかったり、円マークキーが指先ほどのサイズしかないような設計を見かけることがあります。その点、HPは日本人向けに使いやすいキーデザインをしっかり維持しています。

エンターキーをはじめ、円マークキー、バックスペースキー、カッコキー、シフトキーなどが押しやすいサイズで配置されていました。細かな部分ではありますが、長く使っていると作業の快適さに直結します。打ちやすいキーレイアウトが確保されている点は、このモデルの確かな長所です。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC|使って感じた気になった点

気になった点(1)片手で持つには重い

本体重量が約1.885kgあるため、純粋な持ち運びには向きません。カバンに入れる場合も大きめのバッグを用意する必要があり、持ち運びはそれなりに大変です。

実際に片手で持ってみると、親指がプルプル震えるくらいのずっしりとした重さでした。堅牢なボディの良さはあるものの、携帯性を重視する方は注意が必要です。もし片手で軽快に持てるモデルが良い場合は、同じProBookシリーズの14インチモデルを選ぶと持ち運びが楽になります。

気になった点(2)ゲームや動画編集には向かない

ゲームや動画編集には向かないという点にも注意が必要です。グラフィックスボードを積んでいないため、軽いゲームやブラウザゲームは動いたとしても、グラフィックス性能が必要なSteamやEpic Gamesのゲームはなかなか遊べません。

動画編集に関しても、フルHD以下の簡単なカット編集や動画のファイル変換程度であればこなせます。ただ、複数のタイムラインや動画素材を並べて編集するような重い作業には不向きでした。

もしゲームや高度な動画編集も行いたい場合は、同じHPから出ているゲーミングPCやクリエイター向けモデルを選ぶことをおすすめします。ProBookはあくまで、オフィスワークや事務作業、ブラウザ作業に向いているパソコンです。

HP ProBook 4 G2a 16 AI PCとの違い

同じ16インチのProBook 4シリーズには、AMD製CPUを搭載した「HP ProBook 4 G2a 16 AI PC」という兄弟モデルがあります。インテル版(G2i)とAMD版(G2a)の主な違いは以下のとおりです。

  • CPU:G2i 16 AI PCはCore Ultra 5 325(最大47 TOPS)、G2a 16 AI PCはRyzen AI 5 430/Ryzen AI 7 450(最大50 TOPS)
  • バッテリー駆動時間(公式値):G2iが最大17時間30分、G2aが最大14時間30分
  • USB-Cの転送速度:G2iが20Gbps、G2aが10Gbps
  • 直販価格(10/19時点):G2iが248,150円〜、G2aが188,150円〜(在庫限定)

AMD版の詳しい使用感については、HP ProBook 4 G2a 16 AI PC 実機レビューで詳しく紹介しています。

同じサイズ感のモデルですが、CPUがAMD製Ryzenかインテル製Core Ultraかという根本的な違いがあります。主な相違点は、スレッド数やバッテリー駆動時間、インターフェースの速度などです。

どちらを選ぶべきかという点について、16インチの事務作業用PCで初期費用をできるだけ抑えたいのであれば、AMDのRyzenモデルを選んだほうが安く購入できます。

ただ、バッテリー駆動時間とUSB-Cの速さはIntelモデルのほうが上です。

細かな使い勝手においてより快適な環境を整えたいのであれば、予算が許す限りインテルモデルの購入をおすすめします。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PCを買う方法

HP ProBook 4 G2i 16 AI PCは、日本HPの公式直販サイト「HP Directplus」で購入できます。名前の似たG2i 16と取り違えないよう、型番をしっかり確認してから注文してください。

本機は他のProBookと同様に法人向けモデルですが、個人でも購入が可能です。HP Directplusのページに入って製品を選び、見積もりから注文手続きへと進んでいけば、個人のクレジットカードでも問題なく購入できます。

ビジネス向けモデルでも、いろいろなキャンペーンをやっています。購入前に、キャンペーン情報を確認するのがおすすめです。

HP ProBook 4 G2i 16 AI PC レビューまとめ|大画面のOffice、事務作業用パソコンがほしい方におすすめ

白い壁の前で開いたHP ProBook 4 G2i 16 AI PC
大画面とテンキーで事務作業向きの16型

以上、HP ProBook 4 G2i 16 AI PCのレビューでした。

このパソコンの良さを一言で言うと、16インチの大画面に使いやすいテンキーが付いている点にあります。Excelなどで数字入力やテンキーをたくさん使い、いろいろな事務作業を大きな画面で長時間快適に行いたい方に最もおすすめできるノートPCです。

3Dゲームや動画編集はしないけれど、事務作業やオフィス作業を快適にこなせるパソコンが欲しいという方に適しています。

16インチの大画面とテンキーによる作業効率、そして充電器なしでも安心して使えるバッテリー持ちを重視する方は、ぜひ検討してみてください。価格はセールで変わるので、リンク先で最新の価格を確認してください。

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ProBookシリーズは画面サイズやCPUの違いによって使い勝手や価格が変わりますので、用途に合わせて最適なモデルを選んでみてください。

参考にした公式情報

-ノートPC・パソコン, レビュー
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