今回はSOUNDPEATSさんから提供いただいた「SOUNDPEATS Air5 Pro+(サウンドピーツ・エア ファイブ プロ・プラス)」を1ヶ月ほど使い込んだので、その感想をまとめていきます。
先に結論から言ってしまうと、これは「音に集中したい人」のためのイヤホン、というのが私の率直な印象です。
地下鉄の騒音をきれいに消してくれるノイキャンと、xMEMSドライバーによる刺さらない高音。そして私が一番驚いたのが価格です。
手元にある定価4万円近いイヤホンと並べても、音質で引けを取らないんですよね。それでいて実売は1万円台前半。
普段Chromebookでの作業BGMやネトフリ用に色々なイヤホンを試してきた私ですが、Air5 Pro+は「集中したい時間のお供」としてメインで使うイヤホンになりました。

SOUNDPEATS Air5 Pro+ のスペックと特徴
まずは基本情報をさらっと押さえておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | SOUNDPEATS Air5 Pro+ |
| 発売日 | 2025年10月27日 |
| 通常価格 | 15,380円(実売は1万円台前半、セール時は1万円切りも) |
| ドライバー | xMEMSドライバー「Cowell」+10mmダイナミックドライバーのハイブリッド構成 |
| アンプ | 専用Class-Hアンプ(XAA-2000) |
| プラットフォーム | Qualcomm S3 Sound Platform |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / aptX Lossless / LC3(LE Audio) |
| 認証 | Hi-Res Audio Wireless、Snapdragon Sound のダブル認証 |
| ノイズキャンセリング | 最大-55dB(AIアダプティブANC) |
| 充電 | USB Type-C(ワイヤレス充電は非対応) |
| 受賞 | VGP2025 SUMMER 金賞 |
ざっくり言うと、xMEMSという新しい方式のドライバーと、従来の10mmダイナミックドライバーを組み合わせた「いいとこ取り」のハイブリッド構成が売りです。xMEMSは従来のBA(バランスド・アーマチュア)型と比べて応答速度が約4倍と速く、歪みも少ない。BA特有のあのちょっと金属的でキンキンした響きがなくて、高音がやさしいんですよね。
そこに10mmダイナミックドライバーが低音の迫力を足してくれる。高音はxMEMS、低音はダイナミック、という分担になっているわけです。

ケースはマットブラックにゴールドのSOUNDPEATSロゴが効いていて、安っぽさは皆無。手のひらにすっぽり収まるサイズ感です。

フタを開けると、ローズゴールドのステム部分がちらり。ブラック×ゴールドの配色がなかなか上品で、1万円台のイヤホンとは思えない見た目です。ケースには「Hear the difference」の刻印も入っています。
SOUNDPEATS Air5 Pro+ で快適だった使い方
1ヶ月使ってみて、私が「これは合っているな」と感じたシーンを紹介します。
電車でNetflixを鑑賞
電車でネットフリックスを観るのが個人的には最高でした。
私は有楽町線や大江戸線をよく使うんですが、走行音がうるさいことで有名な路線でもノイキャンをオンにすると車内アナウンスがうっすら聞こえるくらいまで静かになります。
ドラマのセリフがちゃんと聞き取れるので、移動時間での視聴も快適でした!

集中したいときの作業BGM用イヤホン
それからカフェでの作業BGM。ガヤガヤした店内でも、音楽に没入できます。
コワーキングスペースで周りの話し声をシャットアウトしたいときも頼りになりました。
あとは自室でのBGM流し用。在宅作業のときに音楽をかけながら集中する用途にもバッチリです。
要するに「座って音に集中したいシーン」全般で力を発揮するイヤホンですね。
SOUNDPEATS Air5 Pro+ で他のイヤホンを使ったほうがいい使い方
ジムやジョギングの時にはイヤーカフがいい
一方で、向いていない使い方も正直に書いておきます。
ジムでの筋トレやジョギングのお供には、私はあまりおすすめしません。後述しますがカナル型でしっかり密閉するタイプなので、激しく動くと汗で蒸れますし、屋外を走るときは安全面でも外音をある程度取り込みたい場面が多い。
運動用には、もっと軽量で蒸れにくいイヤーカフ型などを別に用意したほうが快適だと思います。
Air5 Pro+はあくまで「腰を据えて音に浸る」ためのイヤホン。動きながら使うデバイスとは性格が違うんですよね。
SOUNDPEATS Air5 Pro+ を使って良かったところ
ここからが本題です。1ヶ月使って「これは良い」と感じたポイントを4つにまとめました。
(1)素人耳にもわかる音質の進化、特に中高音域がすばらしい

まず音質です。以前のモデルから低音はしっかり鳴っていましたが、今作は高音と中音域がさらに磨かれた印象でした。
特にJ-POPやカントリーミュージックを聴くと、ギターの音がはっきりとクリアになっているのが分かります。弦をはじく一音一音の輪郭がくっきりしているのに、耳に刺さらない。xMEMSの効果なんでしょうね、長時間聴いていても疲れないんです。
私は定価4万円近いイヤホンも持っていますが、それと比べても遜色ないレベルに仕上がっていると感じました。これは正直すごいことです。
(2)ノイズキャンセリング性能が高い!地下鉄でも静かに音楽が聴ける
ノイキャンの実力も本物です。先ほども書きましたが、有楽町線や大江戸線のような走行音がうるさい路線でも、聞こえるのは車内アナウンスくらい。
ゴーッという低い騒音がスッと消える感覚は、何度体験しても気持ちいいですね。
アプリ「PeatsAudio」を見ると、適応型・室内・屋外・屋外交通といったモードが用意されていて、AIが装着状態や環境を検知して最適化してくれます。基本は「適応型ノイズキャンセリング」に任せておけば、シーンに応じて勝手に効き具合を調整してくれるので楽でした。
マルチポイントやゲームモード、LDACのオンオフもこの画面から切り替えられます。

(3)Nintendo Switch2用のイヤホンとして快適
Nintendo Switch2とセットで使ってみたら快適に使えたのも良かったですね。
ゲームモードを有効にする、Nintendo Switch2とBluetoothで接続すれば、ゲーミングイヤホンの完成です。
低遅延で音が聞こえるので、ラグも無く高音質でゲームができました。
1万円台のイヤホンだとゲームモードがない事もありますが、SOUNDPEATSはしっかりとカバー。
ゲームで使うにも快適です。
子どもにも使わせたら迫力あるし、音がずれないのもあって普通に感動していました。

(4)集中用のイヤホンとしてとても使いやすい
ノイキャンが強力なので、作業に集中するためのツールとしても優秀です。私は睡眠系アプリでホワイトノイズを流しながら使っているんですが、ほぼ無音に近い環境ができあがるので、原稿を書くときや勉強のお供に重宝しています。
外の音が気にならなくなると、こんなに集中できるのかと実感しますね。
(5)3万円クラスと遜色ない音質なのに実売1万円台前半という神コスパ
そして、これが一番の驚きです。私はHUAWEI FreeBuds Pro 3やApple AirPods Proも併用していますが、Air5 Pro+は音質面でまったく引けを取りません。ブラインドテストをしたら判別できないんじゃないか、と思うほどです。
正直、価格を見る前に使っていて「これ2万円くらいかな」と思っていたんです。それが通常価格15,380円、実売は1万円台前半。びっくりしました。3万円以上の高級機で良い体験ができるのは当然ですが、1万円札一枚でこの性能が手に入るのはSOUNDPEATSならではの強みだなあと。
セール時には1万円を切ることもあるので、そのタイミングを狙えばコスパはさらに化けます。世代を追うごとに進化のスピードが速まっているのを肌で感じますね。
SOUNDPEATS Air5 Pro+ で気になった点
もちろん、完璧ではありません。気になった点も2つ正直に書いておきます。
(1)ワイヤレス充電には非対応
ひとつはワイヤレス充電に非対応なこと。低価格な分、ここは割り切られています。
とはいえ写真の通りUSB Type-Cで充電できるので、実用面で困ることはほとんどありませんでした。
Qi充電に慣れている人だけ覚えておけばいいかな、というレベルです。

(2)カナル型なので耳が蒸れる
もうひとつはカナル型ゆえの蒸れです。
しっかり密閉してくれる構造なので遮音性は高いんですが、これからの暑い季節は耳が蒸れる可能性があります。長時間つけっぱなしだと、夏場はちょっと気になるかもしれません。
耳の蒸れがどうしても苦手な人は、同じSOUNDPEATSのイヤーカフ型(CCイヤーカフ、UUイヤーカフ)やCR1あたりを検討するのもアリだと思います。
SOUNDPEATS Air5 Pro+ は1万円台で高音質なカナル型イヤホンが欲しい方にオススメ
異常、SOUNDPEATS Air5 Pro+のレビューでした!
1ヶ月使った結論として、Air5 Pro+は本当にコスパの良いイヤホンだと感じました。
カナル型で1万円台、できる限り高音質なイヤホンが欲しい人。ノイキャンと音質の両方にこだわりたい人。そして、座って音楽や映像にじっくり浸る時間を大切にしている人。こういう方には自信を持っておすすめできます。
逆に、運動中に使いたい人やワイヤレス充電が必須の人は、別の選択肢を考えたほうがいいでしょう。
私のように通勤電車やカフェ、自室での作業がメインなら、この価格でこの音質とノイキャンが手に入るのは素直に「お見事」のひと言です。
Amazonで購入できますので、ぜひチェックしてみてください!

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