どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
画像にぼかしや矢印、テキストを入れるには、Windowsだと「ScreenPresso」、Macだと「Skitch」が定番。
Chromebookだと定番のツールはありませんでしたが
「Awesome Screenshot」
がかなり近い動きをしてくれてオススメです。
Chromebookでの
キャプチャ&画像編集は、
Awesome Screenshot
に落ち着いている。 pic.twitter.com/SdkWoqC5fG— タケイマコト (@pcefancom) May 7, 2023
どんなツールか、できることと使い方を紹介します。
「Awesome Screenshot」とは?
「Awesome Screenshot」は、画面録画およびスクリーンショット機能を提供する拡張機能です。
デスクトップ画面や特定のアプリケーションの領域をキャプチャし、ビデオや静止画を生成できます。
編集機能も備えており、テキストや図形の追加、切り取りや結合ができ、また画面録画に加えて、音声のキャプチャ、ウェブカメラの統合、リアルタイムでのマウスポインターのハイライト、ズームイン・ズームアウトといったことも行えます。
いわば、「ScreenPresso」「Skitch」とChrome版といったツールです。
「Awesome Screenshot」料金プラン
「Awesome Screenshot」の料金はフリーミアムかつサブスクになっています。
基本的には無料、いくつかの機能するのにサブスクリプション課金が必要といったスタイルです。
個人向けの料金プランには「Basic」と「Proffetinal」があり、スクリーンキャプチャできる数と機能、画面収録できるビデオの長さと品質で差をつけています。¥
価格はそれぞれ月5ドル、6ドルから。
スクリーンキャプチャ系のアプリとしては平均的な価格です。
無料プランでは以下の機能が利用可能です。
- スクリーンショットは最大100枚まで
- 基本的なアノテーションツール
- 最大20件まで録画可能
- 録音時間は無制限
- 最大720pの解像度
- 3日以内にゴミ箱から回収する
- MP4でダウンロード(1時間以内)
- 録音中にアノテーションツールを使用する
- カット、テキスト、シェイプでビデオを編集する(1時間以内)
以下の映像のように、
・アンダーラインを引く
・テキストを挿入する
・矢印を入れる
・ぼかしを入れる
といった基本的な作業は可能ですが。
Chromebookでの
キャプチャ&画像編集は、
Awesome Screenshot
に落ち着いている。 pic.twitter.com/SdkWoqC5fG— タケイマコト (@pcefancom) May 7, 2023
吹き出し、自動番号、ステッカーは有料になっています。
なお画面収録については、無料プランだとHD(720P)のみでの収録、編集も1時間以内。
Proffetinalに変更すると、4Kでいつでも編集可能になります。
「画像編集するときにどうしても吹き出しを使いたい」
「画像に番号を自動で振りたい」
といった場合に有料プランにするといいでしょう。
いずれにしろ月額6ドルなのでコスパはいいと思います。
Awesome Screenshotの使い方
基本的な使い方も紹介します。
全部Chromebookでこなせます。
step
1拡張機能をインストールする
まずは拡張機能をインストールします。
以下のリンクからダウンロードできます。
step
2Awesome Screenshotをピンどめする
インストールができたら常にツールバーに表示させるようにします。
アイコン(パズルのマーク)をクリックして、ピン留めしておきます。
step
3画面をキャプチャ・録画する
これで操作できるようになりました。
アイコンをクリックして画面をキャプチャ、もしくは収録、編集、保存をしていきます。
画面キャプチャ・収録どちらにするはタブで選ぶ形です。
なお、画面キャプチャについては
表示部分:Ctrl + Shift + V
選択範囲:Ctrl + Shift + S
全画面:Ctrl + Shift + E
でもできますので、試してみてください。
step
4画像に矢印、枠、アンダーライン、テキストを挿入する
キャプチャできたら実際に画像を編集していきます。
画像は以下のURLに保存されているのでアクセスしてみましょう。
キャプチャした画像を開いたら「Annotate」をクリック。
編集画面になって画像を編集できるようになります。
ツールバーは以下のようにアイコンで表示されているので直感的に操作できると思います。
step
5画像を保存する
画像を保存するときはSaveをクリックすればOKです。
保存先は標準でAwesome Screenshotのクラウドストレージになっていますが、オプションで
「Google Drive」
「Box」
「Dropbox」
への保存も可能です。
クラウドストレージに保存するには「オプションのページ」にアクセス。
Cloud Drive ServiceのメニューのConnect New Accountボタンを押してリンクを設定すればOKです。
画像の編集が終わった後の画面で、「Save to Cloud」を押すとクラウドストレージにアップロードできます。
自動でアップロードとはいきませんが、好きなフォルダへの保存が可能です。

Awesome Screenshotのオススメポイント
どんな点がいいのか、おすすめポイントを紹介します。
(1)無料でほとんどのツールが使える
「Awesome Screenshot」が素晴らしいのは
「無料で使える機能の範囲が大きいこと」
です。
ブログや説明画像を作るときに、必要になるのが
画像の切り抜き
ぼかし
枠囲み
矢印・テキストの挿入
画像の保存
くらいです。
これらの機能はすべて無料で使えます。
使えないのは、コメントと番号リストくらい。
他のツールに比べて無料でやれることが多いのは魅力です。
(2)標準の画面キャプチャにはない機能がある
また、画面キャプチャについてカウントダウンタイマーも備えています。
ボタンと同時でしかキャプチャができないとポップアップメニューを保存できずそれなりに不便だったりします。
タイマー付きスクリーンショットができるのはありがたいところです。
(3)Chromebook、Windows、Macでデータを統合できる
異なるOSデバイス間でキャプチャーデータを統合できるのがありがたいです。
保存先がクラウドストレージなので端末だけに保存されません。
拡張機能をインストールしたChromeであれば、どんなパソコンからアクセスできます。
- Windowsの画面をキャプチャしてChromebookで編集
- Chromebookの画面を収録しておいて後からWindows・Macで編集
なんてお事もできます。
私はChromebook とWindowsとMacを併用しているので大変ありがたく使っています。
マルチデバイスな方には本当にオススメです。
Chromebookで注釈を入れるのならベターなツール
以上、「Awesome Screenshot」の紹介でした!
Chromebookでブログを書いたり、説明画像を作りたい方も多いと思います。
WindowsやMacでもわざわざアプリを入れないで作業したい方もいるのではないでしょうか?
「Awesome Screenshot」は拡張機能なので、アプリをインストールする必要はありません。
手軽に使えるので、注釈を入れるツールを探していたら、ぜひ使ってみてください!