どうも、Chromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
なにかとロースペックで安いモデルが話題になるChromebook。
10万円を超えるようなハイエンドモデルは敬遠されがちです。
しかし「ハイエンドモデル」は「エントリーモデル」とは違った魅力があります。
これまで、
「Lenovo ThinkPad C13 Yoga Chromebook」(2021年)
「HP Chromebook x360 13c」(2021年)
「Samsung Galaxy Chromebook」(2020年)
「Google Pixelbook」(2018年)
「ASUS Chromebook C302CA」(2017年)
とその時々のハイエンドモデルを買って使ってききました。
そんなタケイから「ハイエンドモデルの魅力」と「買う理由」、最後にこれから買ってもいい「おすすめモデル」を紹介します!
ハイエンドなChromebookは何が違うのか?
まずは「ハイエンドなChromebookの魅力」からいきましょう。
1.起動、スリープ解除が恐ろしく速い
もともとChromebookは速い起動速度が売りです。
エントリーモデルでも10秒程度で起動しますが、ハイエンドモデルはさらに速いです。
以下は「Galaxy Chromebook」で電源を入れて起動してみたところ。
なんと5秒もかかりません。
Chrome OSのロゴが出てからの起動して使えるまでが激速でまさにポメラ感覚。
快適そのものです。
ストレージがNVMeなところも影響しているのでしょうね。
ChromebookでもGalaxyChromebookは特に起動速いっす。
電源ボタン押し終わってから5秒でログイン画面。
ストレージが早いおかげでもあるこな。
作業し始めるまでも20秒。ここはChromebook圧倒的にはやい。
Windowsだとスタートアップで時間を食う。 pic.twitter.com/VbkcBAteWS— タケイマコト (@pcefancom) November 2, 2020
Chromebookのなかでも、更に早く作業に取り掛かれるのはハイエンドモデルの魅力です。
2.生体認証(指紋)に対応している
ハイエンド特有なのが生体認証です。
スリープ解除するときにパスワードやPINを入力することなく、指をそっと置くだけで解除できます。
これも一度味わってしまうと戻れなくなりますね。
数秒の差ですが、すぐ作業に戻れるのは快適そのものです。
私の場合、指紋認証があるから選んでいるところもありますね。
Galaxy Chromebookで使い始めてから、可能な限り外せないポイントになりました。
スリープからの復帰は一瞬。GalaxyChrombook。これは病みつきになる。キーを叩かずに入れるのは便利😀 pic.twitter.com/D6orRPQruu
— タケイマコト (@pcefancom) April 20, 2020
Wi-Fi6についても同様です。Chromebookで対応しているのはハイエンドモデルがほとんどになっています。
こういった最新トレンドを味悪のもハイエンドモデルならではです。
3.ディスプレイも高品質
ハイエンドモデルなおしなべてディスプレイがきれいです。
ハイエンドとそれ以外のモデルで差が付きやすいところでもあります。
解像度は最低でもフルHD、よければ4Kになりますし、アスペクト比も16:10か3:2が主流です。
Pixelbookは4年前からフルHD(3:2)でしたし、最近でもHP Elite Drafonfly Chromebookも同じ。
ASUSの最新16インチもフルHD(16:10)になりました。
ディスプレイのグレードも同じでハイエンドモデルなおしなべてきれいです。
「Galaxy Chromebook」にいたっては4k(OLED)ですから。
未だに
ディスプレイは「極上」の一言
といっても差し支えありません。
sRGB色域の224%をカバーしていてもはやその綺麗さはiPad以上です。
4.WEBアプリの起動も速い
WEBアプリの起動速度が速いのもハイエンドモデルの魅力です。
もちろん回線速度にもよるのですが、同じ速度ならあきからに画面の描画速度が違います。
かつて、私がハイエンド沼につかったのもアプリの起動速度が全然違ったからです。
初めてのハイエンドは「ASUS Chromebook C302CA」だったのですが、
- タブを開くときの一瞬のもたつきがない
- 開いたあとの描画が高速
- 画面のリロードが走りにくい(真っ白になって再読み込み)
な感じでびっくりしましたからね。
特に「ウェブアプリ」は本当に差が付きやすいです。
Googleドキュメントを1つ起動するにも爆速。
エントリーモデル(Lenovo Chromebook 500e)だと20秒かかりましたが、Pixelbookなら9秒でした。
ささいなところですが、毎日使っていると、ちょっとの差でも積もり積もって大きな違いとなってきますね。
スタンダードモデル(Lenovo chromemebook500e)でGoogleドキュメントを起動したところ。
20秒。 pic.twitter.com/jj2t9MjIip— タケイマコト (@pcefancom) November 12, 2020
Galaxy ChromebookでGoogleドキュメントを起動したところ。
9秒 pic.twitter.com/pQGvdmeZgE— タケイマコト (@pcefancom) November 12, 2020
5.タブを50枚開いてもブラウザ落ちない
そしてハイエンドモデルは必然とメモリ量が多くなるのですがこれも魅力の1つです。
タブを数十枚開いても動作が全く安定しています。
HP Chromebook x360 13c(メモリ16GB)を使っているときなんて、タブを50枚開いてもびくともしません。
※100枚でようやくカクつくくらい。
これがミドルレンジだと20枚くらいが限界です。
Chromebookを使っているとタブが増えがち(WEBアプリ使いまくり)ですが、安定しているのは本当に魅力です。
6.マルチタスクしても安定動作
安定動作するというめんではマルチタスクしても動作が安定しているのも魅力です。
例えば
- Zoom会議(カメラオン)
- Zoomで画面共有
- 共有するのはAndroidアプリで動かしているVDI
- タブは50枚開きっぱなし
でも余裕で使えてしまいます。
さすがに4年前のPixelbookだと少々つらいですが、2020年モデルのGalaxy Chromebook(第10世代Core i5)でもまだ余裕です。
CPUのコア数が多いせいか、メモリのおかげなのかマルチタスクしても余裕で使えるのはハイエンドモデルの魅力だと思います。
7.テンションがあがる
ハイエンドモデルは材質にも全く妥協がありません。
何よりテンションがあがるところです。
最新ももりもりスペックのMacとかiPhoneを買ったことがある方ならわかると思います。
ハイエンドモデルを使っていると、仕事ができる気になるしやる気もわきますよね。
テンションが上がってついついドトールでパソコンをしたくなると思います。
ハイエンドなChromebookにも十分テンションを上げる魅力が備わっています。
どうせ毎日使うものなら、ハイエンドモデルにしておくのは間違っていない選択肢ではないでしょうか。
以上、ハイエンドなChromebookの魅力紹介でした!
ココがポイント
- 起起動、スリープ解除が恐ろしく速い
- 生体認証(指紋)に対応している
- ディスプレイも高品質
- WEBアプリの起動が高速
- タブを50枚開いてもブラウザ落ちない
- 6.マルチタスクしても安定動作
- テンションがあがる
ハイエンドモデルを買い続ける理由
ではなぜあえてハイエンドなモデルを買い続けるのか?
その理由を紹介します。
理由1:動作の快適さに慣れてしまったから
動作の快適さに慣れてしまったというのがものすごく大きいです。
先に紹介したように起動、Googleドキュメントの展開もすべての動作が爆速です。
手に吸い付くような操作感覚を味わってしまうと元に戻れない感じですね。
選ぶ基準が
新しい機能>スペック」>>>価格
な感覚になりました。
理由2:満足度が限りなくが高いから
ハイエンドモデルは買ってみたときの「満足度」が限りなく高いのも理由です。
ハイエンドなMac、iPhoneProを買う方ならわかると思いますが、いいモデルを買ったときの高揚感や満足感って本当に大事なんですよね。
持っているだけでテンションがあがるというか、それだけで色々なことにやる気が湧いてくるものです。
例えばPixelbook、豪華なアルミボディの筐体を持ち歩くだけで「仕事力」が上がったような気になります。
人は見た目が9割といわれますが、パソコンも一緒だと思います。
ラグジュアリー感は大事です。
理由3:「愛」と「夢」「ロマン」があるから
あとはやっぱりChromebookへの「愛」と「夢」と「ロマン」ですね。
なんというかお金の問題じゃなくなってます。
iPhoneマニアなら予算とか関係なしに「Pro Max」ラインを選びますよね。
これはChromebookでも一緒。
愛用しているモノはいいものがほしくなるのが人情です。
また
「毎日使うものはケチらず極上のものを使え」
という格言もあります。
「最新トレンドを体感できる」
この「ロマン」に惹かれてハイエンドモデルにはついつい手を出してしまっています。
以上、あえて私がハイエンドなChromebookを買う理由でした!
忖度なし!オススメのハイエンドモデル
最後に忖度なしにおすすめしたいハイエンドなChromebookを紹介します。
どれも高いですが「コストパフォーマンス」は抜群です!
予算がある方はぜひチェック」。
(1)Galaxy Chromebook
一番のおすすめは「Galaxy Chromebook」ですね。バッテリーが5時間と短いですが、それ以外は極上です。
有機ELなディスプレイが本当にきれい。加えて動作も速いので使っていて全くストレスを感じません。
ココがおすすめ
- 画面のキレイさが圧倒的
- 画面がでかいのに1.05kgと軽い
- スペックも2番目に高い
ココに注意
- 直輸入する必要がある
- バッテリーは短い
(2)Google Pixelbook
二番目はGoogleが3年前に出したフラグシップモデルモデルです。
いささか古いですが未だに使っています。
硝子でできたタッチパッド、アルミニウムなボディ、MacBook Proが真似をしたキーボードなど、ボディだけなら今でもナンバーワン!
Chromebook界の「Surfacebook」といってもいいでしょう。
ココがおすすめ
- ガラスボディのラグジュアリーさは最高
- 豪華すぎるタッチパッド
- 3:2比率の見やすい液晶
ココに注意
- 直輸入する必要がある
- 発売が2017年とちょっと古め
(3)ASUS Chromebook Flip C436FA
3つ目に紹介したいのが、10月に日本でも発売となった「ASUS Chromebook Flip C436FA」です。
こちらはChromebook唯一の「Corei7、メモリ16GB、ストレージ512GB」とレガシーパソコン真っ青のスペックを積んでいます。
思わず
「Chromebookにここまでいる?」
と考えてしまうほどの豪華さ。
直輸入せずとも、気軽に日本で買うならこのモデルがオススメです。
ココがおすすめ
- スペックモンスターぶりがすごい
- エルゴリフトヒンジは打ちやすい
- 14インチなのに1.2kg
ココに注意
- 値段が高め(17万円前後)
Chromebook好きの2台めに「ハイエンドモデル」はおすすめ
以上、ハイエンドな「Chromebook」は何が違うのか?その魅力と私が買う理由、最後におすすめモデルを紹介してきました。
ハイエンドモデルは安くても8万円以上します。
これまでChromebookを持ったことがないのなら、さすがにおすすめできません。
またWindowsとどうしても比較しちゃう人も同様です。
素直にそちらを買いましょう。
Chromebookは合っていません。
しかし
「Chromebookもすでにもっている」
「思った以上に良くて買い増ししたい」
と考えていたら、2台めはハイエンドにしてほしいなと思います。
Chromebookでもまた別世界なので。
ぜひ一度「ハイエンドなChromebook沼」の世界に一度足を踏み入れてみてください!