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Chromebook Chromebookリアルな活用法

[Chromebookと私]「教育ITソリューションEXPO」で Google関連の展示を見学。「Chromebook」へ対するメーカーの熱意を強く感じた展示会

2019年6月20日

東京ビッグサイト(晴海展示棟)で6月19日〜21日に行われている「教育ITソリューションEXPO」に行ってきました!

もちろんお目当ては「Google」です。Googleの日本教育市場への熱意、Chromebookの明るい未来を感じられた素晴らしい展示会でした。

2時間ばかりの滞在で感じたことを書いておきます。

Google、Lenovoが出展

今回ブース展示であったのは以下。

・Google for Educationブース(Google、Acer、ASUS、Dell、Lenovo、共同出展)
・Lenovo単体のブース

それぞれ回ってきましたので、ブースでお話したりして感じたことを順々に書いていきます

Lenovoが日本でもこれからChromebookに力を入れる理由

最初に紹介するのはLenovoのブースです。

こちらでは「Google for Education」の展示が中心でした。

Lenovoブースの様子

印象として残ったのは、

「教育用パソコンとしてChromebookをしっかり売っていく」

様子が汲み取れたことです。

Windowsパソコンもおいてあったのですが、展示の中心はあくまで「Chromebook」。

ブースの中心においてあるパソコンはすべてChromebookでした。

Lenovoが「なぜChromebook推しなのか?」ですが、

先日文部科学省が出した指針が大きく影響しているようです。

Chromebookは文部科学省の指針にあうパソコン

文部科学省が、学校に導入するパソコンについて以下のような指針を出しました。

【東書Eネット】教育文化ニュース詳細
◎教育用パソコン「5万円弱」に=学校のICT費用縮減へモデル提示―文科省

https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/kbnews/16691/

文部科学省は、学校の情報通信技術(ICT)の環境整備に掛かる費用を縮減するため、調達やシステム設計、各種機器の選定に関するモデルを検討した。

指針は全国の教育委員会などに示す方針だ。多くの学校が1台10万円以上のコンピューターを導入していることから、「教育用パソコンは5万円弱」などと相場観を示して、費用削減につなげてもらう。

文科省は教育用パソコンのほか、調達やシステム設計などに関しても、より安価に行える方策について例示する。6月ごろまでに内容を詰め、関係者の意見などを聞きながら、秋ごろまでにまとめる方向だ。

文部科学省が

・公立学校に導入するパソコンは5万円程度が望ましい

・文科省は教育用パソコンのほか、調達やシステム設計などに関しても、より安価に行える方策について例示する

との示したわけですね。

これに見合うパソコンは何か?校務支援システムも含めて、となると答えは

「Chromebook」

となるそうですね。

上の記事にもあるように、どうしてもWindowsやMacで機器を調達しようとすると、本体やキッティング代で「1台あたり10万円」となってしまいます。

それがChromebookなら

・本体が50,000円前後に収まる
・MDMツールであるChromebookEnterpriseが無料
・文書共有ツールであるGsuite for Educationも無料
・校務支援システムのClassroomも無料

と限りなく文部科学省の指針に沿うことができます。

LenovoブースでもChromebookの横に5万円PCをPRするポップが立てられていました。

Chromebookは文部科学省の指針にもあっている

ブース説明員の方の会話でも、

・教育現場で生徒に付与するPCは価格面からChromebookが最適
・用途的にもChromebookで充分
・Classroomの使い勝手かつ費用負担(無料)は他社にはない良さ

があるのでPRに力を入れていくし、今後もChromebookの販売は継続していくと力強い言葉をいただきました。

以下は日経に上がった6月13日の記事。Lenoboのやる気が伝わってきますよね。

現在はミドルレンジのFlip型だけですが、LTE搭載モデル(もはや5Gか?)に期待してます。

レノボ、教育向けに5万円PC 日本の小中高に的  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46058990T10C19A6TJ3000/
20年夏をメドに、5万円前後のパソコンを現在の3機種から5機種以上に増やす。海外で教育向けに展開する機種をベースに、デジタルペンや通信規格「LTE」への対応など日本で求められる機能を追加。海外生産で低価格を維持しつつ、日本仕様に仕上げる。

ブース説明員の方からあったのは、

現状は「Chromebookって何?」という人のほうが多数、

もっとChromebookというものを知ってほしいと思っている、

機種はどんどん貸し出すのでぜひ使ってみてほしい

とのことでした。

教育関係の方でICT機器の導入担当の方でパソコン選びに迷っていたら、ぜひ一度Lenovoに相談してみてください!

お問い合わせ | レノボジャパン
https://www.lenovo.com/jp/ja/landingpage/contact/

なぜ日本に売られるChromebookh11.6インチのミドルレンジばかりなのか?

せっかくの機会なのでAcerの方とお話し。なぜAcerが日本で販売するのはミドルレンジのChromebookばかりなのか?聞いてみました。

大口顧客のニーズはまだ価格重視が中心

こちらはやはり世知がらいところですが、

・生徒が使えるようなものしか売れないから

というのが大きいとのことでした。

費用の負担が少ない、学校の勉強利用に足るスペック、手荒に扱っても壊れない頑丈さがニーズが主なニーズになっている。

となると、11.6インチでMILスペック、50000円以内で買えるものしか出せない、となるそうです。

ただAcerも頑張ってはいるのはヒシヒシと感じました。2018年は現場ニーズの要望に応えてLTEモデルも発売。

それだけではなく、実は2018年GoogleCloudNextでもハイエンドモデル「Spin13」を先行展示したりしています。

先行展示されていた「Spin13」

Spin13を展示したのはAcer社員さんのなかでも売りたいと思っている方がいて、「こんなよい機種があるのか?」というのを少しでも知ってほしいから、だそうです。

Acerさんも何もミドルレンジばかりではなくて、ハイスペックモデルももちろん売りたい。

でもミドルで実績がないところでハイスペックモデルは投入できない。

教育市場でミドルレンジのものが増えていけば、やがてハイスペックモデルを投入、という想いはあるそうです。

Googleもメーカーも日本を省いているわけではい。単純に知名度が低すぎて数が出ない。売りたくても売れないのが現状ということです。

近頃「Googleは日本でChromebook売る気がないのかな?」とか感じていましたが、ブースの雰囲気はまったくの逆でした。

こんな話を聞いて、辺境なブログですが、これからもChromebook良いよ!とブログやYoutubeで応援して行こうと思いましたね。

Googleのブースの様子 教育ITソリューションEXPOのなかで一番盛況でした

以下が展示会でのブースの様子です。教育ITソリューションEXPOのなかでGoogleのブースは最大級でした。Chromebookも全機種がずらり。

Chromebookの実機を並べてGoogle for Educationが体感できる形で展示、セッションも絶えずで一番盛況だったのではないでしょうか。

Chromebookが全機種展示 興味があるなら行ってよし

以下のようにClassroomの実演セッションがあったり、、、

Chromebookの展示も豪華で、ASUS、Acer、Dell、Lenovoと勢揃いでした。

「Google for Education」2日目は以下のセッションをやっていました。

高校生たちが実際にGoogleドキュメントをどのように学校生活に活用しているのか?頼もしくプレゼンをしておりました。

セッションは古くからのChromebook導入校「広尾学園」「町田市」のほか、埼玉県の学校の生徒による発表が目白押しでした。

IT企業顔負けの使い方をしているのにびっくりしましたね。

委員会の会合は
・リアルでやるだけでなくMeetを使って会合
・議事録はGoogleドキュメントを使って共有
したりとか、
先生から生徒親への連絡もGmailでして、
・出欠確認はGoogleフォームから連絡
・連絡するとカレンダーに連係
・結果をGmailで送信
なんてこともやったりしているそうで。

導入支援をやっている企業よりよっぽど使いこなしていますよ(笑)

宿題の提出をGoogleカレンダーで管理!

クラスメートとのレビューもGoogleドキュメント。うちの会社なんて紙ですけど?

コミュニケーションはそこいらの企業よりよっぽどうまくやってますよね。すごいよ高校生。

先生もついていくのが大変そうでした(笑)

Chromebookは今後「上り坂」 親としても馴染んでおいて損はないです

ブース見学を通じて感じたのは「Chromebook」の明るい未来です。

これからのICT教育の機運はChromebookにとって天啓だと思いあmす。

文部科学省は「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度)」を策定し、

2018~2022年度まで単年度1,805億円の地方財政措置が講じられました。

今後5年間でICT教育環境をしっかりしていきましょうと、提示しています。

http://www.mext.go.jp/a_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2019/04/10/1311332_01.pdf

我が埼玉県でもChromebookの導入が決まりました。

「SAITAMAモデルを日本へ」~Google for Education活用で学びを変える埼玉県の取り組み - Watch Headline
https://www.watch.impress.co.jp/kodomo_it/news/1156439.html

今年からの5年間で学生が利用するパソコン環境は一気に様変わりするはずです。

そのなかで、Classroomという優れた校務支援システムがあり、それをささえるパソコン、文部科学省の指針にも沿う「Chromebook」の導入が進むことは間違いないでしょう。

親としても、そういったパソコンな「Chromebook」に今のうちから馴染んでおくのはいいことだと思います。

パソコン=WindowsかMacという視点をちょっと変えて、Chromebookを触ってみてはいかがでしょうか?

「教育ITソリューションEXPO」は明日(2019/06/21)までビックサイトで開催、Googleクラウドネクストでも体感可能

Googleの「Google for Education」「Chromebook」を体感できる「教育ITソリューションEXPO」は明日まで開催しています。

Chromebook好きな方だけでなく、小学生以上の学生さんを子に持つ親にとっても学びが多いにある展示会です。

ビックサイトでやっていますので気になる方は、事前登録をしてぜひ行ってみてください。

教育ITソリューションEXPO | リード エグジビション ジャパン株式会社
https://www.edict.jp/ja-jp.html?utm_source=Google&utm_medium=cpc&utm_campaign=search&utm_content=one&gclid=CjwKCAjw3azoBRAXEiwA-_64Oig9RSRB6D1quA-BEfgftXuq4PLfjJveRAOxei5LJE1iLTrh1AK5MhoCXlAQAvD_BwE

興味はあるけど都合がつかないあなたは、7月30日〜8月1日に「Google Cloud Next」があります。

こちらでも充分堪能できますので、行かれてみてください。私も絶対に行きます(笑)

Google Cloud Next ’19 in Tokyo
https://cloud.withgoogle.com/next/tokyo

たけいまこと

名前:タケイマコト 埼玉県在住のサラリーマン。Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。 他メディアにも寄稿しています。 ■寄稿記事 2万円〜のPC「Chromebook」を15台買ったマニアが、選び方とおすすめモデルを徹底解説 | bizSPA!フレッシュ WindowsやMacより「Chromebookがテレワーク最強」な理由(タケイ マコト) | マネー現代 ライターとしてIT・ガジェット系記事も執筆中です! 武井誠 | BIGLOBEハンジョー ■レビュー、原稿依頼 レビュー依頼やご質問は以下にお願いします。 ツイッター お問い合わせフォーム

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