PCエンジンでは一番の野球シリーズ。
パワーリーグ 【PCエンジン】 | ||||
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定価 | 5,800円 |
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実勢価格 | 980円 |
ジャンル | スポーツ |
媒体 | カード |
発売日 | 1993年7月10日 |
メーカー | ハドソン |
PCエンジン史上における、代表的かつ定番的野球ゲーム。
PCエンジン初の本格的プロ野球ゲームとして88年に発売され、93年まで合計6作が発売された。
パワーリーグ1は、野球ゲームとしては、非常に珍しい(打席画面はふつうだが)真上からの見下ろし型になっており、ほかのゲームにはない独特な操作体系を持っている。
また、1作目は、同時期に出たワールドスタジアムに対抗するためか、ワールドスタジアムの(キャラクタな ど)デフォルメ路線に対し、リアル路線で攻めている。
当時としては、例のなかったDH制の採用、ヒット数のカウント、その他、 ディティール面としては球場の大きさや、観客席の客の入り(あんまり関係なし?)球場外の駐車場などいろいろリアルに描写している。
リアル精神には、当時のハドソンの心意気が感じられるところだ。
現在では珍しくなったが、パワーリーグは実名制を採用してない。元西武の清原がキヨマーだったり、元巨人の原がパパラだったりと、ハドソンスタッフが勢いでつけた名前が使われている。
いまだに巨人のマカデミアは誰かというのは今でもなぞである。
ワーリーグ2になると、いろいろな面でかなり進歩した。まず、1では、見下ろし型だったのが、現在主流のトップクォータービューになり、また、キャラクタも大きくなった。また、パワーリーグ最大の見せ物ホームランシーンもこの2から誕生した。
しかし,その反面2で進歩しすぎがためか、3以降では、ただただマイナーチェンジを繰り返す(球場数が増えるだけとかデーゲームやナイター加わっただけなど)だけになってしまったのは残念なところではある。
パワーリーグ93(6作目)にいたっては、データを差し替えただけのていたらくだった。
ただ、パワーリーグはPCエンジンというハードにおいて唯一長期にわたってシリーズ化された(PCエンジンのスタンダード的)プロ野球ゲームとして充分な役割を果たしたゲームであると思う。
歴史を知る意味でもプレイをちょっとはしてみることをオススメする。
パワーリーグ 【PCエンジン】 | ||||
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