どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
Chromebookで使われているCPUに関する話題をお送りします。
2019年以降存在感を増してきた「MediaTek」。
今回、 Chromebookにかつてないレベルの性能とトップクラスの機能をもたらす「Kompanio™ 1380」チップを発表しました。
ココがポイント
- MediaTekが日本向けに「Kompanio 1380」シリーズを発表
- ArmベースのCPU
- プレミアムChromebook向けライン
Kompanio 1380の特徴
Kompanio 1380は、ArmベースのChromebook向けCPUです。
これまでにも「MediaTek Kompanio 820 (MT8192)」を搭載した製品を発売。エントリー向けモデルが中心でしたが、今回プレミアム向けモデルのCPUをアナウンスしました。
主な特徴としては以下。
ココがポイント
- パワフルな処理性能:Kompanio 1380は、最大3GHzで動作する4つの高性能Arm Cortex-A78コアを搭載して、応答性を高めたオクタコアCPUを採用しています。ゲーマー向けには、5つコアのArm Mali-G57 GPUで高速かつ鮮明なビジュアルをサポートし、クアッドチャネルの2133MHz LPDDR4Xによって十分なデータ帯域幅を確保しています。
- MediaTek APU 3.0:このパワフルなマルチコアAIプロセッサーにより、AIカメラアプリケーションやAI音声アプリケーションを高速化しつつ、バッテリーライフを最適化します。
- 4K60 HDRディスプレイをサポート:最大2台の4K 60Hzディスプレイ、または1台の4K 60Hzディスプレイと2台の4K 30Hzディスプレイをサポートしています。デバイスメーカーは、解像度、性能、外部接続の選択肢が広がり、製品設計上のあらゆる要求に対応することができます。
- AV1ハードウェアデコーディング:ユーザーは4Kの動画、映画やTV番組を最高の画質設定でストリーミングできるほか、より長いバッテリーライフを享受できます。
- 音声アシスタントに対応:Kompanio 1380は、専用のオーディオデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を搭載しており、さまざまな音声アシスタントサービスに対応する超低消費電力のボイスオンウェイクアップ(VoW)機能を提供します。
- 超高速接続:Wi-Fi 6/6EとBluetooth 5の接続に対応しており、超高速のワイヤレスデータ転送を実現します。
さすがプレミアム向けというべきか最新のトレンドはしっかりと抑えられていまsう。
IntelでいったらCorei 5くらいのパフォーマンスは見込めそうですね。
それでいて省電力なのは魅力的です。
Kompanio 1380のベンチマークが気になる
以上、簡単ですがMediaTekの新しいCPUの発表のニュースでした。
Chromebook界で急に勢いが出てきましたね。
Intel製と比較して「低価格」「低電力」が魅力のMediaTekが「プレミアム向け」を出してきてくれたのは嬉しい限り!
何よりハイエンドモデルの充実は、Chromebookマニアたちにとっては念願です。
採用機種が今年たくさん出てくることを祈りましょう!
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