どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
HUAWEIが新しいペンタブレットを発表しました!
「HUAWEI MatePad 11.5-inch」
というペンにも対応したタブレットです。
特徴
- SoCにSnapDragon 7を搭載
- ディスプレイは11.5インチ(アスペクト比3:2)
- 明るさ400ニト
- 120Hzの高リフレッシュレート
- 目が疲れにくいディスプレイ、ブルーライト認証、フリッカーフリー認証
- 手書スタイラス(M Pencil 2.0)
価格はこのクラスではお安い4.3万円から。
8月28日から発売開始となっています。
「新製品体験会」にも参加できたので、製品説明、HUWEIの方とトーク、実際に使ってみて良かった点を紹介します。
HUAWEI MatePad 11.5とは
「HUAWEI MatePad 11.5-inch」はミドルクラス、パフォーマンスとコストのバランスをとったタブレットです。
特徴は大きくて見やすいディスプレイ。
- 11.5インチ(アスペクト比3:2)
- 明るさは400ニト、4096段階
- 高リフレッシュレート(120Hz)
- 目が疲れにくいディスプレイ、ブルーライト認証、フリッカーフリー認証を取得
- 細いベゼル
とミドルクラスにしては、かなり高スペックなディスプレイになっています。
ディスプレイ性能に凝ったモデルになっています。
またファイル操作などの使い勝手も向上。
Harmony OSではアプリのショートカットだけではなく、最近使ったファイルを置くことも可能。
ワンタップでファイルを開けるようになっています。
スピーカーはiPadProのように4つのスピーカーを配置。
カメラの性能はスマホにお取りますが、インカメラは超広角カメラを搭載。
人物トラッキングに対応しています。
着脱式マグネットキーボードをオプションで用意。
US配列ではあるもののぱそこんライクに利用できます。
別途マウスも接続可能とのこと。
デバイス性能の他に注目なのが搭載される手書きノートアプリです。
「HUAWEI MatePad 11.5-inch」のリリースと同時に
「HUAWEI Notes」
をリリースしました。
このアプリは手書きノートに特化したアプリで、HUAWEIから出ているE Inkタブレット
「HUAWEI MatePad Paper」
の機能をアプリ化したものです。
機能としてはPDFをワンタップで一括インポート。
気軽に赤入れが可能です。
他社製アプリにあるようなブラシ効果、図形描画、ノートのズームなどにももちろん対応。
さらには手書きの読み込み機能にも対応しています。
※もちろん日本語対応
イラスト機能にも注力していて、色付けするときにアプリ以外の色も抽出できる「スポイトツール」も搭載しています。
イラストを書いているとき、ブラウザで好きな色があったらそこから簡単に抽出が可能です。
HUAWEI Notesアプリは説明時間も長く、目玉アプリのようでした。
最後はスペックのまとめです。
ミドルクラスながら、他社製でいえばProモデルに近い内容になっています。
価格は
- タブレット本体:43,800円
- キーボード:8,800円
- M-Pencil:13,800円
となっています。
注目すべきは、本体とペンのセット価格ですね。
両方買っても6万円以下と格安です。
11インチ台のペンタブレットというと「iPadPro 11インチ」「Galaxy Tab S9」ですが、どちらもペンとセットだと12万円以上します。
HUAWEI MatePad 11.5の良かった点
実際にハンズオンしてみてよかった点を紹介します。
(1)Clip Studio Paint に対応、サブスクも1年間無料
「これは実用的!」と思ったのが「Clip Studio Paint」に対応していることですね。
HUAWEIのタブレットはPlayストアのアプリが使えないので、アプリの充実度は大きくハンデを負っています。
ただ「Clip Studio Paint」は別。
日本の法人部隊がすごく頑張ったようで、「HUAWEI MatePad 11.5-inch」にネイティブ対応するように掛け合ったそうです。
結果、フル機能使えてサブスクも一年無料にまでなっていました。
実際特別にブースを用意、実演も実施。
イラストレーターさんが書いている様子をみたのですが、書き味は限りなくスムーズ。
M-Pencilのよさも相まって、iPadProと比べてもなんの遜色もありませんでした。
HUAWEIの新製品体験会。
MatePad 11.5
ペンタブにもなる。
ClipStudioPaint対応。動作スムーズ。
ペンシルも限りなくAppleペンシルに近い。サブスク一年無料。
セットで定価6万円。
コスパいいですね。 pic.twitter.com/gSj9OU3C5d— タケイマコト (@pcefancom) August 24, 2023
なお、このキャンペーン、「HUAWEI MatePad 11.5-inch」でも有効だそうです。
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(2)HUAWEI Notesアプリが優秀、MatePad Paperのタブレット版
そしてもう一つ良かったのが「HUAWEI Notesアプリ」ですね。
使い勝手が限りなく「Goodenotes」でした。
リフィルも豊富ですし、書き味もスムーズ。
ペンタブレットとして十分使えるレベルでしたね。
このアプリはE Inkタブレット「MatePad paper」をそのままアプリ化したものとのこと。
どうりで使い勝手がいいわけでした。
素晴らしいのが「無料」だということですね。
HUAWEIのApp Galalleyを入れれば、他社製でも使える。
ペンタブレットとしての利用価値を高めている点はすごく好印象でした。
(3)本体とペンセットで5万円前後は安い、iPadPro、Galaxy Tabの半額
あとはお値段ですね。
定価は4.2万円、スペックを考えたらこれだけでも安いのですが、普通に値引きが入って実勢価格は「3.8万円」です。
そしてM-Pencilは1万2千円ほど。
「Clip Studio Paint」が使えるペンタブレット環境を、合計5万円程度で揃えられるのは魅力です。
iPadProやGalaxy Tabの最新モデルだと最低12万円からですからね。
半額以下というのはすごい。
HUAWEI MatePad 11.5 コスパの良いペンタブレット
以上、「HUAWEI MatePad 11.5-inch」発売のニュースとハンズオンレビューでした!
Googleアプリが使えないので、普通のタブレットとしては玄人向けです。
ただ「ペンタブレット」として考えるなら「Clip Studio Paint」に対応、「HUAWEI NOTES」もできが良いので十分ありです。
セットで5万円以下、ペンタブレットデビューをされたい方には「アリ」なタブレットでした。
発売は28日から、発売前キャンペーンも行われているので、ぜひチェックしてください!