どうもノートパソコン大好きなタケイ（@pcefancom）です。
この記事では「HP ProBook 445 G11」について実際に使ってみた感想をレビューとしてお送りします！
「HP ProBook 445 G11」は、2024年発売のビジネス向けノートパソコンです。
CPUにバッテリーもちのいいAMD Ryzen 7を搭載。ブラウジングやOffice操作を快適に行えるモデルです。
今回、一週間ほどHPさんからお借りできたので、どんなパソコンなのか、実際に使ってみてのメリット・デメリット（注意点）、どんな人におすすめなのか？を紹介します。
カジュアルに使えるWindows11パソコン選びに迷っている方の参考になれば幸いです！
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HP ProBook 445 G11ってどんなパソコン？
「HP ProBook 445 G11」は、AMD Ryzenプロセッサ搭載のビジネス向けラップトップです。
OfficeやブラウジングなどWindowsパソコンに必須な作業は快適に行える性能を備えつつ、価格を抑えていて買いやすいのが特徴のモデルです。
特徴（１）洗練されたデザインと頑丈なボディ
HP ProBook 445 G11は、薄くて落ち着いたデザインが魅力。
アルミニウム合金のボディで触り心地もよく毎日使うパソコンとして使いやすいデザインになっています。
キーボードはバックライト付きで、暗い場所でもタイピングしやすいのが嬉しいポイントです。
特徴（２）CPUにRyzen7、メモリは最大16GB、動作もサクサク
AMD Ryzen 5またはRyzen 7プロセッサ搭載で、複数のアプリを同時に開いても快適に動作します。
メモリは8GBまたは16GBから選べて、必要なら後から増設も可能。
バッテリーも最大10時間持つから、外出先でも安心して作業できます。
特徴（３）ノングレアディスプレイとクリアなPolyサウンド
14インチのフルHDディスプレイは、文字や画像がくっきり鮮やか。ノングレ処理になっているので目が疲れにくいから、長時間の作業も余裕でこなせます。
ビジネス向けモデルなのでPolyStuioが内蔵。
Web会議などもクリアな環境で行えます。
特徴（４）Copilotキーを搭載
Windowsでは2024年からキーボードの設計もリニューアル。
AIを起動できるCopilotキーが搭載されるようになりました。
「HP ProBook 445 G11」にもしっかりと搭載されています。
特徴（５）豊富な接続端子で拡張性も◎
インターフェースはUSB Type-C、USB 3.1、HDMIなど、さまざまなポートを装備。
外部ディスプレイや周辺機器も簡単に接続できます。
ビジネス向けならではで有線LANポートもあるのでネット環境に合わせて柔軟に対応できます。
特徴（６）セキュリティも万全で安心
本モデルの特徴的なのが、安全にパソコンを使える仕組みが備わっていることです。
ビジネス向けモデルのため「HP Wolf」が標準でインストールされており、別途セキュリティソフトを買わなくても、ウイルス、マルウェア対策が施されています。
特徴（７）低価格な10万円台前半！コスパの高いノートパソコン
また特徴的なのが価格設定です。
オフィスソフトやブラウジング、Web会議などといったビジネス作業、個人なら画像編集、ブログやSNSといった情報発信を行うには必要十分な性能を有しながら、10万円代前半というコスト面で優れたモデルになっています。
この辺はグローバルメーカーのHPならではといったところです。
HP ProBook 445 G11のスペック
スペックをまとめると以下の通りとなっています。
| 仕様 | 値 |
|---|---|
| プロセッサー |
AMD RyzenTM 7 7735U プロセッサー ( 20論理コア (8CPU + 12GPU)、 16MBキャッシュ、 2.7-4.75GHz)<br>AMD RyzenTM 5 7535U プロセッサー (12論理コア (6CPU + 6GPU)、16MB キャッシュ、2.9-4.55GHz)
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| OS |
Windows 11 Pro※1
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| メモリ ※2 |
8GB( 8GB×1) SO-DIMM DDR5-4800、 最大32GB<br>16GB( 8GB×2) SO-DIMM DDR5-4800、 最大32GB
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| メモリスロット |
2スロット ( SO-DIMM)
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| ストレージ※3 |
256GB M.2 SSD (PCIe NVMe)<br>512GB M2 SSD (PCIe NVMe)
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| グラフィックスタイプ |
AMD RadeonTM グラフィックス ( プロセッサー内蔵)
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| Webカメラ |
フルHD Webカメラ、プライバシーシャッター付き
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| ネットワークコントローラー |
10/100/1000 Gigabit イーサネット コントローラー
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| 無線LAN / Bluetooth |
Realtek 8852CE Wi-Fi 6E 802.11a/b/g/n/ac/ax( アンテナ数: 送信2、 受信2) ( Wi-Fi準拠) + Bluetooth5.3
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| WWAN |
HP 4000 4G LTE-Advanced Pro (GPS機能付き)※4<br>HP eSIM Connect対応、 5年間au回線データ通信無制限 (法人限定)※5<br>nanoSIMカード<br>なし
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| SIMカード スロット | なし |
| キーボード |
日本語:防滴機能付き、キーピッチ:19×19mm、キーストローク:後日公開、JIS標準準拠・OADG準拠配列
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| インタフェース |
右側: ネットワークポート(RJ45)×1、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps signaling rate ×1、Nano SIM カードスロット(LTEモデルのみ)<br>左側: HDMI 2.1ポート×1、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps signaling rate (チャージング) ×1、SuperSpeed USB Type-C (10Gbps signaling rate 、USB Power Delivery、DisplayPortTM 1.4)×2、コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック×1
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| ポインティングデバイス |
クリックパッド ( マルチタッチジェスチャー対応)
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| ディスプレイタイプ ( 液晶表示最大解像度/表示色) ※6 |
14.0インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 300cd/m2、 LEDバックライト)
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| オーディオ機能 |
Audi o by Pol y St udi o 内蔵デュアルステレオスピーカー 、 内蔵デュアルアレイマイク
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| セキュリティ機能 |
HP Wolf Security for Business (HP Sure Click、 HP Sure Sense、 HP BIOSphere、 HP Sure Start、 HP Sure Run、 HP Sure Recover、 HP Sure Admin、 HP Tamper Lock、 HP Secure Erase(NIST準拠)、 HP Client Security Manager)、 HP Wolf Pro Security Edition 5年版※7
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| セキュリティチップ | TPM2.0準拠 |
| 指紋認証センサー |
パームレスト に内蔵
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| セキュリティロックケーブル用スロット |
ナノ セキュリティ ロック ケーブル用スロット (約2.5 x 6mm)
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| サイズ( 幅x奥行き x高さ ) |
約 318.6 x 224.4 x 10.9(前部)/17.0(後部)(突起部含まず)mm
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| 質量※8 |
約 1.488kg~ (予定値)
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| ACアダプター |
HP 65W USB Type-C® アダプター (HP ファストチャージ対応※9、 動作電圧:100-240 VAC (電源コードは100VAC)、 動作周波数:50-60 Hz)<br>HP 45W USB Type-C® アダプター ( 動作電圧: 100-240 VAC( 電源コード は100VAC) 、 動作周波数: 50-60 Hz)
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| 省エネ法に基づく エネルギー消費効率 ※I |
12区分 19.7kWh/年(AAA)
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| 各種規格適合 |
RoHS指令、グリーン購入法、国際エネルギースタープログラム、VCCI、J-Moss(JIS C0950)※II、EPEAT® Gold※III、 MIL-STD-810H (19項目)
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| 標準バッテリ ※10 |
リチウムイオンポリマーバッテリー ( 3セル、 56WHr、 高耐久性( 充電回数1000回、 ロングライフ ) )
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| バッテリー 駆動時間※11 |
MobileMark® 25:最大 約14時間00分、JEITA測定法Ver3.0:最大 約10時間00分
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| プリインストール/プリロード※12 |
HP Wolf Security for Business、HP Support Assistant等
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| ソフトウェア |
なし / Microsoft Office Personal 2021 / Microsoft Office Home and Business 2021 / Microsoft Office Professional 2021
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| 主な添付品※14 |
ACアダプター、電源コード、保証書等
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| 保証期間※15 |
標準保証: 1年( 1年間引き取り 修理サービス※16、 1年間パーツ保証/電話サポート )
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| グローバル保証※17 |
国、 地域により 提供されるサービスおよびサポートの内容が異なります。
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「HP ProBook 445 G11」実際に使って感じたのメリット・デメリット
「HP ProBook 445 G11」は、機能と性能を考えるとコスパが高いなと感じました。
実際にどんな点が良かったのか、このへんは注意点だなと思ったところを紹介します。
メリット（１）Office、Zoom、Chromeでマルチタスクしても快適な性能
まずは肝心の性能からです。
Windowsパソコンでの定番作業を快適に行えるくらいにはあったのは良かったです。
Chromdブラウザを使って作業、Officeファイルをオープン、画面共有しながら作業する、といったことなら余裕でこなせました。
「AMD Ryzen 7」がどれくらいの性能かを知らなかったのですが、体感的には、仕事でするようなマルチタスクするのに必要十分な性能を持っていると感じましたね。
ブラウザのタブは10枚ほど、officeファイルは5つほど開きましたがもたつきはなくカーソルがくるくるすることもありませんでした。
メリット（２）Copilotキーがついている
Copilotキーにはしっかりと対応
2024年からWindowsのパソコンには、Copilotキーがつくようになりました。
ボタンを押すだけでChatGPTを呼び出せるようになっています。
「HP ProBook 445 G11」にもしっかり搭載されていました。
これからのアップデートでも機能が追加されるはずで、このボタンが歩かないかでは使い勝手も大きく変わってくるはずです。
新しいレイアウトに対応しているのはメリットだなと感じました。
メリット（３）無理のないJISキーレイアウト、Enter周りのキーが大きい
また、キーボード全体のレイアウトが、さすがビジネスモデルだけあって日本人向けになっている点はメリットと感じました。
最近の海外製は日本人視点が薄れていて、US配列の金型をそのまま流用。
Enterキー周りのレイアウトが使いづらいものが多いです。
この点、このモデルのキーボードはしっかりと余裕が取られていて打ちづらさはありません。
とくにビジネス向けモデルでありキーボード操作も多いはずなので、しっかり考慮されているところはメリットになるでしょう。
別機種のもの。こういうキー配列ははっきりいって使いにくいです。
メリット（４）HPのセキュリティソフトが標準で付属！安全に使える
HPのビジネス向けパソコンで素敵なのが「HP Dragonfly G4」もそうですが、安全に使うためのウイルス・マルウェア対策ソフトが標準添付されていること。
Windowsパソコンを安全に使うにはウイルス対策が必須ですが、お金が毎年かかりますし、更新も手間ですが、HPのビジネス向けモデルなら標準で添付されています。
パソコンに詳しくない、ブラウザだけ使えればいい家族用に買う場合、この辺のおもりは大変です。
ウイルス、マルウェア大作ソフトをプリセットで使えるのはありがたいと感じました。
何もしなくても安全に使えるのはメリットだと思います。
ウイルス、マルウェア大作が最初からついている
メリット（５）OSがWindows 11 Pro
Windowsのエディションが「HOME」ではなく「Pro」なのもメリットですね。
リモートデスクトップが使えますし、Hyper-VもOKです。
普段使いだとあまり使わないですが、仕事で使うと必要になることも多いです。
備えあればうれいなしエディションがしっかり「Pro」なのは選ぶポイントになると思いました。
注意点（デメリット）に感じるかもしれないところ
実際に使ってみて、ここは注意！と感じた部分も紹介します。
デメリット（１）USB-Cポートは左側、認証は指紋、PINのみ、プライバシースクリーンは非搭載
パソコンには30万円近いパソコンもありますが、違いは何か？というとインターフェースやセキュリティ回りになってきます。
妥協点ではないですが、HPの「Elite」シリーズに比べて、インターフェースや認証周りがシンプルです。
USBポートも種類は十分ですがUSB-Cは左側のみ。
認証も指紋認証はありますがWindows Helloには対応していないし、プライバシーフィルターも搭載していません。
USB-Cは両側に欲しい、プライバシー機能もほしいとなると、より上位の機種を検討する必要があります。
USB-Cは本体の左側のみ
デメリット（２）画面のアスペクト比は「16:9」と横長
画面のアスペクト比が「16:9」なのには注意してください。
最近は「16:10」が主流でビジネス向けだと「3:2」のモデルもありますが、こちらは横長です。
使う作業がOffice中心だと、縦方向に狭く感じるかもしれません。
縦方向に長いパソコンがほしい方は「HP Dragonfly G4」なども検討してください。
レビューもしていますのでよかったら参考にしてみてください。
デメリット（３）販売は直販サイトのみ、展示はビックカメラなど大型店に限定
最後に、販売基本的には、直販サイトのみとなっています。
ビジネス向けなので基本的にはネット通販限定です。
郊外の量販店では展示されていません。
例外的にHPダイレクトストアコーナーがある首都圏の大型量販店においてあるのみです。
お住まいの場所によっては、実機を確認しづらいことがあるのには注意してください。
HP ProBook 445 G11はこんな人にオススメ
実際に使ってみて以下のような方に、おすすめと思いました。
こんな方におすすめ
- Officeとブラウザがサクサク動くパソコンを10万円前後で欲しい
- 使うのに安全、サポートが丁寧なパソコンがほしい
- キーボードには妥協したくない
（１）10万円前後でOfficeとブラウザがサクサク動くパソコンが欲しい
10万円前後で、少なくともOfficeソフトとブラウザがサクサク動くパソコンがほしい方におすすめです。
「HP ProBook 445 G11」の良さは低価格なのに必要最低限のところはしっかり動くように設計されていること。
パソコンは必要だけど、作業は最低限だし価格はできるだけ低く抑えたいにフィットします。
（２）使うのに安全、サポートが丁寧なパソコンがほしい
また、HPビジネスパソコンのいいところは、安全に使うためのソフトが標準でついてくること、手厚いサポート体制が整っていることです。
セキュリティ周りは無防備は怖いですが、かといって設定も面倒くさいもの。
設定が標準でされているのは本当に便利です。
自分でセキュリティソフトを入れたくない、何かあったら丁寧なサポートを受けたい方におすすめです。
（３）キーボードには妥協したくない
あとはキーボードに妥協をしたくない人ですね。
使ってみてよかったのは、US配列の金型を流用していない、しっかりレイアウトされた生ボードであったことです。
特にエンターキー周りが窮屈になっていないので、配列にこだわりがあるかたには合うと思います。
HP ProBook 445 G11レビューまとめ：10万円前半でOffice、ブログ、事務作業用パソコンにピッタリのノートパソコン
「HP ProBook 445 G11」のレビューでした！
一週間使ってみてOffice、ブログ、事務作業用をするのには必要十分なパソコンでした。
10万円代前半という価格にも関わらず、Copilotキーは搭載と最新トレンドもしっかりと抑えています。
コスト重視しながらも最新のパソコンを安全に使いたい方に、ぜひ手にとっていただきたいなと思います。
