どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
今回は、仕事(業務用)Chromebookを購入するときの見積もり例を紹介します。
仕事(業務用)Chromebookを購入する場合、本体以外にも諸経費がかかることがあります。
職場でも社内のChromebookを管理、お客様にも導入支援をやっている経験から、費用がいくら位かかるのか?を紹介します。
記事のポイント
- 法人で購入した場合にかかる1台あたりの費用
仕事(業務用)Chromebookを購入するときの見積もり
それでは、具体的にかかる費用を紹介していきましょう。
仕事(業務用)Chromebook 購入に必要な費用(1台あたり)
仕事(業務用)Chromebook 購入に必要な費用(1台あたり)は以下の3つです。
項目 | 費用 |
Chromebook本体 | 35,000円〜 ※モデルによる。ボリュームディスカウントあり。 |
GSuite | Basic 1年 8,160円 Business 1年 16,320円 Enterprise 1年 36,000円 ※教育機関なら無料 |
ChromeEnterprise ※Chrome管理コンソール |
買い切り 21,000円 ※教育機関なら4,200円 年額プラン 7,000円 |
1.Chromebook本体
本体の購入費用で、選んだモデルによって変わってきます。
購入はメーカーの直販、代理店を経由。
代理店の場合、ボリュームディスカウントが効くことも多いです。
どういう端末があるか?はGoogleの以下のサイトに最新モデルがまとめられています。
参考にしてみてください。
参考
ビジネス向け Chrome 搭載デバイス | Chrome Enterprise | Google Cloud
https://cloud.google.com/chrome-enterprise/chromebooks?hl=ja
2.GSuite
Googleが提供しているオフィススイートサービスです。
Chromebookへのログインに企業用のユーザを使う場合に加入が必要になります。
企業で使う場合、会社のドメインで使うことがほとんど。実質、加入は必須といえます。
業務利用なら共有フォルダも使える「Businessプラン」がおすすめです。
参考
お支払いプラン | G Suite
https://gsuite.google.com/intl/ja/pricing.html
3.ChromeEnterprise
WEBベースのChromeのデバイス管理システムです。
このツールは必須ではありませんが、従業員がつかう端末を管理する場合に必要です。
「Chromebookでアクセスできるサイトを制限したい」
「内部統制としてChromebookのインベントリを管理したい」
「端末を紛失してしまったときにはワイプアウトできるようにしておきたい」
といったときに導入します。
プランは買い切りと年額支払いの2つがあります。
買い切りは端末にひも付きくので、同じユーザが新しい端末を買ったら、もう1ライセンス必要になります。
ただし、端末を修理した、壊れたので別モデルに交換した場合は引き続き利用が可能です。
頻繁に人の出入りがある場合には「年額」、そうでなければ「買い切り」をおすすめします。
参考
Chrome Enterprise の注文オプション - Google Chrome Enterprise ヘルプ
https://support.google.com/chrome/a/answer/9147838?hl=ja
例「ASUS Chromebook Flip C214MA」を購入した場合の費用
では実際に費用ががどれくらいになるのか?みていきましょう。
本体は「ASUS Chromebook Flip C214MA」を購入。
GSuiteは「Business」、Chrome管理コンソールは買い切りで買った場合に以下のようになります。
※「初期費用」と「次年度以降」に分けています。
初期費用 ※10台購入、すべて税抜
項目 | 企業 | 学校 |
---|---|---|
Chromebook本体 代金 | 48,800円 | 48,800円 |
GSuite Business | 16,320円 | 0円 |
Chrome管理コンソール | 21,000円 | 4,200円 |
1台あたりの費用 | 86,120円 | 53,000円 |
10台合計 | 861,200円 | 530,000円 |
初期費用は、企業の場合、本体に加えて諸経費が4万円近くかかります。
なので5万円前後の普及モデルを買った場合は8万円前後かかると考えておいたほうがいいです。
教育機関の場合は安いです。プラス4,200円ですみます。
本体は10台くらいだとボリュームディスカウントも効くこともあります。
次年度意向の費用
項目 | 企業 | 学校 |
---|---|---|
GSuite Business | 0円 | 0円 |
Chrome管理コンソール | 16,320円 | 0円 |
1台あたりの費用 | 16,320円 | 0円 |
10台合計 | 163,200円 | 530,000円 |
次年度以降は、GSuiteの料金のみがかかってきます。
費用感としてはMicrosoft365と一緒です。
オフィス利用の場合、どうしてもかかってくる部分ですね。
維持費用は「1台あたり16,320円」かかると心得ておきましょう。
教育機関の場合は、維持費用をゼロにできます。
ここがChromebookが教育市場で強い理由にもなっているところですね。
正確な見積もりは代理店に依頼を
仕事(業務用)Chromebookを購入するときの見積もり例についての紹介でした!
今回紹介したのはあくまで一例です。
なお、正確な見積もりは「Chromebook」「ChromeEnterprise」の代理店に取るようにしてください。
法人用のクレジットカードがあれば直接の申込みも可能ですが、請求書払いの場合は代理店を通す必要があります。
参考
Amazon WorkSpaces導入支援 サービス概要 - TOKAIコミュニケーションズ AWSソリューション
https://www.cloudsolution.tokai-com.co.jp/spaces/summary.html
【公式】(株)サテライトオフィス
https://www.sateraito.jp/
吉積情報株式会社
https://www.yoshidumi.com/
Chromebookの購入費用についてイメージを掴んでいただけましたでしょうか?
わからないところがあったら気軽に質問してください!
また、Chromebookとはなにか?についても以下の記事で紹介しています。
お時間あったら読んでみてくださいね😀
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