どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
今回はChromebookの価格相場まとめをお送りします。
記事のポイント
各グレード別にChromebookの価格相場を解説
グレード別「Chromebook」の価格相場
なんとなく「安い」というイメージのChromebook。
「調べてみたら結構高かった」という声をよく聞きます。
実際のところエントリーモデルとハイエンドには5倍以上の差があります。
そこで、今回の記事では各グレード別に価格相場をまとめました。
ハイエンドは20万円、エントリー3万円、2万円台は「ワケアリ」
以下は「Chromebookの価格」を大まかに分けた表です。
Chromebookでは大まかに「5つ」のグレードに分かれています。
グレード | 内容 |
リファレンス | Googleが作っているChromebook MacBookAirと同じくらいの価格 |
ハイエンド | 最新世代のCorei5~7を載せたChromebook 各社のフラグシップモデル |
ミドルレンジ | 最新世代のNシリーズ、CoreMを載せたChromebook 文京向けモデルが多いクラス |
エントリー | 最新世代のCeleron、AMDを載せたChromebook ネットのニュースで話題になりがちなクラス |
ジャンク | OS更新期限が間近なモデル 発売が3年以上前の型落ちモデル |
Chromebookは2016年からウオッチを続けていますが、グレードの区分けは表のとおりとなります。
それぞれのグレードでいくらくらいになるかみてみましょう。
グレード別Chromebookの価格相場
グレード | 価格 | 機種 |
リファレンス (20〜8万円) |
・Google謹製 ・高品質ディスプレイ ・メモリ16〜8GB |
・Google Pixelbook ・Google PixelSlate ・Google PixelbookGo |
ハイエンド (15〜7万円) |
・Corei3~7を搭載 ・メモリ32〜8GB ・4k液晶、フルHD ・軽量(1.2kg以下)が多め |
・Acer Spin13 ・ASUS C434TA ・Dell Latidute ・HP Chromebook x360 14 ・HP Chromebook x2 ・SAMSUNG Galaxy Chromebook |
ミドルレンジ (7〜5万円) |
・CoreM、N番を搭載 ・メモリ4〜8GB ・フルHD ・MILスペック準拠 ・質量は重め(1.2kg以上) |
・Acer Spin511 ・ASUS C214MA ・Dell 5400 ・Lenovo 500e,300e |
エントリー (5〜3万円) |
・Celeronを搭載 ・メモリ4GB ・非フルHD ・MILスペック非準拠 ・筐体がプラスチック |
・ASUS C223NA ・Lenovo S330 |
ジャンク (3万円以下) |
・2年以上型落ち ・OS更新期限の残りが2年程度 |
・ASUS C100PA ・Acer R11 |
リファレンス、ハイエンドモデルは「わかっている人向け」
このクラスは、結構な科か苦になります。
Googleが出しているリファレンスモデル「Pixelbook」シリーズは8万から15万円。
ハイエンドモデルは各社から出ていてこちらも安くて7万円。
高額なものは20万円以上のモデルも存在しています。
AppleのMacBookAirと同じような価格構成と考えておけばいいでしょう。
このクラスの特徴はミドルスペックにはない快適さにあります。
タブを多数開いても安定した動作、吸い付くようなスムーズな動きなど極上のChromebook体験を味わえます。
この体験は一度味わってしまうと戻れないです。
「これだけ高ければWindowsかMacを買ったほうがマシ」という声も聞かれますが、これも一理あります。
「Chromebookを数年使い込んでいる」
「Chromebookの良さはわかっている」
「スムーズなChromebookを使いたい!」
と思い始めたChromebookユーザにオススメのクラスです。
Chromebookの中心は「ミドルレンジ」、5万円前後が中心
日本でのChromebookはミドルレンジが中心。
どのメーカーも一番多いのがこのグレードです。
価格としては2020年時点で5万円前後がメイン。
取り扱いが多く買いやすいのが特徴ですね。
ほとんどの人はこのクラスで満足できるでしょう。
エントリー、ジャンクは割り切って買うべし
「Chromebook=2万円を出せば買える」というイメージを植え付けたクラスです。
事実、楽天やプライムセールなどで時折2万円以下で売られる事はあります。
ただ、妥協点が多いのがこのクラスの特徴。
- OS更新期限の残りが2年未満
- キーボードがUS配列限定
- 素材がプラスチック
- 液晶がTF
など何かしら「妥協ポイント」が存在します。
「明らかに安物だな」と感じられることも多いので、このグレードは割り切って買うようにしましょう。
なにを買えばいいのか?目的別にオススメのグレードを紹介
最後にどのグレードを選べばいいのか?
目的別にオススメのグレードを紹介します。
初めて「Chromebook」を買う人
「ミドルレンジ」クラスのモデルをおすすめします。
最初はChromebookがあなたに合うかわかりません。
各メーカーの「定番モデル」を買ったほうが安心だからです。
またトレンドの機能は含まれているので長く使えますし、何より買いやすいです。
まずは手軽にAmazonで見つけることをオススメします。
とりあえずChromeOSを試したいだけの人
「エントリー」または「ジャンク」クラスのモデルをオススメします。
OS更新期限が短いものも多いですがその分安いです。
1〜2年使えれえばお試しには充分なハズ。
執筆時点(2019/10/17)でオススメなのがLenovoの「S330」。
2万円前後で購入できます。一番お手軽です。
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2台目のChromebookがほしい人
ぜひ「ハイエンド」クラスを狙ってほしいです。
エントリーレベルでも軽快に動きますが、ハイエンドのは程度が違います。
※特にCorei3以上のものを使うと違いを実感できる
2台目のChromebookを買う人は十二分に良さはわかっているはず・
ぜひハイエンドクラスのChromebookで極上の体験を味わっていただきたいな、と思います。