どうも、Chromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です!
今回は26日に発表になった「ASUS Chromebook Flip C436」のレビューをお送りします。
「ASUS Chromebook Flip C436」はChromebookの中でも最高峰の性能を誇るモデル。
CPUに第10世代Intel製を搭載。メモリも8GB、ストレージも256GB以上。さらには高速な無線通信「Wi-Fi6、USIペンによる手書きにも対応、正に「スペックモンスター」です。
そんな超ハイエンドChromebookを紹介します。
今回幸いにもASUSさんから機材をお借りすることができました。
2週間みっちり使ってみたうえでのレビューをしていきます。購入前の参考になれば幸いです!
ポイント
- ASUS Chromebook Flip C436FAの魅力
- ASUS Chromebook Flip C436FAはこんな人にオススメ
- ASUS Chromebook Flip C436FAレビュー
(外観、処理速度、液晶、拡張性、入力のしやすさ、持ち運びのしやすさ、バッテリー) - ASUS Chromebook Flip C436FAの改善点
- ASUS Chromebook Flip C436FAのスペック
- ASUS Chromebook Flip C436FAレビューまとめ
- おすすめのショップ
「ASUS Chromebook Flip C436FA」Chromebook沼にハマった人にオススメ
「Chromebook Flip C436FA」はASUSさんのフラグシップモデルです。
CPUにChromebookでは初めて「Corei7」、廉価モデルでも「Corei3」を搭載と非常に高性能なスペックを誇っています。
加えてストレージも最高512GB、メモリも16GB。
「そのままWindowsパソコンにしてもいいんじゃないか?」
という高性能ぶりです。
今回のレビューにあたって、最上位の「Corei7モデル(C436FA-E10162)」を拝借しました。
まずは2週間使ってみて「特に良かった!」と感じた魅力をまずお伝えします。
ココがおすすめ
- WEBアプリ、Androidアプリの起動が早い
- タブをいくつ開いてももたつかない
- 1.15kgと軽く持ち運びが楽
- 指紋認証がログインが瞬時
- USIペンが標準添付、しかもホルダー付き
1.WEBアプリ、Androidアプリの起動が早い
さすがフラグシップモデルだけあって操作がキビキビしていました。
特に違いを感じるのがアプリの起動時間です。
Googleドキュメントボタンを押したら瞬時に立ち上がる感じ。まーったくストレスを感じませんでした。
Androidアプリも同様です。例えば「PUBGMobile」。
多少読み込みはかかりますが、それでもエントリーモデルの半分以下と快適そのものでした。
満足度に一番結びつくところが快適なのは魅力ですね。
2.タブをいくつ開いてももたつかない
メモリ16GBのなせる技ですね。タブを50個開いても動作にカクツキを感じませんでした。
エントリーモデルだと10個くらい開いたあたりでタブが反応しなくなることがあります。
「タブをそんなに開いてどうするの?」
という話はありますが、何をやっても動作がカクつかない安定性に魅力を感じました。
3.「1.15kg」と軽く持ち運びが楽
14インチにしては軽いです。片手で持つには辛いですが、かばんに入れて持ち歩きできる重さです。
1.2kgを切ってくると「持ち歩いてみようかな」という気にさせてくれます。
4.指紋認証がログインが瞬時
C436FAではフラグシップモデルらしく「指紋認証」が搭載されています。
これは右上の指紋認証キーに指を当てると画面ロック解除をしてくれるというもの。
この機能は本当に便利で快適。
GalaxyChromebookで体験済みですが、これを味わってしまうとPINとかパスワード認証に戻れなくなります。
効率重視な方は指紋認証を基準に選んでもいいくらい。
それほど素早く作業に入れます。
ASUS ChromebookFlipC436FA
指紋認証した様子。一瞬です。
これに慣れると、他に戻れなくなりますねー。#ASUS#Chromebook #クロームブック pic.twitter.com/DuxDdoCQqE— タケイマコト (@pcefancom) October 26, 2020
5.USIペンが標準添付、しかもホルダー付き
USIペンへの対応はすごく工夫されているなと感じました。
まずペンが未対応のモデル以外はすべて「標準添付」です。
さらに本体の右側にくっつペンホルダー付き。
「快適にペン入力をしてもらいたい」
というASUSさんの気概を感じました。
ペンと本体が分離するモデルのなかでは一番使いやすかったですね。
ASUS ChromebookFlipC436FA
ペンはホルダー付き。
本体の右側にピタッとくっつきます!USIモノでは一番考えられていますねー。#ASUS #Chromebook #クロームブック pic.twitter.com/2PegMv1OXg
— タケイマコト (@pcefancom) October 26, 2020
以上、「C436FA」を使ってみて感じた魅力についてでした。
引き続いて「ここは注意した方が良いかな?」と感じたところをお伝えします。
2週間使って感じた「ASUS Chromebook Flip C436FA」の注意点
2週間使って感じた「ASUS Chromebook Flip C436FA」の注意点は以下の2つです。
ココに注意
- MILスペックには非対応
- タッチパッドが他のモデルに比べて横長
- 勢いでポチッとできる金額ではない
MILスペックには非対応
MILスペック、いわゆるキーボードの防滴、落下時の耐衝撃性能について非対応なのは残念でした。
スペック的にライバルである「Acer Spin713」は対応しています。
またフラグシップモデルで高価なのもあります。
安心麺でのトレンドも全部取り入れてほしかったところです。
タッチパッドが前モデルに比べてかなり横長
私だけかもしれませんが、タッチパッドが妙に横長なのが気になりました。
以下の写真が前モデルのタッチパッドです。
これに対して「C436FA」のタッチパッド。
Altキーにまで到達するほど横長になっています。
この大きさの差は前モデルを使っている人には違和感を感じるかも。
ちなみにSpin713のタッチパッドは以下。
タッチパッドの形は善し悪しではなく、好き嫌いの部分が大きいです。
購入する前には一度さわって確かめてほしいなと思います。
勢いでポチッとできる金額ではない
価格は前モデルに比べて1.5倍ほどになりました。
搭載してるスペックも跳ね上がっているので、性能に比べて相応ではあります。
とはいえ、15万~10万円以上というのはおいそれとポチりできる金額ではなくなりました。
前モデルは中古だと4万円前後です。
この価格差をどうみるか?
は注意が必要ですね。
「ASUS Chromebook Flip C436FA」こんな人にオススメ
以上、2週間さわってみて感じた魅力と注意を紹介してきました。
最後にこんな人に
こんな人ににおすすめ
- Chromebook沼にハマって2台目以降を検討している
- 高スペックなChromebookのサクサク具合が気になる
- ASUSのフラグシップ(C434TAやC302CA)からのステップアップを考えている
「ASUS Chromebook Flip C436FA」は実際に使っていて「Chromebookとはなんなのか?」がわかっている人向けのモデルですね。
正直、初めての1台にこのモデルを買うのはオススメしません。価格的に10万円以上はリスクが高すぎます(笑)
逆に、
- Chromebookを買って良さを体感、沼にハマりかけている
- エントリーモデルからの高性能モデルのサクサク具合が気になっている
のなら確実にオススメです。
私がそうでしたが、大体がChromebookの入り口は格安モデルと思います。
「スマホより安いのなら試しに使ってみるかな?」
となって、思いのほか快適で、気がついたらパソコンAhChromebookばかり触っている。
そんな人にこそ是非トライしてほしいです。
あとは「 Chromebook Flip C302CA」「Chromebook Flip C434TA」からのステップアップを考えているのならオススメです。タッチパッドの形は違いますが、他はシリーズの流れを汲んでいます。
ASUSファンであればトライしていいでしょう。
オススメは「Corei5」モデル
購入するならオススメは「Corei5」モデルですね。
こちらを購入すると専用のスリーブがついてきます。
コストパフォーマンスは3モデルの中でも優れていると思います。
レビューまとめ Chromebook好きの2台目にオススメ
以上、ASUS Chromebook Flip C436FAのレビューをお送りしました。
使い勝手はスペックが超高性能だけあって非常に快適でした。
買った後に動作で不満を感じることはないでしょう。
あとは「手を出す気になれるかどうか?」だけですね。
最低でも10万円という価格は、初めてだと手を出しにくいです。
オススメする方も勇気がいります(笑)
「Chromebookのコトが好きで2台目を考え中」
な方はぜひ一度手に取ってみてください!
1台高性能モデルがあると全然違いますから。
ちなみに実機は「ビックカメラ」で展示してあります。
他メーカのフラグシップもありますので(参考:ビックカメラでの展示の様子)、是非そちらも行ってみてください!