ちょっと今更感がありますが、日本HPから国内向けでは初のサーフェス型(デタッチャブル)のChromebook「HP Chromebook x2」が発売されます。
先日の「HP Chromebook x360」に続いての投入です。HPは高級機の独自路線を歩み始めた模様です。
以下詳細を観ていきましょう!
ペン入力とタブレット形式での利用が好きな人向け
発売日と価格について
まずは発売日と価格から。
発売日は「8月下旬」となっています。
価格は「84,800円(税抜き)」。
結構なお値段ですが、HPではクーポンや週末セールが常態化しています。
「HP Chromebook x360」のときも、発売後数週間で10000円引き担っていました。
実質は「75,000円前後」になると思われます。
スペックについて
スペックは1年半前にでたChromebookにも関わらず高スペックです。
日本で特徴的なのは
・コンフォートモデル(動作がもっさりだけど安い)
・スーペリアモデル(動作がC302CA並に高いけど高い)
・エグゼクティブモデル(まさかのCorei5モデル、ハイエンド。でも高すぎ)
とバラエティ豊かな構成にしてきたことです。
アメリカ以上のラインナップですよ。
CPUについていえばPixelbookと同等。
HP Chromebook x2 |
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コンフォートモデル | スーペリアモデル | エグゼクティブモデル | |
標準モデル価格 |
標準モデル ¥84,800(税抜)~ 【8月下旬販売開始予定】 |
標準モデル ¥99,800(税抜)~ 【8月下旬販売開始予定】 |
標準モデル ¥104,800(税抜)~ 【8月下旬販売開始予定】 |
OS | Chrome OS | ||
CPU | インテル® Pentium® プロセッサー 4415Y (1.60GHz,インテル®スマートキャッシュ 2MB) |
インテル® Core™ m3-7Y30 プロセッサー (1.00GHz-2.60GHz, インテル® スマート・キャッシュ 4MB) |
インテル® Core™ i5-7Y54 プロセッサー (1.20GHz-3.20GHz, インテル® スマート・キャッシュ 4MB) |
カラー | 本体:セラミックホワイト キーボードドック:オックスフォードブルー |
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メモリ | 4GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) |
8GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) |
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ストレージ | 32GB eMMC フラッシュメモリ | 64GB eMMC フラッシュメモリ | |
Web カメラ | フロントカメラ:HP Wide Vision 5MP Webcam(約500万画素) リアカメラ:HP 13MP Webcam(約1300万画素) |
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内蔵無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac 、 Bluetooth 4.2 | ||
グラフィックスタイプ | インテル® HD グラフィックス 615(プロセッサーに内蔵) | ||
ビデオメモリ | メインメモリと共有 | ||
ディスプレイ | 12.3インチ・ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ(2400×1600 / 最大1677万色 / 400nit ) | ||
ポインティングデバイス | キーボードドック:タッチパッド(タッチジェスチャー対応) | ||
メディアカードスロット | microSDカードスロット | ||
キーボード | US配列 | ||
インターフェイス | タブレット:USB Type-C™3.0 Gen1×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | ||
オーディオ | B & O Playデュアルスピーカー、内蔵デュアルマイク、音量調整ボタン付き | ||
セキュリティ | サンドボックス、確認付きブート、暗号化eMMC フラッシュメモリ、 復元モード、セキュリティロックケーブル用スロット、TPM |
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サイズ (幅×奥行き×高さ) |
タブレット:約 293 × 212 × 8 mm タブレット+キーボードドック:約 292 × 223 × 18.5 mm |
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質量 | タブレット:約 734 g タブレット+キーボードドック:約 1.43 kg |
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バッテリ駆動時間 | 最大 12.5 時間 | ||
出荷時から 利用可能な サービス |
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スタイラスペン | Wacom AES スタイラスペン(筆圧検知:2048段階) | ||
標準保証 | 1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証) | ||
使い方サポート | 1年間 |
モバイルには不向き、スタンダードパソコンとしての利用がオススメ
「HP Chromebook x2」は、マイクロソフトのサーフェスとおなじ形です。
サーフェスライクに使えるかと思いがちですが、実際は結構な重量があります。
タブレットとキーボードのセットで1.43kg。
実際触ってみるとわかるのですが、タブレットが重厚な割にキーボードはわりかし薄いです。
あとロック機構が頑丈なので取り外しに力がいります。
なのでモバイルパソコンとして期待するよりは、
「屋内用のタブレット兼スタンダードパソコン」
として考えたほうがいいと思います。
実際にモバイル用にいいなと思っていたのですが、2018年12月にBestBuyで触って考えを改めました(笑)
とはいえ、Chromebookでは唯一無二といっていい「サーフェス型(デタッチャブル)」です。
現状、サーフェスProを使っている方でしたら、手に馴染むChromebookだと思います。
ぜひ手にとってみてください!