どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
HPの製品体験会「HP Joint 製品体験会」に招待されて行ってきました!
個人向けゲーミングパソコン「OMEN」、AI PCな「Spectre」、ビジネス向けパソコンの「Dragonfly G4」をはじめとした製品群がどう展開されるのか?
2024年におけるHPさんの動向が分かるイベントです。
特に注目度が高かった「OMEN Transcend 14」の2024年モデルについて発表の内容とハンズオンした印象をお伝えします!
OMEN Transcend 14:2k、有機EL、1.6kg、140Wで動作するモバイルゲーミングパソコン
大注目だったのが、HPのハイスペックゲーミングパソコンブランド「OMEN Transcend 14 」です。
説明:最軽量、映像編集用としても使えるモバイルゲーミングパソコン
最初にあったのが、HPさんが考えるゲームを楽しむ人々のプロファイル定義について。
- アルティメットゲーマー(ガチ勢)
- 意欲的なクリエイター
- アクティブなクリエイター
- コミュニティゲーマー
- ポップコーンゲーマー
と区分けして製品をセグメントしているとのこと。
その中でも「OMEN Transcend 14」は「アクティブなクリエイター」をターゲットに新しく登場したモデルになるそうです。
ゲームだけはなく、配信をしたり動画を編集してアップする「ゲーミング兼クリエイター向けパソコン」に位置づけられています。
特徴は「どこにいてもゲームを楽しめる」「ゲームやコンテンツクリエイションに最適」「Hyper XのDNA」の3つ。
「どこにいてもゲームを楽しめる」についてはモバイル性を重視。
徹底して軽量化し1.63kgにまで重量をそぎ落としました。
※重いように思えますが、グラフィックボードを搭載しながら1.7kg以下なのは革新的です。
アダプタも軽量化され140W USB Type-Cに対応。
モバイルアダプターでも動作するようになっています。
まさに「どこにいてもゲームを楽しめる」を体現しています。
モバイル性能を高めたからといって性能が犠牲になっているわけではありません。
「ゲームやコンテンツクリエイションに最適」のとおり、14インチサイズにしてはかなりハイスペックになっています。
CPUについてはノートパソコン向けでは最高峰の「Intel Core Ultra 9」を搭載。
ゲームや製作活動にも必要十分な性能を揃えています。
CPU以上に大事なGPUもRTX40シリーズを搭載。
抜かりのないスペックになっています。
なお、TGPについては全モデルで65Wで動作するとのこと。
安定して快適な動作を見込めます。
TGPについては各社公開しない中、HPさんは堂々と謳っているのは率直にすごいと感じました。
パソコン作りへの自信が垣間見えましたね。
「コンテンツクリエイション」も重視しており、ディスプレイはなんと全モデルで「OLED」を搭載。
リフレッシュレートは最大120Hzを実現しているとのこと。
クリエイターパソコンとしては「OLED」が肝ですが、しっかり対応してきたのはさすがですね。
「Hyper XのDNA」について。
元々「HyperX」は、元Kingston Technologyのゲーミング部門でしたが、HPが買収。
OMENにも「Hyper X」の機能が組み込まれることになりました。
シナジー効果として、まずキーボードをこれまでのOMENから大きくデザインを変更。
Hyper X基準のキーレイアウト、RGBライティングになりました。
ヘッドセットについてはハードウェアレベルで統合され、ヘッドセットの通信モジュールを新たに内蔵。
USBドングルを使わずにペアリング、設定アプリもプリインストール、ワンタッチでの利用が可能になっています。
対応しているだけではなくて、ヘッドセットは「OMEN」にもれなく付属するという形に。
何もつけずにBluetoothも必要なしにつながるのは素晴らしい限りですね。
『徹底的に軽量化、Hyper Xとの統合でゲーミングパソコンとしての使い勝手を劇的に進化させ、かつコンテンツクリエイションにも使えるモバイルノートパソコンのアンサーとして生まれたのが「OMEN Transcend 14」』
とのことでした。
ハンズオン:とにかく軽い!アダプタもモバイルサイズでいける!コンパクトさにもビックリ
実際にハンズオンできたので、「OMEN Transcend 14」を触ってみましたが、その場で買いたくなるような出来映えでしたね。
まずとにかくコンパクトさに驚かされました。
グラボが載るとそれなりの厚みがあるのに薄さはかなりもの。
普通の「コンパクトノートかよ!」とお世辞抜きに思ってしまいました。
以下が実際の写真です。
カフェで普通に使えるサイズですよね。
まさに片手でブラブラできる重さでした。
実際より軽く感じましたね。
バランスが良いのかもしれません。
PowerDelivery対応
140W
片手で持ち運べるサイズ感。
OLEDなのが素晴らしい! pic.twitter.com/pMXuCJp4lr— タケイマコト (@pcefancom) January 26, 2024
キーボードもHyper Xになっているので、光り方もキレイで押し心地も良かったです。
付属のアダプター(140W)もコンパクトで非常に良きデザインでしたね。
USB-CでOKというのが嬉しすぎます。
HPさんにきいたら、AnkerやUGREENあたりのモバイルアダプターでも全然OKとのことでした。
ゲーミングパソコンがモバイルアダプターでも十分動作する世の中が来るとは。
技術の進化には恐れ入れさせられますね。
私はカフェで作業をすることが好きなので、モバイル性能の高さに魅せられてしまいました。
今、本気で購入を考えていますw
本当にお金が欲しい!
スペックも超豪華、一番人気はスプリームモデル(Intel Core Ultra 9、メモリ32GB、RTX 4060)
最後にスペックです。
非常に豪華な作りとなっています。
HPさんによれば一番人気はスプリームモデルとのこと。
一番高いモデルが売れているそうです。
OMENに手を出す層ならメモリ32GBモデルに行きますよね
ストレージも2TBあるので手元作業も安心な容量です。
長く使うつもりなら「スプリーム」がいいと思います。
モデル名 | パフォーマンス | パフォーマンスプラス | スプリーム |
---|---|---|---|
オペレーティングシステム | Windows 11 Pro | ||
M/N | 14-fb0066TX | 14^fb0040TX | 14-fb0041TX |
P/N | 9T653A#ABJ | 9T649PA#ABJ | 9T648PA#ABJ |
プロセッサ | Intel® Core™ Ultra 7 プロセッサー155H | Intel® Core™ Ultra 9 プロセッサー185H | |
カラー | シャドウブラック | ||
メモリ(最大/空き数) | 16GB オンボード(7467MHz、LPDDR5x ) | 32GBオンボード(7467MHz、LPDDR5x ) | |
ストレージ | 1TB SSD (PCIe® Gen4x4 NVMe™ TLC M.2 ) | 2TB SSD (PCIe® Gen4x4 NVMe™ TLC M.2 ) | |
Webカメラ | HP True Vision 1080p FHDIR cameraテンポラルノイズリダクション、内蔵デュアルアレイデジタルマイク | ||
内蔵無線LAN | Intel® Wi-Fi 6E AX211 (2x2) Bluetooth® 5.3 | ||
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 4050 Laptop | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop | NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Laptop |
ビデオメモリ | 6GB (GDDR6) | 8GB (GDDR6) | |
ディスプレイ | 14インチ•2.8K OLED ( 2880 x1800 /ダイナミックリフレッシュレート48〜120Hz / 0.2ms /SDR 400nits / HDR 500nits / DCI-P3100% ) Variable Refresh Rate対応 テユフラインランドEyesafe@認定ディスプレイ | ||
ポインティングデバイス | Precision Touchpad support | ||
キーボード | バックライトキーボード(日本語配列、テンキーレス、4ZONE RGBライティング、26キーロールオーバー、アンチゴースト対応 | ||
インターフェース | Thunderbolt™4 with USBType-C® 40Gbps x1(USB Power Delivery, DisplayPort™1.4f電源オフUSBチャージ機能対応) USB Type-C® 10Gbps x1(USB Power Delivery, Display Port™ 1.4F電源オフ USB チャージ機能対応) USBType~A10Gbpsx2(うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)、HDMI 2.1出力端子メ1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポートメ1 | ||
オーディオ | HyperXオーディオコントロール デュアルスピーカー DTS:X®Ultra対応 | ||
サイズ | 313x233.5x16.91-17.99mm | ||
質量 | 約1.637 kg | ||
バッテリー | リチウムイオンバッテリ(71Wh/ 6セル/パッテリーファストチャージ機能対応) | ||
ACアダプタ | 140W USB Type-C® ACアダプター | ||
標準保証 | 1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証) | ||
HyperX Cloud HI Wireless ワイヤレスゲーミングヘッドセット | 同梱 | ||
標準価格(税別) | ¥253,000- | ¥271,000- | ¥349,500- |
ちなみに現在は2月納品予定です。
HPのダイレクトストアから購入できます。
本当にいいもデルなので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ:OMEN Transcend 14はガチで画面がキレイ!軽い!映像編集用としても使える
以上「HP Joint 製品体験会」の体験レポートでした!
色々製品がありましたが「OMEN Transcend 14」はダントツで異彩を放っていましたね。
ゲームがしたい人だけではなくて、写真、映像編集をしたい、なにかしたアウトプットしたい方に向いているパソコンだと思います。
久しぶりにWindowsで欲しいと思うパソコンでした。
「OMEN Transcend」シリーズはしっかり追っていきたいと思います!