どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
HUAWEIが10月2日に新製品発表会を実施、フラグシップスマートウォッチの新製品を発表しました!
発表会とタッチアンドトライに参加してきたので、スペックや特徴、実際の様子も合わせて紹介します。
動画でのダイジェストはこちらから
発表会の様子をスライドショーで紹介。
タッチアンドトライで実際に触ってみたダイジェスト映像です。
(1)HUAWEI WATCH GT 5 Pro|ゴルフ、ワークアウト機能を強化したフラグシップモデル
「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」は、HUAWEIスマートウォッチのフラグシップモデルです、
2023年10月2発売されたGT4の次世代モデルとして登場しました。
バンドサイズは46mmと42mm。
価格は3万6千円台からで2日予約開始の9日発売開始です。
スペック
主なスペックと特徴はいかのとおりです。
HUAWEI Watch GT 5 Pro 仕様表 | |
---|---|
モデル | 46mm / 42mm |
ディスプレイ | 46mm: 1.43インチ AMOLED, 466 × 466 ピクセル, 326PPI 42mm: 1.32インチ AMOLED, 466 × 466 ピクセル, 352PPI |
素材 | 46mm: チタン合金 42mm: ナノ結晶セラミック サファイアガラスディスプレイ |
防水性能 | 5ATM、IP69K、最大40mのダイビング対応 |
バッテリー持続時間 | 46mm: 最大14日間(通常使用時は9日、AOD使用時は5日) 42mm: 最大7日間(通常使用時は5日、AOD使用時は3日) |
主な機能 | - HUAWEI TruSenseシステム(健康管理機能統合) - 心拍数、血中酸素、ストレス、睡眠モニタリング - 感情ウェルビーイングアプリ - ゴルフ機能(3Dゴルフマップ、2,300以上のコース対応) - ランニングフォーム分析 - オフラインマップ、等高線マップ - フリーダイビング対応 - ヒマワリ型アンテナシステム(GPS精度向上) |
センサー | 加速度、ジャイロ、磁気、光学式心拍、気圧、温度、環境光、ECG、深度 |
接続性 | NFC、Bluetooth 5.2、GNSS(GPS+GLONASS+GALILEO+BDS+QZSS) |
互換性 | Android 9.0以降、iOS 13.0以降 |
価格(税込) | 46mm ブラック(フルオロエラストマーベルト): 48,180円 46mm チタニウム(チタニウムベルト): 65,780円 42mm ホワイト(フルオロエラストマーベルト): 65,780円 42mm セラミック(セラミックベルト): 87,780円 |
以下の点が進化しています。
進化ポイント(1)バッテリー持続時間が増加
まずはバッテリー。
GPS使用時の時間が20時間から25時間に伸びました。
常時点灯での持続時間も4日から5日になっています。
順当に延びていますね。
進化ポイント(2)ヘルスケア機能が「TruSense」に統合
これまで睡眠測定はTruSleep、他のヘルスケアは別エンジンで管理されていましたが統合されて「TruSense」になりました。
ストレス、血中酸素、血圧、体温、睡眠、いびきなど色々なヘルスケアログを一つのエンジンの中で取得していくようになるとのこと。
これまでスペック表ではエンジン別にアップデートされていたため、ややこしい部分がありましたが、一気にわかりやすくなりましたね。
進化ポイント(3)感情分析機能(メンタルヘルストラッキング)を搭載
更に呼吸や血流の変化からストレスや感情をトラッキングし、メンタルヘルスの状態を把握できるようになりました。
心拍変動や睡眠データなどを分析し、ストレスレベルや感情の変化を数値化して表示します。
また、呼吸エクササイズや瞑想などのリラクゼーションコンテンツも提供され、メンタルヘルスの改善をサポートしてくれます。
この辺は専門家ではないのでわかりませんが、あると便利そうな機能です。
進化ポイント(4)ゴルフ機能|ゴルフ機能(15,000以上のコース対応、3D表示)
大幅にアップデートが合ったのがゴルフナビ機能で、
- コースマップの3D化
- グリーンの傾斜測定
- グリーンのヒートマップ
- iOSでのマップ読み込み速度アップ
などいろいろな機能が強化されています。
今回の発表でもっとも力が入っていた部分でした。
ゴルフウオッチとしてかなり好評なようで、その分フィードバックも多めになったようです。
以下のような機能が使えるようになっています。
進化ポイント(5)画面キャプチャ機能を搭載
新しいUXデザインを採用し、操作性が向上。
また、手首でのスクリーンショット撮影や、アラームのカスタマイズなど、便利な新機能も追加されています。
スクリーンショット機能は率直に面白そうですね。
睡眠時間をシェアするのは便利かもと思いました。
実際にハンズオンで試して面白かったのが、画面キャプチャ機能ですね。
ボタンを長押しすると時計のスクショが取れます。
取ったスクショは、あっという間にスマホの写真ギャラリーに送られていました。
睡眠時間のシェアや通知を取っておきたいときに便利ですよね。
地味ですが、着実な改善と感じました。
進化ポイント(6)ランニングフォーム分析機能
ランニングフォームを分析し、改善点をアドバイスしてくれる機能が追加されています。
これはランニング中の姿勢や足の動きなどを細かくチェックし、より効率的で怪我のリスクが少ないフォームを身につけるようにするお助け機能です。
ランニング初心者から上級者まで、レベルに合わせたアドバイスを提供してくれるので、自分のペースでトレーニングを進められます。
フォームは自分でなかなか意識できないもの。
AIが指摘してくれるのはジョギングしている人にはとてもありがたい機能と思いました。
進化ポイント(7)地図表示機能を搭載
GTシリーズ初となる地図表示機能が搭載されました。
これはランニングやサイクリング中にスマートウォッチ上で地図を確認できるようになったもの。
スマホから事前にマップを転送しておけば、オフラインでの地図利用も可能なので、電波が届かない場所でも使えるようにもなっています。
よりワークアウト時のマッピングが楽しくなりそうですね。
価格と発売日について
価格と発売日ですが以下のようになっています。
すべて10月2日予約開始、9日発売開始
- 46mm ブラック(フルオロエラストマーベルト): 48,180円
- 46mm チタニウム(チタニウムベルト): 65,780円
- 42mm ホワイト(フルオロエラストマーベルト): 65,780円
- 42mm セラミック(セラミックベルト): 87,780円
すでにAmazon、HUAWEI公式サイトや楽天市場で予約が始まっていました。
(2)HUAWEI Watch GT 5 |
「HUAWEI Watch GT 5」は、前モデルから耐久性が向上し、多彩な健康管理機能とスポーツ機能を備えたスマートウォッチです。
Proモデルよりは簡素な素材、機能にすることで軽量化を実現。
ヘルスケア機能は同等ながら、価格は33,880円からで、Proモデルに比べて4割から半額程度と非常にコストパフォーマンスに優れた製品になっています。
スペック
スペックは以下のとおりです。
HUAWEI Watch GT 5 仕様表 | |
---|---|
モデル | 46mm / 41mm |
ディスプレイ | 46mm: 1.43インチ AMOLED, 466 × 466 ピクセル, 326PPI 41mm: 1.32インチ AMOLED, 466 × 466 ピクセル, 352PPI |
素材 | フロントケース:金属製ベゼル、ステンレススチール リアケース:高分子複合材料 |
防水性能 | 5ATM + IP69K |
バッテリー持続時間 | 46mm: 最大14日間(通常使用時は9日、AOD使用時は5日) 41mm: 最大7日間(通常使用時は5日、AOD使用時は3日) |
主な機能 | - HUAWEI TruSenseシステム(健康管理機能統合) - 心拍数、血中酸素、ストレス、睡眠モニタリング - 感情ウェルビーイングアプリ - ゴルフ機能(3Dゴルフマップ、2,300以上のコース対応) - ランニングフォーム分析 - オフラインマップ、等高線マップ - フリーダイビング対応 |
センサー | 加速度、ジャイロ、磁気、光学式心拍、気圧、温度、環境光 |
測位方式 | GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS |
互換性 | Android 9.0以降、iOS 13.0以降 |
価格(税込) | 46mm ブラック(フルオロエラストマー): 33,880円 46mm ブルー(表面織物加工フルオロエラストマー): 36,080円 46mm ブラウン(レザー): 36,080円 41mm ホワイト(レザー): 36,080円 41mm ブルー(フルオロエラストマー): 33,880円 |
進化点はProモデルとほぼ同等になっていて機能面は同じアップデートが施されています。
Proモデルにない進化点と言えるのが「カラバリ」でブルーが追加されました。
このカラーバリエーションは、これまでのHUAWEIのスマートウォッチにはなかった色なので新鮮味があっていいと思います。
価格と発売日について
発売日ですが、Proモデルと同じで、10月2日予約開始、9日発売開始となっています。
- 46mm ブラック(フルオロエラストマー): 33,880円
- 46mm ブルー(表面織物加工フルオロエラストマー): 36,080円
- 46mm ブラウン(レザー): 36,080円
- 41mm ホワイト(レザー): 36,080円
- 41mm ブルー(フルオロエラストマー): 33,880円
コストパフォーマンスの良さが際立ちますね。
こちらもすでにAmazon、楽天市場、量販店で予約開始済みです。
HUAWEI Watch GT 5/5 Proの違い
最後にGT5とGT 5 Proの違いをまとめました。
特徴 | HUAWEI Watch GT 5 | HUAWEI Watch GT 5 Pro |
---|---|---|
素材 | ステンレススチール | 46mm: チタン合金 42mm: ナノ結晶セラミック |
ディスプレイ | サファイアガラス(推測) | サファイアガラス |
サイズ | 46mm / 41mm | 46mm / 42mm |
特殊機能 | 基本的な健康管理機能 | ECG(心電図)機能 フリーダイビング対応(最大40m) |
GPS精度 | 標準 | 向上(ヒマワリ型アンテナシステム採用) |
ゴルフ機能 | 基本的な機能 | 強化された機能(2,300以上のゴルフ場マップ、詳細なハザード情報) |
価格(46mm) | 33,880円〜36,080円 | 48,180円〜65,780円 |
価格(41mm/42mm) | 33,880円〜36,080円 | 65,780円〜87,780円 |
HUAWEI Watch GT 5 Proは、より高級な素材を使用し、ひまわり型アンテナやフリーダイビング対応など、より高度な機能を搭載しています。
また、ゴルフ機能の強化など、スポーツ愛好家向けの機能が充実しているのも特徴ですね。
なおUltimateはGT 5の発売と同時に機能アップデートされています。
まとめ|スクショやヘルスケア機能進化が嬉しい!
HUAWEI WATCH GT 5/5 Pro/Ultimate発売のニュースでした!
一気に2機種、新しいモデルが出てきてくれました。
メンタルヘルス測定・管理機能が搭載されたり、地図表示機能やランニングフォーム分析機能が追加になるなど、初めての機能が多いのは新鮮味があっていいです。
機能面から考えると
- ヘルスケア、ワークアウト中心=GT 5
- ゴルフ機能、本格的なワークアウト=GT 5 Pro
- ダイビング、すべての機能を網羅したい=Ultimate
という選び方になりそうです。
私もGT 5を使っていく予定なので、また製品が届いたら使い勝手を赤裸々にレビューするつもりです。
スマートウォッチ好きな方は、ぜひこの2モデルをチェックしてみてください!