テレワークするにあたって需要が高まっているのがノートパソコン。Chromebookもシンクライアント的な使い方ができるため需要が増えています。
とはいえテレワークするときはどうしてもWindows環境は必須。でもツールを導入すればChromebookでWindowsパソコンを操作できます。
この記事ではChromebookでWindowsを操作する方法のまとめを紹介していきます!
ChromebookでWindowsを使うためのツール
- Chromeリモートデスクトップ(リモートデスクトップ方式)
- Splashtop(リモートデスクトップ方式)
- AmazonWorkSpaces(VDI方式)
Chromebook(クロームブック)でWindowsを使うためのツール
Chromebook(クロームブック)でWindowsを使う方法を紹介していきましょう。
ChromebookでWindowsを使うためのツールには3つありますが、方法としては大きく2つに別れます。
ChromebookでWindowsを使う方法
- リモートデスクトップ方式
- 仮想デスクトップ方式
1つがリモートデスクトップで自宅や会社にあるパソコンにアクセスして使う方法です。個人でも馴染みのある使いかたですね。
もう1つが仮想デスクトップ。クラウドやサーバに立てた仮想ホストにアクセスして使う方法です。主に大企業で使われているやり方です。
それぞれツールを紹介していきます。
リモートデスクトップ方式で使えるツール
リモートデスクトップ方式で使えるツールには2つあります。それぞれ紹介していきましょう。
Chromebookモートデスクトップ 利用料:無料
代表的なのが「Chromeリモートデスクトップ」です。Chromeブラウザを介して自宅や会社のパソコンにアクセス出来るようにしてくれます。
一番メジャーで手軽に使い始められるツールといえるでしょう。Chromeブラウザさえあれば無料で使えるのでとにかく手軽です。
ChromebookでもWindowsのショートカット(Windowsキーを除く)も使えて、ChromebookをほぼWindows化できます。
最初に試してみるべきツールといえます。
Chrome リモート デスクトップ
https://remotedesktop.google.com/access/
詳しい解説は以下の記事にありますので、参照してみてください。
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[アプリ紹介]Chromebook(クロームブック)でWindows・Macを操作する方法〜Chromeリモートデスクトップ〜
今回は、Chromebook(クロームブック)で自宅のWindowsパソコンを操作する方法の紹介です! 起動が爆速、しかも格安で便利なChromebookですが、WEB会議でバーチャル風景を設定したい ...
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Splashtopプレミアム 利用料:3年5,980円
次にメジャーかつビジネス利用でも使われているのが「Splashtopプレミアム」です。仕組みとしてはChromebookリモートデスクトップと一緒。違うのはブラウザではなく、それぞれにSplashtopアプリケーションをインストールする点です。専用のアプリケーションを使うのでより高速、セキュアに利用できるのが特徴。
ビジネス用途で使う場合には、使い勝手も含めて選択肢は「Splashtopのみ」となるでしょう。
Chromebookの場合はAndroidアプリを使ってアクセスします。問題なくChromebookをWindows化出来ます。
こちらも価格や使いかた(画像つき)を個別記事で紹介しています。よかったら参考にしてみてください。
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[アプリ紹介]Chromebook(クロームブック)でWindows・Macを操作する方法〜Splashtopプレミアム〜
今回は、Chromebook(クロームブック)で自宅のWindowsパソコンを操作する方法の紹介です! 起動が爆速、しかも格安で便利なChromebookですが、WEB会議でバーチャル風景を設定したい ...
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仮想デスクトップ方式で使えるツール
次にビジネス向けですが、仮想デスクトップ方式で使えるツールです。当ブログは個人ブログなので、ビジネス向けといいつつも個人でも使えるサービスのみ紹介します。
AmazonWorkSpaces 利用料:月38ドル〜
AmazonWorkSpacesはAmazonWebService(AWS)で提供されている仮想デスクトップサービスです。
いわゆる「DaaS」といわれる形態のサービスですね。
シンプル使った場合の利用イメージは以下。
- AWSは認証ゲートウェイやユーザ管理基盤(ディレクトリサービス)を提供
- ユーザはCutomer VPCと呼ばれる自分ののプライベートクラウド空間に仮想デスクトップを構築
- Chromebookにログイン用アプリをインストールして仮想デスクトップにアクセス
します。
利用イメージ
特徴はスモールスタートが可能なこと。1台から利用可能です。
「仮想デスクトップ」というと専用のサーバが必要で、最低利用人数も100人などが当たり前の世界でしたが、そういった制限がありません。ユーザは1台いくらで月額を払うのみです。ADサービスも無料。
個人や小規模法人でも使える唯一の仮想デスクトップ方式です。
Chromebookにも公式対応しているサービスです。
※私も仕事でChromebook+AmazonWorkSpacesの組み合わせでやっています。
Amazon WorkSpaces(セキュアな仮想デスクトップ(VDI)サービス )| AWS
https://aws.amazon.com/jp/workspaces/
以下にChromebookで使う場合の手順もアップしています。
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[AWS]Chromebookでも使える! 「AmazonWorkSpaces」を30分で高速セットアップ起動する手順〜アカウント作成から使い始めるまで〜
30分でAmazonWorkSpacesを高速起動する手順の紹介です。 本記事は、構成はシンプルでいいのでとにかくAmazon WorkSpacesを試してみたい方向け。 アカウント作成からChrom ...
続きを見る
ChromebookをWindows化できるツールまとめ
以上、簡単ではありますがChromebook(クロームブック)でWindowsを使う方法とツールの紹介でした。
会社のパソコンに繋ぎたいなら「リモートデスクトップ方式」、物理パソコンをなくしたいなら「仮想デスクトップ方式」がオススメです。
これらのツールを使えばテレワークする端末がChromebookであっても問題ありません。
テレワークでChromebookを検討する際には、ぜひこれらのツールを比較、検討してみてください😁
ChromebookをWindows化できるツール一覧
ツール名 | 方法 | 料金 |
Chromeリモートデスクトップ | リモートデスクトップ | 無料 |
Splashtopプレミアム | リモートデスクトップ | 3年5,980円 |
AmazonWorkSpaces | 仮想デスクトップ | 1台38ドル〜 |