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[AWS]Chromebookでも使える! 「AmazonWorkSpaces」を30分で高速セットアップ起動する手順〜アカウント作成から使い始めるまで〜

2020年4月26日

30分でAmazonWorkSpacesを高速起動する手順の紹介です。

本記事は、構成はシンプルでいいのでとにかくAmazon WorkSpacesを試してみたい方向け。

アカウント作成からChromebookで使い始めるまでの手順を紹介します。

記事のポイント

  1. 高速起動で出来るAmazonWorkSpacesの構成イメージ
  2. AWSアカウントの作成手順
  3. Amazon WorkSpacesの作成手順(高速起動)
  4. Amazon WorkSpacesWorkSpacesへのアクセス手順(Chromebook)
  5. Amazon WorkSpacesに必要な初期設定

30分でAmazonWorkSpacesを高速起動する手順

高速起動で作られる構成は以下のようになります。

VPCが1つ、サブネットが2つができ、その中にデスクトップを作成。ユーザはSimleADというサービス上に作られるイメージです。

Amazon WorkSpacesを一番シンプルに作ったときの構成

最終的には、ChromebookからはAndroidアプリから接続。

設定できてしまえば、こんなかんたんにWindowsを使えるようになります。

それでは、上記を作っていく手順を具体的に紹介していきます。

まずはAWSアカウントの作成から。

事前に以下のものを用意しておきましょう。アカウントがある方は読み飛ばしてください。

サインアップする際に必要です。※お金はかかりません。

事前に用意するもの

  1. クレジットカード(登録だけは必要)
  2. メールアドレス(GmailでOK)
  3. ノートパソコン(スマホだと時間かかります)
  4. SMSが受信できるスマホ(本人確認に必要)

AWSアカウントを作成する手順

step
1
サインアップページで必要事項を記入

まずはサインアップのページにアクセスします。

アクセスしたあとは、必要事項を入力していきましょう。以下のキャプチャは執筆時点(2020/04/26)のものです。

アドレスと好きなパスワードを入力

住所などを入力

支払情報に必要なクレジットカードを入力

step
2
本人確認を実施

ちょっと面倒くさいところです。SMSを受信できるスマホを用意。電話番号を入力します。

すぐにSMSが飛んでくるのでメッセージに書かれている4桁の数字を入れてください。

本人確認用。SMSを受信できるスマホの番号を入力

SMSで飛んできた4桁の数字を入力

OKなら次の手順へ

step
3
サポートプランの選択(ベーシックプラン)

本人確認が終わったらサポートプランの選択です。

ここでは「ベーシックプラン」を選んでおきましょう。個人利用ならお試しなら充分です。

技術的な質問をしたくなったら別のプランにする必要がありますが、後ですぐに変えられます。

お試し利用ならベーシックプランで充分です。

step
4
AWSマネジメントコンソールにログイン

続けてマネジメントコンソールに移動するので、登録したメールアドレスとパスワードでログインしてみましょう。

このとき選ぶのは「ルートユーザ」です。※作業用のIAMユーザはこのあと作ります。

試しにログインしてみましょう。

step
5
作業用ユーザ(IAMユーザ)のグループ作成する

ルートユーザはなんでも出来てしまいます。契約に関する作業以外は、IAMユーザというタスク実行用のユーザ作成が推奨されています。

コンソールの検索窓で「IAM」と入力して、設定ページ移りましょう。

IAMユーザを作る前にIAMグループを作っていきます。グループを作ってそこにユーザを追加するほうが後々便利だからです。

 

作ったらポリシー(権限)を適用します。契約以外の作業ができる「AdministratorAccess」にしておきましょう。

 

step
5
作業用ユーザ(IAMユーザ)を作成する

グループが作れたらユーザを作ります。左メニューのユーザをクリックして、ユーザを作成していきます。

作り終えるとcsvがダウンロード出来ます。ダウンロードしたら一度ログアウトしてIAMユーザで入り直してみましょう。

ログインできればOK。

タケイ
タケイ
以上でAWSアカウントの作成は完了です!これからIAMユーザを使ってWorkSpacesを作っていきます。

Amazon WorkSpacesを高速セットアップする手順

それでは具体的にAmazon WorkSpacesの作成手順に入っていきます。

step
1
WorkSpacesのページに移動する

トップページの検索窓で「WorkSpaces」と検索してページに移動します。

その後の「すぐ始める」クリック。
※この時画面右上が「東京」になっていることを念の為確認しておいてください。

高速セットアップの「起動」をクリックします。

 

step
2
WorkSpacesのスペックの選択とユーザ情報の入力

WorkSpacesの具体的なスペックとユーザ情報を入力していきます。

スペックは「無料利用枠の対象」から選びましょう。そうしないと作った瞬間から課金が発生してしまいます。

ユーザ情報は名前は適当でもいいですが、メールアドレスは受信できるものにしてください。ログイン設定で使います。

あとOS言語はデフォルトが英語になっているので忘れず日本語にしておきましょう。

step
3
WorkSpacesの作成

あとは、WorkSpacesの起動ボタンを押せば作成が始まります。

時間はだいたい20分前後。作り終わるとWorkSpacesの画面で作成したデスクトップの情報が表示されます。

作成が完了すると一覧に表示されます。

step
4
ログインユーザのパスワードを設定

あわせてメールも送られてきます。その中にログインユーザのパスワード設定URLがはられているのでクリック。パスワードを設定していきましょう。

「お客様のAmazon WorkSpaces」という件名で送られてきます。

ログインするパスワードを設定

step
5
ログイン用のアプリのインストール

これでログインする準備は整いました。あとはログイン用のアプリをインストールします。

ダウンロードページに移動してダウンロードします。Chromebookの場合、Playストアから「WorkSpaces」アプリをダウンロードできます。

step
6
登録コードの入力

最初にログインするときは、「登録コード」を入力します。これは識別コードみたいなもの。WorkSpacesに必ず割り当てられます。
※登録コードは「wsnrt+大文字の英語6文字」でランダムで決定。

WorkSpacesの一覧に表示されていますのでコピーしておきます。

コピーできたら、アプリ右上の歯車マークをクリック。登録コードを入力します。

step
7
WorkSpacesへアクセス

あとはユーザ名とパスワードを入力すればWorkSpacesが起動します。

 

これでWorkSpacesの作成は完了です!ChromebookでもWorkSpacesが使えるようになりました😁

ちょっと専門的な話をするとこれらの手順で、自動的にVPCが1つとサブネット、ユーザーを管理するためのSimleADが作成されています。

マネジメントコンソールのVPCというページで確認できるので興味のある方は確認してみてください。

完成したWorkSpacesの構成図

こんな構成になっています。WorkSpaces以外は自動で作成されます。

あとはWorkSpaces作成後にやっておく初期設定を紹介します。

Amazon WorkSpacesに必要な初期設定

Amazon WorkSpacesが起動したあとに必要な初期設定は以下があります。

キーボードレイアウトを英語→日本語に変更

Amazon WorkSpacesはベースがWindowsサーバのため、キーボードレイアウトも日本語になっていません。

そのため変更が必要です。

手順ですが「設定」→「地域と言語」を選択します。

言語設定があらわれるので、オプションをクリックします。

キーボードレイアウトを「日本語」に設定しましょう。あとはサインアウトします。

上記の作業を行っても切り替わらない場合は、WorkSpacesを再起動してください。再起動後に有効になっていると思います。

Chromebookでも使える仮想デスクトップサービス

以上、AWSアカウントとWorkSpacesの高速セットアップの手順でした!

Amazon WorkSpacesはChromebookでも使える数すくない仮想デスクトップサービスです。

お金はかかりますが、頑張ればWindowsはAmazon WorkSpacesだけにして物理は持たない、なんて運用も可能です。

※事実、わたしの仕事環境は「WorkSpaces+Chromebook」の組み合わせ

2020年6月までなら無償で利用できますので、ぜひこの機会にトライしてみてください😁

タケイ
タケイ
私は本業でも導入支援をしていますので、本格導入などありましたら気軽にコンタクトしてくださいね!

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たけいまこと

名前:タケイマコト 埼玉県在住のサラリーマン。Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。 他メディアにも寄稿しています。 ■寄稿記事 2万円〜のPC「Chromebook」を15台買ったマニアが、選び方とおすすめモデルを徹底解説 | bizSPA!フレッシュ WindowsやMacより「Chromebookがテレワーク最強」な理由(タケイ マコト) | マネー現代 ライターとしてIT・ガジェット系記事も執筆中です! 武井誠 | BIGLOBEハンジョー ■レビュー、原稿依頼 レビュー依頼やご質問は以下にお願いします。 ツイッター お問い合わせフォーム

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名前:タケイマコト 埼玉県在住のサラリーマン。Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。 他メディアにも寄稿しています。 ■寄稿記事 2万円〜のPC「Chromebook」を15台買ったマニアが、選び方とおすすめモデルを徹底解説 | bizSPA!フレッシュ WindowsやMacより「Chromebookがテレワーク最強」な理由(タケイ マコト) | マネー現代 ライターとしてIT・ガジェット系記事も執筆中です! 武井誠 | BIGLOBEハンジョー ■レビュー、原稿依頼 レビュー依頼やご質問は以下にお願いします。 ツイッター お問い合わせフォーム

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