注記:当ブログはGoogleAdSense、アフィリエイトを利用、収益を得ています。

AmazonWorkSpaces テレワーク(在宅勤務) テレワークサービス

[AWS]Amazon WorkSpacesとは?1台から利用可能な仮想デスクトップサービスの紹介 ~特徴、メリット、費用~

2020年4月26日

今回紹介するのは「AmazonWorkSpaces」。AmazonWorkSpacesが提供する仮想デスクトップサービスです。

1台から利用可能で、ChromebookやMacからでも仮想デスクトップのWindowsを動かせるようになります。

この記事では以下を紹介していきます。

記事のポイント

  1. AmazonWorkSpacesとは
  2. AmazonWorkSpacesのメリット
  3. AmazonWorkSpacesの料金
  4. まとめ

物理のWindowsまでははいらないけど、たまにWindowsを使いたい!という人の参考になれば幸いです(^o^)

AmazonWorkSpacesとは?~特徴、メリット、費用~

それでは具体的にAmazonWorkSpacesについて紹介していきます。

AmazonWorkSpacesとは?

AmazonWorkSpacesとは、Amazon Web Servicesが展開している仮想デスクトップサービスです。

サービスの形態としては「仮想デスクトップ(VDI)」といわれるものに分類されます。

ユーザーは、Amazonが展開している「VPC」と呼ばれるバーチャルなプライベート空間に個人用のデスクトップパソコン(Windows)を作成、利用します。

よくあるリモートデスクトップとは異なるサービスですね。

VPCと呼ばれるクラウド上に仮想デスクトップを構築して利用

ちなみにAmazonWorkSpacesで使えるOSは2020年4月時点で2つあります。

1つがWindows 10デスクトップカスタマイズペリエンス、もう1つが Linuxです。

Windowsに関しては、見た目はWindows10そのまま。ただ素のOSはWindowsサーバとなっています。

実際のデスクトップ画面。Windows10そのままです。

利用イメージとしては、会社のパソコンを全部仮想化して物理パソコンをなくす、Windows を持ってない人が一時利用したいときに使う感じですね。

AmazonWorkSpacesのメリット

AmazonWorkSpacesのメリットには以下のような物があります。

AmazonWorkSpacesのメリット

  1. 1台から利用可能で最低利用期間がない
  2. 最短30分から利用できる
  3. 料金が明朗会計

1台から利用可能で最低利用期間がない

AmazonWorkSpacesの特徴的なところです。一台から利用OKで最低利用期間もありません。なので、1台からお試しですぐ始められますし合わないなと思ったらすぐにでもやめられます。

これまでの仮想デスクトップサービスは、管理用のサーバを購入する必要があったり、最低利用台数や利用期間が定められていたのが普通。

お試しでしかも個人がおいそれと手を出せるものではありませんでした。その制約を取り払ってくれました。

最短30分で利用開始ができる

シンプルな構成ならすぐにでも利用開始できるのもメリットです。AWSのアカウントがあれば最短30分で構築可能です。

設定を管理するサーバは全てAWSが管理してくれているので、ユーザはブラウザのメニューからポチポチするだけでデスクトップを作れてしまいます。

もちろん、本格的にオンプレミス環境と繋ぐとか、中小企業で本格的に使おうとなると専門家が入って設計が必要になりますが。

10人以下程度で使う分にはIT知識いらずですぐに使えるのはメリットです。

料金が明朗会計

また利用料金も明朗会計なのもメリットですね。料金テーブルはWEBで紹介されているので、事前にいくらかかるのか?簡単に試算できます。

企業向けサービスにありがちな個別お見積もりなんてことはありません。

料金 - Amazon WorkSpaces | AWS
https://aws.amazon.com/jp/workspaces/pricing/

AmazonWorkSpacesの料金について

以下がAmazonWorkSpacesの料金です。スペックとストレージの容量で料金が決まってきます。

Office利用は月額料金にプラス15ドル加算されます。これは必須。Microsoft365ライセンスの持ち込みは200台以上の利用でしか認められていません。

表は東京リージョンでスタンダードタイプ、ストレージをCドライブ80GB、Dドライブ50GBで選んだ場合です。

料金には固定タイプのAlwaysOn、時間課金タイプのAutoStopがあります。

AlwaysONの場合

Windows
(2 vCPU、4 GiB メモリ)
Windows
(2 vCPU、4 GiB メモリ+Office2016)
Linux
料金 47ドル 47ドル
15ドル
43ドル
月の合計
1台あたり
47ドル 62ドル 43ドル

AutoStopの場合

Windows
(2 vCPU、4 GiB メモリ)
Windows
(2 vCPU、4 GiB メモリ+Office2016)
Linux
料金 14 USD/月 + 0.40 USD/時間 14 USD/月 + 0.40 USD/時間
15ドル
14 USD/月 + 0.36 USD/時間
40時間利用した場合 30ドル 30ドル
15ドル
28.4ドル
月の合計
1台あたり
30ドル 45ドル 28.4ドル

大まかにですが、Windows10をOffice無しで利用すると5,000円、ありで利用すると7,000円かかると考えておけばいいでしょう。

AutoStopの場合、80時間未満であればAlwaysONより安く済みます。Windows10を一時利用したいのであればAutoStopにしておくのがオススメです。

2020年6月までは無料で利用可能!

2020年4月時点ですが、6月まで一部のプランが無料で利用可能となっています。コロナ対策でAutoStopが無料とかなりお得担っています。

この機会に試してみてください。詳細は以下です。

料金 - Amazon WorkSpaces | AWS
https://aws.amazon.com/jp/workspaces/pricing/

2020 年 4 月 1 日から 2020 年 6 月 30 日までの期間、新型コロナウイルス感染症に対応して、Amazon WorkSpaces で提供される無料利用枠では、80 GB のルートボリュームおよび 50 GB のユーザーボリュームを備えた Windows スタンダードバンドルで最大 50 の WorkSpaces を提供します。また、現在、WorkSpaces 無料利用枠が利用可能なすべての AWS リージョン全体で、AutoStop モードで 1 か月あたり合計で最大 10,000 時間お使いいただけます。

個人や5人以下の小規模法人にとって唯一の仮想デスクトップサービス

以上、AmazonWorkSpacesについての特徴、メリット、料金についての紹介でした。

仮想デスクトップはこれまで大規模な会社専用のサービスで、個人レベルで手を出せる物ではありませんでした。その垣根を取り払ってくれたサービスです。

1台からお試し利用できるのは、唯一無二、素晴らしいサービスとえいます。コロナでテレワーク環境の構築が急務な方も多いと思います。

そんな方でも気軽に試せますし、しかも現在はコロナ対策で2020年6月までは「無償」で使えます。

ぜひこの機会にトライしてみてください(^o^)

詳しくはコチラ

タケイ
タケイ
私は本業でも導入支援をしていますので、本格導入などありましたら気軽にコンタクトしてください!

タケイマコト (@pcefancom) / Twitter
https://twitter.com/pcefancom

たけいまこと

名前:タケイマコト 埼玉県在住のサラリーマン。Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。 他メディアにも寄稿しています。 ■寄稿記事 2万円〜のPC「Chromebook」を15台買ったマニアが、選び方とおすすめモデルを徹底解説 | bizSPA!フレッシュ WindowsやMacより「Chromebookがテレワーク最強」な理由(タケイ マコト) | マネー現代 ライターとしてIT・ガジェット系記事も執筆中です! 武井誠 | BIGLOBEハンジョー ■レビュー、原稿依頼 レビュー依頼やご質問は以下にお願いします。 ツイッター お問い合わせフォーム

  • この記事を書いた人

たけいまこと

名前:タケイマコト 埼玉県在住のサラリーマン。Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。 他メディアにも寄稿しています。 ■寄稿記事 2万円〜のPC「Chromebook」を15台買ったマニアが、選び方とおすすめモデルを徹底解説 | bizSPA!フレッシュ WindowsやMacより「Chromebookがテレワーク最強」な理由(タケイ マコト) | マネー現代 ライターとしてIT・ガジェット系記事も執筆中です! 武井誠 | BIGLOBEハンジョー ■レビュー、原稿依頼 レビュー依頼やご質問は以下にお願いします。 ツイッター お問い合わせフォーム

-AmazonWorkSpaces, テレワーク(在宅勤務), テレワークサービス