どうも、Chromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です!
今回は「Lenovo IdeaPad Duet Chomebook」のレビューをお送りします。
予約購入し2020年6月6日に届いてから1週間。
みっちり使ってみたのでリアルな感想をお届けします。
ちなみにレビューのポイントは以下。
スペック観点から、リアルな感想とともにこんな人にオススメ!という流れでお送りします。
ポイント
- 特徴の紹介
- スペック紹介
- レビュー(外観、処理速度、液晶、拡張性、使いやすさ、持ち運び、バッテリー)
- こんな人にオススメ
- まとめ リアルな感想
- 買える場所の紹介
Lenovo IdeaPad Duet Chomebookの特徴
「IdeaPad Duet」は、2in1型のデタッチャブルタイプのChromebookです。
タブレットは400グラム台、キーボードセットでも1kg未満という軽量さ。
キーボードとセットでもコミコミで「4万円台」という低価格さが大きな特徴です。
結論からいくと「SurfaceGoキラー」かつ新しいChromebookを味わいたい方にオススメの端末といえます。
形はまさに「SurfaceGo」と瓜二つ。
それでいてブラウザの処理は爆速。
Androidアプリも使えてタブレットにもなる。
しかもペン入力もOK。
SurfaceGoに求められそうな作業が快適にできる端末です。
他方、これまでのChromebookと比較した場合、PixelSlate以来のデタッチャブル端末。
形として新しい非常に新鮮です。
Windowsユーザ、現Chromebookユーザ両方にオススメのモデルといえるでしょう。
Lenovo IdeaPad Duet Chomebook
Lenovo IdeaPad Duet Chomebookのスペック
それではスペックをみていきます。
特徴は、レノボ公式・家電量販店とAmazonではスペックが異なっていること。
レノボ公式・家電量販店モデルが「128GB」、Amazonモデルが「64GB」となっています。
※その分価格は4,000円ほど安くなっている
購入する際に注意しましょう。
CPUも非インテル系を搭載しているため、Androidアプリとの相性が良くなっています。
スペック
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook | |
---|---|
本体サイズ | 239.8×159.8×7.35mm |
重さ | 約426g(本体) 約920g(本体+キーボードカバー) |
OS | Chrome OS |
ディスプレイ | 10.1-inch (1920×1200) IPS Full HD display 400 nits of brightness 70 percent color gamut |
CPU | Helio P60T |
Graphics | Intel® UHD Graphics |
メモリ | 4GB (LPDDR3) |
ストレージ | 128GB eMMC ※Amazonモデルは64GB |
WLAN | Wi-Fi 6 (Gig+), 802.11 ax 2x2 |
カメラ/マイク | 2MP (Front), 8MP (Rear) |
オーディオ | ステレオスピーカー |
ペン | USIペン |
セキュリティ | ? |
キーボード | Detachable plug-and-play keyboard |
材質 | ? |
ポート | USB-C (1) |
バッテリー | 10Hours |
価格 | 40,880円 |
Lenovo IdeaPad Duet Chomebookレビュー
それでは項目別のレビューを紹介します。
基準はいつもながら「価格コム」が基準です。
満足度 | モバイル好きなら満足なでき! |
外観 | ファブリック素材のカバーはおしゃれ |
処理速度 | 可もなく不可もなし |
液晶 | IPS液晶だけあって綺麗。 16:10で縦方向も見やすい |
拡張性 | USB Type-C1つと少ない Bluetoothとの接続性は良好 |
使いやすさ | キーボードとスピーカーにクセあり 立ちながら使えるタブレットはナイス |
持ち運びのしやすさ | 小さいかばんにも入るコンパクトさがナイス |
バッテリー | Chromebookの中ではトップレベル |
外観 ファブリック素材のカバーがおしゃれ
まずは外箱から。結構おしゃれな箱で届きました。
Chromebookというと茶色の無骨なダンボールがメイン。Duetに限っては、スマホのようなおしゃれなデザインでした。
コンシューマー向けモデルだけありますね。
特徴というとファブリック素材の背面とキーボードカバーです。
こちは個人的にはかなり好みでした。
感触としてはPixel3のファブリック素材カバーに似た感じ。
カバーはズシッとした重みがありますが、落としても安心できる厚さだと思います。
無駄にパソコンっぽくないところもいいですね。
クラムシェルだといかにも「パソコンやってます」になってしまいますが、Duetだと見た目もスマート。
コンビニのイートインやファミレスなどでさっと出しても悪目立ちしません。
処理速度 Octane2.0数値以上の快適さ
次に処理速度です。
まずはおなじみ「Octane2.0」の数値をとってみました。
結果は「8885」。
意外に低かったです。
ちなみに同じ非インテル系CPUで10インチ「ASUS Chomebook Flip C101PA」の数値はこちら。
かえって高い数値がでました(・_・;)
とはいえ、ブラウザ操作のキビキビ度はDuetのほうが体感的に上なんですよね。
メモリやストレージの速さも関係しているのかもしれません。
使っていて、5万円以上するミドルスペックレベルの快適さは感じますね。
液晶 IPS液晶で綺麗、電子書籍も見やすい
液晶は綺麗です。IPS液晶だけあって斜めからみても色味にそんなに変化はありません。
解像度がフルHD、画面比率が「16:10」なのがいいですね。
HDレベルだと文字がジャギってしまいますが、Duetだとそれもなし。
縦方向に長いので電子書籍も画面ぴったりに表示できるのが何よりいいですね。
下はdマガジンで週刊ベースボールとフライデーを表示したところ。
ジャストサイズで快適です。
拡張性 ポートは少ないがBluetoothとの接続は良好
拡張性はトータルで及第点かなと思います。
ポートの拡張性は低いですが、Bluetoothの接続性は良好です。
USBポートについてはちょっと不便。
やっぱりポートが「USB Type-C」1つは少ないです。
タブレットとして考えるとしょうがない気もしますが。
「Chromebook」として見た場合、2つくらいはほしいところですね。
ヘッドホン端子も欲しかったところ。
ポート関連は工夫が必要なところですね。
とはいえ、Bluetoothとの接続性が高いのはナイス。
「AppleのMagicTrackPad2」
「BRYDGE C-Type」
「Jabraのワイヤレスイヤホン」
「ロジクールのトラックボールマウス」
は問題なく繋がりました。
Bluetooth中心なら使いにくさを感じることはないでしょう。
使いやすさ キーボードにクセあり、タブレットの変わりにはならない
全体的な使いやすさについて。
キーボードの配列、キーピッチ、キーストローク、タブレットとしての使いやすさの順で見ていきます。
キーボードの配列はクセあり
ここはクセがありますね。。こちらは好みがわかれるでしょう。
右側のキーがかなり狭くなっています。
¥やバックスペースキー(←)など多用するキーも小さくなっているので、人によっては不快に感じるかも。
とはいえ、たわみが無いのはナイスです。
テーブルにペタッとする構造なのでキーは安定して打てます。
キーピッチとキーストロークがギリギリ実用範囲
ちなみにキーピッチは最大1.7ミリ。
キーストロークは1.2ミリでした。
ギリギリ実用範囲といったところですね。
長文のブログを打つには辛いですが、SNSや下書きを書く分には十分です。
トータルとしては、モバイルパソコンとしてがギリギリの出来かなというところです。
長文を打つのちょっと大変。
これだけでブログを一本書くのはやろうとは思いません。
原稿の下書きや修正SNSへの投稿くらいだったら快適にできるでしょう。
入力面ではサブ端末、ライトに使うのが正解だと思いますね。
Duetはタブレットの代わりにはならない
Duetについては「タブレットとして使えるのか?」と疑問を持っている方も多いと思います。
こちらお答えしておくと「タブレットの変わりにはならない」と感じます。
やはり操作性がタブレットとして見た場合まだまだです。
たとえばスリープ解除するとき、毎回パスワードかPINコードを入れなければなりません。
結構面倒くさいです。
Androidアプリも動かないものもまだまだあります
純粋なタブレットとしてみるとストレスを感じることは多いでしょう。
まともに使えるのはノートアプリと電子書籍、動画鑑賞アプリくらい。
とはいえ「Chrome拡張機能」をタブレット形態で使えるのは意外に便利だったりします。
タブレットではフル機能のChromeブラウザが使えませんから。
持ち運びのしやすさ どこにでも持っていける位にコンパクト
持ち運びのしやすさですが、こちらはChromebookのなかでもトップレベル。
モバイラーなら満足できるでしょう。
実際の本体、背面カバー、キーボードそれぞれの重さは以下。
キッチンスケールで測ってみた数値です。
メモ
- 本体:454グラム
- 背面カバー:231グラム
- キーボード:262グラム
実測でもトータルで1kg切っていました。
相当に軽いです。
また実測の寸法も縦24cm×横17cmとコンパクト。
個人的には「ひらくPCバッグナノ」にもらくらく入りました。
どこにでも持っていけるコンパクトさは素晴らしいの一言ですね。
バッテリー 1日余裕でもつレベル
バッテリーも優秀です。
体感ですが、半日使っても残り70%。
残り8時間とかでした。
らくらく1日はもつ感覚ですね。
Chromebookのなかでも優秀だと思います。
レビューのポイントまとめ
特徴・いい点
- ファブリック素材で外観はおしゃれ
- 持ち運びはこの上なくしやすい
- パソコンとタブレットの中間な新しいパソコン
- バッテリー持ちは優秀
注意ポイント
- キーボード右側のキーにクセがある
- USBポートが1つなのでケーブルの取り回しに注意
- タブレットの代わりにはならない
Lenovo IdeaPad Duet Chomebook
Lenovo IdeaPad Duet Chomebookはこんな人にオススメ
以上、Lenovo IdeaPad Duet Chomebookについて感じ所をレビューしてみました。
最後にどんなに人オススメか?を紹介しておきます
こんな方におすすめ
- モバイルパソコンにはブラウザがあれば十分
- SurfaceGoユーザでブラウザの速度に不満がある
- パソコンはとにかくコスパ重視だ
モバイルパソコンにはブラウザがあれば十分
「モバイルパソコンにはブラウザさえあれば十分」な人にすごく向いています。
Duetはタブレットでもブラウザがフル機能で利用OK。
すなわち、どんなところでも高機能なブラウザを使えてしまうわけです。
ブラウザ重視な方にはこれ以上ない端末といえますよね。
SurfaceGoユーザでブラウザの速度に不満がある
中身がChromebookだけあってブラウジングは本当にサクサクです。
Windowsでいったら10万円はするミドルスペックのものより快適といってもいいくらい。
特にSurfaceGoのブラウジング速度に不満がある人にオススメです。
パソコンはとにかくコスパ重視だ
Duetはとにかく安いです。
キーボードカバー込みで4万円。
世の中のデタッチャブル端末は安くてもコミコミ7万円はします。
その中でコミコミ4万円。
しかもフル機能のブラウザがサクサク動く。
デタッチャブル端末の中では最強のコスパと言えるでしょう。
「パソコンはとにかくコスパが命だ!」
という人にオススメです。
SurfaceGoキラーな端末 新しいタイプのChromebookを使いたい人は迷わず買い
以上、Lenovo IdeaPad Duet Chromebookレビューをお送りしました。
まだ買って1週間ばかりですが、買ってよかったと思っています。
SurfaceGOと比較した場合でも、ブラウジングは遥かに快適。
Androidアプリが使える分、モバイルするのにも便利です。
また、いろいろと試行錯誤ができるのが楽しくてしょうがありません。
本当に色々新鮮というか。
タブレットとも純粋なクラムシェルとも違います。
モバイルガジェットの新しい使いかたを見出す楽しさがあるモデルといえますね。
このモデルに興味を持っているクラスタは新しもの好きが多いハズ。
そういうあなたにぜひ使ってもらいたい端末です!
買える場所の紹介
最後に参考情報です。
Lenovo Ideapad Duet Chromebookが買える場所を紹介します。
執筆時点(2020/06/14)では、Amazon,ヨドバシカメラ、ビックカメラ、レノボ公式サイトで購入できます。
7月下旬以降販売再開の予定です。
随時、受付しているので気になる方はときどきチェックしてみてください!