どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
IDCがタブレットおよびChromebookの出荷台数の統計を発表しました。
レポートによると2020年Chromebookの世界全体での出荷台数は2021年に比べて48%減になったようです。
以下が世界トップ5のChromebookを販売しているメーカーの出荷台数、販売シェア年間成長率の表になります。
出荷台数は2021年から48%減も、2020年の2倍
表を見てみるとやはり全体的に2020年、2021年はコロナによるテレワーク需要という恩恵を一気にうけてChromebookの出荷台数も爆発的に伸びました。
2022年は恩恵が無くなった状況なのかなと思います。
2021年の3700万台から1900万台(48%減)という状況をみると、特需が終了した印象です。
とはいえ、依然として全世界で2000万台近く出荷されており、爆発的な出荷の伸びといわれた2019年(1700万台)よりも多く出荷されています。
こうみるとChromebookも第三のOSとして世界に根付いているといそうですね。
メーカシェアのトップは
メーカー別のシェアでいくと、トップ5はAcer、Dell、Lenovo、HP、ASUS。デルの5社。
トップ5は社、2019年から変わっていません。
2022年のシェアトップは「Acer」が返り咲きました。
2021年はHPが27%でトップでしたが、Acerが巻き返している状況です。
特徴的だったのがHPの落ち込みですね。
2021年には1000万台売り上げていたのが、なんと65%減の350万台まで落ち込みました。
ほかのメーカーに比べれば同じぐらいの台数なのですが唯一1000万台出荷していた分落ち込みも大きかったようです。
結果としてAcerが首位ですが差はわずか。
ASUSを除く4社のシェアが拮抗しています。
ちなみに日本だとASUSがトップなので、世界と状況が違うのも興味深いところですね。
今回のIDCの結果というのはあくまで世界市場での出荷台数記録です。
国内についてはMM総研さんがええ日本国内のChrome OSの出荷台数という統計を発表しています。
こちらの統計もおそらく今後出てくると思いますので、楽しみ待ちましょう。