どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
AMDが、Chromebook向けに新しいAMD RyzenとAthlon 7020 C-Seriesプロセッサのラインナップを発表しました!
新しいCPUは最大4.3GHzの速度、最大4コアと8スレッドが搭載された"Zen 2"アーキテクチャ、そして強力なAMD RDNA™ 2統合グラフィックスを搭載したCPUです。
ココがポイント
- AMDがRyzenとAthlon 7020 C-Seriesプロセッサを発表。
- 最大4.3 GHz、4コア8スレッド、RDNA 2グラフィックスを搭載。
- ASUSとDellから2023年第2四半期に登場予定。
特徴は「省電力」最大19.5時間の長時間バッテリー
最先端の6nm技術に基づいて設計されたAMD RyzenとAthlon 7020 C-Seriesプロセッサの特徴は省電力性能です。
Athlon Silver 7120Cプロセッサで最大19.5時間、Ryzen 3 7320Cプロセッサで最大17時間の長寿命バッテリーを実現し、MD Ryzen™とAthlon™ 7020 C-Seriesプロセッサは、以前のChromeOSプロセッサよりも高速で長時間動作するように設計されています。
性能も着実にアップ。
AMD RyzenとAthlon 7020 C-Seriesプロセッサは、最大4つの高性能コア、8つのスレッド、最大4.3GHzのブーストを搭載。
AMD Ryzen™ 3 7320Cプロセッサは、前世代の主流のRyzenプロセッサが搭載されたChromebooksと比較して、
- ワークロード全体で1.6倍の高い平均性能を提供
- 競合製品に対して最大3.5時間の長寿命バッテリー
- 15%の性能アドバンテージを実現
しています。
一方、AMD Athlon Silver 7120Cプロセッサは、競合するARMベースのデバイスと比較して1.8倍の高い平均性能アップを実現。
また、高速LPDDR5メモリと最新のワイヤレス技術(Wi-Fi® 6とBluetooth® 5.2)との互換性、統合されたAMD Radeon™ 610Mグラフィックスは、高解像度ストリーミングのための最大3つの外部4Kディスプレイをサポートするなど、着実な進化を果たしています。
各モデルの仕様
各モデルの仕様は以下のとおりです。
モデル | コア数/スレッド数 | ベース/ブースト周波数 | キャッシュ容量 | TDP | GPUモデル |
---|---|---|---|---|---|
AMD Ryzen™ 5 7520C | 4/8 | 2.8/最大4.3 GHz | 6MB | 15W | AMD Radeon™ 610M |
AMD Ryzen™ 3 7320C | 4/8 | 2.4/最大4.1 GHz | 6MB | 15W | AMD Radeon™ 610M |
AMD Athlon™ Gold 7220C | 2/4 | 2.4/最大3.7 GHz | 5MB | 15W | AMD Radeon™ 610M |
AMD Athlon™ Silver 7120C | 2/2 | 2.4/最大3.5 GHz | 3MB | 15W | AMD Radeon™ 610M |
搭載モデルはASUS・DELLから発売予定
嬉しいのがASUS・DELLから搭載モデルが発売されるということ。
ASUSのグローバル商用マーケティング責任者、Eunice Chouさん
「私たちはRyzen 7020 C-Seriesプロセッサを搭載した新しいラップトップを近月中にリリースすることを楽しみにしています。日常の消費者と働くプロフェッショナルの厳しい要求に応えるために、性能、生産性、信頼性の完璧なバランスを提供するASUS Chromebook CM34 Flipのリリースを心待ちにしています。」
といっています。
登場が待ち遠しいですね。
なおプレスリリース(英語)は以下のリンクから読めます。
気になる方はチェックしてみてください。