どうもパソコンが大好きなタケイ(@pcefancom)です。
Dynabook X83は、プレミアムなビジネス向けノートパソコンです。
- ユーザーが自分でバッテリーを交換できる「セルフ交換バッテリー」機構を採用
- 13.3型WUXGA(1920×1200)ノングレア液晶ディスプレイを搭載
- 第13世代インテルCoreプロセッサーを搭載136
- 最小構成で重量約778g、最薄部約17.7mmの軽量・薄型ボディ
- Thunderbolt 4ポートを最大3基搭載可能
- Wi-Fi 6EとBluetooth 5.1に対応
- Windows 11 Pro 64ビットを搭載
- キーストローク1.5mmまたは2mmのキーボードを選択可能
- 指紋認証や顔認証などの生体認証に対応
- 高速LPDDR5メモリを採用
- 最大約26.5時間のバッテリー駆動時間(JEITA 2.0基準)
2023年に発売、バッテリーをユーザーが交換可能なスタイルを採用したのが話題になったモデルで、最新世代のCPUを搭載、メモリも32GBまで搭載可能、キーストロークまで選択可能とこだわり派に人気を博しています。
今回、一週間お借りすることができたので公私にわたって使ってみました。
実際に使ってみて感じたメリットと注意点、買うべきユーザを紹介します。
レビューに当たって機材は借りていますが、評価には影響しません
使ってよかった点(メリット)
まずは使ってよかった点から。
以下の点が素晴らしかったです!
ココがおすすめ
- 手にとって運びやすい!
- キーストロークが深く、トップレベルで打ちやすい
- ¥キー、「」キーが実用的な大きさになっている
- バッテリー交換が簡単にできる
- USB-C、USB-Aが両側についている
(1)手にとって運びやすい!
Dynabookではヒンジの部分が丸い形状になっています。
これが、地味に便利でいいです。
手に持って運ぶとき、するっと底面に手を入れられるので持ち運びしやすく、また、手の形にいい具合にフィットするので非常に持ちやすくなっています。
感覚的なところなので伝えるのがちょっと難しいですが、フィット感が抜群なので持ち運びのしやすさが抜群でした。
(2)キーストロークが深く、トップレベルで打ちやすい
ハード面では、キーボードの打ちやすさも抜群に良かったです。
キーストロークが最大2mmあるので、ノートパソコンとは思えないうち心地です。
たとえば
「キーストロークは深いほうが好き」
という方には、突き刺さるキーボードだと思います。
ノートパソコンでここまで深いのはレアです。
Dynabook X83の打鍵感。
素晴らしく良い pic.twitter.com/weJbG2d4A8— タケイマコト (@pcefancom) December 9, 2024
(3)¥キー、「」キーが実用的な大きさになっている
キーボードのレイアウトも素敵でした。
とかくJIS配列のキーボードは、US配列の金型に無理やりはめ込むモデルが多くなっている中、しっかりと日本向けに設定されています。
これはDynabookが国内設計だからなのでしょう。
国内のニーズをしっかりと掴みながら作られているのはメリット感じました。
(4)バッテリー交換が簡単にできる
バッテリー交換もやはり便利でした。
しかもバッテリー交換がしやすい。
プラスのネジ2本だけで止められているので、すぐに取り外せますし、ネジも紛失防止のため、カバーから落ちないようになっています。
プラスのドライバーさえあれば、ユーザ自身で知識無しで交換できるのは素晴らしいです。
(5)USB-C、USB-Aが両側についている
インターフェースも丁寧に作られているのが印象的でしたね。
USB-CとUSB-Aポートがそれぞれ、両側に搭載されています。
最近のノートパソコンでは、USB-Cはあってっも片側のみ搭載、USB-Aはいたっては省略されることも多いです。
USB-Cが片側によっていると、カフェで充電しながら作業すると来、なにげに不便なんですよね。
この点、Dynabookなら両側に搭載しているのはすばらしいです。
他にもHDMI、LANポートまで搭載しています。
インターフェースに文句を言ったらバチが当たるくらいに優れていますね。
(6)ノングレアで目が疲れない
液晶もみやすくてよかったです。
ノングレアタイプなので映り込みが少ない、長時間見ていても目が疲れないのがよかったですね。
スペック的にテキスト作業がメインのパソコンなので、液晶の相性は純粋に良かったです。
(7)独立している右クリックキーが便利!
使い込んでみて、地味に便利だったのが「右クリックキー」です。
Dynabookオリヂナルのキーとして「右クリックキー」できるキーが存在します。
これはマウスで言うところの右クリック、トラックパッドでいうところ2本指タップでできる作業を行えます。
Windowsのトラックパッドってイマイチ右クリックがしにくいです。
正しい位置を押さねばいけませんし、2本指タップの精度もかならずしもたかくありません。
そんな右クリックをボタン一つで使えるのは本当に便利でした!
デメリット(注意点)
注意点は以下のとおりです。
ココに注意
- 動画編集、ゲームには向かない
- 長く使うのならメモリは32GBにしておいたほうがいい
- 基本は法人向けで買えるお店は限られる、個人向けにはXZもあり
(1)動画編集、ゲームには向かない
使い方として、動画編集やグラフィックボードが必要になるようなゲームには向きません。
どうしてグラフィックカードがGeforceなどではないので、立地な作業はきついです。
CPU性能が高いのでフルHD程度であれば編集もできますが、4K映像の編集はちょっとつらいと考えてもらって良いです。
Dynabookでゲーミングをするなら、専用のモデルがあるのでそちらを選んでください。
(2)長く使うのならメモリは32GBにしておいたほうがいい
次はスペックですね。
メモリは32GBにしておいたほうが無難です。
これはDynabookというよりWindowsの問題ですが、メモリ16GBだとブラウザのタブを10枚開くだけでメモリがいっぱいになってしまいます。
さらにOfficeアプリやTeamsを開くと確実にメモリ使用量はいっぱいになります。
この状態で3年経ったら日常的に足らなくなることは明白です。
さいわい、Dynabookではメモリ32GBモデルも選べるので、長く使う、予算が許す限りはメモリ32GBモデルを選ぶことをお勧めします。
(3)基本は法人向けで買えるお店は限られる、個人向けにはXZもあり
X83は、法人向けのモデルです。
※個人向けはXZとなります。
ほぼほぼ作りなのですが、X83シリーズについては購入できるお店が限られるのには注意してください。
現状は以下のショップで購入が可能です。
どうしても量販店やAmazonなどで購入したい場合は、個人向けモデルを検討してみてください。
Dynabookを使って感じたメリットと注意点でした!
Dynabook X83を買うべきおすすめのユーザー
最後にDynabook X83はどんな方におすすめなのか?
紹介します。
こんな方におすすめ
- ノートパソコンはバッテリーが命
- キーボードとトラックパッドにはこだわりたい
- ブログやオフィス作業、情報発信をどこでもやりたい
(1)ノートパソコンはバッテリーが命
ノートパソコンを選ぶとき、性能はそこそこでいい、けれどもバッテリーと軽さは重視したい、そんな方におすすめです。
Dynabook Xの良いところは何と言ってもバッテリー交換可能なこと。
バッテリー交換したい、劣化してきたら新しいものに切り替えて1代のパソコンを長くつかいたと思える方におすすめです。
(2)キーボードとトラックパッドにはこだわりたい
ノートパソコンとはいえど、キーボードとトラックパッドにもしっかりとこだわりたい方にもおすすめです。
キーストロークが最大2ミリ、レイアウトもオリジナル、トラックパッドにもボタンを搭載クリックしやすいのもDynabookだからこそです。
入力関係はお世辞抜きでトップの使いやすさなので、この辺こだわりたい方には本当におすすめします。
(3)ブログやオフィス作業、情報発信をどこでもやりたい
そしてとにかく持ち運びがしやすいです。
シンプルに軽いですし、ヒンジも丸みを帯びていて持ちやすい。
持ち運びの歯安さで言えばトップレベルにあると思います。
それでいてブログやオフィス等といった作業ならお釣りが来るくらいに快適です。
その意味でどんな場所もオフィスにしたい、いつでもどこでもブログやオフィス作業をしたい方におすすめです。
まとめ|持ちやすくて打ちやすい!実用度マックスなノートパソコン
以上、Dynabookk X83のレビューでした!
Windowsパソコンとしてのモバイルパソコンとしてトップレベルの使いやすさでした。
お世辞抜きで
- キーストロークが深いからタイピングしやすい
- トラックパッドにボタンがついているので右クリックしやすい
- 右クリック専用ボタンがあるから更に操作やしやすい
- バッテリー交換できるから長期利用も安心
- ボディが軽くて持ちやすいからモバイルするのも楽
で本当に快適でした。
モバイルするパソコンはWindowsがいいけど、とにかく使いやすいパソコンが欲しい方は是非チェックしてみてください!
法人向けは以下のリンクから。
個人向けなら、XZシリーズがほぼほぼX83なのでおすすめです。