どうもHUAWEIのワイヤレスイヤホンを5つ併用しているタケイ(@pcefancom)です。
HUAWEIはここ数年
「オーディオメーカーか?」
というくらいにイヤホンに力を入れています。
しかもどのイヤホンの品質もよくコストパフォーマンスの高いモデルばかり。
本当に気に入って使っています。
今回紹介する
「HUAWEI FreeBuds SE 4」
は2025年8月に発売になった一番安い入門モデルです。
使ってみて非常に素晴らしかったので、一ヶ月使ってみて良かった点、気になる点、こんな人におすすめな点を紹介します!
製品は提供いただいていますが、評価には影響しません。
HUAWEI FreeBuds SE 4 |特徴とスペック
「HUAWEI FreeBuds SE 4」は、ファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds」シリーズから、気軽に手に取りやすい価格帯で投入するエントリーモデルです。
軽量コンパクトなカナル型イヤホンで、口径約10mmのダイナミックドライバーを搭載しています。
特徴(1)HUAWEIイヤホンの入門モデル
HUAWEIのワイヤレスイヤホンのシリーズ構成は以下のようになっています。
シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
FreeBuds Proシリーズ | インテリジェント・ダイナミックANC、高音質、空間オーディオなど、最新技術を搭載したフラッグシップモデルです。 |
FreeBuds 数字シリーズ | 高品質なサウンドとアクティブノイズキャンセリングを手頃な価格で実現した、コストパフォーマンスに優れたモデルです。 |
FreeBuds iシリーズ | コンパクトなデザインと快適な装着感、そして高品質なサウンドを両立した、日常使いに最適なモデルです。 |
FreeBuds SEシリーズ | ロングバッテリーと軽量コンパクトなデザインが特徴の、エントリーモデルです。 |
FreeClip | 耳を塞がないオープン型でありながら、音漏れを抑え、クリアな通話が可能なユニークなモデルです。 |
FreeArc | 安定した装着感と優れた音質、IP57の防水規格に対応した、スポーツシーンにも最適なモデルです。 |
Eyewearシリーズ | メガネとイヤホンが一体となった、スタイリッシュで未来的なオーディオ体験ができるモデルです。 |
HUAWEIのワイヤレスイヤホンには8つのシリーズがあります。
スタンダードなシリーズ価格と性能順で
Pro
↓
数字シリーズ
↓
iシリーズ
↓
SEシリーズ
と並んでいます。
今回の「HUAWEI FreeBuds SE 4」一番下のシリーズで、「SE」の2025年モデル、4代目となります。
価格もシリーズ唯一の1万円以下で買いやすさが特徴のモデルです。
特徴(2)SEシリーズで初めてノイズキャンセリング機能を搭載
「HUAWEI FreeBuds SE 4」の一番の進化ポイントが
「ノイズキャンセリング機能を搭載」
したことです。
これまでのモデルはさすがに6千円レベルだったので、ノイズキャンセリングが未搭載でした。
エントリークラスとそうでないクラスの差別化の意味合いもあって未搭載だったのだと思います。
その区分けを無視して?
新型ではノイズキャンセリングを搭載してきました。
「i」シリーズ同じレベルのノイズキャンセリングを搭載してきたのは最大の特徴といえるでしょう。
特徴(3)実勢価格6千円以下!圧倒的な低価格
そして圧倒的な低価格も特徴の1つです。
発売時から実質6千円以下という低価格を実現しています。
これまでのモデルはノイズキャンセリングがなかったので値段相応でしたが、今回は搭載しても価格は据え置き。
コストパフォーマンスが圧倒的に優れる結果となりました。
HUAWEI FreeBuds SE 4のスペック
具体的なスペックは以下のとおりです。
スペック向上のポイントもまとめておきます。
ノイズキャンセリングとバッテリー時間がすごすぎますね。
HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC | HUAWEI FreeBuds SE 3 | |
---|---|---|
ANC | 50dB | — |
ドライバー | ポリマー複合ダイアフラム分離型ベント構造10mmダイナミックドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
ロングバッテリー (充電ケース込み) |
最大50時間 | 最大42時間 |
急速充電 | 10分充電・4時間 | 10分充電・3時間 |
通信規格 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.4 |
防塵防滴 | IP54 | IP54 |
ノイズリダクション | AIノイズリダクション 片側3マイク |
AIノイズリダクション 片側1マイク |
イコライザー (専用アプリ) |
● | ● |
重量 (イヤホン/充電ケース) |
4.3g / 36g | 3.8g / 33g |
- ノイズキャンセリングの有無
SE 4は最大50dBのアクティブノイズキャンセリング(ANC)に新たに対応しましたが、SE 3にはその機能がありません。これが両モデルの最も大きな違いです。
- バッテリー性能の向上
充電ケースを含めた最大再生時間が、SE 3の42時間からSE 4では50時間へと大幅に長くなりました。
- 急速充電の効率化
10分間の充電で再生できる時間が、SE 3の3時間に対してSE 4は4時間と、より効率的になっています。
- 通話品質の強化
通話時のAIノイズリダクションに使うマイクが、SE 3の片側1つからSE 4では片側3つに増えており、よりクリアな通話品質が期待できます。
- ドライバーの進化
SE 4は「ポリマー複合ダイアフラム分離型ベント構造」のドライバーを搭載しており、SE 3の標準的なダイナミックドライバーよりも高音質が見込まれます。
- 重量
多機能化した分、SE 4(イヤホン4.3g / ケース36g)は、SE 3(イヤホン3.8g / ケース33g)に比べてわずかに重くなっています
HUAWEI FreeBuds SE 4 |使ってよかった点
そんな「HUAWEI FreeBuds SE 4」を使ってみてよかった点を紹介します!
良かった点(1)ノイズキャンセリングがAirPods並みに強い
とにかく使って満足だったのが
「ノイズキャンセリングの効きの良さ」
でしたね。
実際に国道沿い、東武東上線と有楽町線、山手線で使ってみましたが
- 車の走行音=ほぼ消える、タイヤの音がさーっと聞こえるだけ
- 電車=車両の走行音は消える、アナウンス聞こえる、地下鉄のうるさい音ちょっと聞こえる
感じで必要充分レベルで音をかき消してくれました。
忖度無しに
「え?これって本当に6千円だよね?」
「一昔前に3万円近くで買ったAir Pods Pro(第2世代)とそう変わらないんですけど?」
となりました(笑)
HUAWEIの技術力がすごいのか、価格関係無しにノイズキャンセリングを入れているのか分かりませんが、価格を考えたら大満足の仕様でした。
宣伝では最大50dBは消すとありましたが、誇大広告では無かったですね。
この通りだと思います。
良かった点(2)バッテリーが長時間持つ
もう一つバッテリーの良さも満足できるモノでした。
広告ではノイズキャンセリングONの状態で35時間とありますが、毎日4時間使って一週間充電無しでいけました。
体感としてはほぼスペックのとおり。
ケース無しで7時間もつというのも本当で、仕事中ずっと着けていてもバッテリー切れを起こさなかったのにはビックリしましたね。
バッテリーが切れても10分待てば使えるも本当でした。
HUAWEIのイヤホンは歴代バッテリー持ちがいいですが、「HUAWEI FreeBuds SE 4」も本当に素晴らしいです。
良かった点(3)気軽に持ち出せる手軽さがある
そして気軽に持ち出せる手軽さがあるのが本当に良いですね。
良い意味で高級感がないので気負わず使うことが出来ます。
それこそポケットに入れて外に出てみたり、テーブルの上に無造作においてささっと使うことも多いです。
これが高級モデルだとポケットに入れて落としたりしたら確実に泣きますし、カフェで使うときも水をこぼさないように自然に注意を払ってしまいます。
でも「HUAWEI FreeBuds SE 4」だと
「なにかあっても最大損失は数千円だ!」
と開き直れちゃうんですよね。
そうなるとより気軽に持ち出せる、そんな気分になりました。
気持ちの問題なのですが、気軽にどこでも使おうとなる気持ちを持てるのはこのモデルの良いところだと感じました。
HUAWEI FreeBuds SE 4 |気になった点、注意点
使っていて気になった、注意する点も紹介します。
注意点(1)ワイヤレス充電には未対応
まず注意と思ったのが
「ワイヤレス充電に未対応」
なことですね。
充電するときはケースの下にあるUSB-Cケーブルでの充電が必須です。
さすがに最安値モデルで6千円以下ということもあり、ワイヤレス充電機能は省かれています。
※この価格でワイヤレス充電に対応していたらすごい
ワイヤレス充電が出来ない点には承知しておいてください。
注意点(2)マルチポイント接続に未対応
マルチポイントにも未対応な点も注意が必要です。
この機能も6千円以下のエントリーモデルということで省かれているようです。
ハイエンドモデルに慣れきってしまっている、スマホを複数併用している人からすると不便に感じるかもしれません。
ただスマホは1台しか運用しない、ワイヤレスイヤホンもスマホでしか使わないという方であれば、この点は気にしなくても大丈夫です。
マルチポイントが必須という方は、クラスが1つ上の
「HUAWEI Free Buds 7i」
を購入してください。
プラス5千円にはなりますが、マルチポイント接続がついてきます。
HUAWEI FreeBuds SE 4 |こんな人におすすめ!
こんな方におすすめ
- 6千円以下でノイキャンが効くイヤホンを探している
- ワイヤレス充電、マルチポイント接続がなくても困らない
- 安いからといって音質は妥協したくない
こんな人におすすめ(1)|6千円以下でノイキャンが効くイヤホンを探している
繰り返しになりますが、「HUAWEI FreeBuds SE 4」の良いところは安いのに、しっかりしたノイズキャンセリングがついてくるところです。
実際に
- 2025年の最新モデル
- ノイズキャンセリングは強いのがついている
- なのに価格が6千円以下
というワイヤレスイヤホンはそうそうありません。
6千円以下でノイズキャンセリングがついているイヤホンが欲しいという方にまずオススメです。
こんな人におすすめ(2)|ワイヤレス充電、マルチポイント接続がなくても困らない
あとはワイヤレス充電、マルチポイント接続がなくても困らないという方にもオススメです。
注意点でも書きましたが、ワイヤレス充電、マルチポイント接続がが必要な方は「iシリーズ」や「Proシリーズ」など上位モデルを検討した方が良いでしょう。
5千円プラスでマルチポイント接続付き、さらに1万円プラスでワイヤレス充電付きが買えます。
この機能がいらない方なら、断然コスパが良くてオススメです。
こんな人におすすめ(3)|安いからと言って音質は妥協したくない
あとはいくら安くても音質まで格安なイヤホンは買いたくない人にもオススメです。
5千円台になってくると、名も無い中華メーカーのイヤホンもたくさんあります。
買えば分かりますが、ノイズキャンセリングがついていない、耐久性がない、サポートが一切なしなど安物買いの銭失いになりがちです。
でもHUAWEIであれば、ノイズキャンセリングがついているし商品設計がそもそもまとも。
HUAWEIなら5千円台で他のメーカーなら1万円近いモデル品質を実現しているので、安いからと言って音質は妥協したくない人に本当にオススメです。
HUAWEI FreeBuds SE 4 レビューまとめ|高コスパ!ワイヤレス充電、マルチポイント接続がいらないならこれでOK!
以上、「HUAWEI FreeBuds SE 4」のレビューでした!
一ヶ月使ってみて、コストパフォーマンスの良さには驚かされました。
価格破壊も良いところというか。
数千円のイヤホンとは思えないノイズキャンセリングの強さはこのイヤホンの大きな魅力です。
安く済ませたいけど、音質とノイズキャンセリングには妥協したくない方にオススメです。
HUAWEIの公式ストアにて即納で購入できますので、ぜひチェックしてみてください!