Chromebook Chromebook活用マニュアル

[まとめ]Chromebookでのペン入力 種類と特徴、対応モデルについて

2019年12月17日

どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。

ChromebookでもiPadやWindowsと同じく「ペン入力」に対応しているモデルがあります。

しかし種類が3つに分かれているため注意が必要です。

間違えてしまうとせっかく買っても手書きできなくなってしまいます。

そこで、ここではChromebookでのペン入力 種類と特徴、対応モデルについての紹介です。

記事のポイント

  • 手書きペンの種類は「3つ」
  • それぞれの規格の特徴
  • 対応しているChromebookの紹介

Chromebook用「手書きペン」は3種類

それではペン入力の種類と特徴についてみていきましょう。

ペン入力の方式は大きく3種類になっています。

ペン入力の種類

  • EMR形式
  • AES形式(アクティブ静電結合方式(アクティブES))
  • USI形式(Universal Stylus Initiative)

手持ちのスタイラス比較。
ステッドラーEMR
ApplePencil
PixelbookPen AES
HP Stylus USI
Fujitsu QUADERNO
Galaxycheomebook Sペン EMR
書いてて1番リアルなのはステッドラー。

EMR形式

Chromebookで一番普及している形式。

ワコムが特許を取得した電磁誘導方式のペンです。

デジタルでありながら、紙の上でペンを使うのとおなじような書き心地を実現できます。

EMRの利点は、電源が一切必要ないこと。

バッテリーの消耗を心配する必要がありません。

電力がLCD画面および保護ガラスを通過してペンに供給されるので、バッテリーがなくても大丈夫なようになっています。

コンパクトでバッテリーいらず。

AES形式(アクティブ静電結合方式(アクティブES))

「Pixelbook」「PixelSlate」「HP Chromebook x2」で採用されている形式。

アクティブ静電結合方式(アクティブES)と呼ばれています。

ワコムが開発した静電容量ペン結合テクノロジーで、筆圧レベルの検知が可能、正確な手書き入力を実現。

また、パームリジェクションテクノロジーにより、タブレットの表面に手で触れても誤入力が生じないようになっています。

古い規格になりつつあり、2020年以降のモデルでは採用されていません。

Chromebookでは、「Pixelbook」「PixelSlate」「HP Chromebook x2」専用と考えておけば大丈夫です。

パームリジェンクションの効きが高精度

USI形式((Universal Stylus Initiative))

2020年以降のChromebookで採用が増えてきた形式。

USI(Universal Stylus Initiative)は、HPほか数社が共同で開発されました。

まさに「 Chromebook」のための手書きペンといったところ。

同時に複数のペンの使用をサポートし、4096段階の筆圧感知や傾き検知等の機能を備えています。

2019年以降、「HP Chromebook x360 12b」を皮切りに続々と採用されている形式です。

手に持ったところ。EMRペンと同じような大きさ

タケイ

汎用性が高いのは「EMR形式」。たくさんのモデルが出ています。「USI」対応機種も増加。これからは「EMR」「USI」の2択となるでしょう。

「EMR」「AES」「USI」ペンのメリット・デメリット

それではそれぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。

各ペンのメリット・デメリット比較表

  EMR AES USI
汎用性
Acer、ASUS、Lenovo機で利用可能
Galaxyシリーズと共用もOK

Pixelbook、Slate、HP Chromebook x2で利用可

2019年以降のモデルに対応

バッテリー
電源不要。

電池式。単6電池が必要。
持ちも2週間

Type-Cで充電。
満充電で3週間使用可能
手書きの機能
アプリと端末の性能次第。

パームリジェンクション
筆圧検知あり

パームリジェンクション
筆圧検知あり
コンパクトさ
コンパクト。本体収納可能。

本体と別収納。
大きさも一番

本体にマグネット吸着。
EMR形式よりは大きい
価格
2,000円程度
STAEDTLERなどサードパーティあり

10,000円前後
購入には並行輸入が必要

10,000円前後

EMR形式のメリット・デメリット

EMR形式のメリットは「汎用性が高い」「バッテリーいらず」なところです。

Acer、ASUS、Lenovoと多くのメーカで採用されています。使いまわしもOK。

また電源なしで動くのでバッテリーを気にする必要がありません。

ただ、デメリットとしては手書きの精度がアプリと端末次第なところです。

アプリによっては手のひらを付くと線が入ったりしてしまいます。

精度を求めるなら、AESかUSI形式がいいでしょう。

AES形式のメリット・デメリット

AES形式のメリットは手書き精度が高いことです。

Pixelbook用に作られているので、それこそApplePencilと同じくらいの精度で使えます。

デメリットは「汎用性の低さ」「バッテリー」です。

Pixelbook、Slateは共用できますが、x2は別です。

人によってはバッテリー周りで使いづらさを感じるかもしれません。

USI形式のメリット・デメリット

USI形式のメリットはAES形式と同じく手書き精度が高いことです。

ApplePencilと同じくらいの精度で使えます。

筆圧検知、パームリジェンクションの精度が高いのもメリットですね。

デメリットは使える機種が少ないこと。

執筆時点(2020/06/29)では「HP Chromebook 12b、14b」「Lenovo IdeaPad Duet」のみ

ペンもHPからのみ販売。常に品薄で購入しづらいのもデメリットですね。

参考

HP製のUSIペンについては、販売情報もレポートしていますので、参考にしてみてください。

タケイ

個人的にオススメなのは「EMR形式」。汎用性が高いので最初に試すのにオススメです。

手書き対応しているChromebookについて

最後に手書きに対応しているChromebookをいくつか紹介していきます。

「EMR形式」対応のChromebook

EME形式のChromebookはLenovo、ASUS、Acerから発売されています。

価格は大体5万円前後。

ペンは使いまわしできます。

GalaxyNoteのSペンで書くこともOKです。


Lenovo 500e Chromebook(2018年モデル)

スペック
  • CPU:Celeron プロセッサー N3450
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:32GB
  • 重さ:1.32kg
  • ディスプレイ:11.6型(1366×768)

ポイント

  • MILスペック準拠の高い堅牢性
  • 本体内蔵型のEMRペンを搭載
  • 買いやすい価格(実売40,000円以下)


ASUS Chromebook Flip C214MA(C214MA-BW0028)

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スペック
  • CPU:Celeron® N4000 プロセッサー
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:32GB
  • 重さ:1.29kg
  • ディスプレイ:11.6型(1366×768)

ポイント

  • MILスペックに準拠した堅牢性の高さ
  • 本体内蔵型のEMRペンを搭載
  • 前モデルから軽量化(1.4kg→1.2kg)


Acer Chromebook R752TN-N14N

スペック
  • CPU:Celeron® N4000 プロセッサー
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:32GB
  • 重さ:1.26kg
  • ディスプレイ:11.6型(1366×768)

ポイント

  • 持ち運びしやすいディスプレイサイズ
  • MILスペックに準拠した堅牢性の高さ
  • 前モデルから軽量化(1.35kg→1.26kg)


Acer Chromebook Spin 13

スペック
  • CPU:Corei5-82500U,Core i3-8130U
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:64GB
  • 重さ:1.51kg
  • ディスプレイ:13.5型(2256×1504)

ポイント

  • 高性能CPUを搭載
  • フルHD以上の高解像度ディスプレイ
  • EMRスタイラス対応


Galaxy Chromebook

ポイント

  • 約 1.08kgの軽量性
  • 13.3インチ4K有機EL搭載
  • Sペンによるペン入力に対応

サードパーティではSTAEDTLER(ステッドラー)のペンがあります。

鉛筆と同じ形状、木製で本格的。

書き味を向上させたい方にオススメです。

 

「AES形式」対応のChromebook

AES形式のChromebookは「Pixelbook」「Pixel Slate」「HP Chromebook x2」の3つ。

今後、増えることはなさそうです。


Google Pixelbook

スペック
  • CPU:Core i5-7Y57
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:128GB
  • 重さ:1.1kg
  • ディスプレイ:12.3型(2400×1600)

ポイント

  • 高解像度の液晶を搭載
  • 高性能CPUを搭載
  • ラグジュアリーな筐体


Pixel Slate

スペック
  • CPU:Core M3/i5/i7
  • メモリ:4GB/8GB/16GB
  • ストレージ:32GB/128GB/256GB 
  • 重さ:0.725kg
  • ディスプレイ:12.3” 3000x2000

ポイント

  • デタッチャブル型Chromebook
  • 293ppiの高解像度ディスプレイ
  • AESペンの手書きに対応


HP Chromebook x2

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スペック
  • CPU:Pentium® プロセッサー 4415Y/Core™ m3-7Y30 /Core™ i5-7Y54 
  • メモリ:4GB/ 8GB
  • ストレージ:32GB/64GB
  • 重さ:1.43kg
  • ディスプレイ:12.3型(2400×1600)

ポイント

  • デタッチャブル型のChromebook
  • AES形式のペンを搭載
  • 高解像度(2400×1600)のディスプレイ

「USI形式」対応のChromebook

USI形式は執筆時点(2020/06/29)3つのモデルが対応しています。

ほかにも2020年以降、ASUS、HP、Lenovoから続々登場予定です。


HP Chromebook x360 12b

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ポイント

  • 3:2比率の液晶を搭載
  • USIペンによる手書き対応
  • スタイリッシュなボディ


HP Chromebook x360 14

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スペック
  • CPU:Core™ i5-8250U,Core™ i3-8130U
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:64GB
  • 重さ:1.6kg
  • ディスプレイ:14.0型(1920×1080)

ポイント

  • 14インチの大型ディスプレイを搭載
  • 高性能CPUを搭載
  • 高安定性(ファン付きCPU)


Lenovo IdeaPad Duet Chomebook

ポイント

  • 画面比率が「16:10」
  • キーボードとセットで1kg切り
  • USIによるペン入力にも対応

手書きノートをデジタル化したい人にChromebookはオススメ

以上、Chromebookの手書きペンについての種類、メリット・デメリットの紹介でした。

あなたが

  • 普段なにかあったらノートを書く
  • iPadProなどで手書きをしている

ならChromebookを買うときも手書き対応モデルをオススメします。

手書き非対応に比べて10,000円近く価格はアップしますが、やっぱりあると便利です。

Chromebookのペン入力環境は、Androidアプリが使える分、iPadの次に充実しています。

ちょっとでも興味のある方は是非トライしてみてください!

  • この記事を書いた人

たけいまこと

名前:タケマコ 埼玉県在住のサラリーマン。Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。 レビュー依頼やご質問はお気軽に、ツイッターお問い合わせフォームまで!

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