どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
ChromebookもiPadやWindowsと同じように「ペン入力」が可能です。
2023年時点では「USI 2.0」という方式が採用されています。
この記事では、Chromebookで使えるペンの方式と使える製品を紹介します。
USI(Universal Stylus Initiative)とは
Chromebookで使えるペンの方式は「USI」です。
2022年以前は3種類の規格が入り乱れていましたが、2023年以降は「USI(Universal Stylus Initiative)」に統一されています。
ペン入力の方式は3つに分かれています。
USI方式((Universal Stylus Initiative))とは
2020年以降のChromebookで採用されている方式です。
USI(Universal Stylus Initiative)は、Universal Stylus Initiativeという企業連合の非営利団体が推進するプロトコル方式で、Googleが主導、HPほか数社が共同で開発されました。
4096段階の筆圧感知や傾き検知等の機能を備えており、AppleでいうところのApple Pencilのような存在です。
Chromebookでは2020年から、2022年になってAmazonのFireタブレットでも採用され始めており、徐々に浸透しているペンの方式です。
2022年時点で、Chromebookでペン対応といったら「USI方式」になっています。
USI方式にはバージョンが2つある
USIで注意なのがバージョンが「1.0」「2.0」と分かれていることによる互換性問題があること。
一部モデルではUSI 2.0しか対応していないディスプレイを採用しています。
そのためUSI 1.0の製品を買ってしまうと使えない恐れがあります。
基本的には下位互換性があるのですが、著名サイトChromeUnboxedによれば「Lenovo Duet 570 Chromebook」では1.0のペンが使えないとレポートされています。
USI 2.0ではでは筆圧や傾き検知の強化、ワイヤレス充電への対応と使い勝手は増しているので、これから買うのならUSI2.0 の製品にしておきましょう。
USI(Universal Stylus Initiative)2.0の製品まとめ
USI2.0製品を紹介します。
単品で買える製品は以下の4製品です。
(1)【Fire Max 11・Fire HD 10 第13世代用】スタイラスペン (Made for Amazon 認定取得)
AmazonのFireタブレット用に発売された製品です。
製品名は「Fire Max 11・Fire HD 10 第13世代用」となっていますが、USI2.0なのでChromebookでも使えます。
筆圧感知レベル 4096段階対応で機能として必要十分。
バッテリーは充電式ではなく単6形電池となっています。
価格は4,980円と手頃でオススメです。
(2)Metapen G1 Air Chromebook用タッチペン
Metapenが販売している電池式のUSI2.0ペンです。
Amazon用と違うのは形状ですね。
こちらは持ち手の部分が円形になっています。
バッテリーは同じく単6形電池。
価格も4,980円となっています。
鉛筆っぽい形であればAmazon、丸形が好みならMetapenがオススメです。
(3)Metapen Chromebook用タッチペン 最大4096圧感 公式認証ペン Type-C高速充電
こちらは同じくMetapenが出していますが、バッテリーがType-Cによる充電式になっています。
こちらはよりApple Pencil2に近い形状になっています。
丸型はちょっとイヤ、バッテリーも充電式がいい方にはこちらがオススメです。
価格は5,980円と電池式より1,000円高くなっています。
(4)Penoval USI2.0 スタイラス ペン Chromebook用
Penovalからも一モデルペンがでています。
こちらのモデルは、素材がアルミニウム合金になっていて他のモデルよりもラグジュアリー感があるのが特徴です。
バッテリーも充電式で、新しさと機能でいえば一番。
ちょっと高くても使いやすいモデルが欲しい方にオススメです。
価格は6,990円です。
まとめ:ペン入力に「Chromebook」はオススメ
以上、Chromebookでのペン入力の方式と対応モデルについての紹介でした!
2019年以降ペン入力環境は充実してきました。
特にChromebookの場合ペン入力がOSレベルでサポートされています。
「Squid」などのスマホアプリが使えるのは本当に便利です。
パソコンでのペン入力したいと考えていたら、是非Chromebookをチェックしてみてください。