Chromebookの新モデル情報です。Acerが画面が360°回転しタブレットライクに使えるマルチタッチ対応11.6型コンバーチブルノートAcer Chromebook Spin 511 シリーズより「R752T-G2」を文教市場向けに2020年8 月に発売すると発表しました。
「GIGA スクール構想」に対応
今回、発表されたモデルは「R752T-G2」というモデルです。もともと個人向けには「Spin511(R752)」シリーズが2019年に発売されています。
このモデルは文部科学省GIGA スクール構想における「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策」の考え方に基づいた学習者用端末の標準仕様に準拠。令和元年度補正予算より拠出される児童生徒1人1台端末の整備を対象とした1 台当たりの補助金を想定した販売価格となっています。※「Spin511」シリーズは実勢価格が6万円前後
GIGAスクール要件クリアに特化した端末
「R752T-G2」の主な特徴は以下の10点。教育用途に求められる特徴を全て盛り込んだモノとなっています。
ポイント
- フロント/リアに高視野角カメラを搭載
- タブレットライクな使い方もできるマルチタッチ対応11.6型コンバーチブルモデル
- 学校での使用を考慮した堅牢設計
- 視野角の広いIPS パネルと耐久性に優れた抗菌仕様のGorilla® Glass
- 最長10時間駆動のバッテリー
- microSD カードリーダー搭載
- 安全で衛生的
- 動作音のないファンレス設計
- Google Play ( Android アプリ) 対応
- 延長保証サポート
トピックとしてはGIGAスクールの標準仕様と比較する形で掲載されており「要件をすべてクリア」している点。
全要件をクリアしているのは機種選定の際の大きな強みになりそうです。
とくに安全で衛生的のところではユニーク。電子機器の国際安全規格「UL/IEC 60950-1」に加え、米国の玩具の安全基準「ASTM F963-16」に準拠している点は、これまでのChromebookにない特徴です。とくに小学校で利用には堅牢性の面で良さそうな端末です。
発売日は2020年8月 GIGAスクール向けの最速端末になりそう
現在、各自治体が補正予算案を組んでいる段階です。
予算が承認されて発注となるのは4月移行。契約・発注行為なども踏まえて本モデルの発売日も決めてきたようですね。
タイミング的にこのモデルが選ばれる可能性は大いにありそう。
さすがChromebookのリーディングカンパニーのAcerといったところですね。
R752T-G2 製品ページ(Business DN’A)
http://www.biz-dna.jp/products/notebook/r752t-g2.html