どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
今回は、スキャナー関連の話題をお送りします。
ドキュメントスキャナーで人気「ScanSnap」が25日、Chromebookに正式対応すると発表がありました。
AndroidアプリがChromebookにも対応。iPhone/Androidと同様の操作性で、Chromebookをスキャナーとワイヤレス接続し、紙ドキュメントの電子化を行うことが可能になりました。
ChromebookではAndroidアプリを利用
今回アップデートされたのはScanSnapのスマホアプリ
「ScanSnap Connect Application」
です。

これが新たにChromebookに対応。
Wi-Fi搭載のScanSnapとChromebookがつながり、スキャンしたイメージデータ(PDFファイル/JPEGファイル)を保存できるようになりました。
PFUでは、急速にICT導入が進む教育現場で利用が広まっているChromebookで、プリント資料や教材などをScanSnapから直接保存。
簡単操作で、先生だけでなく、生徒一人ひとりも、アナログ・デジタルの垣根を越えた活用ができるとしています。
Chromebookに対応している機能
対応している機能は以下の通りです。
| Chromebookでお使いいただける機能 | コンピュータでお使いいただける機能 | |
|---|---|---|
| アプリケーション | ScanSnap Connect Application | ScanSnap Home |
| OS | iOS/iPadOS/Android/Chrome OS/Fire OS | Windows/macOS |
| カラー自動判別 | ○ | ○ |
| 解像度自動 | ○ | ○ |
| 白紙ページ除去 | ○ | ○ |
| サイズ自動検出 | ○ | ○ |
| 自動傾き補正 | ○ | ○ |
| 自動向き補正 | - | ○ |
| 裏写り低減 | ○ | ○ |
| 検索可能なPDFに変換 | - | ○ |
| 2つ折り/表裏合成 | - | ○ |
| 自動ファイル名生成 | - | ○ |
| 長尺読み取り | ○ (両面863mmまで、片面1,726mmまで) |
○ (3,000mmまで) |
| マルチフィード検出 | ○ | ○ |
Windows/Macに比べて、自動向き補正、PCR機能が省かれています。この辺を多用する方はご注意ください。
プリントやビラ、1枚紙のスキャンであれば問題無く使えそうですね。
Chromebookに対応しているモデル
Chromebookに対応したモデルは以下のようになっています。
Wi-Fi接続対応モデルのみとなっている点に注意です。
| モデル名 | 対応 |
| iX1600 (iX1500) |
○ |
| iX100 | ○ |
| iX500 | ○ |
| iX1400 | × |
| S1300i | × |
| SV600 | × |
iX1600(iX1500)は量販店でもおなじみの据え置きモデル。
iX100はコンパクトモデル。利用シーン的にはChromebookと相性が良さそうです。
Chromebookでのスキャナー利用がより便利に
ScanSnapがChromebookに正式対応したニュースでした!
これまでスキャナー対応はChromebookの弱いところでしたが、今回のアップデートで解消されましたね。特にオフィスドキュメント、プリントが多い学校で助かるのではないでしょうか。
ぜひ、紙を扱う方が多い方はチェックしてみてください。

