どうもPixel Watchユーザのタケイ(@pcefancom)です。
Pixel Watchが手元にきてから早くも一週間が経ちました。
毎日、左腕に装着Pixel 6 Proとセットで利用、生活情報をチェックしたりと活用しています。
そんなGoogle初のスマートウォッチ「Pixel Watch」の
- リアルな使い道
- 一週間使って感じたメリット・デメリット(改善点)
- Pixel Watchがおすすめな人
について紹介します。
今後の購入の参考にしてみてください。
Pixel Watchのスペック
まずはPixel Watchのスペックと特徴を振り返っておきます。
カラー | Charcoal Obsidian Hazel Chalk |
サイズ | 直径:41mm 高さ:12.3mm バンドのサイズ:手首周り130~175mm(S)、手首周り165~210mm(L) |
材質 | ステンレス |
重さ | 36 g |
活動量 | 心拍センサー 睡眠 移動距離 歩数計機能 |
搭載センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー デジタルコンパス GPS 高度計 多目的電気センサー 周囲光センサー |
着信通知 | あり |
メール通知 | あり |
音声アシスタント | Googleアシスタント |
音楽保存 | あり |
電子マネー | Suica |
NFC | NFC |
Wi-Fi | 802.11b/g/n |
Bkuetooth | Bluetooth 5.0 |
OS | Wear OS by Google |
ディスプレイ | AMOLEDディスプレイ(DCI-P3カラー) |
レンズ素材 | カスタム3D Corning Gorilla Glass |
CPU | Exynos 9110 SoC Cortex M33 コプロセッサ |
メモリ | 2GB eMMC 2GB SDRAM |
電源 | 充電式リチウムイオン電池 |
バッテリー | 294 mAh ※24時間 |
防水・防塵性能 | 防水性:5 ATM |
価格 | 39,800円 |
スペックの注目ポイントは、
- 材質にステンレスを採用
- 価格が4万円以下
- Suicaに対応(NFC)
したことです。
まず注目なのが材質で、ステンレスを採用してきました。
アルミではないため硬性感が高いです。
Apple Watchでもありますが、価格は最新モデルなら10万円近く。
しかしPixel Watchなら4万円以下で実現しています。
4万円以下で、ステンレスなところは注目すべき点といえるでしょう。
もう一つが「Suica(NFC)」に対応したこと。
スマートウオッチで重視される支払い機能については「Suica」が利用できます。
Androidで使えるスマートウォッチにも、ようやくタッチ決済の波がやってきました。
CPUやメモリ、バッテリー、防水性能などについて特筆すべきところはありません。
スペックとしてはミドルレンジ。
平均的な性能といえるでしょう。
気になるバッテリーも最低限です。
294mAh(24時間)とスマートウオッチとして最低限のバッテリーとなっています。
こんな「Pixel Watch」リアルにどのように使っているか具体的に紹介します。
Pixel Watchのリアルな使い方
(1)歩数の確認
まずは、王道の使い方ですね。歩数カウントのために使っています。
トップ(時計)の画面でも確認しやすいですし、右にスライドすれば大きく表示されます。
数字が大きく出るので確認もしやすいです。
歩数カウントもApple Watchとほぼ一緒でした。
(2)天気の確認
次によくやっているのが天気の確認ですね。
出かける前にちょこっと確認しています。
情報の提供元がウェザーニュースなのも安心できるところ。
予報の精度も高く、ここはApple Watchよりもスキなところです。
(3)心拍数の確認
天気と並んでよく確認しているのが心拍数です。
これも精度が高く、グラフも見やすいので活用しています。
時計画面からサッと右スライドで素早く確認できるのもナイスです。
(4)睡眠時間を計測
そして睡眠時間の計測もよく使っています。
右スライドでササッと確認できるのがいい。
睡眠アプリを立ち上げずとも確認できるのが便利です。
グラフも大きいので、睡眠時間チェックは実用的だと思います。
(5)Googleアシスタントで色々質問
Googleアシスタントもよく使っています。
Pixel Watchではボタン一発で起動できるので、そこから天気を聞いたりタイマーをセットしたりとNest Hubの代わりに活用していますね。
アプリを開くより素早く操作できて便利。
アシスタントの使い勝手はApple Watchより上だと思います。
(6)スマホ通知のチェック
あとぼちぼち使っているのが、スマホの通知チェックです。
これまでのWear OSは振動が小さくて気づきにくかったのですが、Pixel Watchはいい塩梅でおしえてくれます。
通知に関してはよくできていると思います。
(7)コンビニでSuica支払い
日常の買い物で使っているのが「Suica」ですね。
もともと使っていたというのもありますが、チャージしておけば財布もスマホも出さずに買い物ができるのは便利。
両手がふさがりがちな、スーパーやコンビニで使ってます。
実施に使っている様子はこちらです。
(8)朝の目覚ましアラーム
目覚ましアラームとしても使っていますね。
これは鉄板な使い方でしょうか。
寝る前に
「OK、Google、7時に起こして」
といってアラームセットしています。
音声で設定できるのは楽。
Apple Watchと同じ感覚で使えてます。
(9)スマートフォンを探す
あと地味に便利なのが「探す」機能ですね。
Pixel Watchからスマホを鳴らすことができます。
私はよくPixel 6 Proを部屋の隅においたり、荷物を重ねたりして行方不明になることがあるのですが、そんなときに「探す」ボタンを押してスマホを鳴らしてます。
(10)YoutubeMusicの操作
あとはスマホで再生している音楽の操作ですね。
Pixel Buds Proのボリュームを変えたり、曲の早送りも可能。
あるきながら曲送りしたいときに使っています。
(11)カレンダーの予定リストを確認
さいごにカレンダー(予定)の確認ですね。
これもスライドすれゔぁ確認できるのでよく使ってます。
「サクッとこのあとの予定を知りたい」
なんていうときによく使っています。
以上、リアルな使いかたの紹介でした。
今の所、Playストアからアプリを入れて使うということはあまりしていません。
それでもほぼApple Watchと同じ使い方できているので、機能には満足できていますね。
Pixel Watchの使い方
- 歩数の確認
- 天気の確認
- 心拍数の確認
- 睡眠時間を計測
- Googleアシスタントで色々聴く
- スマホ通知のチェック
- コンビニでSuica支払い
- 朝の目覚ましアラーム
- スマートフォンを探す
- YoutubeMusicの操作
- カレンダーの予定リストを確認
Pixel Watchのメリット(良かった点)
実際使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 時計らしいデザインがナイス
- 画面が明るくて見やすい
- 初期設定がスムーズ
- ライフロガーとして必要十分な機能
- スマートフォンを探す機能もついている
(1)時計らしいデザインがナイス
Pixel Watchならではのメリットは
・本体が「丸形デザイン」
ところですね。
いかにも時計らしいデザインになっており、アナログな時計と違和感がありません。
好き嫌いになりますが、いかにも「Apple Watch」っぽくないデザインはメリットといえるでしょう。
スマートウォッチも腕時計型が好きな人にはメリットだと思います。
(2)画面が明るくて見やすい
画面が明るいのもメリットですね。
ディスプレイに関しては「画素密度320ppiの有機ELで最大1000ニト」のスペックだけあるなと感じました。
10月の直射日光が強い昼間でもよく見えました。
Apple Watchと比較しても見やすいと思います。
画面の明るさについては、心配いりません。
(3)初期設定がスムーズ
初期設定も簡単、スムーズなのもメリットです。
Pixel Watchの電源を入れるとスマホで自動で認識。
すぐに使い始められます。
Googleが作っているだけあってスムーズでした。
iPhoneとApple Watchの組み合わせ並の連携力はあると思います。
(4)ライフロガーとして必要十分な機能
ライフロガーとしても必要十分な機能を持っているのもメリットですね。
- 心拍センサー
- 睡眠
- 移動距離
- 歩数計機能
あたりはさすが、元Fitbitだけあって優秀です。
また、ワークアウトもたくさん用意されています。
ライフログ機能で不満がでることはないでしょう。
この辺はFitbtのノウハウがしっかり活かされているなと感じました。
(5)スマートフォンを探す機能もついている
スマホとの連携機能もメリットですね。
とくにスマートフォンを探す機能はとても便利です。
・部屋のどこかにスマホを置き忘れた
・すぐ使いたいときに限ってスマホが出て来ない
ということってよくあると思います。
そんなときでもボタン1つで場所をおしえてくれます。
私は、部屋のどこかにスマホを無造作において、その後焦るのことが多いので、この機能はかなりのヒットでした。
Pixel Watchのデメリット(改善点)
デメリット(改善点)
- Fitbitアプリ・アカウント設定も必要
- Suicaしか使えない
- iPhoneでは使えない
- バッテリー・充電関係は弱い
(1)Fitbitアプリ・アカウント設定も必要
Pixel Watchとしては初めてのモデルだけに、まだまだ粗削りなところもあります。
初期設定に必要なアカウント、アプリもその1つですね。
機能をフル活用するには「Googleアカウント」だけではなくて「Fitbit」も必要です。
Pixel Watchとはいつつも中身は完全にFitbitなので、完全に統合はされていないので、いまだ「Fitbit」のアカウントとアプリな作りになっています。
Apple Watchのように「AppleIDが1つだけあればいい」ではないので、注意してください。
Pixel Watchを設定するに当たって設定したアプリ達 pic.twitter.com/sXDvRPzW8D
— タケイマコト (@pcefancom) October 13, 2022
(2)Suicaしか使えない
またモバイル決済は「Suica」にしか対応していないのにも注意です。
NFCを搭載していますが、Pasmoも使えませんし、他の電子マネーも同様。
スマホ定期券も利用不可なので、Apple Watchと同じ感覚でいると使い物にならないので注意が必要です。
- Pixel WatchのNFC=新しくSuicaカードを持つ
- チャージもPixel Watch専用で運用する
くらいの感覚で考えておきましょう。
過剰な期待は危険です。
(3)iPhoneでは使えない
あとiPhoneでも使えない点には注意です。
設定アプリが用意されていないので使えません。
まだまだ、初期段階なので他社製スマホには対応してないようです。
ファーウェイについても同じ。
Android専用と捉えておきましょう。
なお同じWear OSでも、Galaxy WatchならiPhone用アプリが用意されています。
iPhoneユーザで丸型なデザインのスマートウオッチを使いたい方は「Galaxy Watch」を検討してみてください。
(4)バッテリーが弱い
あとバッテリー・充電関係。
ここは明らかに注意というか、発展途上だと感じました。
本当に24時間持ちません。
毎日、朝に出かける前か、夜寝る前の充電は必須です。
さらに「画面常時点灯」だとさらに短く、半日もちませんでした。
バッテリーの持ちは要改善ですね。
毎日の充電が面倒臭い方は、特に注意してください。
Pixel、Fitbitユーザで毎日充電が大丈夫なら買い!機能は必要十分なスマートウオッチ
以上、Pixel Watchのレビューでした!
バッテリー周りは多少不満はありますが、トータルとしては気に入りました。
初代機にしてはよく作られているなと思います。
おすすめするとしたら、以下のような方ですね。
こんな方におすすめ
- AndroidでApple Watch的なガジェットが欲しい
- ガジェットをTeam Pixelでまとめたい
- スマートウオッチは丸形デザインがいい
一番のオススメは、AndroidでApple Watch的なガジェットを使いたい方。
比較すると「iPhone+Apple Watch」の組み合わせよりは確実に使い勝手は落ちます。
それでもPixelとPixel Watchの組み合わせがロマンがあります。
「AndroidでもApple Watchを使いたい」
「ガジェットをTeam Pixelでまとめない」
というニーズは確実に満たしてくれると思います。
あとは丸形デザインが好きな人です。
Apple Watchを筆頭に長方形が多数派のなか「丸形デザイン」は貴重。
好みによるところが大きいですが、より時計らしいスマートウオッチがほしい方はチェックしてみてください。