どうもガジェットマニアのタケイ(@pcefancom)です。
HUAWEIが2025年第一クォーターの新製品発表会を実施、世界に先駆けて先行発売となる
「HUAWEI FreeArc」
を発表しました。
HUAWEIとしては初の耳掛けタイプのオープンイヤーイヤホンです。
● 航空宇宙産業で使用されるNi-Ti 形状記憶合金採用
● 医療カテーテルでも使用される肌に優しい35A液状シリコーン
● 17×12㎜高感度ドライバーユニット搭載
● 逆音波で音漏れ防止
● HUAWEI初のIP57防水イヤホン
● 約28時間使用できバッテリー
● 約10分の充電で3時間使用できる充電速度
● マルチポイント機能
製品発表会に参加、ハンズオンと1日利用してみましたので、感想も含めてFreeArcの情報を紹介します。
HUAWEI FreeArcとは
HUAWEI FreeArcは、HUAWEIが展開する最新のワイヤレスイヤホンです。
FreeArcは、約17×12mmのダイナミックドライバーを搭載し、20Hz〜20,000Hzの広い再生周波数帯域をカバー。
Bluetooth 5.2規格に対応し、コーデックはSBCとAACをサポートしています。
マイクにはAI通話ノイズリダクション機能を搭載し、片側2マイク構成と風ノイズ低減設計、DNNによる高度なノイズ処理を実現。
イヤホン本体は約45.4×18.35×47.5mm、重量約8.9g、充電ケースは約67.8×67.8×26.5mm、重量約67gとコンパクトなサイズながら、IP57の防塵防滴性能を備えています。
HUAWEIとしては初、世界で先行発売の耳掛けタイプイヤホン
FreeArcは、HUAWEIとしては初の耳掛けタイプのオープンイヤーイヤホンです。
これまでオープンイヤーイヤホンは「FreeBuds 5」「FreeClip」と出してきましたが、インナーイヤー、イヤーカフタイプでした。
今回はHUAWEIとして初めての耳掛けタイプのモデルとなっており、発売も世界に先駆けて日本が初めてとなっています。
IP57防水規格に初めて対応
大きな特徴は、IP57防水規格に対応していることです。
競合他社のモデルがIP55程度の対応のなか、IP57防水規格対応を実現。
HUAWEIとしても初の防水イヤホンとなりました。
スペック
スペックは以下のとおりです。
項目 | 仕様 |
---|---|
製品名 | HUAWEI FreeArc |
カラー | ブラック/グレー/グリーン |
ドライバー | 約17×12mm ダイナミックドライバー |
通信規格 | Bluetooth 5.2 |
再生周波数帯域 | 20Hz~20,000Hz |
コーデック | SBC/AAC |
音楽再生時間(イヤホン/充電ケース) | 連続約7時間/約28時間 |
満充電時間(イヤホン/充電ケース) | 約40分/約60分(有線充電) |
充電方式 | USB Type-C |
通話ノイズリダクション | AI通話ノイズリダクション (片側2マイク+風ノイズ低減設計+DNN[ディープ・ニューラル・ネットワーク]) |
タッチコントロール | 対応(スワイプ、ダブルタップ、トリプルタップタッチ、長押し) |
マルチポイント | 対応(最大2台同時接続可能) |
イコライザー機能 | 対応(多様な音質エフェクト、10種類のEQ調整) |
重量(イヤホン/充電ケース) | 約8.9g/約67g |
イヤホンのサイズ | 約45.4×18.35×47.5mm |
充電ケースのサイズ | 約67.8×67.8×26.5mm |
防塵防滴 | IP57 |
HUAWEI Free Arc|ハンズオン感想
今回は製品発表会の後にハンズオンで使う機会を得られたので、実際の1日使ってみての感想を紹介します。
※動画のダイジェストでもまとめてみてました。手っ取り早く見たい方はこちらをどうぞ
感想(1)カラバリが豊富で素晴らしい
まず好印象だったのがカラーバリエーションですね。
最初から3色用意されていました。
実際に見てみると、
- オーソドックスなブラック
- マットな感じが好印象なグレー
- ポップな感じのグリーン
といった感じでそれぞれに特徴があり、同系統の色味でない点がよかったですね。
グリーンはこれまでのオープンイヤーイヤホンにはない色なので新鮮でした。
個人的にはマット感が強いグレーが好みだったです。
感想(2)音質がいい、音漏れも少ない
実際にスマホとつなげて使ってみたのですが、想像以上に音質はよかったです。
耳掛けタイプのオープンイヤーイヤホンはShokzやAnkerあたりのものを試してきまたが、音質は上に感じました。
さすが後発だけあって、かなりスペックについては考慮されているのだと思います。
低音、高音ともに表現力が広いというか。
静かなところで聴いていたら
「オープンイヤーイヤホンか?」
と思ってしまうほどよかったですね。
感想(3)FreeArcは音質重視、運動する人向け、FreeClipとの使い分けがよさそう
今回の発表は、最初製品の説明を受けたときは意外に感じました。
すでにイヤーカフタイプのFreeClipを販売しており大ヒットしていたからです。
新たに耳掛けタイプを出す必要があるのかと?
ただ、タッチアンドトライを体験、さらに1日使ってみて耳掛けタイプにもFreeClipにはない良さがあるとわかりました。
まずは音質。
ダイナミックドライバー、物理的なサイズが大きい、耳との接地点も近いので純音質がいいです。
実際に使ってみて高音、低音ともにFreeClipよりも上回っていると感じました。
耳へのフィット感も上回っています。
強く頭を振っても全くぶれないくらいに強いです。
ツルは曲げられるようになっているので、耳に沿ってしっかりつけられます。
イヤーカフはどうしても上下運動に弱く、ずれることはありました。
※歩いている分には問題がない
実際に製品発表会でアンバサダーの神野大地さんが実演されていましたが、全然ぶれていませんでしたね。
HUAWEIFreeArc pic.twitter.com/xTKXKlQZOh
— タケイマコト (@pcefancom) February 8, 2025
FreeClipとFreeArcそれぞれの良さがあり、
- ジョギングやスポーツクラブ重視で使う
- 音質がFreeClipだと物足りないと感じるときがある
- 耳掛けタイプでも問題なし
と思えるのなら、FreeArcがいいですし、
- 耳掛けタイプは耳の上が痛くなるからイヤ
- 1日中つけていられるイヤホンがいい
- アクセサリー感覚でつけられるデザインが好き
という方なら、FreeClipがいいでしょう。
ユーザにより広い選択肢を与える意味で、素晴らしい発売になったと思います。
感想(4)ワイヤレス充電に対応していないのは残念
ハンズオンで気がついたのですが、唯一残念なのはワイヤレス充電に非対応だったことですね。
最近のHUAWEIイヤホンはすべてワイヤレス充電に対応してたので、頑張ってくれるかな?と思っていたのでちょっと残念&意外でした。
たしかにケースが手のひらサイズくらいにはなるので、物理的に難しかったのでしょうね。
サイズが大きくなってしまう耳掛けタイプの宿命なのかもしれません。
まとめ|耳掛けタイプのベストバイになるかも!予約期間中なら14,100円から購入可能
以上、HUAWEI FreeArcについての情報とハンズオンしてみての感想でした。
1日使ってみてですが、音質はいいですし、マイク性能も高い。
材質は2万円以上する他社のフラグシップモデルと何ら変わらない、非常に高品質な出来に感じました。
後発だけあって完成度は一番高いと思います。
これで価格が他社より高かったらどうしようもありませんが、FreeArcのすごいところはどこよりも安いこと。
GreenFundingでクラファン中ですが、早期割りなら14,100円、定価になっても18,800円となっています。
コストパフォーマンスは素晴らしいですので、ぜひ、耳掛けタイプのイヤホンを探していた方は、GreenFundingをチェックしてみてください。
発売は3月18日以降となっています。