どうも健康管理ができるスマートウォッチが大好きなのタケイ(@pcefancom)です。
「HUAWEI WATCH D2」を1ヶ月じっくり試用した実機レビューをお届けします!
腕時計での血圧測定が驚くほど手軽になり、エアーカフも快適に進化。心電図機能も搭載した健康管理スマートウォッチのフラグシップです。
実際に使ってわかった良かった点や注意点、そしてどんな方におすすめかを解説します!
製品はお借りしていますが、評価には影響しません
HUAWEI WATCH D2とは?|特徴とスペック
HUAWEI WATCH D2は、2025年2月に日本発売されたスマートウォッチです。
最大の特徴は、手首での高精度な血圧測定機能を備えていること。ベルト内蔵のエアカフとミニポンプにより、医療機器に近い測定が可能です。
さらに、心電図(ECG)・血中酸素・心拍数・体表温・ストレス・睡眠の各種健康モニタリング機能を搭載。
ヘルスケア機能についてはハイエンドのスペックを誇るモデルです。
- 血圧測定機能:ベルト内蔵のエアカフとミニポンプにより、手首で高精度な血圧測定が可能
- 自動血圧モニタリング:日中および夜間の定期的な血圧測定を自動で行い、1日の血圧変動を詳細に把握できる
- 心電図(ECG)機能:側面の電極に約30秒間触れることで、心電図を測定し、心房細動の兆候検出をサポ
- 健康管理機能:心拍数、血中酸素レベル、体表面温度、ストレスレベル、睡眠モニタリングなど、多彩な健康指標をトラッキング可能
- ワークアウトモード:80種類以上の運動モードを搭載
- ディスプレイ:約1.82インチのAMOLEDディスプレイ(解像度480×408ピクセル)を採用
- バッテリー持続時間:1日6回血圧測定を行う場合でも約6日間の使用が可能
- デザイン:ブラック(フルオロエラストマーベルト)とゴールド(ホワイトレザーベルト)の2色展開
スペックは以下のとおりです。
2世代目になり、一気に各項目が進化しました。
特にIP68は血圧測定ができるスマートウォッチでは唯一です。
項目 | 仕様 |
---|---|
サイズ | 約48 × 約38 × 約13.3 mm |
重量 | 約40 g(ベルト含まず) |
ディスプレイ | 1.82インチ AMOLED、解像度 480 × 408 ピクセル、PPI 347 |
ケース素材 | アルミニウム合金 |
カラー | ブラック、ゴールド |
ベルト | ブラック(フルオロエラストマー)、ホワイト(レザー) |
手首サイズ | Mサイズ:130-160 mm、Lサイズ:161-210 mm |
ベルト幅 | 約26.5 mm |
センサー |
|
ボタン | 回転式クラウン、機能ボタン |
防水性能 | IP68(入浴・水泳不可) |
対応OS | Android 8.0以上、iOS 13.0以上 |
通信規格 | Bluetooth 5.2(2.4GHz、BR、BLE)、NFC対応 |
バッテリー持続時間 | 約6日間(1日6回血圧測定を行った場合) |
HUAWEI WATCH D2|一ヶ月試用レビュー|よかった点と注意点
今回縁あってHUAWEIの最新モデル「HUAWEI WATCH D2」を一ヶ月間試用する機会を得ました。
初代WATCH Dも画期的な血圧測定機能で話題となりましたが、このD2はその後継機としてどのような進化を遂げているのか?
この一ヶ月で感じた「よかった点」と、購入前に知っておきたい「注意点」を詳しくレビューしていきます。
よかった点(1)血圧測定が気軽にできる
HUAWEI WATCH D2でも良かったと真っ先に感じたのが
「血圧測定を気軽にできる仕組み」
です。
血圧計というと、自宅で腕帯を巻いて電源を入れて…と準備が必要で、どこか「今から測るぞ」という気構えが必要ですが、WATCH D2なら腕に着けている状態で、あとは背もたれのある椅子に座って、少し姿勢を整えるだけでOK。
ウォッチのボタンを押して、ポーズをとるだけで測定が始まるので、オフィスの休憩時間やカフェでコーヒーを飲んでいるときでも、サッと測れてしまうのはとても快適でした。
わざわざ専用の血圧計を持ち歩く必要もなく、「気になったときにすぐ測れる」この気軽さは、WATCH D2の一番の強みと感じました。
よかった点(2)血圧測定が面倒くさくなくなった
健康意識があっても、血圧の記録を毎日続けるのは意外と大変です。
そんな中、HUAWEI WATCH D2はその「面倒くささ」を見事に消してくれました。
とにかく操作は非常にシンプルなのがいいです。
ウォッチのボタンを2回押すだけで測定が開始されるのは本当に楽でした。
わざわざスマホを操作したり、アプリを立ち上げたりする必要がないというのは大事ですね。
これまで続かなかった血圧管理が、今では1日2回測定するのが当たり前にできたので、続けやすい設計は日々の健康維持において何よりも重要だということを実感しています。
よかった点(3)エアーカフがコンパクト化、快適度が増した
HUAWEI WATCH Dの初代モデルも短期間借りて試したことがありますが、WATCH D2ではエアーカフの部分が明らかに改良されています。
まずサイズがコンパクトになり、手首への圧迫感がかなり軽減されました。
特に気温が高い日(20度超え)でも、蒸れが気になりにくかったです、
さすがに猛暑日は辛いと思いますが、長時間つけっぱなしでも快適に過ごせると思います。
よかった点(4)心電図も測定できるようになった
WATCH D2では新たに心電図(ECG)の測定機能が追加されました。
これにより、血圧だけでなく、心拍の異常やリズムのチェックまでカバーできるようになっています。
記録としても残せるのは非常にありがたいです。
Apple Watchと同じようにボタンに人差し指を置くだけでいいので計測も楽です。
血圧・脈拍・心電図が連動して記録できることで、異常を見つけたときに「どこに原因があるのか」を把握しやすくなる点も大きなメリットだと思います。
よかった点(5)睡眠、歩数、脈拍、心電図、血圧を一つの画面で確認できる
HUAWEIのスマートウォッチを使っていてありがたいのは、
「情報が一元化されていること」
です。
HUAWEI WATCH D2では、睡眠、歩数、脈拍、心電図、血圧といった健康データをすべて一つの画面で管理・確認することができます。
他社製品では、血圧は別アプリ、心電図はまた別…とバラバラになっていることが多い中、HUAWEIのシステムは非常にスマートで使いやすいと感じました。
体重計もありますし、ヘルスケアに関してHUAWEIのエコシステムは充実していると思います。
毎日の記録が手間なく残せて、しかも後からまとめて振り返るのも簡単なのは素晴らしいです。
注意点(1)腕のサイズ測定はしっかりする必要がある
HUAWEI WATCH D2には、血圧測定のための専用エアーカフが内蔵されています。
そのため、購入時には自分の手首のサイズに合ったバンドを選ぶことが非常に重要です。商品にはメジャーが付属しており、自分の手首周りを測定してから購入するように促されていますが、ここを適当に済ませてしまうと、正確な計測ができなくなります。
最初、少し緩めのバンドを選んでしまい、測定結果にブレが生じてしまいました。
再度、正確に測ってフィットするサイズに替えたところ、ようやく安定した数値が取れるようになりました。
この点だけは、購入前に必ずしっかりチェックしておくべきポイントだと思います。

注意点(2)位置はシビア、ずれると測定値もずれる
もうひとつの注意点として、腕への装着位置や密着具合が非常に重要であることが挙げられます。
特に血圧や心電図の計測時には、ウォッチがきちんと腕にフィットしている必要があります。
ほんの少し隙間があったり、装着位置がズレたりするだけで、計測値が±10程度ズレることも珍しくありません。
見た目ではピッタリ装着できているように思えても、実際は内部に空洞があったり、筋肉や骨の位置が合っていないことで誤差が出るケースもあります。
測定前に「時計を正しい位置に固定する」のが大事な点には注意してください。
HUAWEI WATCH D2|買うべきおすすめのユーザ
こんな方におすすめ
- 血圧測定を毎日、怠らずに続けたい
- 健康記録を一つのアプリでまとめたい
- スマートウォッチで健康管理デビューしたい
おすすめのユーザ(1)血圧測定を毎日、怠らずに続けたい
毎日欠かさず血圧測定を行いたいと考えている方には、HUAWEI WATCH D2はまさに最適な選択肢です。
測定までのステップが簡単で、しかもデータは自動的に記録されるので
「今日は測るのを忘れてしまった」
が格段に減ります。
血圧の変動は日々の生活習慣やストレスによっても変わるため、継続的に記録することが非常に重要です。
日々の健康管理に真剣に取り組みたい人にとって心強い味方になると思います。
おすすめのユーザ(2)健康記録を一つのアプリでまとめたい
HUAWEI WATCH D2なら睡眠、歩数、心拍、血圧、心電図まで、すべての健康データをひとつのアプリに集約できるのは大きな魅力です。
日・週・月単位での記録もグラフで簡単に見られるため、体調の変化にいち早く気づけるのもポイント。
「健康管理アプリが多すぎて、どれに何を記録したか分からない」という面倒くささからの開放、健康管理をスマートに、効率的に行いたい人にはぴったりのスマートウォッチです。
おすすめのユーザ(3)スマートウォッチで健康管理デビューしたい
あとは「スマートウォッチを使ってみたいけれど、どれを選んだらいいか分からない…」方にこそ、HUAWEI WATCH D2はおすすめです。
多機能ながら操作はシンプルで、必要な情報はすべて手元で確認できます。
特に血圧や心電図といった医療系のデータが取れるスマートウォッチはまだ少なく、その中でも日本国内の規格にしっかり対応している点も安心。
デザインも落ち着いていて、ビジネスシーンにもなじむので、初めての1本として申し分ないと思います。
HUAWEI WATCH D2レビューまとめ|あらゆる健康管理の記録を数値で残したい人におすすめのスマートウォッチ
HUAWEI WATCH D2は、健康管理を日常的に行いたい人にとって、非常に完成度の高いスマートウォッチでした!
血圧・心電図といった重要なデータを気軽に測れるだけでなく、その記録が一つのアプリにしっかり残る設計は、まさに“フラグシップなスマートウォッチ”だなと感じました。
もちろん、装着位置の正確さやバンドのサイズ選びなど注意点はありますが、それを差し引いても十分な満足度を得られます。
これから健康管理をしっかりやっていきたい方は、是非チェックしてみてください!