どうも、Chromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
6月に発売になったLenovoのハイエンドな
「Chromebook Plus 14(日本名|Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek))」
を3日間使ってみました!
仕様 | 詳細 |
---|---|
プロセッサ | MediaTek Kompanio Ultra プロセッサ(最大50 TOPSのAI処理性能) |
ディスプレイ | 14インチ OLED ディスプレイ(1920 x 1200解像度、400nit輝度、100% DCI-P3色域、タッチスクリーンオプションあり) |
メモリ | 最大16GB LPDDR5X RAM |
ストレージ | 最大256GB UFSストレージ |
バッテリー | 60Wh バッテリー(最大17時間の駆動時間)、65W USB-C急速充電対応 |
オーディオ | Dolby Atmos対応のクアッドスピーカー(下向きウーファー2個を含む) |
ポート | USB-C (5Gbps) x2、USB-A (5Gbps) x1、3.5mmオーディオジャック x1 |
カメラ | 5MP ウェブカメラ(物理プライバシーシャッター付き) |
ワイヤレス接続 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
重量 | 約1.17kg (2.58ポンド) |
価格 | メモリ16GB|748ドル |
MediaTek Kompanio Ultra 910搭載、メモリ16GB、のこのモデルは、OLEDディスプレイと軽量設計が特徴です。
使い始めたばかりですが、良い点と注意点みたいなところもわかってきました。
実際に使って感じた良かった点と注意点を率直にレビューしていきます!
Lenovo Chromebook Plus 14|3日間使って感じた良かった点
まずは良かった点から紹介していきます!
※HP Elitedragonfly ChromebookやSamsung Galaxy Chromeboo Plusなど、普段からChromebookを使っているユーザ視点です。
良かった点(1)メモリ16GBは正義!タブを20枚開いても重くならない
一番良かったのはメモリの多さです。
やっぱりメモリ16GBは正義ですね。
タブを20枚開いても全然重くならないのは本当に快適で素晴らしいです。
Armベースなのが功を奏しているのか、IntelのCore i7なモデルより消費量が明らかに少ないです。
いつもはきつきつなのに、タフに使っても少し余るくらい。タブを20枚開いてMeetをしても重くなりませんでした。
日常使いで大きなメリットですね。
普段からブラウザを酷使する人には特に嬉しいポイントです。
良かった点(2)動作がサクサク!Kompanio Ultra 910が強くて素敵!
動作がめちゃくちゃ軽快なのもすばらしいです。
さすがMediaTek Kompanio Ultra 910だけあるというか、フラグシップモデルだけありますね。
ヌルヌルサクサク動くのでついつい触る時間も多くなってます。
アプリの起動やウェブページの読み込み、スクロールの滑らかさまで、すべてが快適です。
処理能力の高さが日常の作業効率を大幅に向上させてくれる印象ですね。
個人的にはAcer Chromebook 516GEの次くらいに快適に感じました。
ちなみにOctanle 2.0 Plusの最高スコアは
- シングル|75,000
- マルチ|450,000
とハイスコアでした。
優れた実力を持ったSOCといえます。
良かった点(3)OLEDは流石に画面が綺麗!
OLEDはわかっていましたが画面がすごく綺麗です。
黒の締りが違いますね。ついついYouTubeを見たくなってしまう危険なディスプレイです。
映像コンテンツの鑑賞では特に威力を発揮しますし、テキストの表示も非常にクリアで目に優しいです。
色の再現性も高く、写真や動画編集をする際の色確認でも信頼できる品質だと思います。
普段使いでも画面の美しさが作業のモチベーションを上げてくれるのはまちがいないです!
良かった点(4)1.2kg台で持ち運びも楽!14インチにしては軽い!
本モデルの注目点でもありますね。
クラムシェルにしてくれたおかげで随分と軽いです。
HP Elitedragonfly Chromebookなど1.4kg台に慣れていたので余計に軽く感じます。
ChromebookにはレッツノートやDynabookのような1kgを切る超軽量モデルがないので、ひときわ軽さを軽さを実感しているのかも。
ほんと持ち運びが多い方には本当におすすめです。
カフェでの作業や出張時も負担が少ないです。
良かった点(5)キータッチがいい!Pixelbookのような打鍵感
意外に良かったのがキータッチです。
Pixelbookのような打鍵感で、キーストロークが浅いタイプの中ではすごく打ちやすいです。
サラサラしているので指紋がつきにくいのもナイス。
長時間のタイピングでも疲れにくく、文章作成が多い人には大きなメリットと感じました。
配列も抜かりなく最新世代の配列になっているのも素晴らしいです。
クイックインサートもボタン一つで使えますし、まだ使えないですが、Gキーでクイック検索ができるのも待ち遠しい。
新しいChrome OSの機能に対応した配列は将来性を感じます。
良かった点(6)あると便利!個人向けなのに指紋認証でパスワード入力も楽
個人向けのChromebookで指紋認証がつくのは本当に久しぶりです。これはナイス判断と感じました。
パスワードマネージャーからパスワードを入れる際や、画面ロック解除のときにすごく便利です。
指紋認証の精度も高く、認識エラーで困ることもほとんどありません。
良かった点(7)スピーカーも大迫力、ドルビーアトモス対応はさすが
スピーカーの音は、これまでのChromebookでピカ一といっていいくらいにいいです。
低音も聞いているし音の広がり方が素晴らしい。
ドルビーアトモス対応ということで納得の音質です。
映画やYouTubeの視聴でも満足度が高く、外部スピーカーがなくても十分楽しめました。
Web会議での音声もクリアで、相手の声が聞き取りやすいのも実用的なメリットです。
音楽制作や動画編集でも使えるレベルの音質だと思います。
良かった点(8)充電が楽!USB-Cが左右についている
2024年以降のモデルではUSB-Cポートが左右どちらかに偏るモデルが大半です。
左右についていて充電が便利かつ楽でよかったです。
コメダ珈琲店などの小さいテーブルで使うときに両方あると特に便利なんですよね。
※電源の位置を気にせずに座席を選べるのは地味ですが重要。
また、周辺機器を接続しながら充電もできるので、拡張性の面でも優秀と感じました。
良かった点(9)バッテリーがめちゃくちゃもつ!7時間近くいけました
あと、満足だったのがバッテリーです。
ハイエンドなのにほぼ日中(7時間)は持ちました。
IntelなCore I7なChromebookを利用、2時間しか保たないバッテリーに慣れている身としては
「バッテリーが全然減らない!すごいよこれ!」
な感覚。
実際、満充電・画面輝度最大で
- 8:30|100%
- 12:00|60%
- 13:50|20%
な感じで非常に長持ちでしたね。
バッテリー性能を評価して選ぶのはありだと思います。
Lenovo Chromebook Plus 14|3日間使って感じた注意点(普通だったところ)
使ってみて
「ここはもうちょっと頑張ってほしかった」
と感じた点を紹介します。
注意点(1)HDMIポートとSDカードスロットは欲しかった
ポートについては不足感を感じました。
HDMIポートとSDカードスロットは正直欲しかったですね。
HDMI限定の外部ディスプレイにつなごうとするとハブやドッキングステーションが必要になりますし、画像や映像の読み込みのためにSDカードスロットはあったほうが便利です。
どうしてもハブが必須になってしまいます。
重さとのトレードオフなのかもしれませんが、実用性を考えると少し残念に感じました。
※USB-Cハブを常に持ち歩く必要があるのは、せっかくの軽量性のメリットを少し相殺してしまう。
ハイエンドなモデルだけによく使うポートの充実にはこだわってほしかったなと感じます。
注意点(2)トラックパッドは至って普通
あと、トラックパッドの出来も意外と普通でした。
正直、PixelbookやHP Elitedragonfly Chromebookのような高級感はないです。
5,6万円する中級機と一緒くらいの感覚。
使っていてなにか凄みみたいなのは感じられません。
操作に支障はありませんが、この価格帯であればもう少し上質な触感なトラックパッドにしてもいいんじゃないかなと思います。
トラックパッドのさわり心地重視の人は実機で確認することをおすすめします。
まとめ|コスパが良すぎ!Chromebook好きに超おすすめなモデル
まだ3日使ったばかりですが、非常に気にいった1台になってます!
何より軽いのに高性能、画面がきれいなのにバッテリーが半日以上持つのは本当に尊いです!
高性能でサクサクな代わりにバッテリーは3時間な状況に慣れていたので余計に良さを感じてしまいました。
おまけに日本での価格が115,780円(ポイント込みで実質10万円)と神レベルに安いですし。
北米が749ドル+諸経費130ドル(約13万円)なことを考えると日本は特価レベル
かけ値無しに、ちょっとでもハイエンド、AIが使えるChromebookを探している方はぜひチェックしてみてください!
仕様 | 詳細 |
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プロセッサ | MediaTek Kompanio Ultra プロセッサ(最大50 TOPSのAI処理性能) |
ディスプレイ | 14インチ OLED ディスプレイ(1920 x 1200解像度、400nit輝度、100% DCI-P3色域、タッチスクリーンオプションあり) |
メモリ | 最大16GB LPDDR5X RAM |
ストレージ | 最大256GB UFSストレージ |
バッテリー | 60Wh バッテリー(最大17時間の駆動時間)、65W USB-C急速充電対応 |
オーディオ | Dolby Atmos対応のクアッドスピーカー(下向きウーファー2個を含む) |
ポート | USB-C (5Gbps) x2、USB-A (5Gbps) x1、3.5mmオーディオジャック x1 |
カメラ | 5MP ウェブカメラ(物理プライバシーシャッター付き) |
ワイヤレス接続 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
重量 | 約1.17kg (2.58ポンド) |
価格 | メモリ16GB|748ドル |