マウスコンピュータが2020年1月に発売したクリエイティブノート「DAIV 4N」のレビューです。
今回、マウスコンピュータ様のご厚意で3週間ほどお借りすることができました。
「DAIV 4N」はマウスコンピュータのクリエイティブノート。薄型で軽いにもかかわらず「画像」「映像編集」が快適にできるパワフルなパソコンです。
実際に使ってみて感じた魅力、使いやすさ、改善点をレビューとしてお届けします。
「DAIV NG4300」のクチコミレビュー構成
- 「DAIV 4N」との特徴
- 「DAIV 4N」のスペックレビュー
- 「DAIV 4N」の詳細レビュー
(外観、液晶、エアフロー、ストレージ、FFのベンチマーク) - まとめ 「DAIV 4N」おすすめの使い方
いつでもどこでもRAW画像編集が快適にできるクリエイティブノート
マウスコンピューターの「DAIV 4N シリーズ」は、軽量/薄型/コンパクトを実現したクリエイティブノートパソコンです。
「1.09kg」という軽量さも保ちつつ、画像編集が快適になるGeForce® MX250を搭載。
本格的なRAW画像編集ができる性能を持っています。
- 撮影した映像、写真はすぐにパソコンに取り込んで編集したい!
- 写真や映像編集をいつでもどこでも快適に作業したい!
そんなふうに思っている人に向いているモバイルノートパソコンです。
DAIV 4N
スペック
- CPU:Core™ i7-10510U
- メモリ:16GB PC4-21300
- ストレージ:256GB NVMe対応
- 重さ:1.09 Kg
- ディスプレイ:14型 フルHDノングレア
- ビデオカード:GeForce® MX250
ポイント
- NG4300からさらに軽量化(1.13kg→1.09kg)
- USBType-Cでの充電に対応!(60W)
- Wi-Fi 6 に対応
「DAIV 4N」のスペック 新たにUSB PowerDeliveryに対応
あらたにUSB Tyope-CポートがPowerDelivery対応になりました。これでモバイルバッテリーからの充電に対応。
CPUも第10世代を搭載、更にはWi-Fi6にも対応と最新のトレンドを余すことなくカバー、モバイルパソコンとしての使い勝手がより向上しました。
項目 | 詳細 |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-10510U |
ビデオカード | GeForce® MX250 |
メモリ | 16GB PC4-21300 |
ストレージ | 256GB NVMe対応 |
液晶サイズ | 14.0 |
解像度 | フルHD |
液晶タイプ | ノングレア |
キーボード | フラットタイプ |
重さ | 1.09kg |
バッテリー | 12時間 |
価格 | 157,080円〜 |
ハードウェアレビュー 持ち運びがしやすいパソコン
外観について オーソドックスなつくり
まずは外観から。前モデルと同様にマグネシウム合金のボディでつや消しとなっています。
全体的には無難な作りですね。天板にたわみはなく硬性は心配ありませんでした。
天板
天板はシンプルな作りです。DAIVの刻印のみとなっています。
底面
底面はメッシュ構造。ファンが見える構造となっています。熱がこもらないような工夫がされています。
これはDAIVシリーズモデルならではです。
サイド
サイドは左右で別構成となっています。充電ができる電源ケーブル、USB Type-Cはともに右側となっています。
できれば左側にもUSB Type-Cポートが欲しかったところ。HDMIがついているのはいいですね。
ディスプレイへの投影が楽です。
重さ、持ち運びのしやすさ 片手でもてる軽さ
重さは公称通り。片手でヒョイっと持ち上げられる軽さです。
かばんへの収まりも前モデル同様で、持ち運びしやすいサイズになっています。
特に「ひらくPCバッグ」にはぴったりハマる大きさ。日常で持ち運びしたくなりますね。
液晶ディスプレイ
ディスプレイはクリエイティブノートらしく高品質。NTSC比72%、sRGB102%相当の色域を持つだけあって見やすいです。
これも前モデル同様ですが、何よりノングレア液晶は映り込みがすくなく目が疲れないのがいいですね。
キーボード、タッチパッドについて
キーボードは前モデルから変わっていないところです。キーストロークは1.9mmあるので十分ですが、キーピッチは18mmとちょっと狭めです。
14インチサイズのパソコンなのでフルピッチ(19mm)はほしいところですね。
- キーボードがふらっとタイプなところ
- カーソルキーが正方形
- タッチパッドの独立ボタンがない
ところは好みが分かれそうなところ。たわみが全くないのは高ポイントだと思います。
インターフェース
インターフェースは前モデルから大きく進化した点です。USB Type-CポートがPower Delibaryに対応しました。
モバイルバッテリーやPower Delibary対応のACアダプタで充電ができるようになったのは大きいです。
65Wと出力が大きめですが専用のACアダプタを持ち歩かなくてもいいのは便利です。
ソフトウェア(アプリの使い勝手、バッテリー性能)レビュー
続いてアプリの使い勝手レビューです。
本モデルでは「Adobe Creative Cloud」の「Lightroom」と「Photoshop」をインストール、画像の取り込みをしてみました。
RAW画像の取り込みは1枚1秒ほど
カフェに入ってUSBType-CポートからRAW画像を読み込み、「Lightroom」と「Photoshop」で編集をやってみました。
以下が実際に取り込んでいる映像です。1枚だいたい1秒ほどでした。
数百枚を読み込みでも数分。手軽に取り込みができるなと感じました。
RAW画像編集での持続時間はフル充電で5時間ほど
LightroomやPhotoshopで編集をすると底面のファンも回ります。
バッテリーはおおよそ5時間もちました。モバイルで画像編集するなら十分な持続時間ですね。
各用途での快適さ モバイル作業全般OK
最後によくある作業の快適さについてまとめてレビューしておきます。
今回は三週間使ってみての感想です。評価は3段階としました。
メモ
◎…快適
○…普通
△…力不足
用途 | コメント |
---|---|
WEB閲覧 | ◎:メモリも最低8GB。もたつきはありませんでした。 |
Office作業 | ◎:Corei5を載せているだけあって快適 |
動画鑑賞 | ◎:メモリも最低8GB。もたつきはありませんでした。 |
ブログ投稿 | ◎:動作にもたつきなし。快適でした。 |
ゲーム | ○:ドラクエ10は最高画質でもOK、FFは最低画質であればOKでした。 |
画像編集 | ◎:MX250のおかげで編集は満足でした。 |
動画編集 | ○:結構行けます。ファンがまわりまくるのでACアダプタ必須。 |
まとめ Type-C充電に対応が素敵!モバイルなRAW画像編集マシン
「DAIV 4N」の良さはなんといっても「モバイルパソコンにも関わらず快適にRAW画像編集ができるところ」ですね。
これまでのモデルも快適に編集はできましたが、USB Type-Cポートでの充電に対応して、よりモバイルでの利用が快適になったのが大きいです。
- 普段カメラを持ち歩いている、帰り道すがらすぐにでも画像編集をしてシェアしたい
- 気軽にカフェで本格的な画像編集ができるパソコンがほしい
そんな人におすすめのパソコンですね。カメラ好きな方はぜひチェックしてみてください!
DAIV 4N
スペック
- CPU:Core™ i7-10510U
- メモリ:16GB PC4-21300
- ストレージ:256GB NVMe対応
- 重さ:1.09 Kg
- ディスプレイ:14型 フルHDノングレア
- ビデオカード:GeForce® MX250
ポイント
- NG4300からさらに軽量化(1.13kg→1.09kg)
- USBType-Cでの充電に対応!(60W)
- Wi-Fi 6 に対応
こんな方におすすめ
- 一眼レフで写真を撮るのが大好き
- 撮ったらすぐにでもRAW画像を編集したい
- 場所にとらわれず快適に画像編集をやってみたい