どうもChromebook・ガジェットマニアのタケイ(@pcefancom)です。
パソコンやスマホをモバイル、カフェなどで作業するときに便利なのが「高速充電器」。
外出先でも充電を簡単に行なえます。
ただ、ネックなのが大きめのパソコンを持ち歩いているとき。
出力が100W以下だと、充電しながらパソコンを使えないときがあります。
そんなときに便利なのが140W高出力対応の高速充電器です。
Macbook ProやChromebook など消費電力が多めのパソコンでも充電しながら作業が出来ます。
今回レビューする
「KOVOL 140W充電器」
はまさにうってつけの高速充電器です。
この記事では
- 製品のスペックと特徴
- リアルな使い方
- 実際に利用して感じたメリット・注意点
- どんな人におすすめなのか?
をレビューとして紹介します。
この記事はKOVOL様より製品提供を受けております。本音で書いておりますが、ご承知のうえお読みください。
KOVOL 140W充電器 スペックと特徴
まずは、スペックと特徴から紹介していきます。
メーカー | KOVOL |
---|---|
Total Usb Ports | 2 |
対応機種 | タブレット, 携帯電話, スマートウォッチ, ノートパソコン |
出力 | 100-240V~50/60Hz 1.8A |
入力 | 5V⎓3A, 9V⎓3A, 12V⎓3A, 15V⎓3A, 20V⎓5A, 28V⎓5A, 140W Max QC Output: 5V⎓3A, 9V⎓2A, 12V⎓1.5A, 18W Max. PPS: 5V-11V⎓3A, 33W |
カラー | White |
電池使用 | いいえ |
製品型番 | KV-PC019 |
付属品 | 充電器本体、説明書 |
その他 機能 | 高速充電 |
接続方式 | USB |
製品サイズ | 8.7 x 6.9 x 3.3 cm; 410 g |
価格 | 8,999円 |
この製品を出しているのは「KOVOL」という中国のメーカーです。
主に充電器やケーブルを販売しており、コスパのいい製品を多数発売。
専用のストアもAmazon内に持っており、信頼は置けるメーカーさんですね。
※私もケーブルを購入していますが、問題なく使えています。
「KOVOL 140W充電器」はその中でも最も高出力、新しい製品になっています。
USBのポート数は2つで、USB Type-C(PD)とType-A(QC)が一つずつ。
それぞれ140W、18W(PPS対応で25W)となっています。
公式サイトによると以下の機種がサポートされています。
※ちなみにChromebook はハイエンドモデルでもすべて急速充電できました。
ノートPC | Compatible with Macbook Pro 16’/MacBook Air 2020/ MacBook Pro 13" 2017/MacBook Pro 13" 2020/MacBook Pro 15" 2017/MacBook 16"/MacBook 12"/MacBook Air 13"/MacBook Air 12"; DELL Latitude 7380/XPS 13/15/16; ASUS ROG zephyrus G14; Zenbook13/14/15; HP 15; HP Pavilion 11/13/15/ x360/ x360 14/x360 15; HP Envy 13/ 14/ 15/ 17/ Envy x360 15 Convertible; Lenovo ThinkPad X1 Carbon / X1 YOGA/YOGA 730/YOGA 910 /YOGA 930 / E14 / E15/ T490s /T495s/T480s/X270/X390/T470 /E490 / IdeaPad 3 /5 / Chromebook |
タブレット | iPad Pro 12.9'' 2018/2020/2021(3rd/4th/5th generation)/iPad Pro 11'' 2018/2020/2021(1st/2nd/3rd generaion)/iPad Pro 10.5''/iPad 10.2inch [2019-2021]/iPad mini 6 8.3inch[2021]/iPad mini 5 7.9-inch [2019]/iPad Air 10.9inch 2020[4th genaration]; Surface Pro / 7; Galaxy Tab S7+ など |
スマートフォン | iPhone 13/13 Mini/13 Pro/13 Pro Max/ 12 / Pro / mini / Pro Max / SE 2020 / 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / XS / XS Max / XR / X / 8 Plus / 8 / 7 Plus / 7 / 6 Plus, iPad mini 5 / 4; Galaxy S22 /S22 plus /S22 ultra/ S21 / S21+ / S21 Ultra / Galaxy S10 / S10+ / S10e / S9 / S9+ / S8 / S8+, Note 20 / 20 Ultra / 10 / 9 / 8, Pixel 3a / 3XL / 3 / 2 XL / 2, and More Google Pixel 3 など |
他のデバイス | Apple Watch Series 1/2/3/4/5/6/7; Apple Airpod 1/Airpods 2/Airpods 3/Airpods Pro/Airpods Max; Galaxy Watch/Active/Fit; Galaxy Buds; MagSafe Wireless Charger/MagSafe Duo Charger など |
特徴は「高出力」で
- 140W急速充電: MacBook Pro 16インチ 2021を30分で56%充電
- 120W(C)+18W(A)出力:ノートPCとスマホに同時に充電
- PPSに対応:Galaxy Note 10 +以降の機種で高速充電
しているところです。
140W急速充電: MacBook Pro 16インチ 2021を30分で56%充電
一番の特徴は単独で140W出力まで対応していること。
140W出力に対応しているケーブルを接続すれば、MacBook Pro 16インチやグラボ付きノートといった消費電力が多いパソコンの充電が可能です。
ポート合計で140W出力している製品は多くありますが、単独でというのはなかなかありません。
120W(C)+18W(A)出力:ノートPCとスマホに同時に充電
また2台同時での急速充電も可能です。
併用する場合は、Type-C側は120Wに抑えられますが、それでもパワフルに充電できるようになっています。
PPSに対応:Galaxy Note 10 +以降の機種で高速充電
あと「PPS」にも対応しているのも特徴です。
Galaxy S10以降の世代なら超急速充電が可能。
バッテリーがゼロの状態からでも約10分で50%までに戻せます。
Galaxyユーザには、とてもありがたい機能です。
KOVOL 140W充電器 リアルな使い方
それでは、実際にどんな使い方をしているのか、紹介します。
私はよくパソコンとスマホをカフェに持ち込んで、数時間ブログやSNS投稿をすることが多く、
「パソコン、スマホを2台同時に急速充電用のアダプター」
として使うことが多くなっています。
充電ポートがそれぞれ
- Type-C:最大140W(同時利用のときは最大120W)
- USB-A:最大18W
となっているので、Type-Cはパソコン向けとして利用。
Type-Aのほうはパソコンスマホ向けとして利用しています。
Type-CにChromebookとMacBookPro、スマホ向けにLightningを挿してiPhoneというパターンが多いですね。
ちなみによく使っている場所は
「Denny's」や「コメダ珈琲」
です。
各席に電源があるようなお店は、電力もしっかりしているのでスペック通りに使えています。
スペース的にも問題なし、電源もゆったり取られているので落ち着いて作業する際の充電器として使いやすいと思います。
KOVOL 140W充電器 メリット
オールマイティな「KOVOL 140W充電器」ですが、実際に一週間使ってみて感じたメリットを紹介します。
ココがおすすめ
- 大型ノートパソコンでも充電OK
- スマホと同時に充電可能
- 140W製品の中ではコンパクト
大型ノートパソコンでも充電OK
一番のメリットかつ使う理由は
「大型ノートパソコンでも充電可能なこと」
ですね。
単独で140W出力だけあって、大きいノートパソコンでも充電が可能なのはメリットです。。
例えばグラボを搭載した15.6型の「Think Pad X1 Xtream」も充電できました。
通常だと135Wの専用ACアダプターが必要なのですが、それも不要になるのは大きいです。
Macもそうですが、専用の大きめの専用アダプターを持ち運ぶ必要がなくなるのは嬉しいですよね。
スマホと同時に充電が可能
またポートを併用しても高出力なのもメリットですね。
2つのポートを同時に使っても、120Wまでしか落ちません。
「Think Pad X1 Xtream」と「Pixel 6 Pro」を同時に充電すると、さすがに
- Think Pad X1 Xtream:低速充電
- Pixel 6 Pro:高速充電
となります。
ただバッテリーも増えはしませんが、減りもしませんでした。
スマホとパソコン併用して困ることは、殆どないでしょう。
140W製品の中ではコンパクト
あと140W製品の中ではコンパクトなのもメリットといえるでしょう。
65Wや40W製品に比べば大きいですが、ごついパソコン用アダプターに比べたら小さいです。
荷物の量を1つでも減らしたい、パソコン用アダプターは持ち歩きたくない人には、このサイズはメリットだと思います。
KOVOL 140W充電器 注意点
次に注意点です。
実際に使ってみて
「ここは注意!」
と感じたことを紹介します。
ココに注意
- ポートの数が2つだけ
- パソコンを充電しないならオーバースペック
ポートの数が2つだけ
1つめはポート数ですね。
高出力によっているため、数は少ないです。
ハブを繋げての充電もできません。
「同時に3台、4台接続したい!」
というユーザには向きませんので注意してください。
パソコンを充電しないならオーバースペック
あとは充電器でパソコンを充電しない場合。
充電するのがスマホ・タブレットだけの場合、「オーバースペック」なので注意しましょう。
他にもコンパクトでポートが多い製品あるのでそちらにすべきです。
たとえば
- MacBook Airしか使わない
- 消費電力が45Wでも構わない
- ポートは4つくらいほしい
という場合には、同じKOVOL製で「最大100W・4ポート」のモデルがありますので、そちら選びましょう。
価格も安くておすすめです。
スマホだけならこちら。
2500円程度で購入可能です。
KOVOL 140W充電器 こんな人におすすめ
以上、KOVOL 140W充電器のレビューでした!
一週間利用してみて、お世辞抜きで気に入りました。
何より高出力なのが素晴らしいです。
ThinkPad、MacBook(M1 2020)、ハイエンドChromebook を持っていくときの定番になりました。
そんな意味でこの製品は以下のような方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 120Wの充電性能がほしいMac、Win、Chromebook ユーザ
- スマホとパソコンを同時に高速充電したいモバイラー
- PPSに対応している充電がほしいGalaxyユーザ
一番は、120W以上でモバイル充電したいパソコンユーザですね。
どこでも急速充電ができるようになるのは本当に便利。
1台はもっておきたいところです。
同時にスマホも高速充電したい方です。
併用してもパソコン、スマホ同時に高速充電できるのはナイス。
iPhoneとMac、AndroidとChromebook をセットで使っている方は、特におすすめです。
あとは「Galaxyユーザ」な方。
「PPS」に対応しているので、超急速充電が可能です。
0%からでも
・100%まで1時間
・50%まで30分足らず
で充電できてしまいます。
Galaxyユーザは、1台持っておくべき。
それくらいまでにおすすめです!
KOVOL 140W充電器 価格と買える場所
以上、「KOVOL 140W充電器」のレビューでした!
ちなみにこちらの製品は、Amazon、楽天で購入可能です。
価格は執筆時点(2022/11/06)で
「8,999円前後+クーポン値引き」
となっていました。
7,000円前後で買えるようです。