どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
LenovoがCES2023で電子ペーパータブレット
「Lenovo Smart Paper」
を発表しました!
10.3型のE Inkを搭載したメモに特化したタブレットです。
ペンは「Lenovo Smart Paper Pen(EMR)」が付属し、バッテリー不要で利用可能となっています。
発売は2023年後半予定。価格は400ドル。
日本での発売は未定です。
Lenovo Smart Paperとは
10.3インチのE Inkタブレット。標準でスタイラス(Lenovo Smart Paper Pen)とフォリオケースが付属。
メモやノートに特化したタブレットです。
またebook.comによる電子書籍の閲覧、音声録音にも対応。
ノートを取りながら、資料を閲覧したり、講義の音声を記録するといったことも可能になっています。
Smart Paperに付属のペンにはフェルトチップを採用。
最大23ミリ秒のレイテンシー(遅延)と4096段階の筆圧検知、傾斜検知対応しているとのことです。
主なスペックは以下のとおりです。
- SoC:「RockChip RK3566」
- OS:「Android AOSP 11.0」
- メモリー:4GB
- ストレージ:64GB
- ディスプレイ:10.3インチE Inkディスプレイ、1872x1404(227ppi)
- フロントライト:デュアルカラー、24段階の輝度(自動画面調整)、24段階の色調調整
- バッテリー:3550mAh
- サイズ:195mmx226mmx5.5mm
- 重さ:~408g
- 色:ストームグレー
- ポート:USB Type-C 2.0
- 無線接続:Wi-Fi、Bluetooth 5.2、BLE対応
- ソフトウェア:電子メール、カレンダー、時計、電卓、ebooks.comアプリ
- 対応アクセサリー:Lenovo Smart Paperペン、Lenovo Smart Paperフォリオケース
「Lenovo Smart Paper Pen」充電不要なのは便利!クアデルノ対抗になるかも
便利!と思ったのが付属のペンが「充電不要」で使えることですね。
これまでノート代わりのタブレットとしては、
・Dynabook Tab(Windows)
・富士通クアデルノ
・iPadMini6+Apple Pencil
・iPadPro 12.9+Apple Pencil
・Galaxy Tab S8 Plus+Sペン
・Chromebookいろいろ
と使ってきましたが、長く使い続けているのは、どれもペンが充電不要なものばかりです。
結局、
・どんなときでも使える
・バッテリーレスなので本物の鉛筆のように軽い
・重心が変な位置に来ない
・充電し忘れがおこならない
ので使う気になれるんですよね。
Apple Pencilといえども、使っているとどんどんバッテリーの時間も短くなって小さな不満がたまります。
とにかく「充電不要」というのは非常にポイントが高いです。
E-Ink端末で付属ペンが充電不要なのは「富士通クアデルノ」くらい。
日本で発売されれば、電子ペーパー好きなユーザには刺さる予感がします。
また、発売時期と価格も未定ですが、期待して待ちましょう。
「Lenovo Smart Paper Pen」の写真とリンク
以下が公式で紹介されている写真とYouTubeです。