どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
先週からASUSさんに「ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus」を貸していただいております。
16GBな大容量メモリ、NPU搭載のCPU、Chromebook初のExpertbookシリーズ名を採用した超ハイエンドモデル。
価格は高いですが、その分快適さもバグツンなノートパソコンです。
レビューにあたりお借りしていますが、評価には影響しません
今回、お借りして一週間使って感じたリアルな魅力、具体的に良かったところ、ここは改善、こんな人におすすめな点を紹介します。
一週間使って感じたリアルな魅力|画像、動画編集、ゲームも行ける高性能がすごい!
実際に活用してみた作業は以下のとおりです。
- AdobeExpressでキャプチャ画像を作成
- AwesomeScreenShotで注釈画像を作成
- Pixlrで画像編集
- Googleフォトで消しゴムマジック、編集マジック
- WorkFlowyでアウトライナー
- WordPressで投稿
- Steam for ChromebookでR-Typeを楽しむ
- プレイ動画を録画する
- ClipChampで動画編集
これらの作業を快適に行えました。
まずは画像編集系の作業。
これはまったくもって快適でした。
ウェブとはいえローカルパワーをそれなりに使うのですが、Core Ultra5効果なのか、もたつきもなく快適に作業できました。
3万円レベルのエントリーモデルでAdobeExpressやPixlrで作業すると、写真の読み込みに時間がかかりますし、レイヤーの表示も少し待たされます。
これが「Expertbook Cheromebook CX54」なら本当にサクサク動きました。
メモリが16GB効果も相まって、待ち時間がない印象です。
ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus クロームブックプラス
Pixlr を使ってPhotoshopな写真編集。
快適です。
サクサク動きますね。 pic.twitter.com/Rw3FU1gf4r— タケイマコト (@pcefancom) September 29, 2024
ブラウジングも快適でした。
とにかくメモリ16GBの恩恵が大きいです。
ブログ投稿作業をするとタブがあっという間に20枚とかになるのざらですが、そんなときでもメモリ不足にならないのはさすが。
安定して使えました。
そしてゲームも快適!
スイカゲームとSteamでR-Typeをプレイしましたが、スムーズにプレイできました。
グラボこそ搭載されていませんが「 Iris® Xe グラフィックス」なので、カジュアルなゲームは普通に遊べました。
※さすがにバルダーズ・ゲート3のような超リッチなゲームは無理
クロームブックでゲームは無理ゲーじゃない\(^o^)/
ChromebookでSteamは動きます。
R-Typeは快適。
ASUS Expertbook CX54 Chromebookも快適!
リフレッシュレート120Hzだし、解像度も2k
きれいです。DEMEO、コアキーパーもOK! pic.twitter.com/xxhXdlqOwt
— タケイマコト (@pcefancom) September 24, 2024
オールマイティーにつかえるChromebookでした。
具体的に良かったところ(メリット)
ギミック観点で具体的に良かったところを紹介します。
(1)性能|Core Ultra5は動作が滑らか、Steamも動く
Googleドキュメント、スプレッドシートの起動が早いですし、Yahooのページ表示も一瞬。
エントリークラスのようなちょっと待つ間がまったくないのが素晴らしいです。
ちなみにOctane 2.0 Plusでのスコアは以下のとおり。
全Chromebookのなかでもトップ5にも入っています。
-
Chromebook|ベンチマーク結果一覧|Octane2.0 plus|【2024年版】
どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。 Chromebookを買うときに気になるのが CPUがどれくらいの性能なのか? です。 ベンチマークスコアをまとめてみました。 ...
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(2)メモリ|16GB最強!タブを30枚開いても安定
メモリが16GBなのもとても良かったですね。
8GBだとどうしてもタブを20枚近く開いた時点でもっさりしてきます。
2倍あると使い切らない状態になるので動作も安定、高速です。
Windowsのように無駄なプロセスなどもないのですこぶる快適です。
(3)ディスプレイ|アスペクト比も16:10で見やすい
アスペクト比も主流の「16:10」
縦方向に見やすくて素晴らしいです。
ドキュメント作業中心なので、縦方向に長いのはステキです。
(4)ディスプレイ|高リフレッシュレートのおかげで滑らか
ディスプレイの動きも滑らかで良かったです。
ゲーミングモデル以外では初の高リフレッシュレートモデルだけあって、スクロールしたときの表示がとっても滑らか!
YahooやXで縦にカーソルを動かしてもヌルヌル動きます。
リフレッシュレートがあがるだけで性能アップを感じられるのは不思議です。
(5)認証|指紋に対応、スリープ解除が滑らか
個人向け・国内モデルでは貴重なのが指紋認証です。
指を置くだけで画面のスリープを解除できる機能ですが、認証速度も早く快適に使えました。
最近はSmartLockもありますが、やっぱり指を置くだけで作業に取り書かれるのは便利です。
ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus クロームブックプラス
指紋認証も早い pic.twitter.com/f68mBhUPbL— タケイマコト (@pcefancom) September 29, 2024
(6)キーボード|エルゴリフトヒンジは角度がナイス
ディスプレイを開くとキーボードが斜めになる
『エルゴリフトヒンジ』
も使いやすくてよかったです。
フラットだとどうしても肘を伸ばしがち、超感じ使っていると疲れてきますが、斜めになっているだけで、疲れも軽減されます。
純粋にキーも打ちやすい。
ChromebookのなかではExpertbook CX54だけなので、希少性という面でもメリットになると思います。
改善してほしいところ
ここは要改善、注意と感じたところも紹介します。
(1)キーボード|バックライトが見づらい
灰色キーボードに白地は率直に見づらかったです。
配色の関係なのか、キートップは濃い色のほうが見やすいと思います。
色の見え方は主観による部分が大きいですが、個人的には色を変えてほしいですね。
※歴代同じ色なので厳しいのかもしれないですが。
昼間や明るい場所でバックライトを使うことはないので、いざ使うとちょっと見づらさを感じました。
(2)キーボード|¥キーが小さい
あとキーボードも人によって好みが分かれるところだと思います。
ご覧の通り¥キーが狭いです。
削除キーと一体型のようなレイアウトなのでミスタイプも誘発しやすいです。
US配列の金型に合わせる形なのはしょうがない部分はあるかと思いますが、もう少し日本ユーザよりのデザインになってくれるとより素晴らしいモデルになると思います。
(3)NPU|効果が不明
使っている間
「NPUが活かされているな!」
と実感できる瞬間があまりにもありませんでした。
タスクマネージャーにもNPUは表示されないのでどれくらいリソースを消費して、どういった恩恵を受けているのかが全くわかりません。
CX54が悪いわけではなく、OS的にどうなの?という部分ですが、2024年9月時点で唯一のNPU搭載モデルなだけに残念でしたね。
リソースのモニタリングや効果が分かる機能がついてくれると嬉しいなと思いました。
ASUS Expertbook Cheromebook CX54|こんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- ゲームもLinuxもChromebookで使ってみたい
- 超がつく快適なネットブックがほしい
- メモリ16GBなChromebookがほしい
※タブレットとして使いたい人にはおすすめしない
一番のオススメは、ChromebookでブラウジングもLinuxもAndroidも快適に使いたい方。
CX54の良さは「基本性能の高さ」です。
Chromebookにできることなら一番快適にこなすことができます。
SteamやLinux、Android、PWAで動画編集以外のことなら何でもChromebookでやってみたい方にオススメです。
あとは超快適なネットブックが欲しい方。
CPUとメモリが超強いおかげでブラウジングは超がつくほど快適です。
Windowsでいうところの30万円、第13世代Core i5、メモリ16GBパソコンを使うくらいの快適度はあります。
Chromebookだけで考えると15万円は高いかもですが、30万円近いWindowsと同じそれ以上のブラウジング体験が出来ると考えれば安いと思えないでしょうか?
また、Chrome OSは余計なプロセスが走っていないので、急にファンが分回ることはないですし、急に重くなったりいきなりバッテリーが減ることもありません。
価格は関係ない、一点豪華主義で豪華なネットブックがほしい方には本当におすすめします。
現状、Chromebookを使っていてメモリ不足に感じている方にも向いていますね。
私自身使っていて、
- もはやメモリ8GBでは足りない
- 3年使うなら16GBでないと厳しい
と感じています。
16GBでもタブを20枚ひらこうものなら使用率は常に90%前後です。
CX54は国内・個人向けでは唯一のメモリ16GBモデル。
唯一無二なのでメモリ不足を感じている方には購入を検討する価値はあると思います。
※なおメモリ16GBモデルは以下で検索可能です。ぜひ使ってください。
ASUS Expertbook Cheromebook CX54|口コミレビューまとめ
以上、「ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus」レビューでした!
一週間まずは使わせていただきましたが、クラムシェルとして使いやすいChromebookでした。
ハイエンドモデルは代々どのメーカーも続いてこなかった経緯があったので、2024年のタイミングで販売開始になったのは本当に嬉しい限りです。
Chromebookの価値がわかる方には本当にオススメです。
ASUS Expertbook Cheromebook CX54を買う方法
「ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus」を買う方法ですが、以下の3つが買いやすく、また価格も安いです。
執筆時点(2024/09/29)ではAmazonが一番支払い価格は15万円半ばほど。
量販店よりは安いです。
とにかく安く済ませるのならAmazonで買うのがいいですね。
もう一つオススメなのが楽天市場のASUSストアです。
直販もありますが、価格もAmazon以下、しかもポイントがつくのでタイミングにも寄りますが、最安値で買えるチャンスは一番多いと思います。
執筆時点(2024/09/29)では154,222円+ポイントつきと、最安値でした。